四葉誠道 (旧姓新発田) 作:ノーム
「あっ…………」
誠道は自信の落ち度に気がつく
「誠道様どうしたのですか?」
「十七夜栞にこの事を伝えて無い…………」
「あっ」
水波も気がつく今回の休みの時は少しの期間しか相手しておらず今回が激動過ぎて弟子の2人に伝えるのを忘れていた
「悪いけど水波……」
「了解しました確かに四葉家の人間だと警戒されますし」
水波直ぐに新幹線のチケットをオンラインで購入する
「理由はどうされますか?」
「…………どうせナンジョウジンが死んで要るんだ葬式にでもしておこう」
「分かりました」
「ガードは2人殆ど連れていけUSNAの監視も有るだろうし」
「それでは誠道様のガードは?」
「そうだな…………家事とかどうしようか」
誠道は少し考え込むと
「では…………達也様と深雪様にお願いしませんか?」
「2人にか?」
「はい、今回はナンジョウジンの葬式の為に関係者がホテルを取っても問題ありません…………それに」
「それに?」
「雫ちゃんとエリカの生活力に少々不安がありまして…………」
それは一緒に暮らしているからこそ知ったが2人は生活力があまり無く本来水波の仕事量は倍近くなっていたからだ
「あー確かに不安だな」
誠道自信はある程度家事が出来るがそれでも2人分しか出来ないどうしても1人分足りない
(流石に今回は外部の人間に頼めないな最悪ナッツや奈穂に頼むか?)
誠道は今回の件は全て四葉家で済ませたいと考えているが今回の件で四葉家以外の個人的な戦力が欲しいと考えるが
「四葉家の人間に匹敵しどこも属してない人間は居ないかな…………」
「誠道様それは難しいかと」
「分かっている…………それでも個人的に動かせる人間が欲しい」
それは誠道が欲しい手足であった
現在誠道の個人で動かせる人間はナッツしか居ないしかも戦力としては暗殺しか向かないだからこそ魔法師の戦力が欲しい
「では……弟子の桐原先輩とレオはどうですか?」
「森崎が抜けてるぞ」
「森崎は跡取りですそこから引き抜くと森崎家の警護会社を敵に回しますそれは誠道様がよくわかるはずです」
「言ってみただけだ」
(誠道様…………)
それは余裕が無い誠道は珍しく水波は心配するのであった
~翌日第一高校~
校長室にて
「すいません百山東校長、家の用事で休ませて貰いました」
「誠道……家の用事で休むとはどういう要件だ?」
「家の用事ですのでしょうが無いじゃあ無いですか」
「四葉家は何を考えている?」
百山東は四葉家の思惑を聞くが
「百山東校長……それは聞いてもよろしいのですか?」
「どういう意味だ?」
「百山東校長は噂を聞いた事があると思いますが……元老院からの依頼です…………もしこれ以上」
元老院の言葉を聞いた百山東は冷や汗をかき
「待ってくれそれ以上は…………」
「おや?聞かなくても良いのですか?」
「わしにも元老院の話は聞いたことがある…………それ以上他人のわしが聞いたら」
「なら今回の件は仮病でよろしいでしょうか?それ以上聞くのなら此方も誠意を込めて本当の…………」
「分かったからこれ以上何も言わないでくれ…………」
「分かりました……では失礼します……あっそうそう午後は公欠でお願いします」
「公欠?……仮病では無く?」
百山東は仮病でいいと言った誠道が何故仮病なのか疑問に思い質問すると
「我が師ナンジョウジンが死にました」
誠道はまだ公表してないナンジョウジンの死をつまえ校長室を出ると百山東は驚き部屋から出ると驚きの叫び声が周囲に漏れるのであった
誠道は生徒会室に向かい中条あずさにナンジョウジンが表向き死んだ事を伝えようとするが学校が設置していたモニターが突然ニュースが流れる
『緊急放送です……日本が誇るCADエンジニアナンジョウジンが死亡したことがSNOWにより発表されました繰り返しますCADエンジニアナンジョウジンが死亡がSNOWにより発表されました……』
予定より少し早いな一部の記者が先走ったかと誠道は内心思い急ぎ中条あずさの所に行くと既にナンジョウジンが誠道と知っているメンバー、エリカ、ほのか、幹比古、美月、中条、桐原、壬生が達也の所に居た
「達也さん何か知っていませんか?」
そこには中条あずさが達也に近づき質問し桐原先輩は涙だ目になりながら達也に
「司波兄…………本当に何も知らないのか?」
「申し訳ない俺は何も知らない」
