四葉誠道 (旧姓新発田) 作:ノーム
「ねぇ誠道、達也、何で私の乗る空港に待ち伏せ出来てるのかしら?」
「リーナそれはバランスさんに聞いただけだが?」
「大佐…………」
リーナはため息をつきながら
「それで何の用件で来たのよ」
すると達也は中身が入った紙袋を渡す
「リーナの同僚から聞いたのだがリーナは日本の歴史?が好きだと聞いてな深雪達と相談して買ったお土産だ」
リーナは渡された紙袋の中身を見るとそこには扇子等の日本古来の物が入っていた
「…………ありがとう達也」
リーナは顔を赤くしながらお礼を言うと少し深呼吸して睨めつけながら誠道見る
「それで誠道は何の用かしら?」
「睨むなよリーナ自分もお土産を渡しに来たんだ」
すると後ろからサングラスを掛けた3人の女性が現れアタッシュケースを渡す
「なにこれ?開けても良いのかしら?」
「いや帰ってから開けてくれ今後の仕事で有用な物だからな、それに」
誠道は女性の方を向き
「最後に彼女達も話したいと思うからな…………「
最後の言葉は誠道の声出はなく…………ナンジョウジンの声であった
「…………えっ……」
「あの時は痛かったよ」
「ではまたなリーナ」
誠道は後ろ向き下がりながら手を振り達也は軽くお辞儀をしながら下がるが
「えっ……ちょと誠道!」
リーナは誠道を引き留めようとするとケースを持ってきた女性が止める
「ちょと止め…な……い…………でぇ…………えっ」
「お久しぶりです少佐」
そこには今回殉職したはずのスターダストの2名であった
「生きて……いたの?」
「はい…………少佐」
リーナは涙目になりながら2人に抱きつく
「生きているなら報告位しなさいよ…………バカ」
「すいません少佐誠道様に止められていたもので」
3人は涙目になりながら抱きつくが1人取り残された人間はどのようにすれば良いのか分からずオロオロしていた
「ねぇ……もしかしてあの娘」
「はい……少佐ミカエルです……ですが」
元スターダストの2名は戸惑う
「ミカエルは……記憶を失って居ます」
それはリーナに取って衝撃の一言だが
「だとしても………生きているのなら」
リーナは記憶を失ったミカエルの前に出て
「初めまして私はUSNAの最強の魔法師のアンジェリーナ゠クドウ゠シールズよ貴女の名前は?」
「初め……まして……私は仮の名前で申し訳ないですが……みこと……と言います」
「そう……みことね」
リーナはミカエル事みことの前に出て満笑な笑みを浮かべながら
「もしも誠道に酷い事されたら私を呼びなさい例え世界の裏側に居ても直ぐに駆けつけるわ!」
「そんな……誠道様はそんなことしません!」
みことの予想外の言動に少し驚きながら冷静に
「もしもの話しよ……そんなに否定しないで」
リーナはみことの手を握りながら
「私はUSNAの最強の魔法師だから貴女1人くらいいつでも助けてあげるから」
「何で……私を?」
「簡単よ貴女弱そうだから!」
「…………酷い……そんなことハッキリ言わなくても……」
みことは落ち込むが
「だから……もし助けが必要ならいつでも頼ってくれていいわ」
リーナは紙に自身のメールアドレスを書き
「いつでも連絡してね」
「誠道様が居ますので大丈夫だと思いますが……一応頂きます」
メールアドレスを受け取ったみことは目から涙が溢れだす
「えっ…………何で……涙が…………」
みことは涙を拭こうとするが涙が止まらなかった
「大丈夫…………今度こそ私が守るから……」
「…………はいリーナ」
それは今までのみことではあり得ない程落ち着いた返事を聞いたリーナはみことを抱きしめるのであった
~リーナと別れた誠道と達也~
「それにしても良いのか……誠道?」
「何がだ?」
「リーナに今回の事件の秘密を教えて?」
それはナンジョウジンの正体と捕獲したUSNAの人間の生存をリーナに教える事に疑問に思う達也からの疑問だった
「構わん」
「何故だ?」
「ナンジョウ正体をばらした事で一時的に怒るだろうがスターダストの生存で自分に感謝するだろうし……」
誠道は歩きながら
「それに……もし次敵対してもリーナはスターダストの生存で本気を出さないだろうし……いざとなれば人質にもなる……それに2人には何故生きていられるのかリーナに話すように伝えてあるしな」
それは誠道がもし2人を殺したいと思ったら体内にある誠道の魔法により直ぐに殺せる事で救出はしても生存は不可能だと言うことになる
「外道だな……誠道」
「そうだな…………しかしもし四葉家に敵対しなければいつ死んでもおかしくない状態だったのが……今後生きて行ける事も伝えてある…………し」
誠道は歩みを止める
「…………もしも敵対しなくて……自分達に一生会うことも無いかもしれない……そんな中真実を伝えずに「実は生きていました」なんて悲しいだろ生きているのならせめて伝えてあげたい」
それは自身の生存に四葉家が嬉しい表情を見ていた誠道は
「…………だから次の仕事に支障が出る前に3人に報酬を与えた……「生きています」と言う事をリーナに伝えると言う名の報酬を……」
「そうだな…………きっとそれが良い」
それは達也自身の深雪との和解に成功し感謝した誠道が居なくなった時の喪失感を思いだしそして生きていた事の喜びを
「確かに3人……いやリーナを入れて四人に取って最高の報酬だな」
達也は笑いそれに釣られて誠道も笑う
「そうだ達也……所で話がバチコーン変わるんだが次の休みの連休雫の所の別荘に遊びに行くが達也も来るか?勿論深雪と一緒に」
「一応深雪と相談するが恐らく大丈夫だろ……所で誠道……言葉が又少しズレ初めているぞ」
「おっと」
誠道は急ぎ口を塞ぎ目を閉じ軽く深呼吸する
「もつ……大丈夫だ」
誠道は森崎が乗っているであろう飛行機を見ると
「さて……次は我が弟子の森崎に会いに行こうとするか」
「そうだな…………所で誠道一つ疑問に思ったのだが」
達也は他の弟子が来ないことに疑問に思い質問する
「何故他の弟子は来ないんだ?」
「夕方に到着するって言ったからな」
「?」
達也は誠道の言葉に疑問に思い首をかしげると制度も首をかしげ
「?」
「何故嘘の情報を与えた?」
「簡単だ達也…………」
誠道の真剣な眼差しを見て達也は真剣な表情をする
「今から3ヶ月森崎で遊んで無かったからな……今から弄り倒しに行く」
誠道はそう言うと空港に戻り森崎を弄りに行くのであった
「…………」
達也はそんな誠道の背中を見送ると達也はエリカ、レオ、桐原先輩に森崎の危機をメールで伝えるのであった
〔誠道は嘘の到着時間を教えていると〕と
その後帰国した森崎は他の弟子が来るまで誠道のおもちゃとして扱われるのであった
(助けてくれ……達也)
(俺1人では無理だ他の弟子が来るまで我慢してくれ)
(そんな…………)
それは森崎に取って忘れられない帰国となるのであった