四葉誠道 (旧姓新発田) 作:ノーム
雫視点となります
「…………誠道帰って来るのが遅いね」
「そうだね雫…………」
ほのかは少し居心地悪そうに水波を見る
「…………」
「せっかくのパーティーなのに」
「……」
雫は自身のドレスを見ながら
「今回は結構気合い入れたのに……水波はどう思う?」
「…………」
水波は返事をせずただ顔を赤くしながら
「……ねぇ雫ちゃん」
「何水波?」
「やっはり……私はメイド服が良いのですが」
水波はそう言うと逃げ出そうとするが雫の指パッチンをすると近くに居た北山家のメイドが反応し水波の周囲を包囲する
「水波……逃げるのは良くない」
「でも雫ちゃん……」
水波は自身のドレスに戸惑う
「こんな高いドレス何て……」
水波が着ているドレスは黒を強調し桜の花びらが付いている少し居心地大人のドレスだった
「それ以前誠道に聞いて水波が似合いそうなドレスて何なのか聞いたら「黒を強調した桜の花びらが描かれているドレスかな?」て言ってたから家でオーダーメイドで作った……オーダーメイドは父の意見だけどね」
雫の言葉を聞いた水波は顔を赤くし思考が停止しほのかが話題を反らす
「それにしても雫の今日のドレスは少し大人しめのドレスだね……普段は肩を出すのが多いいけど」
「……うん誠道の好み………あまり肌を出す服はあまり好きじゃあないみたいだから……」
雫は肌が見えない服で水色の服のシンプルのドレスだったそして肩には透明で白模様がある肩布
「変じゃないほのか?」
「とっても似合ってるよ雫」
ほのかの言葉に照れるていると
「雫顔を赤くしてどうしたんだ?」
誠道が声をかけた
「ううん何でも無いよ誠道」
「そっそうか?所で雫……」
「うん…何?」
誠道は水波を指指しながら
「水波が顔を赤くして反応無いんだが何をしたんだ?」
「…………何もしてないよ」
「そうなのか?」
誠道は水波目の前で手を振るが反応しなかった
「せっかく似合っているのに…」
誠道の言葉を聞いた水波は顔を真っ赤にしそのまま倒れてしまいそうになるが誠道は水波の腕を引っ張り倒れるのを阻止する
「ちょ本当に大丈夫か?」
誠道は心配し水波の体に魔法を当てるが心拍数が上がる事以外特に異常が無かったが
「…………」
しかし誠道は少し顔が熱くなり
「ナナシ」
「はい誠道様」
ナナシは音もなく突然現れ雫とほのかは驚く
「水波を休憩室に運んでやってくれ…………それが終わったら護衛は要らない理由は分かるだろ?その後は近くにいる子供の相手をしても構わない」
「了解しました誠道様!!」
ナナシはウキウキしながら水波を運ぶ
「ナナシさん……急に現れびっくりした」
「本当驚きました所で誠道さんナナシさんの実力は?」
ほのかは少しナナシに興味が出てきて質問してしまう
「うーん内緒にしてくれるのなら話ますよ」
「分かった」
雫は了承しほのかは首を立てに振る
「魔法大隊を1人で相手して勝てる位だ」
その言葉に驚き2人はパーティー会場の出来事を思い出す
「可愛い男の子を見つけては声を掛けて」
「子供達と一緒に鬼ごっこしたりして」
「全然強そうに見えない」
「全然強そうに見えなかった」
雫とほのかの言葉に誠道は苦笑いするが真剣な眼差しで
「自分もそう思うよでも実力は確かだ」
その言葉を聞いた雫は
「誠道よりも?」
「あぁ自分
誠道の言葉には嘘が無い事実誠道では勝てないのだから
「意外……誠道が負けを認めるなんて…………」
「うん誠道が負けるなんて想像が出来ない」
「そうか?自分1人では良く自分は負けてるぞ?この前の手合わせでは達也と八雲も…それに最近だとシリウスにも負けてるし」
誠道は自分が手合わせして負けた人間の名前を上げるが
「…………達也さんに負けた事は驚いたけど後の2人は日本の最強の忍術使いとUSNAの最強の魔法師と手合に負けるのは別に驚かないよ………誠道……………でも」
「でも?」
雫は誠道の目を見ながら
「でも次勝つつもりでいるしょ?」
