目覚めたらラスボスに転生してました   作:ボートマン

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第3話

「やっぱりというべきか。えらい騒ぎになってるよ」

 

しばらくエリア11に滞在していると、爆発音がシンジュクゲットーに響き渡る。

 

「それにしても“毒ガス”ね~?」

 

ヘッドホンから聞こえる声に耳を傾ける。

 

輸送機内で治安警察の通信を傍受すると、軍が開発した毒ガスがレジスタンスに奪われてしまったらしい。

 

それで今は治安組警察とガンダム2機にATとアクシオンの試験機の戦闘が行わている。

 

「まあ、治安警察程度じゃ彼らを抑えることなんてできないでしょ」

 

その言葉を証明するかのように最後の戦闘ヘリが撃ち落された。

 

「正規軍が来るのは時間の問題だし。こっちは何時でも動けるようにしとこう」

 

ノエルは操縦席から立つと、格納庫に向かう。

 

「今回も頼むぞ、相棒」

 

格納庫に鎮座する機体に歩み寄るとワイヤーに足をかけて搭乗する。

 

「機体に異常はないなと。アルファ!外の状況は?」

 

「現在正規軍とレジスタンスは交戦中です」

 

「そうか。正規軍も出たか」

 

頬を力強くたたき、自身に喝を入れる。

 

「よし!ヒュッケバイン30、発進する!」

 

輸送機から紺色の機体が発進し、戦場へと向かう。

 

 

 

カレンのグラスゴーがクロウ達と合流し、謎の通信の指示で伏兵を撃破して集結した時。

 

ブリタニア・ユニオンが増援としてだしたKMFへむけて、光線が何処からか撃たれた。

 

「おいおい、何だあれは?」

 

ビルの屋上に立つ紺色の機体。

 

頭部には“XXX”の文字を象ったバイザーを装着している。

 

他には機体各所に追加装甲が装着され、“CAUTION”と書かれたテープが巻かれている。

 

「カレン、あれはお前らの仲間か?」

 

「いや、あんなの見たことない」

 

「デュオ、そっちは?」

 

「いや、こっちもあんな機体知らねえぜ」

 

「声のあんた、あれはあんたの仲間か?」

 

『いや、あの機体に関しては私も知らない』

 

誰に聞いても知らないという返答。

 

クロウは現れた謎の機体を見定める。

 

あの機体が敵なのか、味方なのか。

 

だが、謎の機体はこちらの思惑は知らないとばかりに正規軍との戦闘を開始する。

 

「とりあえずあの機体のことを考えるのはあとだ。今は正規軍を優先しよう」

 

「そうね」

 

「ま、後で問い詰めればいいか」

 

「………」

 

「………」

 

キリコとヒイロは無言で戦闘再開し、クロウはチラッと謎の機体を見て戦闘を再開する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さ~て、久しぶりの戦闘だ」

 

一方、謎の機体こと“ヒュッケバイン30”を操縦するノエル。

 

“ヒュッケバイン30”

 

スパロボにはオリジナル機体にヒュッケバインという機体が存在する。

 

量産機や派生機など様々な機体が存在する。

 

スパロボシリーズをZまでプレイしていたノエルはヒュッケバイン30という機体を知らない。

 

ならどうしてこのヒュッケバイン30を開発したのか。

 

折角ジ・エーデル・ベルナルなら最新のヒュッケバインを開発してみようと思ったのだ。

 

そうして思案する中、こうすべきだというひらめきというか直感がきたのだ。

 

これがジ・エーデルとしての直感なのか、単にハイになっていたのか。

 

それに従いこのヒュッケバイン30を開発したのだ。

 

そんなこんなで愛機としてノエルは副業で戦闘に巻き込まれた際、この機体で戦ってきた。

 

「う~ん出てきたはいいけど………出る必要なかったかな?」

 

誰の仕業かはわからないが、正規軍がレジスタンスにおされているようだ。

 

「ま、折角出たんだ。駄賃の一つぐらい貰っていくか」

 

ノエルは1機のユニオンフラッグに狙いを定める。

 

「フラッグがいるこんなチャンスを逃すかー!」

 

副業でユニオンリアルドは何度か破損した機体やパーツは何度かことがある入手したことはある。

 

だが、ユニオンフラッグはなかなかお目にかかる機会はなかった。

 

「どりゃぁぁぁ!!」

 

だからこそノエルはフラッグを鹵獲しようと、周りのKMFをフォトンライフルで狙い撃つ。

 

1機のユニオンフラッグを孤立するように周りの敵機を撃破すると、正面からフラッグに突撃する。

 

「どっせい!」

 

フラッグをビルに叩きつけ、接触回線で敵パイロットに告げる。

 

「フラッグのパイロット!死にたくなかったらさっさと機体から降りろ!」

 

ノエルの怒鳴り声に気圧されのか、コックピットから敵パイロット怯えながら出てきて逃げて行った。

 

「よっしゃ~!いい状態で手に入った~」

 

周りが戦闘を続ける中、ノエルのヒュッケバイン30はフラッグを抱えると戦場を離脱するのであった。

 

 

 

 

 

A月F日

 

いや~今回の仕事はいい収穫があったよ~。

 

アクシオンの試験機にガンダムのデータ。

 

その上フラッグも手に入っちゃったんだもね~。

 

まあ、多少は損傷してるけどこれぐらい修理すれば問題ない。

 

個人的に言えばフラッグってちょっとかっこいいからさ、こうやって手に入ると舞い上がっちゃうね。

 

とりあえずフラッグのことは置いとくとして。

 

ガンダム2機にアクシオンの試験機。

 

データはまだ少ないから何とも言えないけど、やっぱりアクシオンの試験機が気になるな。

 

俺の記憶が確かならこれには何か特殊な物があったはず。

 

あ~思い出せない!

 

とりあえずはおいおい思い出すとしよう。

 

それにしても、補助の動力でも結構いけたな。

 

実はヒュッケバイン30のメイン動力は封印してある。

 

何故かって聞かれても俺自身覚えていない。

 

まあ、ジ・エーデルならお楽しみは後にみたいな感じでしたのかもしれない。

 

ともかく補助動力でも正規軍を相手に出来たから、それなりの相手には戦えるってことでしょ。

 

でも、ガンダムとかスーパーロボットと戦うっていうのはなしでね。

 

だって彼らに勝てる見込みはって……………どうやら久しぶりの雇い主からの通信だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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