2人で暮らす兄と妹のおはなし
超短いSSを書かせていただきました。
ロシデレは1巻が発売した数日後に友人から勧められて 読んでました!
意外と結構な初期からのファンです。
ただココ1,2年は仕事に追われて完全に忘れてたのですが
アニメ化したことで思い出し、改めて続きの小説を買って読んでます!
カーテンの隙間から日が差し込んでくる頃
いつもならまだ目覚める事もないのだが、
下腹部に違和感を感じ、目が覚めた
柔らかな感覚と何かが上に跨っているような
俺はこの感覚を知っている
「なぁ妹よ」
「なんだいマイブラザー
俺に出来ることならなんでも言ってみな」
そこには下腹部に跨った有希の姿があった
パジャマ姿で胸元やお腹が少し見えるその格好は、健全な男子にとっては大変目のやり場に困る状況であろう
「さっさと降りろ」
「そんな!下ろせっていうの?私たちの愛の結晶を!!」
「下ネタじゃねぇか!」
2年前
見事有希を退けアーリャを生徒会長にした事により
俺は周防家に戻ることとなった。
結局当主は俺でなく有希がなり
俺は有希の補佐として支えることとなった
そんな事もあり今は有希と2人暮らしをし大学に通っており
大学では周防兄妹としてそれなりに有名になっていた
「兄者 こんなに大きくしておいて素直じゃねぇなぁ」
勿論朝の生理現象だ
断じて妹のお尻がお腹の上で動いて欲情したわけではない
「ほら、溜まってるんだろスッキリさせてやろうか
マイブラザー」
直接は触らないが、太ももの当たりを擦りながら挑発してくる
前よりスキンシップが激しくなった影響か
以前にまして下ネタがえげつなくなっている
「あれ、小さくなっちゃった
おいおい兄者よその年で性欲がないとか…」
「お前を見てたら治まったわ」
「……」
一瞬ムッとした様な表情をし有希は布団から降りた
流石に妹相手に手を出す訳にはいかないのだが、
女の子として見て貰えないのは思うところがあったのだろうか
「その、なんかすまん」
「ううん、こっちもごめんねお兄ちゃん
お兄ちゃんには揉めるEがもうあるからね
妹のCなんて…」
「おい!まだ健全なお付き合いしてるだけだからな」
そうアーリャが生徒会長になった日
俺はアーリャと交際を始めた
だがその日より俺は周防家で今までサボっていたツケを払うかのように毎日激務をこなす事となり、恋人らしいことは何も出来ていない
アーリャとは学校と偶にの休みの日にデートするくらいで
お付き合いしているという実感を持てないような日々を過ごし2年も経過していた。
「私は大丈夫。政近君のパートナーだから」
と笑ってくれているが、本来の恋人らしい事も余りできず
寂しがらせているような状況なのだ
「今他の女の事考えたでしょ!私というものがありながら」
「お前が揉めるEとか言ったんだろうが!」
そんなこんなでいつも通りのやり取りをし
今日の予定のため準備を始めた
「ねぇ、お兄ちゃん 今日は1日アーリャさんと一緒にいてあげなよ もう1ヶ月は会ってないでしょ」
「いや、今日は…」
「いいからいいから いつもお兄ちゃんに頼ってばかりだし
それに周防家の次期当主は私なんだから」
「それにアーリャさんは私にとっても大事な義姉ちゃんになるんだよ」
今日は家にとっても重要な提携先のお食事会にお呼ばれしており、周防家の代表とし俺と有希、綾乃の3人で伺うことになっていた。
そう休日にはこうして予定を勝手に入れられることが多く
まともにアーリャと会う為の時間を作る事かできないのであった
「ありがとう 世界で二番目に愛してるぞ」
有希の頭を撫でながら抱きしめる
「そこは一番って言ってよ
私も世界一愛してるぜ兄貴」
胸の中でそう言いながらも満更でもなく嬉しそうにする有希の姿があった