四葉誠道 (旧姓新発田)   作:ノーム

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誠道は優雅な日々を過ごしていた


ダブルセブン 3 

「入学前や始業式などろくに参加出来なかったが……ようやく優雅な日々を送れたそれもこれも」

 

誠道は北山家と四葉家の二つの家からの出資により小さな研究所が作られたそしてそこには水波、ナナシ、パラ、零、ミカエル、そして新しい身分が与えられた元スターダストの2名狼樹(おおかみいつき)と狼蒔(おおかみまき)の名前を購入した

 

「もう少し可愛い名前がが良かった」

「可愛いまでももう少しまともな名前が良かった」

 

「あのな~政府から新しい名前を購入する時高いんだよ……かと言って安いのを買うとしようとすると何年待つか……いや十数年待つかもしれないし2人を養う程お人好しじゃない自分には手駒が足りないからな」

 

その言葉を聞いた2人は恐る恐るとある事を聞く

 

「ちなみにお値段は?」

 

「2人合わせて数億円だが?お陰で財布が空だ…………だから働け」

 

元スターダストの樹と蒔は値段に驚愕するがナナシが

 

「誠道様!!それだと私の給料は!?」

 

「勿論無い」

 

「そっそんな~」

 

ナナシは落ち込み座り込む

 

「安心しろ今銀行には殆ど無いが来週には入ってくる」

 

その言葉を聞いたナナシは疑問に思い誠道に質問する

 

「…………その理由は?」

 

「ナンジョウジンの遺産の特許の3分の1が北山家にそして残りの3分の2は自分の所にあるそれにより数百万は俺の元に転がり込む」

 

その言葉を聞いた水波を覗いた全員が

 

「「「「「オ~~~~」」」」?」

 

と声を上げるが何故かパラだけが反応に?がついていた

 

「……所で誠道様ナッツは?」

 

それは誠道の研究員のミカエルからの質問だった

 

「ミカエル……ナッツは今黒羽家に貸している何でも魔法師じゃあ潜入出来ないと言う事だから…………多分長期に渡る仕事になるだろう……後で援軍として樹と蒔にも行って貰うが良いか?」

 

「「了解しました」」

 

2人は誠道に敬礼するが水波は2人に近づき何かを話し顔を青くすると

 

「「畏まりました誠道様!」」

 

2人は急ぎ自分のデスクに移動し仕事に移る

 

「…………何をした水波?」

 

「いえ特に何も……強いて言えば四葉家のメイドとしての嗜みです」

 

「そっ……そうか」

 

誠道は深く何も聞かなかったが直間だが水波の顔は笑顔だが何故か怖いと感じ

 

(四葉家のメイドの教育は怖いな)

 

誠道は考えるのであった

 

 

 

 

 

~翌日入学式~

 

誠道は風紀委員の巡察をしていたその際誠道の付き人として水波も一緒に廻っていた

 

「初めて健康な状態で始業式に出れた」

 

「そうですね誠道様」

 

誠道は四季初めの日々は何故かトラブルに周り参加出来なかったが初め何事もなく参加する当然な事を少し嬉しく考えていた

 

「これで何事もなく始まれば良いのだがな」

 

「それは一種の死亡フラグです誠道様」

 

「何を言う水波そんな非っ現実な事を言うなそんな事…………」

 

「お姉ちゃんに近づくな~~!!」

 

誠道はその言葉を聞いた瞬間手を顔に当て

 

「…………トラブルが起きたか……」

 

誠道はため息をつきながら音響魔法で索敵する

 

「……これは」

 

そこには大雑把だが男女2人の姿と1人の女性が魔法を使用したと思われる速度で攻撃するが

 

「…………これは……減速するな……」

 

誠道は安心するが狙われた男は女性が攻撃した膝を持ち上げるそしてそれを見た誠道は頭を抱えた

 

「こんな魔法を使用しないでこんな芸当出来るのは達也しか居ないぞ…………」

 

誠道は不安になり急ぎCADを一つ取り出し

 

「一刀………起動」

 

それは誠道が作った試作品の特殊なCADを現場に向かって移動する

 

「水波は歩いて来てくれ自分は先に現場に行ってくる」

 

「畏まりました誠道様」

 

水波は軽くお辞儀をすると誠道は通常の加速魔法で現場に向かうと直接現場を確認する

 

(やはり達也か……そして攻撃したのは香澄か…それに真由美先輩と確か……泉美だったか)

 

誠道は走りながら確認すると双子が魔法を展開したのを確認するそして達也は少し険しい表情をする

 

(あー達也魔法式読み込んだな…………)

 

誠道は既に飛ばしていた特殊CADの刀を四人の間の地面に刺し魔法式を起動する

 

「「「「!!」」」」

 

四人は突然現れた刀に警戒するとその場を離れ七草香澄の七草泉美は魔法式を中断しいつでも魔法を発動できるかのように構えるが達也は刀の魔法式を読み取ると近づいた誠道に顔を向ける

