Blue Archive vol.AGITΩ 作:mukugawa
一次試験、失格。
合格点に達したのが4人のうち1人だけという幸先の悪いスタートを切った補修授業部は、ヒフミさんの主導の元、学習スピードの更なる促進のために勉強合宿を行うことになった。
俺は合格点に達していたのだが、さすがにこの惨状を前にして我関せずと去って行くのはあまりにもヒフミさんが気の毒だったので、引き続きサポートに回ることにした。
合宿に使われるのはトリニティ自治区内にある今は使われていない別館だ。
俺たちは二次試験までの一週間をここで過ごすことになる。
別館の短い散策を終えた俺たちはベッドが4つ置かれた寝室に集合していた。
「長い間放置されていたそうですが、見回った限りでは少しお掃除すれば全然使えそうですね」
ヒフミさんの言った通り、放置されていたといってもある程度の点検は定期的にされているようで、家主を失って完全に放置されたボロ屋敷といった感じではない。
少し建物の壁に年季が入っているが、それ以外を除けばホテルとしても十分にやっていけそうな立派な建物だ。
「地下の食堂設備も問題なさそうですし、お腹を空かせる心配もなさそうです。それに合宿中は先生とテツヤさんもついていてくれますから、万が一の心配もないでしょう」
「俺たちは向かい側の部屋を使うから」
「あら、別に────」
「ダメっ、絶対ダメ!! 同衾とかエッチじゃん!!! 死刑!!!」
食い気味に大声を上げたコハル。
なんで同衾なんて単語を知っているんですかね……
しかし、コハルの発言にハナコは笑顔を崩さなかった。
気づけコハル、ハナコが俺の発言に口を開いたのはお前の発言を引き出すことだ。
お前は今、この場で同衾を考えたと口を大にして言っているようなものなんだぞ。
「えっと、コハルちゃん? 私、まだ何も言ってませんが……?」
「何を言い出すのかだいたいわかるわよ! ダメったらダメ! そういうことはさせないんだから!」
「コハルちゃんは厳しいですね……」
「私はテツヤと先生が一緒でも構わない。無駄に戦力を分担する必要はないと思う」
コハルがハナコに一方的に火花を散らす中で、いかにも兵士脳な発言をしたのはアズサだった。
アズサはなんとういうか、物事を何でも物騒な面に捉える癖がある。
さきほど館内で見かけた時も、侵入者撃退用のトラップを設置していた。
もう注意するのが面倒くさいくらいに張り巡らせていたので放置したが。
多分、この別館への来訪者はひどい目に遭うだろうが、キヴォトス人は頑丈なので問題あるまい。
「で、では一旦そういうことで。そうしたら、荷物を片付けて早速お勉強を……」
「あら? でもその前にやることがあると思いませんか? ヒフミちゃん?」
ヒフミさんの手を止めたハナコの考えていることはなんとなくわかった。
わかったからこっちにウインクするのは止めてくれ。
ちゃんと言うから。
「掃除だな」
ただ勉強の場所として使うのならばこのままでもいい。
設備も整っているし。
だが、このままでは一週間過ごすには快適とはいえないだろう。
なにせ設備点検だけで他は放置だ。
部屋はちょっとかび臭いし、よくよく見ると埃が舞っている。
「この部屋もそうだが、結構埃が目立つな。寝泊まりするなら、一回清掃を挟むべきだと思う」
「はい、一週間ですから。健康にもよろしくないですし、今日はまずお掃除から始めて、勉強するにも気持ちいい環境を整えませんか?」
「なるほど、確かにちょっと汚れが目立ちますね。最初は肝心ですし、いいスタートを切るためにも、ここは掃除から始めましょうか」
「衛生面は士気にも関わる重要な要素だ。私は賛成する」
「そうね、ちょっとかび臭いし。やるなら早めにやりましょう」
こうして全会一致を得て、勉強合宿最初の仕事は別館の大掃除となった。
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「ふう……空気が気持ちいいですね。先生」
「うん。これで一通り終わったかな」
全員が運動着(一名水着)に着替えて行われた大掃除は終始スムーズに進行した。
手始めに合宿所周辺の雑草を一通り抜き取り、放置されていたガラクタを倉庫へと収納。
館内の床や家具類の上に溜まった埃は、モップ掛けや箒、水拭きで掃除した。
寝具類やマットレスは洗濯。
あまりにも古いものは交換した。
最後に館内の窓を全て開け放ち、空気を入れ替えたあとは見違えるような清潔感を放っていた。
「そうね。良い感じになったと思うわ」
「うん、悪くない」
「それでは大掃除は完了ということで……」
「あ、まだ一か所だけ残ってますよ?」
