AC6主要人物全員転生 in ワールドトリガー 作:ミールワームの照り焼き
『事の顛末はエアから聞いている。友好関係を築いてこいと言ったはずだが…………………………お前達にはもう少し交渉の仕方を教えておくべきだったな』
説教寸前のヒリヒリ感を浴びて冷や汗が吹き出す。
沈黙を交えてくるのが怖い!
『……まあいい、当初の計画とは大幅にズレが生じたが、ボーダーはこちらの要求を概ね受け入れた。捕虜の受け渡しもスムーズに終わったことだ……多少手荒だったがよくやった621』
よかった。褒めてもらえた。怖かった。
本当に大仕事だったな。あそこまで負けそうになったのは、はじめての経験だった。今は一旦船に戻ってウォルターと通話中だ。自分一人だと広く感じるな。
『ボーダーとの協力関係だが……他派閥の奴らも一枚かみたいようだ。レッドガン、ヴェスパーから複数名。そして旧解放戦線からはラスティがそちらへ向かうとのことだ……懸案事項はあるが、武力制圧した後の後詰めの人選としては悪く無いはずだ。それぞれから言伝を預かっている。聞いておけ』
了解。
早速聞いてみよう。
まずはベイラム。ミシガンからだ。
『G13……玄界では派手にやったそうだな!我々がキオンを締め上げている隙に一人でピクニックとはいい御身分だ……だが! 後片付けまでやってこそのピクニックだ! そこで、レッドガンからは三名の役立たず共を送り出す!G13、こいつらは貴様につける安いおまけだ!好きに使って構わん!』
相変わらずやかましい御仁だ。つば飛んでそう。
ベイラムは一応協力してくれるらしい。ルビコンの頃と違ってトップがミシガンだから、無茶苦茶な戦略だったり作戦を強行したりはしなくなったようだ……表向きはオーバーシアーの支援、だけどたぶん裏では強かに玄界からの利益を狙ってるはずだ。
それにしても三人か、誰が来るかな?
次は旧解放戦線。
『やあ、戦友。君の良き友ラスティだ。相変わらず元気そうで何よりだ……早速だが仕事の話に移ろう。旧解放戦線は玄界の民がかつてのルビコニアンのように不当な扱いを受けないか危惧している。数人の補佐官をつれて私もそちらにむかうつもりだ。色々と頼ってもらって構わない。よろしく頼むぞ、戦友』
ラスティは今は旧解放戦線の最高指導者なんだよな……本国を留守にして大丈夫なのかな? でも、数少ない友達といえる存在だ……会えるのは楽しみだ。
最後にアーキバス。
『オーバーシアーのレイブン。こちらはV.Ⅷペイターです。前世ではあなたとは
うーん、ベイラムもそうだけどアーキバスの人間は特に大体おれが殺してるからちょっと気まずい。ペイターもだいぶ根に持ってるな。当たり前だけど。
……誰が来るかにもよるけどあんまり会いたくないな。
勿論V.Ⅱがきたら死なない程度にもう一度殺す。
『賑やかになりそうですね、レイブン』
賑やかで済めばいいけど。
おれが言っちゃいけないけどボーダーもこれから大変だ。
『ウォルターはボーダーへの技術供与も視野に入れているようです。それに、玄界付近にコラーキが留まれば、接近してくる敵対国家の戦力も自ずと分配されます。ボーダーにとっても悪い事ばかりでは無いでしょう』
AC6要素が濃くなってきたので、次話ぐらいでボーダー側の反応をじっくり書きたい。