ヤベーイ奴と共に進化し続ける少年のヒーローアカデミア   作:ルオン

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どうも皆様、作者のルオンです!!
本編にいく前に、お知らせがございます。

アンケートにご協力してくださった皆様、ご協力くださりありがとうございました!
アンケートの結果、この作品の主人公である翔平のヒーローコスチュームは、一番票が多かった『仮面ライダーエターナルのNEVERの衣装』となりました!
改めて、アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございました!

そして、お待たせいたしました!

短めではありますが、今回は先代アギト達との会話回です。
それでは本編をどうぞ!!


Episode5

「········ぼう···········相棒!!」

 

「ん·············エボルト··········?」

 

「やっと意識戻ったか。ほらよ」

 

先代のアギト達と対話し、一時的に意識を失っていた翔平は、エボルトの声で目を覚ます。

エボルトの手を借り、立ち上がった翔平の目の前には、あちこちの建物が崩れ落ち、周りが火の海に包まれた光景が広がっていた。

翔平は辺りを見渡しながら歩き出し、崩れた建物の破片へ触れようと手を伸ばす。

すると手は破片に触れることなく、破片をすり抜けてしまった。

 

「触れられない········ということは··········」

 

「そう。君の予想通り、ここは俺の記憶だ」

 

「初代·········」

 

「もぅ・・・・・・・いつも通りに呼んでよ翔平。俺、堅苦しいの苦手だからさ~」

 

「了解、光兄」

 

「うん!!それで良し!!」

 

翔平の横に突然現れ話しかけてきた者の名は、陽月(ようづき) (ひかる)

リアンアギトの最初の使用者で、歴代アギト達を束ねる存在。

堅苦しいことが苦手で陽気な性格である。

翔平にとっては初代のアギトであり、アギトと彼が使っていたもう一つの個性の扱い方を教えてくれた師の1人で、彼以降のアギトとなった者達にとって兄貴分的存在なのである。

 

「光兄、この光景は······」

 

「この光景は········俺が死ぬ直前の光景さ」

 

「旦那の死ぬ直前だぁ?」

 

光に聞き返すエボルト。

すると翔平とエボルト、光の耳元に走る足音と荒い吐息が聞こえてきた。

音が聞こえる方へ顔を向けると、ジャケットのような物を身に着けた男性3人と、痩せ細ったボロボロの服を着た1人の男性がいた。

そしてそのジャケットを着た1人は、翔平とエボルトの隣にいた光であった。

 

『はぁ·······はぁ·······!!』

 

『はぁ·········はぁ·········奴の気配は!?』

 

『···········感じる。近づいてきてるぞ』

 

『くっ!!あと少しで合流ポイントなのに!!』

 

『··············3人は先に行け。俺が足止めする』

 

過去の光は3人にそう言うと、3人に背を向けながら腰にオルタリングを出現させ、自分達が走ってきた方へ歩みを進めた。

その過去の光を、ジャケットを着た男の1人が肩を掴んで止める。

 

『何を考えてる光!!もしここでお前を失えば、俺達レジスタンスは!!』

 

『■■、今大事なのは彼やお前達が生き残る事だ。それに俺の力は、奴に取られることはない』

 

『しかし光さん!!』

 

『頼む■■。頼めるのはお前等だけだ』

 

『光·······』

 

『そんなしけた面すんな■■。ただですませるつもりはない。早く行け!!』

 

相手の名前部分にだけノイズが入る。

光は3人を説得し、先へ行かせオルタリングを腰に出現させる。

するとそこへ、1人の男が現れた。

 

『やれやれ。まさか君が■■を逃がしに来るとは、予想外だよ。僕は■■の親友である君を信じていたのに·······』

 

『そいつは悪かったな。だが、お前に対しては何にも思わない』

 

光はそう言うとオルタリングの左右にあるスイッチを押し込み、アギトへと変身。

それを見た男は不気味な笑みを浮かべ、背後から黒いオーラを放出させる。

 

『仕方ない。君を殺して、■■を追いかけるとしよう』

 

『そう簡単に、行かせる訳ないだろ』

 

光はそう言うと、光の背後に赤と水色の翼のような物が出現し、翼と同じオーラを体から放出させる。

 

『お前の好きにはさせない!!』

 

『今度こそ君の個性、貰うよ!!』

 

光と男は同時に動き出し、拳と拳がぶつかると激しい爆発が起きる。

爆発の光に包まれる翔平、エボルト、光の3人。

光が晴れると、そこは翔平が意識を失う前にいた空間へと戻ってきていた。

 

「ここは·········応接間」

 

