ハナマルとユーハンが忠誠心を試されるお話。

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※今回はユーハンとハナマルのお話です。
※アンケートのご回答、ありがとうございます 別邸組との声が多かったので、今回はそちらを採用します。
※テディのタグが付いていますが一部(最後の方)くらいしか出てきていません 

※今回もアンケートを用意しています。(キャラの限定等は今回はありません。)
気軽に選んでくださるとうれしいです☺

マシュマロのURLを貼りました。匿名ですので、気軽に感想やリクエストを打ってもらえると嬉しいです。こちらの作品き限らず、あくねこ作品、ヒプマイ作品、オリジナル作品の感想等も打ってもらえると嬉しく思います 
リクエストにはじゃんじゃん答えていこうと思います‼よろしくお願いします 
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※暖かい目で見てくださると嬉しいです。


忠誠心判断テスト!~あなたは主を慕っていますか?~

 

【主設定】

・会社員 女性

・同期の友人からとある診断テストを勧められる。

 

 

 

「なにこれ?」

「ん~?」

 

会社の休憩時間。昼食を同期と食べていると、目の前にその同期が映したスマホが映る。

 

「これ?忠誠心判断テスト。」

「忠誠…なんて?」

 

「忠誠心判断テスト!これ最近はやってんだよねぇ。」

 

「で、これ何に見える?」

 

改めて、と友人はスマホの画面を近づけてきた。画面には四角の中心に書かれた赤い丸。これは……。

 

「サイコロ?」

 

 

ぱっと頭に浮かんできた言葉をそのまま口に出す。すると、向かいに座っていたその子は「あちゃ~」とでもいうように頭に手を当てた。

 

「サイコロかぁ~!じゃあ、30パーセントだね。結構悩みとかある感じ~?」

「はぁ?30パーセント?」

 

「そ。あんたの社会に対する貢献度は30パーセント、なんだってさ。本当かどうかは分からないんだけどね。」

 

信じる人っているのかな~?、と同期は再びスマホを触りだした。私も止めていた箸を動かしてご飯を口に入れた。

(忠誠心、かぁ……。)

 

忠誠、という言葉を思い浮かべると頭の中にはたくさんの顔が思い浮かぶ。その中でもひときわ自分に対する思いが強い執事が。

(あ………。)

 

 

いい機会かもしれない。

 

「ねぇ、そのURL私のスマホにも送ってくれない?」

「え?さっきの?いいけど、なに?誰かに使ってみるとか?」

 

「うん。ちょうど、試してみたい人がいるの。」

 

 

【デビルズパレス】

 

「ただいま~。」

「あらら、主様。おかえりまさいませ。」

「おっ、おかえり~主様。」

 

屋敷に戻ると、私は真っ先に別邸組がいる屋敷へ顔を出した。訓練をしている、というテディ以外の2人、ユーハンとハナマルは座視に腰を下ろしていた。

 

「珍しいねぇ、主様がこっちにくんのは。」

「何かありましたか?」

 

「ううん。でも、ちょっと試したいことがあってね。」

 

「試したいこと…。私でよろしければお答えしましょう。」

「俺も、主様のためなら一肌脱いじゃうかねぇ~。」

 

(やっぱり、私からの話はすぐに受け入れてくれるし…。これはかなり期待できそう…!)

 

「じゃあ、問題。これ、何に見える?ぱっと答えてみて。」

 

私は、ほんの数分前に友人から送られてきた画像を二人に見せる。

すると、すぐにハナマルが口を開いた。

 

「これは…サイコロか?主様?」

 

(サイコロ……!やっぱり、ハナマルはギャンブルをやってるだけあって過剰に反応しちゃうのかな…。)

(じゃあ、ユーハンは………?)

 

「これは…そうですね………。」

ユーハンはほんの少し顎に手を当て、考える仕草をし…ふと、思いついたように口を開いた。

 

「私には、以前お話しいただいた主様が住んでいる世界……日本?の国旗に見えたのですが…。」

 

(おお…!)

 

スマホをスクロールして回答を見る。そこには「忠誠度100パーセント」の表記が。

 

(さすがユーハン…。診断って本当に当たるんだ……!)

 

「んで、主様。答えたけど、何かわかったか?」

 

ハナマルがそれまでスマホをガン見していた私に向かって笑いかける。結果と釣り合っていないその姿に笑いをこらえて答えを教えてあげようと口を開く。

 

「実は…さっきの問題、「忠誠心」が分かるテストだったんだ。」

 

「えッ」 「あら」

 

「友達が会社で教えてくれてさ。ハナマルは、私と同じで30パーセント!けっこー悪魔執事、乗り気じゃない感じ?」

 

結果を言った瞬間、ハナマルはユーハンから与えられる圧によって若干の冷や汗をかいている。弁解しようとしたのだろうか。慌てて口を開いた。

 

「おいおい…。ちょっと待ってくれよ。そのテスト?、間違ってるんじゃねぇか……?俺はあ主様の事、すっげ―大切に扱ってんだけどなぁ……。」

「ううん。多分間違いじゃないと思うよ。だって、ユーハンは「忠誠度100パーセント」なんだから。」

 

「あらら?そうなのですか、主様?」

 

 

意外だ、とでもいうように、ユーハンはさっとこちらに顔を向けた。と、同時にハナマルの顔が安心したかのようにゆるむ。あらかた、視線のターゲットが主に向かったと判断したのだろう。

 

「うん。ユーハンはそうだろうなぁって。実際に予想当たってたし。いつもありがとね、ユーハン。」

 

そう言って頭を撫でで上げると、「あ、主様…!」と顔を赤く染めるユーハン。そういうところにも「主を大切にしている」ということが伝わってきた。

 

(ふわふわ…さらさら……。)

 

そう思いながら引き続き頭を撫でていると、隣にいたハナマルが気まずそうに声をかける。

 

「あのさ…主様。その…俺にはしてくれねぇのか?」

 

(…なるほど、そう来たか。)

 

てっきりもっと文句を言ってくるかと思ったら、主に撫でられる行為というのがよっぽどうらやましいのだろう。おねだりをする方向へと切り替えたようだ。

 

(撫でてやりたいけど…逆に言えば、絶好のチャンス!?)

 

「ん~。どうしよっかな~。ハナマルがもっとちゃんとみんなのお手伝いしてくれるならなでてあげるけどなぁ~。」

「えッ」

「ハナマルなら大丈夫だよ。できるできる。ほら、ユーハンもいったんおしまいね。」

 

ハナマルの方を見て話しつつもずっと撫でていた彼の頭から手を放す。名残惜しそうにしていたが、ご褒美としてはこれくらいがいいだろう。

 

「明日から頑張ってくれたらハナマルも撫でてあげる。私も明日仕事だし、ね?一緒にがんばろ?」

 

結局最後まで考え込んでいたハナマルだったが、結局折れ、しぶしぶ了承した。隣では「さすがです」という表情をした執事。きっと明日はユーハンの目がさらに厳しくなるだろう。

 

このまま置いていってしまうのは酷だが、先ほども言ったように私も明日は仕事。もうすでに遅い時間だったため、軽い挨拶をして元の世界へと帰って眠りについた。

 

 

 

 

翌日の夜。何も知らない同室のテディに2人の様子を聞くと、案の定の返事が返ってきて主が吹いてしまったのだが…それはまた別のお話。




見てくださり、ありがとうございました。
本作品はpixivに乗せてあります。
そちらは画像付きですので、よければそちらもご覧ください。

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