四葉誠道 (旧姓新発田) 作:ノーム
完全単独行動に切り替えた
「誠道良いのか?」
「構わん…………と言いたい所だが……今回は完全私用で動くからな……」
誠道はナナシを使い情報収集を行いつつ地図にはない地下道を書き込みそれを元に作戦を練っていた
「誠道様九亜様の情報提供のもと研究室が分かりました」
ナナシは地図に書き込むと誠道は方針を決定した
「んーやはりこの手の仕事は潜入からの電撃作戦が有効だな」
すると真由美と連絡を取るように指示していた水波が報告する
「誠道様明日の昼前に此方に来るそうです」
「分かった……」
誠道はもしも作戦の失敗した時の敵の反撃を予測する
「恐らく今回の研究は一部の海軍の独断作戦だ……そしてそういう奴らは追い詰められたら何をするか分からない……」
誠道は水波を見て
「水波命令する雫、ほのか、美月、今回保護した九亜を連れて離脱しろ」
「えっ……何故です誠道様」
「簡単だ敵は海軍……もちろん戦闘機が出てくる可能性があるそんな中……お世話になった恩人の雫に危険を防いで欲しい…………これは自分の中で防御魔法が一番信頼感出来るのは水波お前だ」
「分かりました……雫嬢の護衛はお任せ下さい」
「任せたぞ水波」
誠道は水波に指示を出した後近くにいるパラサイトのパラの方を向き
「パラ……今回の作戦においてお前を使う」
『…………』
パラは何も返答せず誠道を見る
「勿論報酬がある」
パラは誠道の方を向く
『報酬は何だ?』
「何もない部屋から少し出れる権利だ……もし断ったらお前は常に地下で一生閉じ込める…………それがいやなら仕事をしろ…………それが閉じ込められない為の仕事だ」
『…………分かった……私も他の同胞のように閉じ込められなくない』
誠道はパラの承諾を確認すると
「ならいい……それから」
誠道は荷物から一つの狐の仮面を投げるとパラ受け取り
『…………これは?』
「自分の指示で動く時着けて貰うようにしているものだ」
『分かった』
パラは狐仮面を着ける
「……作戦前に着ける物だから今着けなくていい」
『…………そうか』
すると達也は
「誠道……本当にパラサイトを使うのか?」
「達也……パラサイトじゃなくてパラな……信用出来るのか今回の作戦で試すそれぐらいの現地には余裕がある……何だって守るべき者が無いからな」
誠道は帰る準備をしている雫達の方を向き安心していた
「にしてもエリカはともかくレオを参戦させたのは以外だ」
「そうか?」
「あぁレオは同級生としての実力はトップレベルだがあくまで学生だ正規兵は荷が重いのでは無いか?」
すると誠道は少し周囲を耳をすませ周りに警戒しながら真剣な表情をする
「…………いやレオの防御魔法は異質だ……今はまだ水波の防御魔法が上だが将来水波以上いや日本トップ防御魔法の使い手になる」
その言葉に達也は驚く
「……誠道それは十師族の十文字家を越えるて事か?」
「そうだ…………だから今回余裕があるうちにレオの実力を見る」
誠道は冷静に話すと達也はCADを抜き誠道を睨みながらCADを構える
「それは…………レオを殺すのか?…………誠道」
「落ち着け達也別に何もしないただ……レオの本気の実力を確認するだけだ……それに」
「それに?」
「…………レオは殺しの技を覚えようとしない……この意味が分かるか達也?」
「…………そうだっな……レオは殺しの技を嫌っていたな」
「そういう事だろだから友としてある程度実力を持って貰わないと困る早死にするタイプだからな……………それに…自分の弟子だから…………」
誠道は恥ずかしくなり口を閉じると達也が少し微笑み
「心配だと」
「…………言うな達也!」
誠道は少し考えながら
「レオには…………お前と同じ平穏な人生を送って貰いたい」
その言葉には達也は驚き
「誠道お前…………」
達也は何かを言おうとするが口を閉ざしただ一言
「…………なら守ってくれよ誠道様」
「なら深雪に対する暴走は止めてくれ」
達也は顔を背け
「…………善処する」
誠道は達也を細目で見て
「守るきないだろそれ」
誠道はため息をつきながら誠道は詳細を決めナッツにメールを送る
「達也もう遅い明日のために今日は寝るぞ」
「分かった」
2人は部屋から出ると
「…………えっ誠道様今日もしかして私パラと一緒に寝るんですか?……ちょ…………誠道様!?」
ナナシは誠道の姿は魔法で一瞬で消える
『…………これはドンマイ?て奴か?』
「黙れ……お前は縛って私は寝る」
ナナシはそう言うと誠道から貰った鎖型のCADを複数使いパラを拘束するのであった
~翌日~
誠道達は元々九亜を向かいに来た真由美に出迎えに来た
