以下、この小説でのオリジナル設定の説明です。
この世界のカイザーは黒服がビナーをほったらかしてたり、
アビドスの借金を天秤にかけてホシノを勧誘してたりしたのがバレてこっちに矛先が向く事を恐れて、
早々に砂漠から手を引かせて企業としてもえげつない弱体化をくらっています。
借金のあれこれは黒服が無かった事にしたのでチャラになりました。
ビナー撃破後にいきなりゼロになった借金に、
ユメとホシノは宇宙猫みたいな顔になってます。
なのでアビドスの借金は無いに等しいものです。
つまり廃校対策委員会編のプロットがこの世界では存在しません。
ファウストという存在も誕生してません。
便利屋68たちとの交流も、
セリカのバイト先に偶にくるお客さんという程になっています。
セリカと柴崎ラーメンの接点を消さない為に、
この世界でのセリカはとてもおしゃれ好きで、
化粧品代とかを稼ぐためにバイトをしているという事にしています。
ちなみに先生とは[各自治区への挨拶まわり]という形で接触しています。
原作ほど突っ込んだ付き合いはしていませんが、
お互いに好感触なので何か事あるごとにお呼ばれしています。
それでは本編スタートです。
これは先生が赴任してくる前のお話。
ビナーを倒し、何故か消えた借金も相まって
追い風が吹いているアビドスで、新たな委員会が発足しようとしていた…。
「…コホン、えーこれより!アビドス対策委員会改め、『アビドス緑化委員会』の第一回会議を始めま〜す!」
会議室に元気よく響き渡る声の主はアビドス高校3年生の
梔子ユメ。
「…まぁ会議については文句ないですけど、何で貴方がいるんですか?」
少し怪訝そうな瞳で件の人物を見つめる。アビドス高校1年生の小鳥遊ホシノ。
【ユメちゃんに呼ばれたからね。】
そしてなんかOBみたいな感じで会議に参加している主人公。
ユメ「何か頼りになりそうだから呼んだよ!」
ホシノ「まぁ頼りになるのは間違いないんですけど、うちに来る頻度が最近凄いですよ?」
ユメ「いーじゃん!いいよって言ってくれるんだし!」
ホシノ「問題はそこじゃないんですよ…ユメ先輩…」
【まぁまぁ、とりあえず今日はどんな内容を話すんだい?】
ユメ「あ!そうそう、何だか借金も消えたしこれからは砂漠化が進むアビドスをどうにかしようって話し合いをする会議だよ!」
ユメ「じゃあ何か案がある人!」
ホシノ「そんないきなり出ませんよ。」
【結局、アビドスの緑がなくなった原因はあの大きな白いやつでいいのかな?】
ホシノ「はい、多分そうかと。」
ホシノ「砂嵐もアレが倒されてからピタッと止みましたし。」
【じゃあこれ以上の砂漠化は起きないかもね。】
ユメ「確かに…あとは緑化の方法なんだよね…」
「「【うーん……】」」
【…あ!】(手を上げる)
ユメ「はい!○○さん!」
【ゴミを埋めたらそこから草が育つって聞いた気がする!】
ユメ「おぉ〜!」
ホシノ「あぁ…確かに聞いた気がしますね。」
ユメ「よし、じゃあ早速やってみよー!!」
______________________
【とりあえず、近所に住んでいる人の生ゴミとかを貰ってきたよ。】
ユメ「あとは何処に埋めるかだね…」
ホシノ「目に見えて経過がわかるように高校からそんなに離れてない場所がいいですね。」
ユメ「じゃあ校庭に埋めちゃおう!」
ホシノ「え!?校庭ですか!?」
ユメ「だってほぼ毎日確認できるよ!」
ホシノ「…まぁ確かに……。」
【じゃあ校庭に埋めちゃっていいかい?】
ユメ「うん!私も手伝うよ!」
ホシノ「あ、私も…!」
ユメ「よし、いい感じ!」
【育つといいね!】
ホシノ「まぁそんなにすぐには芽は出ないと思いますが。」
ユメ「きっと大丈夫!ここで上手くいったら、砂漠全体にゴミを埋めちゃおう!」
ホシノ「とりあえず、水やりして何日か放置しましょうか。」
1週間後…………
ユメ「うーん…芽は出てないねぇ…」
ホシノ「まぁ流石に1週間くらいでは生えませんよ。」
【もうちょっとしたらきっと生えるよ!】
2週間後………………………
ユメ「私達、本当にここに埋めたよね?」
ホシノ「確かに疑ってしまうくらいには変化がないですね。」
【うーん、思ったより時間がかかるのかな?】
次の日の早朝…………
ホシノ「…」ザッザッザッザッ…
ホシノ「…?誰か校庭にいる…?」
|ω・)チラッ…
【頑張って育ってね〜】サァ~(じょうろで水をやる音)
ホシノ「…朝早いですね。」
【あ、おはよう!ホシノちゃん!】
ホシノ「おはようございます。」
【ホシノちゃんも早いね!】
ホシノ「最近はヘルメット団も来ないですが、一応見回りも兼ねてますので。」
【偉いね〜】
ホシノ「……本当に育つと思いますか?それ…」
【うーん、まだ分からないけどきっと育つよ!】
ホシノ「本当に楽観的ですね。」
ホシノ「…前々から聞きたかったんですけど、」