ヒフミさんが締めの言葉を言おうとした時、ハナコさんが手を挙げる。
「プールです」
「プール? 確かにさっきありましたけど……」
「試験に水泳の科目はなかったと思うけど」
「使わないんだし、やる必要もないんじゃない?」
プールか。
確かにみんなの言う通りかもしれないが……
「でもですよ? 考えてみてください。 照り付ける太陽の中、綺麗なプールで戯れる生徒。 弾ける水飛沫……実に楽しそうじゃないですか?」
ハナコは寂れたプールを指差してそう話す。
「このプールを見ていると……なんだか寂しい気持ちになってきます」
ヒフミさんの言葉を聞いて、閉店した遊園地を眺める感覚に似ていると俺は思った。
思い出があればあるほど、なくなってしまった時は言葉にできない寂しさがある。
このプール自体に思い出がなくとも、かつては生徒によって賑わっていたプールが誰にも使われることなく放置され続けたと容易に想像できるこの荒廃っぷりを見れば、寂しさを感じない人間の方が少ないだろう。
「こんなに大きなプールも、時間が経てば誰にも使われなくなって、忘れさられて、こんな風に変わってしまう……vanitas vanitatum。それがこの世界の真実」
アズサの言葉が俺の中の何かに突き刺さる。
旧約聖書の一節だったか。
諸行無常と似た意味の言葉だった気がする。
どんなに隆盛を誇ったものもいずれは朽ち果てて、何も残るものはない。
人生の、努力の虚しさを顕す言葉……それも人生の回答、その一つだとは思うけれど。
でも俺には、それは行き過ぎた結論に思えた。
「このプールを終わらたままにするのも、再び始めさせるのも、今ここにいる俺たちが選べることだ」
「……!」
プールを誰から見ても無価値なままにしておくか、それとも俺たちにとって価値あるものに変えるのか。
選択はいつだって、生きているものの手の中にあるはずだ。
同時に価値についても一つ、言いたいことがある。
「価値なんて、ものを見る側によって変わるものだろ」
それが誰から見ても無価値なものであったとしても、1人にとってはそうじゃないかもしれない。
「世界の真実なんて大げさだ。神様ぐらいだろ、そんなことがわかるのは」
結局一人の人間でしかない俺たちはいずれ死ぬ。
灰になって、いつかは影も形も残さず消えさるのだ。
だからこそ、
「せっかく生まれたんだ。楽しく生きたいじゃない」
人生が無価値かどうかなんて考えるのは、終わったあとでくらいがちょうどいいだろう。
「──うん。その通りだ」
「アズサちゃん……」
「では、今から遊びましょう!」
少し重たくなった空気を吹っ飛ばしたのはハナコだった。
「ええ!?」
「明日からは勉強に専念しないといけませんし、今日が最後のチャンスかもしれません! さあさあ、みんな着替えてきてください! 時間は有限ですから!」
「わかった。このプールを復活させることに全力を尽くす。尽くして見せる」
「あ、アズサちゃん!? 早い……」
アズサは足早にこの場を去って行った。
……先生でもないのに口が過ぎたな。
というか自分は補習授業部ですらないし、言うならばただのお手伝いさんだというのに。
「ほらほら、テツヤくんも急いでください」
「こ、このエッチ!! スケベ!!」
「まだ誰も、何も言ってないぞ……何を想像したか言ってみろ」
「な、なにをって! それは……」
「どうした、言えないのか……このエッチ魔人め」
「誰がエッチ魔人よ!?」
結局この後、プール清掃は日が暮れるまでかかった。
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夜。
綺麗に清掃されたプールの中には、これまた綺麗な水が満たされている。
俺たちの健闘の末に、荒廃したプールは息を吹き返し、全盛期の姿を取り戻したのだ。
「……」
「流石に1日ではプール清掃から遊ぶまではいきませんでしたね……」
無言でプールサイドに体育座りをするアズサの肩に手を置きながら、ヒフミさんが呟く。
清掃自体は割とすぐに終ったのだが、プールの水が溜まりきるまでには夜までの時間が必要だった。
「水を入れる時間を考慮していませんでした……ごめんなさい」
「いや、ハナコが謝る必要はない。十分楽しかった」
「……綺麗」
コハルの言う通り、周囲の電灯に照らされた夜のプールはいつもよりきれいに見えた。
ナイトプール、というヤツだろうか。
見た目は学校用のプールだが。
「……では、今日はここで休みましょうか。ずっと動きっぱなしでしたし」
「そうね……ふああ……」
大きなあくびをする前からコハルはうとうととしていた。
