ついにあの大人と対峙します。
最後の方にちょっと吐血表現があります。
ご了承くださいませ。
ここはベアトリーチェが人柱を使った崇高を降ろす儀式をしようとしていたバシリカの至聖所。
ここで今、善と悪が対峙していた。
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【貴方をやっつけにきました。】
ベアトリーチェ「…私を……?」
【はい。】
ベアトリーチェ「……面白い冗談を言いますね…!」
ベアトリーチェ「ヘイローもない、見た所、武器も持っていない。」
ベアトリーチェ「そんな貴方に私が倒せるとでも?」
【僕一人じゃ無理かもしれない。】
【けど僕は一人じゃない。】
【みんなでお前を倒す!】
ゴゴゴゴ…ゴゴゴゴ…ゴゴゴゴ…
ベアトリーチェ「…!?この地鳴りは……!?」
先生「…っ!間に合ったね…!」
ミカ「大丈夫!?」
ヒナ「……あれが、ゲマトリア…!」
イオリ「…変な汗が出てきたな…!」
マコト「キキキ……ゲヘナの敵になるのならここで潰すしかなかろう…?」
イブキ「超無敵鉄甲虎丸!準備よし!」
イロハ「…イブキ、そんなに身を乗り出しちゃ駄目って…!」
ハスミ「…委員長、全部隊の展開、完了しました。」
ツルギ「わかった。目標はヤツだ。全員、気を抜くな!」
正実モブ「おぉぉぉぉ!!!!!」
キュルルルルル~!
アラ?ソウサガ!?
ワー!アルサマー!
チョット!ブツカルッテ!
ナンカノアトラクションミタイ~!
先生「わっ!壁を突き破って車が…!」
パラパラ…パラパラ…
アル「ゴホッ……便利屋68!只今参上!!!」
ハルカ「〇〇様!大丈夫ですか!」
カヨコ「……ちょっと酔っちゃったじゃない…」
ムツキ「は〜面白かった〜♪」
ヒナ「……」
アル「…え!?ふ、ふ、風紀委員長!!?」白目
ハルカ「わ、私達、補導されちゃいます!?」
ヒナ「……今は数が必要だから、見逃すわ……」
アル「そう、じゃあお構い無く…!」スチャッ
アル「(心臓が持たないわ……)」ドキドキ
ブォォォォォォ!!
先生「…!ヘリの音…!?」
先生「うわっ!?今度は空から降ってきた!!」
ヒナ「…増援来すぎでしょ……」
???「…〇〇様、ご無事ですか?」
【あれ!?トキちゃん!?】
トキ「はい、トキです。」
トキ「リオ会長から援護に行くように言われたので来ました。」
トキ「あと、会長から伝言です。」
トキ「『これであの時のお礼にもならないかも知れないけど。今の私にできるのはこれで精一杯。』…だそうです。」
【そっかぁ!来てくれてありがとう!】
トキ「これが終わったらリオ会長に感謝を伝えておきますね。」
トキ「さて、あれが標的ですね。」
トキ「このアビ・エシュフMK-2*1がお相手します。」
「うへ〜色んな学校の人がいるね〜…」
【あ!ホシノちゃん!それに皆!】
シロコ「ん、私が来た。」
セリカ「なんか何処かで聞いたセリフね!?」
ノノミ「弾幕ならお任せくださいね〜♤」
アヤネ「ど、ドローンですが、援護します!!」
ユメ「私もドローン使うの初めてだけど頑張るね〜!」
ベアトリーチェ「…チッ!ゴミがゾロゾロと…!」
「ベアトリーチェ!!!!!」
ベアトリーチェ「!?……アリウススクワッド…!!」
ヒヨリ「ひぃぃ…怖い!……でもっ!!」
ミサキ「1発殴ってみたかったのよ。お前…!」
アツコ「……っ!」(睨みつける)
サオリ「もう、貴様なんかをマダムとは呼ばない。」
ベアトリーチェ「…随分、生意気な口を聞くようになりましたね…!」
サオリ「…私は惨めな道化だった。」
サオリ「恐怖という見えない首輪を着けられて…」
サオリ「この数年、いいように使われてきた。」
サオリ「けど、私は!誰かを信じる事を教えてもらった!」
サオリ「頼っていいんだって!弱みを見せていいんだって!」
サオリ「だからもう私は怖くない……!!」
サオリ「ベアトリーチェ!私の…私達のッッ!!!」
サオリ「夢と希望を返してもらうッッ!!!!!!」
ベアトリーチェ「…良いでしょう!そのくだらない希望を壊してあげます!!!」
ベアトリーチェ「バルバラッッ!」
ベアトリーチェが名前を叫ぶと、地面に出来た黒い渦から
ガスマスクをつけた人型の何かが数体出てきた。
ベアトリーチェ「こうなったら、何がなんでも儀式を完遂する!」
ベアトリーチェ「行けっ!あいつらを殺せ!!」
グアッッッ!!
