あんぱんとキヴォトス   作:御厨パステル

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アイデアが浮かんだので続きます。
次のアイデアが浮かび次第投稿させていただきます。ご了承くださいませ…
あとここから死亡キャラを生存させるルートに入ります。
ちなみにビナーとベアおばはアンパンチします。


あんぱんと砂漠のなみだ

“GYAAAAAAAAA“

 

 

歪んだ金切り声が砂漠を揺らす…

 

 

シュィィィィィィン

 

 

目の前の標的を抹殺するため、巨体が渾身の一撃を溜め始めた

 

 

「ゲホッ…ゴホッ…ホシノちゃん、ごめんね…」

 

「ちょっと無理みたい…」

 

「駄目な先輩でごめんね…」

 

カッ!

 

 

瞬間、まばゆい閃光が少女を飲み込んだ…かに思えた

 

「…あれっ?死んでない……?」

 

【大丈夫?】

 

「…誰なの?」

 

【そんな事より、君を安全な場所に連れて行かなくちゃ】

 

「えっ…と言うか、私…空飛んでる…?」

 

【もう少し速く飛ぶよ、しっかり掴まって!】グオッ!

 

「きゃっ!」

 

 

 

“………………………“

 

機械じかけの神は考える

 

神秘とは違う"力"をもつ者

 

生体センサーに感知されずにこの至近距離まで近づいてきた事

 

そして、あの速さ…

 

最短で導き出したその答えは

 

―――危険分子の排除―――

 

神に成ろうとしている自分の最大の敵を

 

生かしてはおけない

 

ズアッッッ!

 

砂に潜行し、追跡を始めた…

 

 

 

 

【このままだと街の方に奴が来る…】

 

【ここで少しだけ身を隠そう…】

 

【まだ体力はあるかい?】

 

「う、うん何とか…」

 

【それじゃあこのマントを着けて!】

 

【これで飛んで逃げるんだ!】

 

「そ、そんな!君はどうするの!」

 

【僕は足止めをするよ】

 

「え………」

 

「む、無茶だよ!一緒に…」

 

【大丈夫、さぁ早く!】

 

「……すぐ助けを呼んでくるからねっ!」フヨフヨ

 

不安定ながらも少女は空を飛んでいった

 

「…飛び方、教えてもらえば良かった…」フワフワ

 

 

 

 

 

 

【…さて】

 

ゴゴゴゴゴコゴゴゴ

 

【追いついて来るのが早いね…】

 

ザバァァァン

 

砂の海から姿を表した巨影

 

 

対峙する白鯨の様な巨体とちっぽけな人間

 

 

【皆の平和を守る為に!】バサッ!(マントを羽織る)

 

【ここで君を止める!】カチッ!(マントを留める)

 

預言者は思った。

 

“この生物は何を考えてるんだ“

 

“何処かタガが外れているのか“

 

“まぁいい、止めてみせてみろ“

 

 

シュボボボボボボボボボボボ!

 

 

シュィィィィン!!

 

 

ドォグォォォォン!

 

 

“…………………………“

 

着弾…ミサイルの雨を叩き込んだと思った刹那。

 

ズアッッッ!

 

 

高速で何かが横切った

 

 

銃弾、迫撃砲、戦車砲、レールガン、

 

 

あらゆる可能性を計算した…

 

 

だがどれも当てはまらなかった。

 

 

その物体はまだ勢いを殺さず、こちらを狙っている…

 

 

パキャッ

 

 

小枝を折るような音が聞こえた…

 

 

危険信号を発し始めるマザーベース

 

 

……瞬間、ビナーの装甲が砕けて粉微塵になった。

 

 

 

まだ、奴は止まらない

 

 

シュイィィィィィン!ババババババ!

 

 

 

 

幾ら撃とうが、掠りもしない

 

 

パキャッ、パキャッ、パキャッ、パキャッ…

 

 

 

態勢を立て直せる隙がない

 

 

 

この日ビナーは新たな感情が芽生えた。

 

 

 

蹂躙される恐怖を

 

 

そして

 

 

狩られる側のある種、達観した諦めを

 

 

【アン…パンチッッ!!!!!!】

 

 

ドゴォォォォ!

 

 

 

瞬間、砂漠に広がる静寂

 

 

 

幾秒か経っただろうか。

 

 

ビナーのヘイローはノイズを走らせながら、消えた。

 

 

 

 

「こっち!こっちだよ!ホシノちゃんっ!」

 

『ユメ先輩!貴方は怪我人なんですから走らないでください!』

 

「もうすぐ着く!待っててね!!」

 

 

 

 

 

 

『……これは一体…何ですか…』

 

「ほ、本当に倒しちゃったの…?」

 

呆然とする2人の前には、

 

白鯨のような機械が大穴を開けられて絶命していた。

 

『ここは、動力源があった部分…?ここだけ切り取られたかの様に…穴が開いてる……』

 

「…!あ、あの子は!何処に行ったの!?」

 

「おーーーい!!助けに来たよーーー!」

 

 

【あんまり大声を出して、体に負担を掛けちゃいけないよ】

 

『!?』ビクッ

 

「あっ!!」パァァァ

 

タッタッタッタッ

 

「ッ!」ギュゥゥゥ!!

 

【おっと…!】

 

「よかったよぉぉぉ!しんじゃったかとおもっだよぉ!(泣)」

 

『…………』ジッ…

 

『(銃も持っていないのに、こんな怪物を、たった一人で……)』

 

『(気配もまるでしなかった………怪しい…)』

 

「本当に貴方は命の恩人だよぉ!(泣)」

 

「本当に!本当にありがとぉぉぉぉ(泣)」

 

【お、落ち着いて!まだ、ケガが治ったわけじゃないから安静に!】アセアセ

 

【とりあえず一緒に病院に行こう!】アセアセ

 

『貴方………』

 

【ん?】

 

【……名前は何ですか】

 

【僕かい?僕の名前は……………】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、砂嵐が収まり、

凪いだ海の様な静けさを取り戻した砂漠の

人目につかない所に…

小さな花が咲き始めましたとさ。




はい、続いちゃいましたね。
原作ブレイク、且つビナーくんを再起不能にしてしまいました…
ちなみに主人公のスペックは
キヴォトス1の怪力、その気になればマッハ〇〇くらいまで速く走れる、空も同じ様な速度で飛べる。
としています。
まぁ本家の映画でも小惑星を拳一つで破壊してたからこの位盛ってもいいよね?()
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