セカンド幼馴染が居ると知る1-1。その時、大きな声を上げる女子が現れる。その女子は、絆が職員室を教えた女子だった。
そんな時、篠ノ之箒の中に、新川絆に対する情が芽生えていた。
「ンンッ…。久しぶりね!一夏!」
「り、鈴!?どうしてここに!?」
俺は彼らの会話に耳を傾ける。セカンド幼馴染というのは、さっき会った女子の事なのか。でも、あの慌てよう、何かあったのか?
「あ、貴方…。ここのクラスだったのね。」
「ああ、在籍してるよ。セカンド幼馴染さん?」
「え?…ま、まさか一夏、ファーストとかいるの!?」
…ああ、始まった。俺が悪いんだろうけど、セカンドとか序列作った織斑さんが悪いだろ。…まぁ、事情を話しても、殴られるのは変わらないが。
「ふんっ!」
「なぁ、あの子と何かあったのか?」
「い、いや…、そんな事ないとは思うけど…。」
「そうか?…一応、他人だが、聞いてくるな。」
「あ、待て…。」
そんな制止の言葉を無視して歩いていく。確か、ここから走っていたよな。そう心配しながら歩いていく。道の半ば、俺はアイスを買って、舐めながら歩く。
「なぜ走ってる。」
「ち、千冬さん…。」
「今は織斑先生だ。さぁ、理由を教えてくれ。」
説教を受けてる…。しょうがない、少し様子を見ておくことにしよう。時間が経ち、千冬さんの声が聞こえない。
「見てたんでしょ…。」
「ああ、見てた。」
「はぁ…。それで、何の用よ。」
「君が何故、逃げたか。後は…お詫びの印のアイスだ。」
「アイス…ね。」
そう言って、彼女はアイスを貰う。昼休みでも、外にはあまりいないから好都合だ。
「私が逃げた理由を知りたいのよね。」
「ああ、ISの部分展開で殴るくらいだったしな。」
「うっ…。でも、しょうがないじゃない。あいつ、約束を聞き間違えてるなんて。」
聞き間違え?織斑さんが聞き間違えるなんて、俺の視点ではなかった時が多いけど。
「料理が上達したら、毎日酢豚を食べてくれる?って言ったのに…。」
「す、酢豚をか。」
「ええ。」
「…そりゃ聞き間違えるだろ。」
「え!?どうしてよ!」
そう彼女は驚く。いや女子が言うと意味はあるだろうが…確か、織斑さんって。
千冬さん
「いや、俺の視点的に言うが、もし、男性が告白する時、「俺、美味い料理作って、毎日食わせるから!」って言われたらどう思う。」
「何言ってるのこいつ?と思うわ。」
「まぁ、そうだな。あと、直球で言えよ。」
「ちょ、直球!?」
俺でも告白できたぞ。直球で。…まさか、そこまで自信がなかったのか…。いや、気恥ずかしかったのか。
「難しいか?」
「え、ええ。出来るわよ。この凰鈴音に、出来ない物はないわ!」
「なら、頑張れ。何か聞きたければ、手伝ってやるから。」
「そ、そう?なら、お願いするわ。」
そんな彼女の瞳は一夏の好意を示していた。純粋だけど…今の織斑を見たら、少し話しづらいんじゃないか。それに…クラス対抗戦が決まったし、話すタイミングなんて…。
「一夏!私、1-2のクラス代表になったわ!」
そういえば、彼女…中国代表候補生でもあるし、専用機があるからクラス代表できるんだ…。
「まぁ、何もなければいいけどな。」
俺は腹の上にあるガヴを撫でる。そんな言葉を引き裂くのは、超常的な物か、それとも…。
篠ノ之束の介入か━━。
━次回予告━
「クラス代表でも、初心忘れるべからず!」
「俺と鍛錬をするって…ISの対策できないぞ?」
「このセシリア・オルコットなら、手伝えますわよ!」
Type-08 鍛錬の始まり