A月I日
いや~並行世界のアイドルと会うなんて思わなかったよ。
あの警報の後、並行世界の兵器がどれほどの物か見てみたかった。
けど、ランカちゃんやシェリルに腕を掴まれて一緒にシェルターに避難することになった。
凄い嬉しい反面、ちょっと惜しい気がした。
とりあえず、外の状況はアルファに頼んで観測してもらうことにした。
しばらくはシェルターの中で時間を過ごしたけど、物凄い気まずかったわ。
だってあのシェリルが目の前にいるんだもの。
緊張して何もしゃべれないよ。
そんなこんなで警報が解除されて、ランカちゃんとシェリルと一緒に外に出た。
それよりもヤバいな。
あんまり羽目を外しすぎると、雇い主から怒られる。
とりあえず2人に別れる前に、副業の名刺を渡して急いで去った。
「“バジュラ”に“インベーダー”、ね」
あの後急いで高速輸送機に戻ったノエルは、アルファに観測してもらったデータを見ていた。
そのデータには蟲のような生物と気色の悪い生物が記録されていた。
「嫌だ俺は蟲とかああいう気持ち悪いのは苦手なんだよ。それにしてもこの戦闘機……」
バジュラとインベーダーに辟易する中、ある戦闘機に注目する。
「やっぱりバルキリー、だよな」
その戦闘機は人型に変形し、持っているライフルでバジュラを撃破している。
「となればマクロスだよな~。けど、俺あんまり詳しくないんだよな」
戦闘機を見てマクロスのことを思い出したノエル。
ちなみノエルの中では超時空要塞のエースパイロットやサングラスの天才のキャラが印象に残っている。
だってそのキャラの声が好きだったから。
「それでいてソレスタルビーイングの方も戦力を増やしているね」
ソレスタルビーイングの方は4機のガンダム以外にもコロニーのガンダムが合流している。
他にも動物を模したロボットにゲッターロボもいる。
「ゲッターロボだけど……見た感じ少し違うな」
ノエルの知るゲッターロボと記録されたゲッターロボは、似ているようで所々違うように感じられた。
「ま、細かいことは気にしないでいいか。それよりも、用事を早く終わらせないと」
現在ノエルはフロンティア船団から発進したマクロスクォーターを追跡している。
無論、距離をかなりとってバレない様に。
「バジュラの群れを撃退しに行くみたいだし、今回は俺も出るとしますか。………出番があるかわからないけど」
彼らの通信を傍受したら、バジュラの群れを発見したためS.M.Sと呼ばれる民間軍事会社に対応してもらうようだ。
けど、ノエルはあまり出番があるとは思わなかった。
何しろソレスタルビーイングも彼らを援護すると思うから。
「できればシェリルのライブ中継を早くみたいな」
そして、ノエルの予想通りにS.M.Sとソレスタルビーイングは協力し合って、現れたバジュラの群れを迎撃する。
徐々にバジュラが撃破されていると、データにないタイプのバジュラが現れた。
「戦艦タイプか。そろそろ俺も出るとするか」
操縦室から出ると、格納庫へ進みヒュッケバイン30へ搭乗する。
「アルファはそのまま観測してくれ。よし、ヒュッケバイン30出るぞ!」
ヒュッケバイン30が戦場へ向かう中、戦況は大きく変わり始めていた。
長期戦になれば不利になるため、S.M.Sとソレスタルビーイングは現れた戦艦タイプを集中して攻撃する。
その集中攻撃に損傷したのか後退し始める戦艦タイプのバジュラ。
戦艦タイプが後退する前に少しでもデータを集めようと、ルカのRVF-25メサイアFが接近する。
だが、戦艦タイプの思わぬ攻撃にRVF-25メサイアFは被弾してしまった。
友人を助けようとアルトはオズマの制止を振り切って、ルカを助けに向かう。
ところがアルトの邪魔をするかのように、バジュラがアルトのVF-25FメサイアFを包囲する。
包囲したバジュラはVF-25FメサイアFを攻撃するも、包囲されたアルトは回避することができなかった。
その状況をヒュッケバイン30で出撃したノエルが遠くから確認する。
「ありゃりゃ、よくない状況だね」
包囲されたVF-25FメサイアFはバジュラを振り切れずにいた。
「ぶっつけ本番だけど、やってみるか!」
ヒュッケバイン30が持つ2丁のライフルを連結させ、包囲するバジュラへ銃口を向ける。
見ればアルトはミシェルの援護狙撃によって包囲を振り切るも、残ったバジュラが追跡しようとしていた。
「外したら、ごめんね!」
ヒュッケバイン30の火力向上のために開発した新武器“グラビトン・ライフル”。
その銃口から放たれた赤黒い光は包囲していたバジュラを貫く。
貫くと同時に紫色のバルキリーの攻撃が別のバジュラを撃破し、アルトはルカを救助してマクロスクォーターまで後退する。
そして、マクロスクォーターは戦艦タイプに向けて前進し始める。
「あの戦艦、何するつもりだ?」
次の瞬間、マクロスクォーターは人型へと変形し始める。
「へ、変形した~!!」
まさかの変形にノエルは叫んでしまった。
複数のバジュラが妨害しようとマクロスクォーターの前に出る。
だが、マクロスクォーターはそんな妨害を物とせずに強行突破する。
「おおう……やるぅ」
そして、マクロスクォーターは右腕の砲艦を戦艦タイプへ向ける。
そこから発射された強力なエネルギーは戦艦タイプに直撃すると、戦艦タイプは耐え切れずに爆散するのであった。
「うひゃ~こりゃたまげた。けど、いいものが見れたよ」
あれほどの兵器を持つ別世界の技術に興味が湧き始める。
「最低限の仕事はしたし。こっちは引き上げるとしますか」
バジュラが後退したのを確認すると、ヒュッケバイン30を輸送機へと帰投させるのであった。
ちょっとしたアンケートを取りたいと思います。
活動報告のこちらもお気軽に見てください。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=317305&uid=225751
期間は9/14の24:00に締め切る予定です。
副業の時の機体
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