四葉誠道 (旧姓新発田) 作:ノーム
「被害額…………ゼロ一桁多いいんだけど…………」
誠道は被害額を押さえようと行動したが数億行ってしまってた
「…………想定より超えてしまった」
それは第一高校の戦闘で1000万で押さえようとしたがたった一戦で1億を超えてしまう
「しかも捕獲したパラサイトを七草家に取られるとは…………」
それは今回のパラサイトの騒動で解決した際に最も被害を受けた七草家からUSNAの追及を見逃す代わりに捕獲したパラサイトを寄越すように要求された
「まぁ本家に送る為と今後の事を考えて対パラサイトように研究するために予備を捕獲した訳だが……まさか予備を捕獲した事が功が奏すとは」
それは今後の事を考えて達也に対パラサイトに対応出来るようにするためであった……そして
「パラサイト…………処分は【村正】が出来るとはいえその為にサイオン量がばかにならない」
それはパラサイトを処分した時の謎の魔法の攻撃
(もしその謎の敵と対峙した時にパラサイトが現れたら対象出来ないかもしれない)
それは誠道が考える最悪な予測であった
「あー止め止め先ずは目の前の始末書と報告書を書かないと」
誠道は急ぎ書類を作成するのであったが扉からノックする
「誠道様起きてますか?」
扉が開くと水波が入り
「誠道様今日は卒業式ですよ?」
「…………あっ……そうだった」
誠道は完全に忘れていた
「水波……参加しないとダメ?」
「ダメです誠道様」
水波にダメ元で参加したくないと言ってみたが即座に却下され誠道は渋々だが準備した
「…………参加したく無いんだけど」
「ダメです誠道様…………只でさえ最近欠席が多いいんですこれ以上は四葉家として見逃す訳にはいきません」
「分かったよ水波…………学校に行くよ」
誠道は卒業式に行くが気が乗らなかった何故なら誠道はとある女性の恋に絶望を与えるからであった
「…………我ながら最低な解決方法だな……」
「誠道様……」
「………水波……これも四葉家として責務だ」
「…………はい」
誠道は重たい足を動かし第一高校に向かうのであった
~第一高校卒業式~
誠道はとある喫茶店で達也と一緒に居た
「…………誠道」
「何だ?」
「何故卒業式に参加しない?」
「…………達也……お前なら分かると思うが?」
「確かに分かるが……良いのか?」
誠道が参加しない理由それは四葉家が卒業式に参加すると卒業生の親は自身の子供の卒業式に緊張もとい恐怖しかなかった
「生徒は普段の誠道が分かると思うが?」
「それでも卒業生の親の我が子の最後の晴れ舞台に水を刺したくない」
「そうか」
2人は特に何も言わずそっと飲み物を飲むのであった
2人が喫茶店でのびのびとしていると金髪の女性が怒りながら此方に近づく
「ちょと!達也と誠道貴方達何で卒業式に参加しないのよ!!」
「俺は嫌われ者で2科生だからだ」
「自分は恐怖の四葉だからだ」
「2人ともそれは言い訳よ!何で私が盛り上げないといけないのよ!!」
リーナは達也と誠道に文句を言いに来ていた
「俺の仕事は終わっている筈だが?」
「そもそも卒業式は風紀委員の仕事ではないはずだが?」
「~~ワ•タ•シ•は•留学生よ!」
「?変な事を言うリーナは短期間とはいえ生徒会だろ?」
「~~」
リーナは2人の返答に怒ると後ろから真由美とマリが来る
「2人ともあまりリーナさんをからかわないで」
「そっそうだぞ誠道お前は相変わらずからかうのが好きだな」
マリは少し顔を赤くしながら真由美の後ろに隠れながら誠道に注意すると真由美は
「マリ……しっかりしなさい…………覚悟を決めたのでしょ?」
「わっ分かっている真由美…………」
達也とリーナは2人の問答に察し
「ねぇ達也少し向こうでお茶しない?勿論真由美さんと一緒に」
「分かった」
「…………リーナここは喫茶店だぞ?わざわざ遠くに行く必要は無いが?」
「誠道!察しなさいよ!それくらい分かっているわ!」
「リーナ…………誠道はリーナをからかっているだけだ」
達也の一言によりリーナは怒りながら2人を連れていく
「頑張ってねマリ」
「…………分かっている真由美」
リーナにより2人が離れるとマリは誠道の隣に座り
「…………誠道」
「なんですか?マーちゃん」
「お前なら先程のやり取りでもう分かっている筈だが」
「…………分からないな……」
「~~」
マリは大きく深呼吸しながら
「四葉誠道……私渡辺マリは貴方に交際を申し込む」
その言葉に誠道は持ってきたコップを置く
「…………」
しかし誠道はただ黙る
「返答お願いする」
誠道は苦虫を噛み潰したような味をしながら
「渡辺マリさん私は四葉家の人間です」
「あぁ分かっている」
「そして誠道では無く四葉誠道として答えます」
マリは誠道に注目する
「お気持ちは大変嬉しく思います…………ですが」
誠道はマリの顔を見ながら
「…………四葉家としては渡辺まりさんの能力では私四葉誠道としての恋人には……家……実力…サイオン量…そして特殊な魔法技術として不足がありますので……今回の件は大変申し訳ありませんがお断りします」
それは四葉誠道としての恋人では不足する答えだったそしてマリは薄々気がついていた
「…………そうか」
渡辺マリは誠道の答えにスッキリした表情をしながら
「…………時間を取って悪かったな…………誠道」
「いえ…………こちらこそご期待に答えず申し訳ありません」
「構わん薄々分かっていたからだ」
誠道は頭を下げながら
「では失礼します渡辺様…………」
誠道はそう言うとその場から離れ喫茶店から出ると女性の泣き声が聞こえるのであったそしてその様子を見ていたリーナは
「最低……」
「リーナお前なら分かると思うが?」
それは戦略級魔法シリウスとしてたくさんの告白を受けて常に断っていた
「…………勿論分かるわ…………でも」
「言いたい事は分かるがもし変な希望を与えると…………渡辺先輩は前に進めない」
「…………そう……ね…………誠道確かに貴方は正しいわそれでも」
リーナは誠道の方を向きながら
「割りきれないね……」
「……そうだな……人の純粋な恋心を踏むのは嫌いだからな」
「そう……ね」
「最悪の気分だ……」
誠道はそう言うとリーナから離れる
「お互い苦労しているのね」
リーナは深く何も言わずに第一高校を去るのであった