感情共鳴セカイ「プロジェクトミク」 −想いを繋げる日− 作:タスク・アスク
“ストリートのセカイ”襲撃編、ラストとなります。
「司、青柳君達とわかった瞬間に行っちゃったね」
「まぁそこが司くんの良いところだからね」
「あたし達も司くんの所に行ったほうがいいですか?」
「いや、私達はこのまま上空のエネミーの討伐を行う。空へのアドバンテージがあるオルトリンデはごめんが速攻で宝具解放をお願い」
「了解ですマスター」
オルトリンデは空へと飛び上がりいくつもの
「
槍の投擲ダメージを与えると同時に効果範囲に一種の結界を展開する。それによってあらゆる清浄な魂を慈しみ、同時に正しき生命ならざる存在を否定され大量のモンスターが灰も残らず消え去る。
「流石……皆、この隙に行くよ!!」
「「「はい(了解)!!」」」
「先輩、私と紅閻魔さんは下の援護に行きます!」
「キャットも行くぞ!」
「任せた!!」
寧々は海のマーメイドをイメージされる衣装を*1を纏い、空へと華麗に浮遊していく。
「スカサハ・スカディ(水着)さんから教わった技を……来て魚達!」
寧々が祈ると何処からともなく魚群が現れてワイバーン達を飲み込んでいく。
「寧々ちゃんすごーい!ボイジャーくん、あたし達も!!」
「うん!」
えむはボイジャーと共にピータンをイメージされた衣装*2を纏って空へと舞うように飛び上がる。
「「星に願いを!!!」」
そして空が一瞬夜に変わると、空からコミカルな星達が
そして──────
『これ以上はさせないよー!!』
『そうだそうだ!!』
「えー!?」
「あれは………」
「
『ここからは俺たちのターンだー!!』
『その通りだー!!』
リン・オルタとレン・オルタは赤雷を寧々に向かって放出する。すかさずオルトリンデが盾で防ぐがで魚直線上にいた魚群が消滅する。
「魚達が……!」
「もう一度召喚してください寧々」
「う、うん!」
「類、我々も加勢するぞ」
「えぇ。ネネロボ、僕達も行くよ!!」
『了解しました』
バベッジが蒸気を放出しながら空へ飛んでいく。類も荒廃した世界の科学者といった衣装*3を身に纏い、空を飛ぶ
『邪魔だー!!』
リン・オルタがバベッジに向かって雷撃を放つ。だが、鋼の体は電撃を受けてもびくともしない。
「残念だったな。貴様と私の相性は最悪だ」
『だったら!!』
レン・オルタの意思に反応してワイバーン達がバベッジに向かって火球を放つが類が召喚した
「やらせるわけないだろう?」
『むかー!!!って』
『ヤバッ!?』
「
『『か、回避ー!!』』
リン・オルタ達が何かを感知するのと同時にストームボーダーからエミヤの長距離射撃が放たれる。
「今だよネネロボ!!」
『はい、収束魔力砲……
エミヤの全てを貫く射撃によって
『させない!!』
「それはこっちの台詞だせ?」
「させないよー!!」
『邪魔するなー!!』
リン・オルタが赤雷を圧縮したバリアで防ごうとするが、風を纏ったビーマによって吹き飛ばされる。
レン・オルタも慌てて守りに入ろうするがえむとボイジャーに阻まれる。
『貫きます!!』
そしてビームが
『ゲートが!?』
『よくもやってくれなー!!』
お返しとばかりにリン・オルタが赤雷を上空で束ねてストームボーダー目掛けてビームを放つ。
「させないよ!!」
類が操作する
『くっ、こうなったらー!!』
『奥の手をつかってやるー!!』
数的にも不利と判断したのか、レン・オルタとリン・オルタは赤雷を身に纏うと両手を高らかに広げて叫ぶ。
『『こい!
