四葉誠道 (旧姓新発田)   作:ノーム

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夕食を食べ終えた誠道達は荷物を先程の地下室に移動した


来訪者編 16

誠道さん……そのデーモ……じゃないパラサイトに憑依された人は本当にUSNAの隊員何ですか?」

 

それは信じられないスターダストからの質問だった

 

「そうだ……多分お前達も知っている人物だ」

 

誠道はそう言うとダンボールを外すと病人カプセルを起動すると1人の女性が病着服の姿で現れる女性は意識が覚醒する

 

「ここはどこ?」

 

誠道は女性の前に立ち

 

「ここは自分の家だ」

 

女性は誠道の言葉を聞くと周囲を見渡す

 

「始めまし……て?…………貴方の名前は?」

 

「自分は四葉……四葉誠道です……貴女は?」

 

「私は……」

 

女性は自分の名前を言おうとするが

 

「…………ごめんなさい……思い出せない……です」

 

その言葉にスターダストの2人は誠道に振り向き

 

「誠道さん……これは……いったい」

 

誠道ははイスに座りため息をつき

 

「報告通り記憶を失っているのか……もしかしたらと思ったが」

 

女性の記憶が無していることは無理やり頼んだ津久葉夕歌によって知らされていた

 

「……彼女は既に利用価値が無くなっている…………から本家は……返してくれたのか」

 

誠道は四葉家の次期当主候補とはいえあくまでも当主候補故他の当主候補と同等な権限しか持っていない為誠道の行動は常に制限がかけられているその為四葉家に利がある場合は優先的に四葉家本家が扱うが利用価値が乏しい又は誠道にしか扱えない場合時のみ誠道の行動は黙認されている

 

「四葉家としては彼女をUSNAに引き渡しても構わないと言う事か」

 

誠道は女性を見るが女性は何の事か分からず首を傾げ

 

「…………今後の事を考えれば引き渡しても良いんだがな」

 

誠道は女性の様子を確認しながら

 

「良くて実験体悪くて処分かな?」

 

それは現在のUSNAの考えを予測し誠道は軍の上層部の思惑を考える

 

「……恐らくUSNAの軍上層部の彼らは今回関わった者を何らかの理由で実験に関わった人間を処分するだろう……そして実験の失敗の事実も隠す」

 

誠道はUSNAの考え方

 

「なら……リーナやスターズは恐らく処分はしない流石に中核の人員はは勿体ないと思うが……スターダスト、そしてそこの女性は何らかの理由で処分するかな?」

 

「…………ど言う意味?」

 

「……強国はメンツを大事にする傾向がある何故なら自分達は強いという誇りがあるからだそして自分達の失態は隠したいだろうな…………そして今はしないが恐らく数年後最悪四葉家を攻撃するかな」

 

それは今回の件で誠道が予測する最悪のシナリオ

 

「…………面倒だな」

 

誠道は基本自分が使える物を使い最善の手を打つが今回ばかりは手が打てない

 

「……北山家に興味が向かいだけましかな?」

 

「?……それはど言う意味でしょうか誠道さん」

 

スターダストの1人が何故北山家を気にするのか誠道の発言に引っ掛かり質問するが

 

「……答える気は無い」

 

誠道は答えなかった

 

「……三人の処遇は後日決めるそれまで悪いが地下室で泊まって貰うかその間必要な物があれば水波に頼めある程度は融通する」

 

誠道そう言い残すと自室に戻り倒れるように寝るのであった

 

翌日誠道はスターダストの2人とパラサイトに憑依された女性を誠道個人が購入し現在ナッツの家になっているビルの個室に移動させ誠道個人の私兵ナッツが監視している

 

「……スターダストの2名と憑依された女性はこれで大丈夫だろう」

 

誠道は3人の処遇はパラサイトの件が解決出来るめどがたってからにした誠道はいつも通り学校に登校する

 

誠道はいつも通り学校で授業を終えると達也から連絡が入る

 

『誠道……少し良いか?』

 

「どうした達也?」

 

『……ロボ研まで来てくれ無いか?』

 

「相変わらず単刀直入だな……電話だと不味いのか?」

 

『…………まぁそうだ』

 

誠道は達也が躊躇する事態に驚きながらも

 

「分かった今から行く」

 

誠道はそう言うと水波と一緒にロボ研に行く

 

「どうした達也自分を呼び出すなんて」

 

「…………」

 

誠道は達也の無言で立っていたそして全員が誠道を見つめる

 

「いったいどうし……た…………ん」

 

誠道は目の前の女性もといアンドロイドの目を見て言葉が止まり誠道は目の前のアンドロイド見つめ

 

「……」

 

アンドロイドは誠道に微笑む

 

「!!」

 

寒気がした誠道はその異様に気がつく

 

『【村正】起動!!』

 

