目覚めたらラスボスに転生してました   作:ボートマン

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第5話

A月I日

 

いや~並行世界のアイドルと会うなんて思わなかったよ。

 

あの警報の後、並行世界の兵器がどれほどの物か見てみたかった。

 

けど、ランカちゃんやシェリルに腕を掴まれて一緒にシェルターに避難することになった。

 

凄い嬉しい反面、ちょっと惜しい気がした。

 

とりあえず、外の状況はアルファに頼んで観測してもらうことにした。

 

しばらくはシェルターの中で時間を過ごしたけど、物凄い気まずかったわ。

 

だってあのシェリルが目の前にいるんだもの。

 

緊張して何もしゃべれないよ。

 

そんなこんなで警報が解除されて、ランカちゃんとシェリルと一緒に外に出た。

 

それよりもヤバいな。

 

あんまり羽目を外しすぎると、雇い主から怒られる。

 

とりあえず2人に別れる前に、副業の名刺を渡して急いで去った。

 

 

 

 

 

「“バジュラ”に“インベーダー”、ね」

 

あの後急いで高速輸送機に戻ったノエルは、アルファに観測してもらったデータを見ていた。

 

そのデータには蟲のような生物と気色の悪い生物が記録されていた。

 

「嫌だ俺は蟲とかああいう気持ち悪いのは苦手なんだよ。それにしてもこの戦闘機……」

 

バジュラとインベーダーに辟易する中、ある戦闘機に注目する。

 

「やっぱりバルキリー、だよな」

 

その戦闘機は人型に変形し、持っているライフルでバジュラを撃破している。

 

「となればマクロスだよな~。けど、俺あんまり詳しくないんだよな」

 

戦闘機を見てマクロスのことを思い出したノエル。

 

ちなみノエルの中では超時空要塞のエースパイロットやサングラスの天才のキャラが印象に残っている。

 

だってそのキャラの声が好きだったから。

 

「それでいてソレスタルビーイングの方も戦力を増やしているね」

 

ソレスタルビーイングの方は4機のガンダム以外にもコロニーのガンダムが合流している。

 

他にも動物を模したロボットにゲッターロボもいる。

 

「ゲッターロボだけど……見た感じ少し違うな」

 

ノエルの知るゲッターロボと記録されたゲッターロボは、似ているようで所々違うように感じられた。

 

「ま、細かいことは気にしないでいいか。それよりも、用事を早く終わらせないと」

 

現在ノエルはフロンティア船団から発進したマクロスクォーターを追跡している。

 

無論、距離をかなりとってバレない様に。

 

「バジュラの群れを撃退しに行くみたいだし、今回は俺も出るとしますか。………出番があるかわからないけど」

 

彼らの通信を傍受したら、バジュラの群れを発見したためS.M.Sと呼ばれる民間軍事会社に対応してもらうようだ。

 

けど、ノエルはあまり出番があるとは思わなかった。

 

何しろソレスタルビーイングも彼らを援護すると思うから。

 

「できればシェリルのライブ中継を早くみたいな」

 

そして、ノエルの予想通りにS.M.Sとソレスタルビーイングは協力し合って、現れたバジュラの群れを迎撃する。

 

徐々にバジュラが撃破されていると、データにないタイプのバジュラが現れた。

 

「戦艦タイプか。そろそろ俺も出るとするか」

 

操縦室から出ると、格納庫へ進みヒュッケバイン30へ搭乗する。

 

「アルファはそのまま観測してくれ。よし、ヒュッケバイン30出るぞ!」

 

 

 

 

ヒュッケバイン30が戦場へ向かう中、戦況は大きく変わり始めていた。

 

長期戦になれば不利になるため、S.M.Sとソレスタルビーイングは現れた戦艦タイプを集中して攻撃する。

 

その集中攻撃に損傷したのか後退し始める戦艦タイプのバジュラ。

 

戦艦タイプが後退する前に少しでもデータを集めようと、ルカのRVF-25メサイアFが接近する。

 

だが、戦艦タイプの思わぬ攻撃にRVF-25メサイアFは被弾してしまった。

 

友人を助けようとアルトはオズマの制止を振り切って、ルカを助けに向かう。

 

ところがアルトの邪魔をするかのように、バジュラがアルトのVF-25FメサイアFを包囲する。

 

包囲したバジュラはVF-25FメサイアFを攻撃するも、包囲されたアルトは回避することができなかった。

 

その状況をヒュッケバイン30で出撃したノエルが遠くから確認する。

 

「ありゃりゃ、よくない状況だね」

 

包囲されたVF-25FメサイアFはバジュラを振り切れずにいた。

 

「ぶっつけ本番だけど、やってみるか!」

 

ヒュッケバイン30が持つ2丁のライフルを連結させ、包囲するバジュラへ銃口を向ける。

 

見ればアルトはミシェルの援護狙撃によって包囲を振り切るも、残ったバジュラが追跡しようとしていた。

 

「外したら、ごめんね!」

 

ヒュッケバイン30の火力向上のために開発した新武器“グラビトン・ライフル”。

 

その銃口から放たれた赤黒い光は包囲していたバジュラを貫く。

 

貫くと同時に紫色のバルキリーの攻撃が別のバジュラを撃破し、アルトはルカを救助してマクロスクォーターまで後退する。

 

そして、マクロスクォーターは戦艦タイプに向けて前進し始める。

 

「あの戦艦、何するつもりだ?」

 

次の瞬間、マクロスクォーターは人型へと変形し始める。

 

「へ、変形した~!!」

 

まさかの変形にノエルは叫んでしまった。

 

複数のバジュラが妨害しようとマクロスクォーターの前に出る。

 

だが、マクロスクォーターはそんな妨害を物とせずに強行突破する。

 

「おおう……やるぅ」

 

そして、マクロスクォーターは右腕の砲艦を戦艦タイプへ向ける。

 

そこから発射された強力なエネルギーは戦艦タイプに直撃すると、戦艦タイプは耐え切れずに爆散するのであった。

 

「うひゃ~こりゃたまげた。けど、いいものが見れたよ」

 

あれほどの兵器を持つ別世界の技術に興味が湧き始める。

 

「最低限の仕事はしたし。こっちは引き上げるとしますか」

 

バジュラが後退したのを確認すると、ヒュッケバイン30を輸送機へと帰投させるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ちょっとしたアンケートを取りたいと思います。

活動報告のこちらもお気軽に見てください。



https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=317305&uid=225751


期間は9/14の24:00に締め切る予定です。

副業の時の機体

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