<キヴォトス某所>
その日も、アビドス高校三年の『小鳥遊ホシノ』は
優雅にお昼寝をしていた。
ホシノ「んへ~~~………zzz」
???「ホシノ先輩、起きて」
ホシノ「ンムムムム……んぅ?なんだぁ、シロコちゃんかぁ」
:シロコ
砂狼シロコ アビドス高校の二年生。最近のマイブームはお昼寝中のホシノをいかに早く見つけるからしい:
ホシノを起こしたのは後輩であるシロコだった。
シロコ「先輩、今日は訓練に手伝ってくれるはず。
忘れてたの?」
どうやら約束を忘れていたようだ。
ホシノ「あぁ~そうだったねぇ、ゴメンゴメン」
シロコ「ん、大丈夫。気にしてない。」
ホシノ「そう?なら、もっかいねよぅーと」
そういってもう一度寝ようと体を伸ばしているホシノの腕をシロコはつかまえて言った。
シロコ「待って、ホシノ先輩。じつは気になることがあって。」
ホシノ「へぇ~~、何かあったの?」
シロコ「ん、ちょっと待ってて。自転車にかけたウィンドブレイカーから持ってくる。」
そういうとシロコは、自転車にかけてあるウィンドブレイカーのポケットから『あるもの』をとりにいった。
ホシノ(んー、一体なんだろう。私の誕生日にはほど遠いし、珍しいものでも見つけたのかな?)
シロコ「先輩、これなにかわかる?」
そういいながらシロコが見せてきたのは
ホシノ「これは………ただの指輪かな?」
きれいな装飾がされていて、はめる部分は金、ルビーのような紅い石のようなものがついている指輪だった
シロコ「ん、やっぱり先輩もそう思うよね。じつはこれ、すごいんだよ」
ホシノ「へぇ~なんだろう、宝石の部分から光線でもd『バァァァン!!』………急に発砲しないでよ、シロコちゃん。」
シロコ「ごめん、先にいっとくべきだった。でも指輪をみて」
ホシノ「いやぁそれはバラバラに砕け・・・あれ、なんで砕けてないんだろう?」
その時、ホシノは目を疑った。
シロコ「そう、この指輪ものすごく固い。ドローンでの砲撃を試したけど傷ひとつつかなかった。」
果たしてただ固いですませていいのか、そのように感じてしまうほど、その指輪の周りに銃痕が強くついているのに指輪の見た目やさわり心地が全く変わっていなかった。まるで当たる直前に弾が『それた』ような、当たる直前で『弾かれた』ような、言葉でそれは表現が出来ない特異なものであるように思えた。
ホシノ「シロコちゃん、これはどこで?」
シロコ「前に見せてもらったアビドスの古い地図上なら、元々のアビドス高校の近くにあるオアシス跡から見つけた。」
ホシノ「よく見つけられたねぇ?わざわざ掘ったの?」
シロコ「いや、オアシス跡をみてたときになにか光ったように見えたから近づいてみたら落ちてた。」
ホシノ「なるほどねぇ。………ねぇ、シロコちゃん」
シロコ「ん?どうかした?」
ホシノ「今からもう一回そこにいこうか。」
シロコ「オアシス跡に?わかった。」
それからシロコとホシノの二人は元アビドス高校近くのオアシス跡に向けて移動を始めた。
約2時間後、二人はオアシス跡に到着した。
ホシノ「ここら辺でその指輪を見つけたんだっけ?シロコちゃん」
シロコ「そう、ちょうどここの辺りで見つけた。」
ホシノ「ん~なにかおかしいところは………わからないなぁ………てっ、うわぁ!」
シロコ「どうするの?先ぱ………あれ?先輩はどこ………先輩?先輩なんていたっけ………」
今ひとり、ここから存在が消えた
ホシノはオアシス跡に踏み入れてすぐに流砂に当たってしまいそのままのまれてしまった。
ホシノ「プッッッハァァ!あ“ぁ”、窒息するかと思ったぁぁぁ。大丈夫?シロコちゃん?
シーーーーーーーン…
ホシノ「あれ?シロコちゃん?おーーーい、シロコちゃーん?どこ行ったのお?………」
いくら待ってもシロコからの返事はなかった。モモトークも機能していないようだ。
ホシノ「んんんー、ここはどこだろう。変に焦らないで情報を集めよう。」
数時間(?)後
ホシノ「うひゃぁあ、全っ然情報がでてこない………どうしよ………」
かなり時間がたったようだが、情報はいっこうに集まらない。唯一探さなくてもわかることは、この世界は『ヘイロー』が存在しないということ、この空間がどこかの廃墟の密室であるということだけだ。
ホシノ「幸い必要最低限持ってた武器は消えてなくてよかったよ。なくなってたらもしもの時に自衛できないからねぇ。」
その時
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン‼
と、とてつもなく大きい爆発音がした。
ホシノ(・・・ここからかなり近いな。おそらくこの建物の上層からなっているのかな。)
バガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン‼
さらにけたたましく大きな音が聞こえた。
ホシノ「この感じ………真上か………」
ホシノは自身の銃、『Eye of Horus』を真上に構え、
バァァァァァン‼
と、トリガーは引き絞り、空気を揺らし、部屋の天井を撃ち抜いた。
???「グワアァァァァァァァァァァァアァァァァア!?」
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン
天井からぶち抜いて落ちてきたのは人とは言えない、異形の姿をしたなにかであった。
ホシノ(うわぁぁ………気色悪いみためだなぁ)
???「ヌグググ キサマァ コノコウキナルワガカラダニキズヲツケテクレオッテ キサマァァァアァァァアアアァァァアァア!!??」
ホシノ「うへぇー、知るわけないじゃん?そっちが勝手に暴れたから適当に天井を撃っただけなのに………」
グリル「キサマァ ワガナヲシラヌトハァ イイドキョウドァナァ? ワガナハグリルダァ マナヲシンカノトモシビィ コウキデアリケダカキ グゼノオウデアルノダゾォォォォォァァァァァァァァァァ」
ホシノ「グゼ?なにかわからないけど、あなたは敵でいいんだよね?なら、単純だね」
ホシノ「今、ここで、ねむってもらうよ。グリルさん?」
次回から本格的に戦闘が始まりますね………カケルカナ
次回以降ここには次回についてのことや、出てきたキャラの紹介をしていきます!これからも応援してくださると幸いです!
プロローグその二を見た読者、騙されたな!!