声をかけたヒフミさんもなかなか疲労が溜まっているのか目元が細い。
いかに体力バカのキヴォトス人でも合宿所全体の掃除に加えてプール清掃までやれば疲れて当然だ。
俺も先生と共に自分の部屋に帰ろうとした、その時だった。
アズサが俺の袖を引っ張っていた。
視線を巡らせた俺の耳に小さな声でアズサが呟く。
「あとで話がある」
「……? わかった」
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時間は夜中。
先生の部屋にヒフミさんが現れたタイミングで外に出た俺は、アズサが呼び出した客間の一つへと向かった。
ドアを開けると呼び出した本人は窓の外を眺めたまま、なにかに思いを馳せているようだった。
「来たぞ、アズサ」
「……ああ、よく来てくれた」
俺は部屋の中心にあるテーブルを挟むように置かれた2つのソファの一つに腰掛けると、反対のソファに座ったアズサへと視線を合わせる。
「それで、話ってのは?」
「ああ、これはテツヤにだけ話す大事なことだ。まず私は、トリニティに派遣されたアリウスのスパイなんだが────」
ちょっと待て。
話を切り出して早々にすまないが一つ突っ込ませてほしい。
「アリウスってなに?」
「───そうだな、まずはそのことについて話そう。アリウス、正確な名前はアリウス分校。私はその学校のスパイとしてトリニティに送られた人間だ」
話のインパクトがデカすぎる。
しかし、真剣な空気を纏うアズサの言葉を疑うことはできなかった。
アズサがこんな冗談を言うタイプではないことくらいはもう知っているつもりだ。
だがアリウス分校……聞いたこともない名前だな。
「その学校の名前には聞き覚えがないが……何を目的にアズサは送り込まれたんだ?」
背筋を走る嫌な予感を押し殺してそう返す。
アズサは一瞬、目を下に向けると俺に再び目線を合わせて口を開いた。
「───ティーパーティー、桐藤ナギサの抹殺」
「……は?」
抹殺、抹殺といったのか?
この町の人間からは脅し文句ですら滅多に聞くことのなかった『死』を想起させる言葉の前に、俺はただ固まるしかない。
唯一そんなことを言ったのはカイザー理事だけだ。
不良からですら「殺す」の一言を聞いたことはない。
誰もが頑丈なせいでそもそも『死』の概念が薄いのだと納得していた俺は、アズサに恐る恐る聞き返す。
「もう一度聞く……本当に抹殺、なんだな?」
「……ああ、間違いはない」
生徒が生徒を殺す。
キヴォトスはいつだって常識はずれの連続で俺を驚かせてきたが、明確に恐怖を感じたのは初めてだった。
……そして、同時に怒りを感じて拳を握りしめた。
アズサは天然なところがあるが、いいやつだ。
良識を備えた、人を気遣えるような優しい人間だ。
───そんなアズサを、人殺しの刺客として差し向けるようなやつが、このキヴォトスのどこかにいる。
「……テツヤが怒るのはもっともだ。でも最後まで話を────」
「違う。お前に怒ってるわけじゃない……わかった、続きを聞かせてくれ」
俺はアズサの勘違いを訂正し、その続きを促した。
アズサは再び、自らの抱える事情について話し始める。
「アリウス分校はかつてトリニティにあった分派の一つが、時勢によって排斥された結果できた学校だ。だから今でもトリニティへの憎しみは強く、深い」
「だからトリニティのトップを殺す……ってことになったのか? 反対する奴は一人もいなかったのか?」
「……学校、とは言ったが、トリニティのような普通の学校というわけじゃない」
そう話すアズサの顔は歪み、まるで痛々しいものを語る目をしていた。
「自治区は瓦礫の山。生徒はまともな家もなく、食糧も限られている……そしてまともな教育も受けられない」
「……」
「そのアリウスを支配しているのがマダムと呼ばれる大人……私の師匠は『ベアトリーチェ』と呼んでいたが」
「大人、か……」
生徒を殺し屋に仕立て上げるようなヤツだ、ロクな奴じゃない。
大人と呼ぶのも烏滸がましいクソ野郎だ。
アズサ懐から取り出したものを手に持ちながらさらに言葉を続ける。
「私が持つ、このヘイローを壊す爆弾……これを使ってナギサを暗殺するのが、私に課せられた任務だ」
「でも、お前はそれを望んでいない」
「……ああ。どうか私に手を貸してほしい」
「話はわかった……でも、なんで俺なんだ? 俺よりも先生のほうが……」
「テツヤに話したのには理由がある」
すうっと息を吸ったアズサが答える。
「新条テツヤを頼れ」
「……?」
「それがティーパーティーの一人、百合園セイアが私に遺した遺言だった」
「遺言?」
「ああ……私が、殺した」
「なに!?」
アズサが人を、殺した……?