先生「…来るっ!!みんな!行くよ!!」
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ベアトリーチェ「今のうちに……っ!!!?」
【……!】
拳が当たる直前に無から壁を形成し、防いだ……!
ベアトリーチェ「(…は、速い!!」
ベアトリーチェ「(ヘイローもないのに…何故!!?)」
ベアトリーチェ「(…まさか…黒服たちの言ってたあの人って……まさかっ!?)」
ベアトリーチェ「不意打ちとは…よほど余裕が無いのかしら…!?」
【…早めに倒しておきたいと思ったからね。】
【…場所を移そうか…!】
フッ!
ベアトリーチェ「…!消えた!?」
【こっちだ!】
ベアトリーチェ「!!?」
【アン…キックッ!!】
ベアトリーチェ「グハッッ!?」
蹴りをモロに喰らったベアトリーチェは至聖所の壁を突き破りながら、屋外に放り出された……。
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ベアトリーチェ「…ゴハァッ!」
ビチャビチャッ!
ベアトリーチェ「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ!!」
残っていた体力で何とか立ち上がったベアトリーチェ。
ベアトリーチェ「(い、痛い…!こんな痛みは…生まれて初めてよ……!?)」
ベアトリーチェ「くっ…!?」
思わず前を見たベアトリーチェ。
そこにいたのは先程のちっぽけな人間ではなかった。
目に見えて解る怒りとこちらを射抜く鋭い視線。
自分より何倍も体が大きく見えるほどのプレッシャー。
ベアトリーチェは、
最初で最後の"死"を覚悟した。
ベアトリーチェ「ば、化物……!」
【お前には言われたくないね。】
ベアトリーチェ「ただの人間だと油断した私が馬鹿だった……!何者なの!?」
【…僕かい?】
【僕の名前は……………】
ベアトリーチェ「………!」
サオリ「ベアトリーチェ!!」
ベアトリーチェ「!?」
サオリ「この時が来るとは思わなかった。」
サオリ「だが皆を信じる事ができたからここまで来れた。」
サオリ「アリウススクワッドの皆には感謝しなければな。」
サオリ「私は皆の思いを背負って今、お前を倒す。」
ベアトリーチェ
【…行くよ!サオリちゃん!】
シュィン!
目にも止まらぬ速さでベアトリーチェの前に移動した…!
ベアトリーチェ「っ!?」
【アン…パンチ!】
ベアトリーチェ「…ガハァッ!」
【はぁぁぁぁっっっ!!!!!!】
まるで機関砲の様な打撃音が地面を揺らす。
ベアトリーチェ「ッ!…グッ!…ッ!…ッ!」
バッ!
上に高く飛び上がり、サオリに合図を送る。
【今だよ!】
サオリ「さらばだ。ベアトリーチェ。」
サオリの放った弾丸はベアトリーチェの額を貫いた。
ベアトリーチェ「……こ、こんな所で……っ…」
ドサッ……
サァァ………
絶命したベアトリーチェは塵のような何かになって消えた。
サオリ「……終わった。」
【僕がとどめを刺さなくて良かったの?】
サオリ「あぁ……これだけは私自身の手で終わらせたかった。」
ミサキ「リーダー!」
サオリ「ミサキ…皆…!」
ヒヨリ「お、終わったんですね…」
サオリ「あぁ…終わったよ。」
アツコ「……」
【うん、もう大丈夫。】
【もう君を縛るものはない。】
【君は自由だ。】
アツコ「…ありがとう…!」
【どういたしまして。】
サオリ「…姫っ!」
アツコ「私…これから、私らしく生きるね…!」
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根付いた怨恨と呪縛が解けたアリウスに、
暖かな日差しが差し込み始めた……。
ここまで見てくださり、本当にありがとうございます。
作者は戦闘シーンが苦手なのであっさりと倒させていただきました。
…許して♡()
次でこの物語の一応の終わりとさせていただきます。