聖暦1006年。エルーラン王国。

 隣国ヴァンスターと緊張関係で、風雲急を告げる国際情勢の中、とある組織が台頭しつつあった。
 彼らの名は「王立銃士隊」。王国が誇る円卓の騎士団・赤枝の騎士団に続いて台頭した第三の組織である。平民の志願兵が主力を担う新組織は、その象徴たるマスケット銃を武器に、日々王都の治安を乱す犯罪者と戦っていた。いつか大陸史に銃士隊の名を刻む、その日を夢見て。
 激動の大陸史に突如出現し、時代の変革を担った伝説の部隊「王立銃士隊」。これは彼らが初めて歴史の表舞台に姿を現した、「王女アンナ誘拐事件」の顛末である。

※全三章です。小さな事件が、国家を揺るがす大陰謀に発展してゆきます。
※本作はテーブルトークRPG『アリアンロッドRPG』のリプレイです。ゲームを実際に遊んだログを台本形式に纏めました。
※脚色多めです。
※使用ルールは現行よりも古い1E時代のものですので、思い切って戦闘シーンなどは小説形式に差し替えています。
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