今回が人生初投稿の小説なので余り期待せず、温かいく見守ってくださると嬉しいです。
感想とか頂けるとたけのこが育ちます。
何が起こっているのかわからない。
なぜキヴォトスに来た頃からずっと支えてくれた彼女が
「フフッ、"どうして"とでも言いたげな顔ですね先生。
なぜ私が彼等の側に立っているのか。」
まるでイタズラに成功した幼い子供のようなを出しつつも、どこか理解できない恐ろしさを感じる雰囲気を出しながら●●●は笑う。
"な、なんで君がそこに…"
「なんで?妙なことを聞きますね先生。私がいつからあなたの生徒だと思っていたんですか?
私は連邦生徒会の会員ですが生徒と名乗ったことは一度もありませんよ。
私はれっきとした大人です。」
彼女がそう言ったとき、なぜか酷い裏切りを受けた感覚がした。言われればそうだ。彼女ら生徒は様々な青春を経てやがては大人になる。
何もおかしなことなんてない。
なのになぜかその事実に嫌悪感を覚える。自立した立派な大人になるよう導くのが先生としての役目なのに。
[クククッ、その疑問には私からお答えしましょう先生。]
"黒服…!"
[彼女から我々ゲマトリアに声をかけてしてくださいましてね。こう持ちかけられたのです。
"あなた達の研究に協力する。代わりにキヴォトスの外へ出る手助けをしてほしい"
と。]
"キヴォトスの外…?なんでそんなことに…"
[どうやら先生にはあなたの気持ちに気付くことはできなかったようですね●●●。
むしろ我々は先生が最たる理解者だと考えていたのですが。]
「…そのようですね、ベアトリーチェさん。」
…ふざけるな。
お前等が彼女の理解者面をするな。
彼女を理解しているのは私だけだ。
"●●●…"
"どうしてキヴォトスを出たいと…?"
「私はキヴォトスでも特に神秘が少ないんですよ。
それこそ銃弾一発で死んでしまうほどに。
逆にお聞きしたいのですが、先生はキヴォトスに骨を埋めるおつもりで?」
"そこまではわからないけど…"
"私は先生として皆を導くよ。"
「私には理解できません。
なにがあなたをそこまでさせるのか。
考えてみてください。
誰も彼もが銃を片手に町中を歩き、気まぐれや些細な喧嘩で発砲する世界。おかしいとは思いませんか?
それだけじゃない。
己の気に入らなぬものは全て爆破する野蛮人共
学園のトップでありながら相談もせず舵を切る視野の狭い者
盗撮・盗聴をあたり前のようにするもの
腐敗した警察
根を張る腐った企業
そして…
1人に権力を集中させる無能の行政機関。
私にとってこのキヴォトスはまさに地獄そのものでした。言葉を持ちながらただ徒に力を振るう様などまさに獣の所業です。
獣の巣窟でまともな生活などできないでしょう?
できるとすればそれは躾ることができる人のみ。
あなたのことですよ先生。」
"なら、皆に言えば君を守ってもらえば…。"
「無理でしょう。
先生は有名ですのでそう簡単に撃たれることはないでしょうが私は違います。元は一般職員の私は銃弾程度耐えれるだろうと躊躇なく撃たれます。それを避けるために先生が他所へ行っている間、私はシャーレに籠もり書類仕事をしていました。
そういえば先生が堕としてきた生徒に襲われる度、助けてきたことがあったでしょう?他の生徒からすればシャーレに篭っている名ばかりの部長が自分の恋路を邪魔しているんです。守るどころか狙われます。
[生徒が●●●の味方をすることも、彼女を気に掛ける先生の味方をすることもないでしょう。]
「そういうこった!」
"じゃあ、ゲマトリアと接触したのは…?"
「私はキヴォトスから出る方法を探るため、あらゆる情報が集まる連邦生徒会に所属しました。ゲマトリアの存在と目的を知ったのはそのときでしたね。
それと同時に外の世界から大人がやってくるのでシャーレの部長をやってほしいと会長直々に辞令が下ったときばかりは神を信じましたね。」
"じゃあ、今まで私を支えてきたくれたのは利用するためだったの…?"
「そりゃそうでしょう。外の世界へ興味を持っている中、あなたという存在がやってきたんです。利用しない手はないでしょう?」
"悲しくはあるけど、●●●がここに居てくれるならいくらでも利用していいから…。"
"だから…居なくならないで…。"
「何を言っているんです?
もうあなたに用はありませんよ?」
…っ!?
私は…もう用済み…?
[●●●、準備ができた。]
「ありがとうございます、マエストロさん。
それでは先生、短い間でしたがお世話になりました。」
ふと今となれば助けられてばかりだったと思い出す。
始めのことばかりで頼りなかった私を支えてくれた
アビドスで遭難した時に捜索願いを出してくれた
アリウススクワッドやミカの処遇を私に一任するよう手配してくれた
アリスの入学手続きやエリドゥの後処理をしてくれた
シロコ*テラーの保護をしてくれた
裏でずっと支えてくれた
彼女がいなければ死んでいた場面もあった
彼女がいなければ私は何もできなかった
彼女がいたからできたことがあった
何もわからないまま撃たれたかもしれない
アビドスで干からびていたかもしれない
スクワッドやミカは救われなかったかもしれない
アリスが魔王になったかもしれない
シロコ*テラーの居場所はなかったかもしれない
そんな未来を想像し、おぞましさを感じると共に彼女の存在の大きさを感じた。
ずっと…ずっと支えられてきた…
もう私一人では駄目になってしまった
待って…行かないで…
側にいて…!ずっと私の隣にいてくれ…!
"1人にしないで…!"
[先生、彼女を止めたいですか?]
"黒服…?"
[我々は手助けをするのみ。その後については言及されていない。]
[ようは彼女の願いを潰し、無理矢理にでも留めることができるということです。]
[そういうこった!]
……。
…………。
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そうか。
やっと気付いた。彼女が自分は大人と言ったときの感情の正体が。
私は彼女を独占したいんだ。
ずっと彼女にとっての先生でありたくて、私にとっての生徒であって欲しかったんだ。
恋愛なんて温いものじゃない。
親愛なんて優しいものじやない。
敬愛なんて綺麗なものじゃない。
身を焼き尽くすほど熱く、優しさなんてないほど激しく、どす黒く濁った感情を向けていたことを今になって理解する。
だが、もはやそれすらどうでもいい。
今までは彼女を生徒として見ていた。こんな感情を生徒に向けてはならないと蓋をしていた。だが、彼女は自分を大人と言った。生徒相手は駄目でも大人なら…?
"お願い。彼女を潰して"
"
そこからは覚えていない。
「ゲマトリアーッ!!裏切ったなっ!?」
目の前で潰れていく彼女を見ているだけだった。
[裏切ってなどいませんよ。ちゃんと手助けはしたでしょう?]
もしかたら恨み事を吐いたかもしれないし
[ただ、その後の事が契約内容にないだけで。]
後悔していたかもしれない。
[どこまで行こうと我々は"悪い大人"だ。]
ただ、一つだけ
[抗おうとするからこうなるのですよ。]
はっきりと覚えていることがある。
"これでまた一緒だね"
それは
「ふざけるな…私は、ただ、平和に暮らし…たかっただけ、なの、に…」
続きません 連載ないし やる気なし
代わりに誰か 書いてくれ
追記
改めて読み返すとめちゃくちゃ恥ずかしいですね。
消したいと思ってしまうけどそれはお気に入りに入れてくださった方々に失礼だしでどうしましょうか