明けましておめでとうございます!
今年も宜しくお願い致します!
というわけで新年初の投稿になります。
A月T日
さて、今回も雇い主のエルガンからある情報を聞かされた。
ユニオン・ブリタニア、人革連、AEUの三大国が手を組んだということ。
そして、その三大国はどうやらZEXISを攻撃するらしい。
三大国が手を組んだことに驚いたけど、遂に動き出したのかとも思ったよ。
何しろZEXISにはソレスタルビーイングにコロニーのガンダム。
それに黒の騎士団といった彼らは世間一般ではテロ組織だ。
それにテロ組織といは言わなくても、彼らの戦力は無視できないほどに大きい。
だからこそ、テロリストを壊滅という名目でZEXISに攻撃するということだろう。
とはいえ、この情報を伝えたエルガンは俺にZEXISを助けるように命令はしなかった。
ううむ………エルガンはこの情報で俺がどう動くのか見極めるつもりなのかな。
それとも別の意図があるのか?
とにかく、この情報から俺もどう動くべきか考えるとするか。
ここでZEXISを助けるべきか。
それともあえて助けに行かず静観すべきか。
………念のために三大国の動きを調べてみるか。
動いているならエルガンの言葉を裏付けられることになるしな。
アルファにサポートしてもらって調べた結果。
エルガンの言う通り三大国の連合軍が動いていた。
表向きはタクラマカン砂漠のWLFの基地攻略ということだが、本当の目的はZEXISの攻略。
この事を知った俺はある準備を行っていた。
「………これで、よし」
ノーマッドを一部改造し終えると、そのまま機内に入って操縦席に座る。
「アルファ、タクラマカン砂漠のWLFの基地に向けて出発。近づいたら呼んでくれ」
それだけ告げると、ノエルはアイマスクをつけて眠る始めるのであった。
それから幾ばくかの時間が過ぎた頃、操縦室内に警報が鳴り響く。
「ん……あ…着いた?」
アイマスクを外して外の状況を確認する。
外を見ればすでにZEXISと連合軍の戦闘は始まっていた。
「おお~やってるやってる」
戦況は全方位を連合軍に包囲されながらも、ZEXISはどうにか応戦しているようだ。
それでも連戦で疲弊しているZEXISは、少しずつ連合軍におされていた。
そこへ連合軍の増援がこの戦場に現れた。
「こいつは………いくらZEXISでもやばいな」
現れた増援の数は今の疲弊したZEXISでは勝つのは不可能と言えるほどだ。
「だからこそ、
いくらノエルでもあの数に馬鹿正直に戦おうと考えていない。
「というわけで照準をって……マジか!?」
1機のガンダムが増援部隊の前に出る。
そして、前に出たガンダムは突如自爆したのだ。
突然の自爆によって増援部隊は気をそらされてしまった。
「おいおいおい!どういう考えしてんだよっと!」
ガンダムの自爆に呆気に取られていたノエルはノーマッドを増援部隊へと突っ込ませる。
「プレゼントだ!」
突っ込んだノーマッドの両翼から発射される多弾頭ミサイル。
発射されるのはただのミサイルではなく、ノエルが開発したトリモチミサイルだ。
相手を拘束または妨害のために開発したものだ。
そうしてトリモチが被弾した増援部隊の機体は動きが阻害されていた。
「そらそらZEXIS!早く逃げな!」
トリモチミサイルを乱射している間、ZEXIS各機が離脱し始めていた。
そんな中、自爆したガンダムとパイロットをソレスタルビーイングのガンダムが回収して離脱していた。
「っと、撃ちきったか。それじゃ、バッハハ~イ!」
両翼のミサイルコンテナをパージして、ノエルもこの戦場から離脱するのであった。
こうしてZEXISを離脱を援護したノエルの下に、ZEXISの方から通信が入ってきた。
『マクロスクォーター艦長のジェフリー・ワイルダーだ。先程の援護に感謝する』
「これはどうも。私は黒のジョーカーという運び屋みたいなものです」
ノエルはいつもの仮面をつけて通信に応じる。
『それで黒のジョーカー、何故貴方があの場所に?あの援護はボートマンからの依頼ということだろうか?』
「いえいえ、ボートマンからの依頼ではありません。今回の援護は私個人で決めたことです」
『それで?どうして私達を援護しようと決めたのか教えてくれるかしら?』
通信には指揮官であるジェフリーにゼロとスメラギがでていた。
「大したことではありませんよ。貴方方を援護して、ちょっとでもよい関係を作っておいて損はありませんからね」
この言葉に嘘はない。
ZEXISの戦力はこれまでの戦いで知っている。
あれほどの力を持つ彼らとよい関係を気づいておいて損はない。
『我々との友好関係のために援護したと?』
「はい。そちらがどう思われようとも、私は貴方方と敵対する気はありませんので」
『………貴方の話は分かったわ。真意はともかく、貴方の援護のお陰で連合軍から逃げ切れたのは事実』
『……確かに。あの援護があったから離脱しやすくなったのは確かだ』
「まあ、これをつけてるから信じにくいかもしれませんが、私は貴方方と敵対する意思はないことだけは理解してください」
仮面を撫でながら敵対意思がないことを告げる。
『君がこちらに敵対の遺志が無いのであれば、それを外すことは出来ないのかね?』
「お恥ずかしながらこれは個人的な事情で外すわけにはいかなくて。そちらにも仮面をつけている方がいるのでわかりますよね?」
『………彼の言うことも一理あるな』
同じように仮面をつけているゼロはノエルの言葉に同調する。
「さて、また何かご要望があるときはこの通信コードに連絡を入れてください」
『了解した。今回の援護に感謝する』
敬礼したジェフリーを最後に通信を切る。
「ふぅ~まさか通信してくるとは。ま、これで彼らの印象も良くなっているだろう」
仮面を外して一息ついたノエル。
座席に体を預けると、のびのびとリラックスするのであった。