アリアンロッドリプレイBlue Blood   作:萩原 優

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第14話「囮大作戦」

GM:エルマンの指示で代理人がボリスに話をつけに行きます。どうやら会ってくれるらしいということです。

 

レオン:こちらも準備しないとな。まずジャンに協力を頼んで……。問題はどこで会談するかなんだよな。じゃあ煙突掃除職人ギルドの親方の店に昼間堂々と来客としてきてもらう。そうすれば向こうもギルドマスターがニセモノじゃないって事が分かるし。

 

GM:その目論見は成功してボリスはホイホイやって来ます。何時間かギルドのマスターと話をして帰ってゆきます。

 

レオン:あえてここはつけない。代わりに呼んでおいたジャンに話を聞こう。

 

GM:「間違いない! あいつらの中の一人だよ!」

 

レオン:そうか。

 

バジル:目論見は当たったようだな。

 

レオン:ジャンに言おう。「もう少しで奴等を捕まえてやれるからね」

 

GM:「うん、頑張ってね!」とキラキラした目で言われます。ジャンの中で銃士隊株が急上昇中。

 

レオン:暴落させないように気を付けないとなぁ(笑)。さてと、助けた子供達から話を聞きたいって事もあるからやっぱり取引を一度成立させよう。「と言う訳で銃士長、資金を下さい」

 

 

 オーバン銃士長は頭をかきながら「流石にこの額となるとなぁ」と面倒臭そうに言うが、その場にいる誰もが心配などしていない。我らが銃士長は普段こそ面倒事を他人に押し付けまくっていおるが、本当に必要な時は搦め手なり力業なりで何とかしてしまうのが彼だ。

 「ちょっとジュリアーノ君に掛け合ってみるよ」と言って商人通りと出かけて行く。夕方に戻ってくると、一袋の金塊をドンと机に置いた。

 

「犯人逮捕の暁にはちゃんと回収するように」

 

 やれやれと椅子に座り込む銃士長に、バジル隊の面子は無言の敬礼で応じた

 

 

GM:というわけでかつてない規模のおとり捜査が始まったわけですが。ボリスとの取引は無事成立します。ボリスが連れて来た子供達は銃士隊で保護されますが、やはり全員が目隠しをされていて、詳しい情報は分からないそうです。

 

レオン:今回はそれでいいんだ。ボリスが連れて来た受け渡しの日を聞いているから。我々は張っておきます。馬車か何かで着ている筈だから一人をつけるのよりやりやすくなっているだろう。あとマスターには「今回使ってみてよかったら次も頼みたいと思うので5日後にボリスのほうからこちらのメッセンジャー(実はエルマンの部下)に一報して欲しい」と伝えてもらおう。

 

GM:「やれやれ、悪人になるのも大変ですね」と汗をかきかきギルドマスターが言います。

 

レオン:でもここだけの話、意外と楽しいでしょう?

GM:「いや、これはちょっと癖になりそうです。次の会談の為に悪党風の台詞を考えてみたのですが、ちょっと見て頂けますか?(一同笑)」

 

レオン:……ちょっと焚きつけ過ぎましたかね(苦笑)?

 

バジル:では馬車を尾行するか。

 

レイ:ここは私が。

 

レオン:そうですね。レイにつけてもらって、我々は離れた所から追跡。万が一戦闘になったら助けに入るということで。

 

GM:ではそちらの【敏捷】とこちらの【感知】で対抗判定します。

 

レイ:敏捷敏捷……お、高い!

 

GM:(ダイスを振る)うん。敵は気付かないですね。

 

レオン:しかしいつも思うのですが、レイは大したものですね。

 

バジル:そうだな。よくやってくれている。

 

レイ:幼い頃から訓練されていますから。「人工生命」なんでそれ用に作られたんでしょう。犯人が子供を虐めてるのも許せませんし、やる気満々です。

 

GM:ではしばらく後を付けてゆくとログレス郊外の山の中にいかにもって感じの洞窟が見えます。

 

レイ:中を確認します。

 

GM:中まで見るんですか? 流石に見張りが立っていますが。

 

レイ:う、いったんここを離れます。

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