インフィニット・仮面ライダー   作:鏡蓮

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━━前回のあらすじ━━
セカンド幼馴染が居ると知る1-1。その時、大きな声を上げる女子が現れる。その女子は、絆が職員室を教えた女子だった。
そんな時、篠ノ之箒の中に、新川絆に対する情が芽生えていた。


Type-07 鈴は鳴り響く

「ンンッ…。久しぶりね!一夏!」

「り、鈴!?どうしてここに!?」

 

俺は彼らの会話に耳を傾ける。セカンド幼馴染というのは、さっき会った女子の事なのか。でも、あの慌てよう、何かあったのか?

 

「あ、貴方…。ここのクラスだったのね。」

「ああ、在籍してるよ。セカンド幼馴染さん?」

「え?…ま、まさか一夏、ファーストとかいるの!?」

 

…ああ、始まった。俺が悪いんだろうけど、セカンドとか序列作った織斑さんが悪いだろ。…まぁ、事情を話しても、殴られるのは変わらないが。

 

「ふんっ!」

「なぁ、あの子と何かあったのか?」

「い、いや…、そんな事ないとは思うけど…。」

「そうか?…一応、他人だが、聞いてくるな。」

「あ、待て…。」

 

そんな制止の言葉を無視して歩いていく。確か、ここから走っていたよな。そう心配しながら歩いていく。道の半ば、俺はアイスを買って、舐めながら歩く。

 

「なぜ走ってる。」

「ち、千冬さん…。」

「今は織斑先生だ。さぁ、理由を教えてくれ。」

 

説教を受けてる…。しょうがない、少し様子を見ておくことにしよう。時間が経ち、千冬さんの声が聞こえない。

 

「見てたんでしょ…。」

「ああ、見てた。」

「はぁ…。それで、何の用よ。」

「君が何故、逃げたか。後は…お詫びの印のアイスだ。」

「アイス…ね。」

 

そう言って、彼女はアイスを貰う。昼休みでも、外にはあまりいないから好都合だ。

 

「私が逃げた理由を知りたいのよね。」

「ああ、ISの部分展開で殴るくらいだったしな。」

「うっ…。でも、しょうがないじゃない。あいつ、約束を聞き間違えてるなんて。」

 

聞き間違え?織斑さんが聞き間違えるなんて、俺の視点ではなかった時が多いけど。

 

「料理が上達したら、毎日酢豚を食べてくれる?って言ったのに…。」

「す、酢豚をか。」

「ええ。」

「…そりゃ聞き間違えるだろ。」

「え!?どうしてよ!」

 

そう彼女は驚く。いや女子が言うと意味はあるだろうが…確か、織斑さんって。

千冬さん()()いないんだったよな。

 

「いや、俺の視点的に言うが、もし、男性が告白する時、「俺、美味い料理作って、毎日食わせるから!」って言われたらどう思う。」

「何言ってるのこいつ?と思うわ。」

「まぁ、そうだな。あと、直球で言えよ。」

「ちょ、直球!?」

 

俺でも告白できたぞ。直球で。…まさか、そこまで自信がなかったのか…。いや、気恥ずかしかったのか。

 

「難しいか?」

「え、ええ。出来るわよ。この凰鈴音に、出来ない物はないわ!」

「なら、頑張れ。何か聞きたければ、手伝ってやるから。」

「そ、そう?なら、お願いするわ。」

 

そんな彼女の瞳は一夏の好意を示していた。純粋だけど…今の織斑を見たら、少し話しづらいんじゃないか。それに…クラス対抗戦が決まったし、話すタイミングなんて…。

 

「一夏!私、1-2のクラス代表になったわ!」

 

そういえば、彼女…中国代表候補生でもあるし、専用機があるからクラス代表できるんだ…。

 

「まぁ、何もなければいいけどな。」

 

俺は腹の上にあるガヴを撫でる。そんな言葉を引き裂くのは、超常的な物か、それとも…。

篠ノ之束の介入か━━。




━次回予告━
「クラス代表でも、初心忘れるべからず!」
「俺と鍛錬をするって…ISの対策できないぞ?」
「このセシリア・オルコットなら、手伝えますわよ!」

Type-08 鍛錬の始まり
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