2015年、俺たちはいつしかヒーローに飽きた。完全無欠のヒーロー(フィクション)にいる場所なんて無いはずなのに。
西暦2025年━━。
「新川絆です。よろしくお願いします。」
彼をいつも見る時、俺は不思議に目を奪われた。何時も笑顔で、哀しい顔を見せない。そんな彼奴を。
「一夏?早く行かないと、試合始まるぞ?」
俺には眩しく見えた。だからだろう、俺は彼奴を恨んだのも、妬んだのも。ただ、━━━から。
これは「10を救って、1を殺す。」フィクションのヒーローと、「9を救って1を殺す。」主人公の話。そして、彼が彼を信じるまでの話。

*原作キャラの違いがあったりします。
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