四葉誠道 (旧姓新発田) 作:ノーム
「潮さんお久しぶりぶりです」
「いやいや構わないよ未来の息子と話すのだからいくらでも時間を作るよ」
北山潮は平然と雫と結婚の話をするが
「潮さん…………今は冗談出来る場合ではないでしょ」
「…………確かにそうだね」
北山潮は四葉家と関わっているためある程度情報収集を行っているが
「それにしてもUSNA…………少し厄介だよ」
「さすがの潮さんも後手に回っていますか」
少しため息をつきながら
「相手は大国だよさすがの私でも一企業では対抗できないよ今でも家のマウンテンが狙われ続けている…………いつ家族に被害が無いか心配だよ」
北山潮は家族のガードを固くしているがいつ破られてもおかしくないと考えていた
「そうですかでは一撃で相手の行動制限をかけませんか?」
「興味深い話だね」
誠道の話に興味を持つ
「マウンテンは私ナンジョウジンの為に作られた会社です」
「確かにその通りだ誠道が記憶を無くしているがエンジニアとしての腕は妻から聞いているしよく雫もよく褒めていた」
少し懐かしむように話していた潮は少し考え始める
「スノーはナンジョウジンの為に作った…………作った……作った…………」
北山潮は直ぐに誠道の方を向く
「誠道くん…………君はナンジョウジンの正体を教え…………いや違うな…………それでも結局家の人間は狙われる可能性がある…………いくら四葉家でも守りきれるか分からない…………そして君はそんな愚策をしない…………まてよ」
考えがある程度纏まる
「誠道くん!!君は」
北山潮は驚くそれはナンジョウジンが死ぬ事で北山家が安全になる可能性があることしかしそれは四葉誠道も死ぬことになる
「何を考えているのかは分かりませんが少なくとも死ぬことを前提していないので」
誠道は北山潮の声に驚きに直ぐに否定する
「…………では誠道くん君が考えている悪巧みを教えてくれないか?」
「簡単な話自分の死を擬装します」
「…………フム」
冷静に話を聞きくが赤字には悩まれるがそれよりも
「ナンジョウジンの為に作られたからスノーは倒産するいや違うな倒産してナンジョウジンの関係者を守ることか……」
北山潮は誠道の考えを読む
「誠道くんスノーの従業員はどうするつもりだい?」
「自分としては共同開発しているシルバーの所のフォア・リーブス・テクノロジーに移動することを進めましょうあそこの上層部には話をつけています」
「フムそれでもスノーに着いていくいや君に付いていきたい者はいるだろ?」
「そうですね……その時は」
「その時は?」
「小さい調整機の専用会社でも作りますか…………そこまでして自分に付いてくる者が居れば………ですが」
「そうかい…………なら家は早速出資するとしよう」
「相変わらず判断が速いですね」
誠道は潮の判断の速さに呆れつつも笑う
「所で娘の雫にはどう伝えるんだい?」
しかし潮の言葉に笑いが止まる
「まさか…………伝えていないのかい?」
「それは…………」
誠道の言葉は詰まると少し呆れつつも
「君が四葉家の人間だから結婚は政略結婚だと分かっているが高校の時は別に良いのではないのかい?」
「潮さん…………それは口にしてはいけません…………例え好きな人が居たとしても我々は四葉家の人間…………しかも他の家と違い戦闘能力のみで十師族に入った人間です…そんな人間と結婚すれば風当たりは悪いですよ……娘の事を思っているのなら距離を取るべきです」
誠道はそう言うと話を切り上げその場から去ろうとするが
「誠道くん………そんなの私には関係無い事だ…」
「…………えっ?」
誠道は潮の言葉に驚く
「誠道くん…………私は娘の結婚先は好きな相手が第一だと思っている」
「それは存じていますが…………」
「だからね誠道くん君が四葉家の人間でも諦めないよ全てを投げうってでも雫と結婚させるよ私が結婚出来たようにね」
「!!」
それは魔法師の中でも有名な話それは1人の投資家と護衛魔法師の恋愛物語り今でも女子からも人気がありそのモデルとなった2人の話は有名だった
「…………」
誠道はただ黙る事しか出来なかった誠道は冷静に物事を考えるが自分の事になると子供のように黙るしかなかった
「話が変わったね誠道くんスノーの社員については了承したよさっそく口の固い役員と話し合ってくるよ」
「えっ…………えぇそうですねよろしくお願いします」
北山潮は帰り急ぎ連絡を取り帰ると誠道は1人表情が暗くなる
「結婚……か」
それは今誠道の自由が許されている最大の理由は自分の高校卒業後は
「それは不可能ですよ潮さん……」
ただ1人誠道は自分の力のなさに悩むのであった
~スノーナンジョウジン開発室~
誠道は水波と一緒に荷物の整頓していた理由はここを爆破することになった為である
「水波……まだ怒ってる?」
「何の事でしょう誠道様」
水波の目は暗く見えるほど怒っていた誠道は怯えながら整頓する
「誠道…………お父さんから話を聞いたけど私許してないよ」
雫は誠道のほっぺをつねりながら怒っていた
「ごペンなさい」
誠道はつねられながら謝る
「全く」
雫は誠道のほっぺから指を離し整頓を手伝う
「それにしても…………ここ無くなるんだね」
「そうだな…………隠蔽するためにここを破壊しないと危ないからな」
「楽しい場所だったね」
「そうだな…………調整成功した時いきなり劣化版フォノンメーザー撃つとは思わなかったけど」
「あれは…………つい楽しくて」
「お陰で様で紅音さんから怒られましたね」
「…………確かにあの時のお母さん怖かった」
2人は初めてよ調整機で魔法調整した時テンション上がった時雫がうっかり魔法を使った為に二人して怒られたりした
「苦労した思い出もあるけど楽しかった」
「確かに自分で魔法理論を考えて試作品を作ってり楽しかった」
「うん…………特に新しい魔法式が完成した時は家族に報告した時はよくパーティーしたね」
「ありましたねそんなこと」
三人は建てたばかりの会社を懐かしんでいたしかし会社が無くなると知らされた2人は落ち込んでいると雫が「整頓しよう」といい三人で研究室を掃除し傷跡や焼け焦げた床などの後を懐かしんでいる
「あっそうだ雫頼みがある」
雫は突然の誠道の言葉に振り向き
「何?」
「最後のお客様としてリーナを呼ぶのはどうだろう」
誠道の発言にすこし疑問に思うが
「うんいいよ明日リーナを誘ってみる」
「ありがとう雫」
「けど一つだけ条件がある」
雫は何故か誠道に近づき胸を張りながら
「最後のお客様は私だよ」
誠道と水波は少し笑い
「いいよ…………いやちょと違うな」
誠道は身だしなみを整え
「畏まりました雫お嬢様」
「さすが私のナイト様」
「いえ侍です」
三人のかつての関係を笑いながら1日が終わるのであった
番外編は連続投稿です明日もお楽しみに