ホシノ「どうして貴方はそんなに頑張れるんですか?」
ホシノ「何でこんなに手を貸してくれるんですか?」
【……?困っている人がいるからだよ?】
ホシノ「…え?」
【誰かが困っていたら、助けてあげないと…。】
ホシノ「……」
【僕はね、初めて人に感謝された時に心がとっても温かくなったんだ。皆が嬉しいと僕も嬉しい。皆が悲しいと僕も悲しい。だから僕は皆を笑顔にする…どんなに遠い所でも必ず飛んで助けにいく…これが僕の生きる意味なんだって思ったんだ。】
ホシノ「…本当に優しいんですね。」
【ホシノちゃんも優しいよ。】
ホシノ「…私も?」
【こんなに朝早くからアビドスを守っているんだ。とても強い意志を持って…だからとっても優しいよ。ホシノちゃんは。】
ホシノ「…」
ホシノ「私はあなたと違って、自分の生きる意味とか今まで考えた事も感じた事も無かったです。」
ホシノ「けど、私はあなたの様になりたいです。」
ホシノ「皆の平和を守る為に頑張れる人になりたい。」
【そっかぁ………けど、】
ホシノ「?」
【無理はしちゃ駄目だよ?ホシノちゃんはいい子すぎるからね?】ニコッ
ホシノ「…」
…瞬間、私達の間に風が吹きました。
私はその時に気づいてしまったんです。
これが"恋"なのかなって…。
【あ!ホシノちゃん!見て!】
ホシノ「!な、なんですか?」
【芽が出たよ!】
ホシノ「え…!本当だ!」
【やったー!!】
______________________
時は流れ………
アビドス高校 会議室
先生「はじめまして、2週間ほど前に連邦生徒会で設立されたシャーレの顧問をやっています。よろしくお願いします。気軽に先生って呼んでください。」
ユメ「わぁ〜ご丁寧にありがとうございます!私はアビドス高校のOGの梔子ユメです!」
ホシノ「アビドス高校執行委員会の委員長の小鳥遊ホシノだよ〜もっとリラックスしてお話しよーよ?」
「同じく委員会の会計担当、一年の奥空アヤネです!」
「二年の十六夜ノノミでーす!一般委員でーす☆」
「ん、アビドス機動大隊の隊長、砂狼シロコ。」
「ちょっと!そんな役職ないでしょ!…あっ!一年の会計担当の黒見セリカ、まぁよろしく!」
先生「皆ありがとう、ちょっと聞きたい事があるんだけどいいかな?」
ホシノ「何かな〜?」
先生「私、アビドスは広大な砂漠が広がってたって聞いたんだけど…」
先生「何かめちゃくちゃ緑に溢れてるし、なんなら校庭に大木が生えてるし…私の資料がおかしいのかな…?」
ユメ「あ〜それは色々ありまして……」
「「「「うんうん…」」」」
ホシノ「多分もうすぐ、アビドスを一面緑にした人が来るよ〜」
先生「え!本当!?」
ピーンポーン
シロコ「ん、来たね。」
ノノミ「私お迎えに行ってきますね〜」
セリカ「ほんと、毎日欠かさず来るよね…暇なのかしら?」
アヤネ「けどセリカちゃん、満更でもないじゃないですか?」
セリカ「き、気のせいよ!」
ユメ「ホシノちゃん、寝癖ついてないか確かめた〜?」
ホシノ「大丈夫です。ついさっき手鏡で…って!何言わせてるんですか!?」
\ワー!ワー!キャー!キャー!/
ガチャッ
ノノミ「連れてきましたよ〜」
【皆、おはよう。】
「「「「「「おはよ〜(おはようございまーす!)」」」」」」
先生「はじめまして、シャーレの先生です!よろしくね!」
【あぁ!初めて!僕、〇〇です!】
先生「君もアビドス高校の子なの?」
【え?いやー僕は…】
シロコ「ん、ほぼユメ先輩と一緒の立ち位置」
アヤネ「そうですね、OBみたいな感じですもんね!」
ユメ「ある時から、一緒にアビドスの問題に取り組んでくれたとっても優しい人なんだよ!」
ホシノ「ほんと〜〇〇くん様々って感じだね〜」
ノノミ「この辺りの治安維持もしてくれてるんですよ〜♤」
セリカ「私のバイト先にも来てくれたりとか、ちょっと過保護くらいだけどね!」
先生「へぇ〜もっと詳しく聞かせてくれる?」
【もちろん!】
ホシノ「じゃあ、みんな揃ったし改めて言おうか〜」
「「「「「「【ようこそ!アビドス高校へ!】」」」」」」
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おまけ
ユメ「そういえばホシノちゃん」
ホシノ「…?何ですかユメ先輩?」
ユメ「今年で3年生だけど進路先とか決まってるの?」
ホシノ「あ〜全く決めてなかったですね……」
ユメ「早いとこ決めちゃったほうが楽だよ〜?」
ホシノ「……うーん…」
ホシノ「……お嫁さん」ボソッ
ユメ「…?なんて言ったの?」
ホシノ「な、何でも無いです!!!」
いかがでしたでしょうか。
この主人公、今の所ピンク髪のヒロインの好感度の上がり具合をブチ上げています。()
けどラブコメ展開とかは話の組み方とか分からないので多分しません。()
今更だけど主人公の名前とか決めてないんですよね…
決めた方が良いでしょうか…?