誠道は直ぐにキーホルダーに擬装した【レリック村正】を起動し本来の刀に戻り誠道は直ぐにアンドロイドを斬りかかるが達也が誠道の攻撃を防ぐ

 

「…………どういう用件だ達也」

 

「それは俺のセリフだ誠道何故攻撃した」

 

誠道は達也が引く気が無いと判断すると【レリック村正】を下ろし

 

「…………四葉家の人間として目の前のパラサイトを消す」

 

その言葉に水波は少し距離を取りパラサイトを攻撃しようとすると深雪が阻む

 

「深雪…さん……どういうつもりですか?」

 

「水波……それは私のセリフです……まずはお義兄様の話を聞いてからでも判断は遅くないと考えますが?」

 

水波は誠道を見ると誠道は首を横に振り攻撃を中断するように指示を出す

 

「……それで達也どういう用件だ?」

 

「誠道……まず確認したい事があるが構わないか?」

 

「……構わない」

 

「助かるまず一つ目誠道お前はパラサイトか?」

 

「違う自分はパラサイトでは無い」

 

「…………そうか」

 

達也は安堵の表情を見せる

 

「……それより達也…………パラサイトを庇うのはどういうつもりだ?」

 

誠道は隙があれば直ぐにもパラサイトを消すつもりでいるが達也は警戒したままであった為に攻撃していなかった

 

「…………誠道……四葉家としてはパラサイトを攻撃するのは分かるが少し待ってくれ」

 

「何故だ達也?」

 

「パラサイト……いやピクシーはほのかの意思が宿っている」

 

誠道はその発言にほのかを見るとほのかは顔を真っ赤になる

 

「何故そう言いきれる達也?」

 

誠道は判断が鈍ると美月が手をあげ

 

「誠道さん私が確認しました」

 

誠道は美月何故確認出来るのか考えると

 

「……過敏症の事か?」

 

「はい」

 

誠道は何故達也が止めたかを察する

 

「…………つまり達也はほのかの意思が宿っているパラサイトを攻撃させたくないいや守りたいと言う事か?」

 

「そうだ」

 

達也の即答に誠道は鋭い目付きで

 

「達也分かっているのかそれは四葉家…いや今回関わっている被害者に対して殺人鬼を擁護する事になるんだぞ当然それは四葉家にも関わる既に四葉家にも犠牲が出ている」

 

その言葉はあの四葉家が犠牲になったという衝撃が走り誠道は冷たく言葉を放つ

 

「それでも擁護するのだな」

 

「無論」

 

達也は初めて深雪以外の本気の言葉だった

 

「達也……子供だからと言って責任を取らなくてもいいて事じゃない特に今回の事に関しては責任がともなう」

 

「分かっているここにいるパラサイト、ピクシーの件については全て俺が責任を取る」

 

誠道は達也の本気の言葉を聞きと【レリック村正】を納めキーホルダーのサイズまで小さくした

 

「達也……ピクシーに確認する事がある……抵抗しなければ攻撃しない」

 

「分かった」

 

達也は誠道に道を開け誠道はピクシーと対峙する

 

「パラサイト……いやピクシー自分には嘘が通用しない正直に答えろ」

 

『はい』

 

「ピクシーお前は昨日の女性に憑依したパラサイトか?」

 

『はい私はミカエラ・ホンゴウに憑依していました』

 

それは誠道が一応保護している記憶を無くした女性の名前だった

 

「ミカエラ・ホンゴウに憑依している間日本で殺人に匹敵もしくは重傷に負わせた人間は居るか?」

 

『居ます』

 

その言葉で全員がざわめく

 

「ピクシーそれは誰だ?」

 

『西条レオンハルトです』

 

その言葉にレオはあの時の奴かと特に何も反応が無かった

 

「レオ……お前から何かあるか?」

 

「ん~特にねぇな……強いて言えば誠道俺からも頼むピクシーを処分しないでくれ」

 

その言葉に誠道はため息をつきながら

 

「嘘の炎の音はしなかったし被害者のレオがそう言うのならピクシーの件は関与しないと誓おう……ただし」

 

誠道は達也に近づき

 

「ピクシーがもし悪さをしたら達也……お前が責任取れ」

 

「無論だ誠道」

 

誠道は髪をかきながら

 

「では達也早速だがピクシーを買い取れ」

 

「もうしてある」

 

誠道は達也の行動の速さに呆れながら

 

「…………行動速」

 

それは誠道の素の言葉だった




誠道 
「よくよく考えればパラサイトが自ら此方に来たから都合が良いかも知れない」

達也
「誠道を説得出来て良かった」

深雪
「流石ですお義兄様」

水波
「誠道兄さん……深雪様怖かったです」

レオ
「被害者の俺の言葉で決定して良いのか?」
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