もしも政近への思いが溢れてしまったらのおはなし


1 / 1
お久しぶりです。
失踪に失踪を重ねて何年経つことやら…
SSを書くのが嫌になった訳では無いのですが、
他に趣味ができたり、リアルが忙しかったり
と言い訳を並べればキリが無いのですが
数年ぶりに久しぶりに小説(ラノベ)を読んでいて
昔よくSS書いてたなと思い出し 久しぶりに書いてみる事にしました。

ほんと気分転換に思いついた話を書くだけなので、
あまり期待せずに見ていただければと思います。

ついでにすぐ失踪すると思うので連載は無しです!


初恋

 

夏が過ぎ紅葉が色付く秋の頃

授業が終わった放課後に、

いつも通り生徒会室に向かっていたのだが

見慣れない人混みができていた

 

何が起きているのか興味も無く

気にせずに通り過ぎようとしたのだが、

ふと視界の端に中心にいる少女が困ってそうな顔をしているのが見えてしまった。

 

どうやら大勢の前で告白でもされていたのだろう

全く人前でよくやりものだ……それもマーシャさんに

ん?マーシャさん!?

 

「あ、久世君だ〜」

 

ふと2度見をした際に目が合ってしまい呼び止められてしまった

呼ばれた以上、無視する訳にもいかないので

円の中に入りマリヤの所へ向かった

 

「あの、どういう状況ですか?」

 

周りからは誰だよ

こいつなんでこんな奴がマリヤさんに呼ばれてるんだ

みたいな声が聞こえてくる

 

マリヤの正面に立つ男の方に視線を向けると

片手を前に出し頭を下げている男の姿があった

 

いやほんとに告白してたのかよ すげぇ度胸だな

人混みの中で告白とかどんな羞恥プレイだよ

と心の中でツッコんでいると

 

「あの〜さっきの告白の返事ですが、

私、久世君の彼女なのでごめんなさい。」

 

ぺこりと頭を下げ

とんでもない爆弾を投下してくれた

 

「…はぁ!?」

 

はぁあああああ!?!?!?

政近の驚いた声は周りからの動揺と悲痛のような叫びで打ち消された

 

ちょっ何言ってるのこの人!

心の中で困惑しながらもポーカーフェイスを装い

思考をフル回転させていたところ

野次馬の1人が荒い口調で言葉を発した

 

「九条さんの彼氏さんってさーくんとかいってたよね

コイツ討論会で話してた生徒会の久世だろ」

 

「断るにしてももっとマシな嘘つけよ!」

 

周りからもそうだ!そうだ!と同調し

自分一人では何も言えないであろう奴らも

嫉妬心からか、面白がってなのかな知らないが

野次を飛ばし始めた

 

 

「関係ない部外者が口出ししてんじゃねえ

それにまーちゃんは俺の初恋の相手だ」

 

気がついた時には声に出ていた。

清算したつもりでいた初恋の心に火がつき

大好きな人を馬鹿にされた事へ怒りを感じていた。

 

普段のヘラヘラした表情とは違う

殺気とも呼べるような雰囲気を出して

マリヤを貶す発言をしていた奴らを睨んでいた

 

そんな姿を見たマリヤは政近の手を引を握った

 

「さーくん行こ」

 

そう言い握った手を引き歩き始めた

 

 

 

 

 

 

「あの、マーシャさん…さっきはすみません。」

 

人気のない所まで移動し

周りに誰もいないことを確認し話し始める

 

「こっちこそごめんなさいね〜巻き込んでしまって

でもさーくんカッコよかったよ」

 

 

「それはありがとうございます……良かったんですか?

その、俺が彼氏ってみんなの前で言ってしまって」

 

「本当はねアーリャちゃんが素直になるまで待とうと思ってたんだけどね」

 

「最近、さーくんの事を考えると胸が苦しくて

我慢できなくなっちゃった」

 

「なので〜これかさーくんにいっぱいアプローチするから覚悟しておいてね」

 

顔を赤らめて少し照れくさそうにしていたが

その目は真っ直ぐにこちらをみていた

 

「いや、それは良いんですけど (良くないけど)

今回の件学校中で噂になりますよ それにアーリャにどう説明するつもりですか」

「そうね〜」

 

と少し困った表情をしながらも

彼女はその時になったら考えましょ

と気楽な言葉を残し去っていった

 

 

 

 

その後当然学校中で噂となり

アーリャや他の生徒会メンバから問い詰められたのは別のお話

 


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。