「あぁ勿論負けっぱなしではいられないからな」
「相変わらず負けず嫌いだね……でもそれでこそ誠道だね」
「そうだね雫記憶を取り戻しても誠道くんらしい」
その言葉は幼なじみの雫とほのかからの言葉だった
「にしても」
誠道は雫のドレスを見る
「……似合う?」
「……無論」
誠道は一瞬少し頬を赤くするが直ぐに表情を元に戻す
(……何やってんだ俺は…………俺にはそんな権利が無いのに)
誠道は少し悲しい表情をすると
「誠道?」
「誠道どうしたの?」
雫とほのかは心配するが
「何でも無い」
誠道はただ黙るだけであった
「所で誠道話が変わるけどいい?」
「何だ雫?」
「うんこの前の島の出来事何だけど……」
雫は言葉を選びながら話す何故なら誠道から島から救出した少女の事は電話等の機械に頼った伝達を禁止していたからだ
「場所を変えようか雫ほのか」
誠道はそう言うと北山潮にパーティーを離れる事を伝え水波が休憩している部屋に行き雫は扉をノックし
「水波入っていい?」
「えっちょと待って雫ちゃん!」
水波は慌てた声を聞いた雫は少し小悪魔な表情をすると水波の静止の言葉を伝えずそのまま扉を開けた
「雫ちゃんまってて」
雫は扉を開けるとそこには下着姿の水波が居た
「…………ごめん……水波」
「&&$^&%#&*^$&$@%^*$%&^!!」
水波は言葉に出来ない声を発しながら着ていたドレスで体を隠し
「義兄さんのバカーーー」
水波は涙目になりながら近くにあった枕を情報強化させ誠道に投げる
「……」
誠道は情報強化した魔法を術式解体で破壊するが枕には何もせず甘んじて攻撃を食らうのであったが
「まったく雫ちゃんいきなりドアを開けるなんて」
「許して水波……つい」
「ついって……まったく雫ちゃん」
水波は小言を言うが
「それでどうしてここに?」
「水波悪いが防音の魔法を掛けてくれ今手持ちのCADには登録していないんだ」
それは四葉家の誠道としての言葉を聞いた水波は口調を正し
「分かりました誠道様」
水波は誠道の命令により防音魔法をかけ誠道は魔法を認識すると
「でっ雫は何が聞きたい?」
「うんまずは四葉家が保護した女の子について」
「そうだな…………」
誠道は話すかどうか悩み2人の目を見ると意思が固く昔から2人の意思の固さに悩まされた誠道は覚悟を決める
「雫とほのかはどこまで聞いた?」
「私が聞いたのは四肢の欠損と両目が無くなっていること」
「そして集中治療室で入院中の所までだから今彼女の事が聞きたい」
「そうだな…………隠してもしょうがないまず一つ目彼女は今集中治療室から出ることになった四葉家の技術でなんとか内臓等の治療が終わった」
「ほんと?」
「あぁ本当だほのか…………その代わり彼女は基本四葉家が管理する事になる……理由は秘密だ」
「何で?」
「雫、彼女の内臓を治したと言ったが実は完全に治したわけでは無い……治した人間が白狼……雫やエリカの心臓を治した同じ魔法だからださすがにこれ以上言えない」
その言葉に雫とほのかは黙る現在雫は定期的に誠道の血液を取り込んでいるそのお陰で雫は日常生活には困らないがもしも誠道から離れ魔法を使用すると取り込んだ誠道の血液が暴走する恐れがあるからだ
「…誠道…………ちなみに彼女に会うのは可能?」
「可能だよ……でも少し待っててくれないか?」
「分かった」
雫は直ぐに引き下がり少し以外に思うとほのかが
「それで誠道さん……一つ聞きたい事があるんですけど」
「何?」
「ナンジョウジンが表向き死んでいるけど……CADの開発は止めるの?」
「一応続けるけど規模は縮小するよ……あくまで個人企業として行うつもりで既に義母上と潮さんに相談済み会社名はまだ決まって無い……会社名を考えるの辛い」
「もしかしてその会社は……株式会社?」
「その予定だけど?」
「良いこと聞いた」
雫は少し笑顔になり誠道は少し寒気がした
「雫さんや何を企んでいるんだい?」
「秘密♪」
雫の笑顔に寒気を覚える誠道と「またかー」と思うほのかと水波であった