その様子を見た誠道は少し躊躇してしまうが後ろから突然押され誠道は全員の間に入り全員思考が停止する
「…………達也本当に知らないのか?」
誠道は無理に言葉を出すが全員驚きの目をし
「「「…………誠道」」」
「どうかされましたか?」
「「「誠道!!」」」
「誠道……お前どういう要件だ?」
達也は誠道の胸ぐらを掴み上げる
「…………話すから……離してくれないかな?」
全員誠道に怒りの目を見せ誠道は話す覚悟を決める
「今回の件は話すから……場所を移そう……出来ればカメラとか無い無人の所で」
全員が怒りの目を見せるが誠道の
場所は中条あずさ生徒会会長権限により無人の教室に着くと誠道は用意した電波や音を遮断するCADをだすこれにより撮影が出来なくなり
「幹比古悪いが古式魔法で魔法による透視や音を拾う魔法を妨害する魔法を出してくれ」
「わ……分かったよ」
誠道は幹比古の古式魔法を確認すると
「今回件について何故ナンジョウジンが死んだ事にしたのか話すとしよう」
「そうだぜいきなり過ぎて俺達驚いたんだ」
レオの発言に全員が同意する
「理由についてたが……四葉家いや政治的要因が強すぎたんだ」
「政治的?」
「簡単な話ナンジョウジンのスポンサーは北山家にあたるそんな中ナンジョウジンの情報が無い状況に国が動くとなればいくら北山家でも対処出来ない」
「それならよ四葉家が対処しても問題ないんじゃないのか?」
「桐原先輩あんたバカ?」
「バッバカ?」
エリカの発言に桐原が何故だと思うが
「もし四葉家がガードに動いたりしたら表向きの弟子の誠道が真っ先に疑われるわよそして誠道が大事にしている家は二つ四葉家と北山家よ…………もちろん四葉家1つならいくらでも対処出来るけど北山家には四葉家程戦う力は持ってないわもし北山家が狙われるとしたら……」
エリカは言葉を途中で止め雫を見る
「うん……お父さんとお母さん以外の人間が強行手段として誘拐される特に狙われるのは弟の航が一番誘拐されるの思う」
それは雫も含めた姉弟が誘拐されると伝えると全員何故誠道が行動を取ったのか理解する
「違うよ雫…………一番狙われるのは雫だ」
「何で?」
「雫は気がついてないかも知れないが九校戦でスピードシューティングの魔法と何よりナンジョウジンの魔法を一番理解していると思われているし何よりも今雫は学生レベルだが…………成長すれば十師族に匹敵するそんな逸材逃すとは思えない」
誠道の発言に全員が納得し
「じゃあ誠道は私を守るためにナンジョウジンを捨てたの?」
雫の発言に全員が注目し誠道を見ると
「違うよ……スパ…………もういいやUSNAの対処で手が回らなくなったから切り捨てただけだよ」
(((そこは勿論だろ!!)))
全員がそう思い達也が誠道に拳骨入れる
「…………痛い……何で殴るの?」
「…………すまない……ついムカついて」
全員が(((流石お兄様!)))と全員が頷く
「では気を取り直して…………要するにナンジョウジンが存在すると四葉家と北山家が被害にあうそれに最悪ナンジョウジンは本当に誘拐されかねない…………だから手を打った流石に死んだ人間を誘拐はしないだろ」
成る程と全員が納得する
「では誠道さんは今まで学校を休んでいたのはこの為だと言うのですか」
「そうだよ深雪」
誠道は同意するがそれは偽りの同意に過ぎなかった
「しかし……昼の放送する予定が朝に放送と言うことは何らかの問題が発生したと言うことだ…………中条生徒会会長今から急ぎナンジョウジンの葬式に向かいますすいませんが葬式の準備をしてきますので公欠にしておいて下さい」
「えっえぇ分かりました…………葬式当日私来ても大丈夫ですか?」
「?問題無いかと中条先輩はナンジョウジンの数少ない弟子なので来ないと逆におかしいかと」
「そっ…………そうですよね勿論私も行きます」
「では今から学校を休み葬式の準備してきますでは」
誠道はそう言うと部屋から出る
「…………思ったより裏で動いていたのか誠道は」
「そうですねお義兄様」
するとふとほのかが
「所で雫……水波ちゃんはどこに居るの?今日来てないの?」
「第三高校の十七夜栞に会いに行ったよ」
「「「えっ……何で?」」」
「聞いてないの?十七夜栞もナンジョウジンの弟子だよ」
達也、深雪、中条先輩以外は「聞いてない!」と叫ぶのであった
十七夜栞がナンジョウジンの弟子と伝えてないのはただ誠道が言うのを忘れているだけです