 

「達也久しぶり」

 

「久しぶりではないがな誠道」

 

誠道は達也は軽く挨拶すると

 

「誠道さん!」

 

七草香澄は突然現れた誠道に驚き体が固まってしまう

 

「香澄ちゃんしっかりして」

 

七草泉美は香澄の体を揺らすが慌てていて目が回っているかのように感じる

 

「とりあえず達也先輩状況説明して貰っても良いかな?」

 

「分かった」

 

「えっええそうね……そうよね説明…わ………いるわよね」

 

誠道は達也と真由美先輩から説明を受け

 

「要するにナンパと勘違いした香澄が達也を攻撃しそして泉美と協力し魔法を発動しようとした時に突然刀が降ってきて魔法の使用を中断したと」

 

「そうだ」

 

誠道はため息をつき頭痛がする

 

「また暴走したのか香澄ちゃん」

 

その言葉に香澄は逃げようと振り返るが既に水波が後ろに立っている事に気がつき香澄は正座をする

 

「すいません」

 

「謝って済む問題じゃあ無いがな……」

 

誠道は注意し後ろには笑顔でいる水波に怯える香澄

 

「まさか…………香澄が素直に説教受ける何て」

 

真由美は意外な光景に驚く

 

「まぁ使用したCADが問題ですから」

 

達也は七草香澄と七草泉美のCADを見て真由美は不思議そうに見る

 

「何が問題なの?」

 

「2人のCADはナンジョウのオーダーメイド作品でしかも亡くなる前の作品ですので言うならば…………半レリックになります」

 

「えっそうなの?」

 

「はい……恐らく作る事は可能ですがもし作るとした場合十数年かかりますので……いかにナンジョウジンの弟子でもCADの作成は不可能でしょう……例え誠道でも」

 

「そっ……そうね言われてみればそんなCADを持っているだけでも注意が必要なのにこんな場所で使用するもの弟子の誠道が怒っても不思議じゃあないわ」

 

「そうですね……どうやら誠道の説教は終わったようです」

 

達也がそう言うと誠道は説教を止め達也に近づき

 

「達也少し良いか?」

 

「勿論構わないが?」

 

「流石に入学式に魔法を使用した問題は大事になる……しかも十師族が起こしたんだ………この情報が広まれば少なからず他の魔法師にも被害が及ぶ可能性がある…」

 

「そうだな…………」

 

「だから……この件は黙ってくれないか?」

 

誠道は頭を下げ達也にお願いする光景を見た真由美、香澄、泉美、は驚き真由美も

 

「ごめんなさい達也くん私からもお願い」

 

その行動力には誠道は予想外の行動だった誠道の行動は達也は四葉家とは関係者では無い事を含めた行動だった為達也はそれを理解するが真由美の行動には2人とも驚いた

 

「無論構わないので頭を上げてくれませんか?」

 

「すまないな達也……」

 

少し遅れて真由美も

 

「ごめんなさい達也くん」

 

真由美はお礼を言うと2人を連れ引きづって入学式に向かうのであった

 

「真由美先輩……結構苦労しているみたいだな」

 

「そうだな誠道……所で用件は何だ?」

 

「あぁそうだな」

 

誠道は周囲に誰か居ないのか確認すると水波に離れるように指示を出すと達也と2人きりなると

 

「ピクシーを少し貸してくれないか?」

 

「無論構わないが何に使うつもりだ?」

 

「先ずは……」

 

誠道は監視カメラを指を指し

 

「カメラに写っているだろう魔法の痕跡を消すのとサイオンと新しい事業の研究を試したい」

 

誠道の「新しい研究」を聞いた達也は

 

「詳しく説明してくれ特に新しい魔法についてだ」

 

「構わないが良いのか?達也」

 

「何をだ?」

 

「後ろ」

 

達也は誠道に言われ後ろを振り向くとそこには深雪が居た

 

「深雪……」

 

「お義兄様そろそろ時間になりますのでよろしいでしょうか?」

 

そこには誠道に嫉妬し少し魔法が漏れ周囲が冷たくなっていた

 

「あぁ今から行くだから」

 

「だから?」

 

「今度の研究のテーマに意見を聞かせてくれ」

 

「はいお義兄様」

 

深雪は達也に頼られ嬉しく返事をし達也はほっとすると誠道はどう邪魔しようと声をかけようとするが水波は冷たい目で

 

「誠道様……」

 

その言葉を聞いた誠道は我に帰ると

 

「どうした水波?」

 

「何か良からぬ事を考えていませんでした?」

 

「そっそんなこと無いぞ?」

 

「本当ですか?」

 

「本当だ」

 

「なら良いですそれより」

 

水波は誠道の前に立ち

 

「では今から只の妹として言います早く入学式に行きましょ義兄さん雫とほのかが待っています」

 

水波の笑顔に誠道は苦労する只の兄として

 

「そうだな水波」

 

そう言うと水波は人が居ない所で誠道の手を握るのであった

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