「お久しぶりね皆」
「はいお久しぶりです会長……いえ元会長と言うべきでしょうか?」
「そうね……でもね誠道くん私貴方の事嫌いだわ」
真由美はそう言うとプイと顔を横に向ける
「あーやはり相当落ち込んでいるんですか?」
「えぇそうよ元々最後の思い出作りが事実上今回の旅行はマリの心を癒す旅行になったんじゃない…………それなのに誠道くん貴方は友人と旅行なんていい身分だわ」
真由美は誠道に悪態を付くが
「真由美さん……貴女なら頭では理解出来てるはずです我々十師族は恋愛の自由は無い…………例え真剣な恋でもそれは切り捨てなければならない」
「えぇ頭では分かっているわ…………それでも…………」
誠道は冷静な表情をするそして冷たい声で
「なら分かる筈だ、我々十師族には自由恋愛は無い、我々は家の利益による結婚しか許されない、我々十師族は他の魔法師とは違い魔法社会の計り知れない影響力がある、我々十師族は日本魔法師の頂点に立つ、そして常に日本の頂点に立たなければならない、それが十師族…………そして」
誠道は自分の四葉家の特殊な状況を話す
「そして特に我々四葉家は他の家とは違い魔法社会の影響力では無く実力でその座を取った家だ…………ならば他の家とは違うのは分かる筈だ…………」
そして誠道は己の覚悟を喋る
「そしてそれは私も自由な恋愛は許されない…………当主が決めた見知らぬ相手と結婚しなければならないそれが四葉家を名乗る自分の役割だ」
その言葉は誠道が四葉家に対する忠誠の言葉に誰も喋らなかったそして深雪は今の幸せを守る誠道が自身の結婚相手になるかも知れないと考える
(私は………義理となってしまったお義兄様だけどそれでも誠道さんは私達を切り離さなかった…………だから私はいつか誠道さんと…………)
深雪は頭では理解し感謝しつつも心の中では「嫌だ」と心の中で思うのであった
「…………」
皆が静まる中、真由美が
「…………そうだったわね…………それが十師族の責務だったわ」
真由美は自身が作り出した空気を変える為に話題を変える
「所で誠道くん…………貴方の所に女の子居ない?」
「あっ……そうでしたそれが本題だった!」
誠道は慌てながら女の子を探すと女の子は誠道の言葉を理解出来ていないが怖がれは怯えられた
「…………しくじった…………」
誠道はその場から伏せてしまう
「…………子供に…………嫌われてしまった」
誠道はその場で落ち込んでしまい真由美は水波に近づき
「ねぇもしかして誠道くんて女の子に弱いの?いや…………もしかして誠道くんてロリコン?」
水波は喋るかどうか悩むが誠道の誤解を解くために喋る
「正確に言うと誠道様は女の子では無く子供を大切にしているのです」
「子供を?」
「はい…………誠道様言わく「子供は未来」と事です」
すると周囲が以外だと声を上げた
「以外だわ……誠道くんがそんなこと考えるなんて」
「そうですか?」
「そうよ達也くんだって私から見た誠道くんはよく周りの人間を弄って敵には容赦なく叩き潰す…………まるで独裁者みたいだわ」
その言葉に誠道は胸に刺さり落ち込み達也が
「…………確かにそう見えなくは無いですが誠道は良く友人を大切にして相談にも乗ってくれますしよくアドバイスをしてくれますそして何より口が固い………まぁ…友人を頼らない節が有りますが」
達也は誠道を見て
「物事の最高の最適解を導きます」
それは現在起きている助けを求める少女に全力を尽くす言葉だった
「達也…………」
「誠道……」
「気持ち悪いぞ達也」
「真面目に庇ったのに…………誠道……茶化すな」
それは誠道からでる以外な言葉に呆れる達也だった
「それと誰でも彼でも助ける訳じゃないぞ達也」
「分かっている誠道……「利用価値がある者のみ助ける」だろ誠道」
誠道は立ち上がり
「そうだ……ただ対価を出さす助けを求めるだけだとそれはただの自己満足になる……それに第一我々は正義の味方では無い要するに金がかかる、そしてその金を出すのは雫や自分の家だ」
その言葉に全員が少し冷たい目線を向けるが
「だが助けを求め行動した者には敬意を表する」
誠道はそう言うと九亜に近づき頭を撫で
「この少女はたった1人で助けを求め行動を取った、他人に力を借りるとはいえ……今まで隔離された少女1人でここまで来たのは敬意を表する」
誠道は真由美の方を向き
「少女の身での行動それは敬意に値するよっ私四葉家代行誠道は少女を助ける…事とする」
(それに助けると決めた以上最後まで責任を取らないといけないな……次期当主にもそれに甘い達也……それに幼馴染みの願いを叶えてやらないとな)
その答えは誠道の心の中に秘める答えだった