「「「「!?」」」」
『
ホログラム越しのゴルドルフが白目をむく。当然だ、それは対星宝具。かつて敵対したギリシャの王が使用した雷霆。私は咄嗟に令呪を使ってマシュを呼び戻そうとするが雷霆が発動したことにより吹き飛ばされる。
「くっ、マスター!!」
「大丈夫!えむちゃん達は!?」
「こちらは問題ない」
「バベッジさんが盾になってくれたお陰で怪我一つありません!」
『アハハハ!皆消し飛べー!!』
『消し飛べー!!』
私は今にも爆発しそうな雷霆を見上げ冷や汗をかく。
「これは……やるしかないか」
私は奥の手として温存していた令呪を発動させるために右手に魔力を込める。
「令呪を持って命じる………」
「その心配はないですよ。ここは母に任せてください」
──────────────────────────
話は少し遡り、司が彰人達を助けた司はカイト・オルタの猛攻を受けていた。
『死ね!死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!お前がいたせいで俺は……俺達は!!』
「何のことだかわからんがオレはオレの"セカイ"を守るため、この力を手にした。そこに後悔も未練もない!!」
『くっ!?』
カイト・オルタは吹雪を纏い、氷の塊を司に向けて放ち続けるが、司はそれを妖炎を纏った一本の太刀で斬り伏せていく。
『なんだ!?その炎は!?』
「氷は炎に溶ける!対カイト・オルタ戦用に茨城童子さんに伝授してもらった
そんな司とカイト・オルタの激戦を少し離れた所で彰人達は見ていた。
「いや、どういうことだよ?司先輩だよなアレ?」
「髪はポニーテールだし角も生えてるけど……やっぱり司先輩だよね?」
「あぁ、長い付き合いの俺が断言しよう。あれは司先輩だ」
「で、でも何であんな姿に……?」
「──────知りたいか?」
こはね達を守るように待機してくれている騎士のお兄さんが司とカイト・オルタの戦いを見続けながら話しかけてきた。
「えっと、貴方は……?」
「お?すまんすまん、自己紹介してなかったな。オレはシャルル、司の友達でカルデアのサーヴァントだ」
「カルデア?サーヴァント?」
「あー、その説明はまた後でな。とにかく今は──」
司が斬り伏せた氷の欠片がこはね達の方角に飛んでくるが、シャルルはそれをあっさり切り裂く。
「って危ないなぁ。おい司ー!制御ミスってるぞ!」
「スマン!!」
「────シャルルさん、お待たせしました!!」
「加勢するでち!」
「キャットもいるぞ!」
空から機械鎧の少女と雀の帽子をかぶった和服の幼女、そしてケモミミにメイド服といった服装の女性が降ってくる。
「お、ナイスタイミングだマシュ!」
「へ?」
「いや〜、司が一人で
「……あれってお父…ランスロット卿の剣技ですよね?何で習得してるんですか?」
「アレはな、
「……インチキ?」
「確か、司は“想い”を降ろした時、その知識や経験も手に入るんだろ?なら、剣技を経験を継承してみてはどうだ?というダ・ヴィンチの発案で実際にやってみたらある程度は継承出来たというわけだ。と、いっても太刀筋以外はコピー出来なかったし結構疲れるみたいだな」
「デタラメでちね」
「ほんとにな」
そうこうしているうちに司の太刀が氷の結晶を全て斬り裂き、カイト・オルタに肉薄する。
「これで、終わりだー!!」
『……………………』
何処か余裕そうに迫りくる太刀を見つめるカイト・オルタにシャルルは嫌な予感を覚える。
『発動、
「離れろ司!!!」
「!?」
シャルルの言葉に反応し、司は後ろに跳躍した。
その直後、司が踏み込もうとしていた場所が氷漬けになっていた。
「今のは……!!」
「空間指定の氷の拘束……まだそんな奥の手を残していたか」
『外れたか……まぁいい。上も暴れているみたいだしな……』
「アレは………」
『
「
『あぁ、繋がった!』
不意に通信機からダ・ヴィンチの焦った声が響く。
『こちらストームボーダー、艦隊に損傷はないけどまずい状況だ。立香ちゃんには策があるみたいだけどなるべく速く戻って来てくれ!』
「了解です。紅閻魔さん、タマモキャットさん!」
「わかってるワン!」
「速攻で決めるでち!」
タマモキャットと紅閻魔が爪と刀を構えて接近する。
『
「それはもう──」
「──見たでちよ!!」
空間ごと凍らされるが、二人は鬼火を使って氷を瞬く間に溶かす。
「司!」
「あぁ、俺たちも行くぞ!」
『どいつもこいつも……!!』
カイト・オルタは巨大な氷壁を展開して防御の構えをとる。
「折檻の時間でち!」
「タマモ地獄をお見せしよう……!」
紅閻魔は刀を鞘に収めて抜刀の構えをとる。
「閻雀裁縫抜刀術、奥義の三。罪科あれば、これ必滅の裁きなり。簡易版、『
本来であれば禍を呼ぶ葛籠を召喚し、これを開封。その後動きを封じるために対象を葛籠に封印し、紅閻魔の抜刀術による裁きの一刀を与える宝具………なのだが、今回は道をつくるために簡易版の抜刀術のみを放つ。
簡易版といっても宝具、紅閻魔の抜刀を受けて氷壁はあっさり切り裂かれる。
「今でち!」
「うむ!という訳で皆殺しだワン!『
「『
「『妖炎斬』!!」
タマモキャットの宝具とシャルル、司の炎の斬撃に防御が間に合わなかったカイト・オルタは三方向からの攻撃によって切り裂かれた。
『バカな…この俺が……何度も………!?』
「敵反応
「よし、速くマスターの援護を!!」
カイト・オルタが
「あれは魔力砲撃!?それも神霊級の一撃……まさか!?」
「Laaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!」
世界が揺れるような叫び声が“セカイ”に響き渡たった。
「な、なんだぁ!?」
「司先輩の
「おい彰人、どう意味だ!?」
「マシュ、
「その筈ですが、単独顕現持ちなのでその辺はどうとでもなったのでしょう………」
「う〜ん、流石(元)人類悪だワン!」
窮地を脱したのか張り付いていた空気が解け、司も鬼の姿から神山高校の制服に戻る。
「さて……無事ったか、皆のもの」
『……危機は去ったという認識でいいの?』
「「ッ……
「おう!その認識でいいぜ!!」
先程まで杏たちの腕の中で気絶していた
「あの、貴方達は一体……それに司先輩はなんでここに?」
「あ、私達は人理保証機関ノウム・カルデア。この“セカイ”で起こっている問題を解決しに来ました」
「オレはそのお手伝いだ!!」
「とりあえず、私達の拠点で詳しいお話をしましょうか」
そう言って、ピンク髪の装甲少女は手をこちらに差し出した。
次回から“ストリートのセカイ”反撃編となります。
お楽しみに!
ワンダショ以外のプロセカメンバーも戦闘に参戦するべき?
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してもいい
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しなくていい
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……好きにしな