四葉誠道 (旧姓新発田) 作:ノーム
「やぁお目覚めかなスターズの2人」
そこには鎖に繋がれた二人の女性が居た
「四葉…………誠道」
目を覚ました二人は直ぐに動こうとするが鎖で拘束されていたそれも対魔法師ように開発されたと思われる物で魔法が使えなかった
「無理に動かすなよそれ以上動かすと嫁入り前の体に傷が残るぞ」
「別に構わないそれに…………」
「それに?」
「私達はそんなに生きられない」
「…………そうか…」
それは世界的には禁止されている強化魔法それは肉体のリミッターを解除するか何らかの魔法の影響で負荷をかける代わりに驚くべき戦闘力を発揮するがそれは自信の命を代償になる
「もしかしてスターズは全員その強化をしているのか?」
「…………私達は正確にはスターズじゃあない…………スターダストよ」
「一瞬の輝きのように命を落とす…………だからスターダスト…………」
誠道はため息をつき拘束されているスターダストを見て
「まぁどっちにしろあと余命は2日の命…………どうしようも無いがね」
誠道の発言に二人は殺されると考え互いに見つめると頷き覚悟を決める
「それで……どう殺すんだ四葉誠道」
二人は殺される覚悟をする
「別に殺さないよ……いや違うな自分が魔法を解いたら死ぬんだったな」
誠道はそう言うとスターダストの2人に鏡を見せる
「えっ」
「これは……」
そこには自身の心臓に刀の刺し傷が残っていた
「…………何で生きてるのよ……」
1人は言葉に出すがもう1人はあまりにも衝撃だったために言葉を失う
「それは自分の魔法のお陰かな……詳しくは言わないよ」
「それで私達に何が望みだ」
女は誠道が自信の命を握っていると理解しながらも強気な姿勢を示す
「…………少し聞きたい事があったからね」
「聞きたい?」
「何故バランス大佐の命令を聞かなかった?」
「「!!」」
2人は硬直する
「バランス大佐に聞いた本来君達2人は命令で達也を監視しているのは聞いたがその後リーナが倒された時バランス大佐から作戦中止の命令を出したと聞いたが2人は無視したそうだ……こちらのお詫びを考えると嘘は付かないはずだ」
2人は黙る
「国に命をかける人間が理不尽な命令でもない限り聞くと考えるが君達は国を守る為に強化兵の手術を受けたのでは無いのか?」
誠道の質問に1人の女性が喋り出す
「………確かに私達は国を守る愛国心の為に手術を受けた」
その行動にもう1人の女性は驚き
「ちょと!」
「ごめんね……死ぬかも知れないんだ……ならせめて本当の事を言って死にたい」
女は深く深呼吸する
「私達スターダストは元々国を守る為に強化兵の手術を受けたけど……軍の上層部はそんな私達をいつも理不尽な扱いを受けていた」
女は辛辣な表情で言う
「…………そんな中私達よりも小さな女の子が戦略級魔法師として国の為に戦っていたのよ最初は嫌いだったわ……でもね…………そんな女の子は私達の扱いに軍の上層部と言い争いをしていたのよ……10歳以上の年下の少女が最初は哀れみだと思ってイラついたわ」
女は懐かしく思い出を語る
「けど……私達のせいで少女はね学校も行かず、ずっと軍の作戦に参加したわそして本来私達はスターズになれなかったからいつも死ぬような理不尽な作戦でもあの娘はいつも私達と一緒に戦ってくれてたのよ……そしていつも命を救ってくれたわ」
それは理不尽な扱いの中少女だけがいつも私達を見ていてくれた事を
「その少女はスターズ総隊長シリウス……四葉家の事だからもう正体を知っていると思っているけど」
女は誠道の見つめる
「…………無茶しているなリーナは……」
誠道はため息をつきながら顔に手を当てゆっくりと下ろし
「どうする?魔法を解いて殺すのかしら?」
2人は既に覚悟決めていた
「…………」
誠道は黙りながら血液バックから血液パックを二つ取り出し開封すると一パックずつ女の体にかける
「ちょと」
女は突然の行動に驚くがかけられた血液は何故か心臓部分に集結していたそして誠道は持っている【レリック村正】を扱い擬似的な心臓を形成する
「…………これって」
「なに……これ」
2人は驚く
「擬似的な心臓を作り出した………今回の作戦で四葉家も人が足りない…………かといって2人を帰すと自分の魔法特性がUSNAの上層部が躍起になって欲しがる…………だから2人には自分の魔法で擬似的な心臓を作り出した……とはいえだそれはせいぜい持って2ヶ月の命だがな」