「私はこのナギサ殺害の任務に就く前の任務、それがセイアの暗殺だった」
ーーーーーーーーーーーーーーー
3ヶ月前。
補習授業部が桐藤ナギサの手により設立される前。
ティーパーティーの所有する館の一つが、暗殺者の襲撃に遭った。
……暗殺者の正体はアリウス分校。
私による暗殺作戦。
「…………」
私はこの任務に疑問を抱きながらその身を投じていた。
百合園セイアの暗殺。
アリウスの恨みの清算、その第一歩だというこの任務を私は遂行できるのか?
人殺し。
そう、私はこれから人殺しになる……
「……っ」
銃を握りしめた手が震える。
人気のない館の中には護衛の兵すらいない。
私を止める者は……誰もいない。
腰に留めたポーチの中には、百合園セイアを一撃で死に至らしめるヘイローを破壊する爆弾が入っている。
既に賽は投げられている。
私にもはや後戻りする道はない。
この任務が失敗に終われば、私はアリウスでの行き場を失うだろう。
そうなれば、師匠たちの立場も危うくなる。
胸の迷いを必死に押さえつけながら、私はセイアがいるであろう部屋の扉の前に立った。
「───!」
扉を開け放ち、中の様子を確認する。
護衛はやはりいない。
遮蔽物は木製のテーブルと椅子だけ。
ターゲットの百合園セイアは安楽椅子に腰を下ろし、古いブックカバーの本を読み更けていた。
彼女は見覚えのない私が入ってきたというのに落ち着いた様子を崩さなかった。
「……百合園セイアだな?」
「ああ、私が百合園セイアだ」
私の呼びかけに答えたセイアは本を置いて椅子から立ち上がり、ゆっくりとした足取りで近づいてくる。
「止まれ。私は────」
「私を殺しに来たのだろう?」
「……わかっているのか?」
「わかっているとも。君が迷いを抱いていることもね」
その言葉に私は胸を貫かれたような気がした。
それがハッタリではないことは目を見ればわかる。
私がこの日を迎えるまで何度も鏡で見た、迷いだらけの瞳とは対照的な……真っ直ぐな瞳だった。
「君はこれからヘイローを破壊する爆弾で私を攻撃する。それは変えようのない未来だ」
「それは……」
「だが、この先の未来は
「──!」
「私が言い残すことは一つだけだ────」
───新条テツヤを頼れ。
「新条、テツヤ?」
「今はキヴォトスにいない少年。そして、アギトである少年だ。彼のことだけは鮮明に見える……」
「アギト!?」
その名を私は知っている。
アリウスで何度も聞いたその名前をトリニティでまた耳にするなんて……
「さあ、早くやれ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「……それで、百合園セイアさんは死んだのか?」
「…………」
黙り込むアズサ。
話の流れから、セイアにヘイローを破壊する爆弾を使ったことはわかる。
だが、それでも。
アズサがその爆弾を使って人を殺す瞬間を、俺はどうにも思い描けない。
本当に……百合園セイアは死んだのか?
「爆弾を使ったことは確かだ。ヘイローも消えていた……だが、わからない」
「わからない?」
「表向き、セイアはまだ病床についたままだとされている。生き残っている可能性は……ある」
「……そうか」
可能性があるだけで十分だ。
アズサが人殺しになっていないのなら、これ以上のことなんかないのだから。
……あれ?
そういえば、百合園セイアはなんで俺がキヴォトスに来る前から知ってるんだ?
アギトについてもそうだ。
アリウスではアギトは何か意味のあるものなのか?
「アズサ、俺のことを百合園さんが知ってた件についてなんだが……」
「ああ、セイアは未来の出来ごとを予知夢として見ることがあると言っていた。恐らくテツヤのことも予知夢に見たんだろう」
すごいな、予知夢なんて……いや、前にアギトになった人が予知夢を見るようになったって話を聞いたことがあったな。
俺は超能力のちの字もなかったのに、世の中にはそんな能力を発現する人もいるのかとちょっと羨ましくなったものだ。
「それに……アギトについて」
一番気になったのはそこだ。
アリウスにおけるアギトが、一体どんな意味を持つのか。
「───救世主」
「……はい?」
斜め上どころか真上のワードが聞こえた気がするんだが、気のせいか?
「救世主だ。かつてキヴォトスを襲った災厄から救った黄金の戦士だと、アリウスには伝わっている。剣先ツルギとの戦いで確信した。テツヤの力を借りられれば、心強い」
……きゅうせいしゅ?
キヴォトスを救った?
いや、黒服の話から前にもキヴォトスにアギトがいたのは知ってたけどさ……
「いや、おも……」
先輩、偉大過ぎませんか?
・キヴォトスの救世主
かつてキヴォトスを襲った天の厄災を退けた黄金の戦士。
黄金の角と大きな赤い瞳を持ったその姿が描かれたステンドグラスが、今もアリウスの廃教会に遺されている。