誠道はそう言うと2人の鎖の魔法を解除する
「本来2人は直ぐに研究所に連れて行くが予定だったがまぁ四葉家でも利用価値が有ると判断した…勿論生存報告は一切禁止だがその代わりに少しの間だがリーナを助ける機会を与えるが……どうする?」
2人は互いを見つめ頷き誠道に敬礼する
「「了解!!」」
2人の敬礼に驚いた誠道は少し悩むが
「…………今後は水波の命令に従うように……それまで2人の戦闘スタイルや得意魔法をここに書いておけ…………あと四葉家は軍隊では無いから以後敬礼は禁止だ」
誠道はそう言うと紙の束を置き地下室から出るとそこには水波が居た
「誠道様……あの2人はどうする予定ですか?」
「強化兵だったから興味本意に捕獲したけど命を削る強化兵だったから要らないな……けどまぁこちらに都合が良い兵士だったし今後の事も考えて自分の私兵にしようと考えている最低基準を合格しているしね」
「かしこまりました…………ですが寿命はどうする予定ですか?あと1、2年の命だと思われますが?」
「まだ生きているんだなら…………
そう言うと誠道は【レリック村正】を出す
「ですがそれは本来攻撃用の物で寿命の操作など神がかった事は出来ないはずです」
「……別に神みたいな事はしないよ……それに2人はどちらかと言うと調整体に似ているからね……それならある程度出来てるそれを既に打ち込んだ」
それは誠道が2人を治す時に使った血液だった
「あとは細かい調整をすれば無理をしない限りあと20年は生きられるよ……まぁその調整をするかどうかはあの2人次第だけど」
誠道はそう言うと直ぐに情報収集した報告書を見る
「……さすが黒羽貢さんだ…………ここまで調べられるとは」
誠道は少し苦笑いする
「何が分かったのですか?」
「……彼らパラサイトに協力している人間が居る証拠を掴んだはしい」
誠道の言葉に水波は驚き直ぐに感情的になり否定する
「えっ……ありえません人類の敵と言える者を協力している何て……」
「水波……感情的になるな……この事件の影響で得する人物を上げてみなさい」
「それは……大亜連合と反魔法主義の団体です」
「半分正解かな?正確には日本の秘密正確には四葉家の力を確認する事だ」
水波は誠道の意味が分からなかった
「どういう意味ですか誠道様」
「水波自分達四葉家では分からないかも知れないがもし自分が外部の人間で四葉家の能力を知りたい人間として考えてみて」
水波目を閉じ想像する
「四葉家の能力を知りたいが少しの戦力では情報を得られない…とはいえ貴重な戦力を使うのは勿体ないがもしも戦闘力があるのに厄介な存在がいたとしよう……水波ならどうする?」
「私なら分かりませんが恐らく誠道様はあえて一部の包囲を解き逃がしますそしてその国の戦力が見ると同時にもし四葉家が介入したらどのくらいの速さで対象出来るのか調べます」
「正確だ水波……恐らく敵は四葉家の戦力を落としたい勢力が居るらしいそしてそれは」
水波はその人物を想像し驚く
「まさか!」
「そのまさかだ恐らくUSNAの軍上層部だ」
水波は誠道の言葉を否定したく声を出す
「日本は同盟国なのですよ!!」
「同盟国とはいえ自国が一番だ……それに恐らくUSNAは日本が力を持つのを恐れている」
「そんな」
「とはいえ……これで方針は決まった既に達也と自分が出ている……となると黒羽家の力は絶対に隠し通す」
「黒羽家……ですか?」
水波は何故黒羽家なのか疑問に思う
「そうだ……正確に言うと黒羽亜夜子が扱う疑似瞬間移動だあれは戦闘力以外で恐ろしい魔法だ……いくら包囲しても脱出を可能してしまいそして破壊工作しなくても要人を静かに暗殺が可能な魔法師だ…………既にバレているのならせめて亜夜子の安全を確保するために今回の作戦には戦闘には参加せず完全バックアップのみにするよう暗号文を送ってくれそして勿論」
「かしこまりました…作戦計画書の中に紛れ混ませます」
「情報獲得するハッカー優秀だけどあんがいこう言う二流の手は以外に良く効くんだよな~」
それは以前誠道が以前横浜の作戦に引っ掛かかる寸前だった事から有効だと判断する
「では方針が決まったな……ではパラサイトについて考えようか……そして確実に捕獲する」
誠道は次にパラサイトの情報を獲得するために捕獲用の鎖を用意するのであった
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