「どうだった?光先輩の力の片鱗は?」

 

「片鱗って言っても、一瞬だけでしょう?」

 

「アレで光さんの力を推し測れる訳ないだろ」

 

「そうですね」

 

「うむ。光殿程、アギトの力を使いこなした者はおらんからな」

 

「まぁショウくんなら、光さんの事直ぐに追い越しそうな感じだけどね!」

 

「ですね」

 

「晃兄、光姉、翔兄、輝姉、察兄、全兄、結姉」

 

翔平が振り返ると、そこには歴代のアギト継承者である2代目の霊依(よしい) (あきら)、3代目の突界(とつかい) 光子(みつこ)、4代目の銃輪(かねもと) (かける)、5代目の千眼(せんが) 輝子(てるこ)、6代目の索知(さくち) (あきら)、7代目の(かのう) 全応(かずのり)、8代目の幕晶(まくよし) (ゆい)がいた。

彼等も光同様、アギトと共に継承されている各々の個性の扱い方を教える師であり、翔平にとって兄貴分、姉貴分のような存在である。

 

「さて翔平、君に話したいこと。それは俺達と緑谷出久との関係についてだ」

 

「緑谷と光兄達の関係·······?」

 

光の言葉に首を傾げる翔平。

すると何か分かったのか、翔平は驚いた顔をして口を開く。

 

「ま、まさか!?」

 

「おっ?気づいたか?」

 

「緑谷は光兄達の子孫なのか!?」

 

翔平の言葉に、その場にいた全員がずっこける。

 

「違う違う!!そうじゃない!!てか俺、恋人いた事ないし」

 

「「「「「「「俺も/私も」」」」」」」

 

光の言葉に、光自身と歴代のアギトが暗くなり始めた。

その状態に、翔平とエボルトは苦笑いする。

我に返った光は咳払いし、口を開く。

 

「翔平、ヒントはさっき見せた記憶とアギトだ」

 

「記憶··········」

 

翔平は目を瞑り、先程の光景を思い出す。

すると翔平は、ある事を思い出した。

 

「まさか、緑谷の使用していた個性は、光兄と一緒にいた人達の個性を引き継いでいるのか?」

 

「正解。彼は俺の友人達の個性を俺達に似た形で引き継いでいる」

 

光はそう言うと指を鳴らした。

それにより、翔平達の上に星空が現れ、より強い輝きを放つ9つの星が現れ、星同士を光の線で結んでいく。

 

「この星は?」

 

「この星は存在する人そのもの。そして強い輝きを放つ9つの星は、緑谷出久を含めた個性を継し者達だ」

 

「じゃあ緑谷は、俺のように9つの個性を扱える訳か」

 

「いえ、7つです」

 

「7つ?」

 

「個性を引き継いだ8代目と9代目である緑谷出久は無個性だ」

 

「そうなんですか?てか、どうやって知ったんです?」

 

「翔くんが緑谷くんと握手した時に、彼の中にいる7代目迄の継承者と対話したんだよ」

 

「あの一瞬で!?」

 

全王の言葉に驚く翔平。

翔平と緑谷が握手してから手を離すまで、1秒経つか経たないかの時間。

その僅かな時間で、アギトの先代達と緑谷の中に存在する継承者は会話をしたのだ。

 

「もしかして、あの静電気みたいなのは······」

 

「お察しの通り、あれは我々と彼等が会話した時に生じたものだ」

 

「なるほど」

 

「その対話で、彼等に頼まれた事があります」

 

「翔平、お前にだ」

 

「俺に?」

 

結と晃の言葉に首を傾げる翔平。

 

「彼等の頼みとは、翔平に緑谷出久の壁になってほしいそうだ」

 

「壁に?」

 

「彼等曰く、緑谷出久はまだスタート地点に立ったばかりとのこと」

 

「彼を成長させる為にも、より強い壁でいてほしいみたいだよ」

 

「随分買われたもんだな?·············何故、相棒を?」

 

それまで口を挟まなかったエボルトが、翔平と肩を組みながら先代アギト達を睨みつけた。

先代達は顔を見合わせ、頷き翔平に言った。

 

「翔平、お前が初めてなんだ。俺達の個性を、俺達が使用していた時以上に使えたのは」

 

「えっ?でも、晃兄達も使えるって········」

 

「確かに使えるが、お前程の力は使えない」

 

「それを知り、尚且つ油断していたとはいえ奴を殴り飛ばしたお前を知った彼等は、翔平さんを高く評価し依頼してきたんです」

 

「成る程······まぁ、簡単に追い抜かれる気はないので、いいですけど」

 

翔平がそう言うと、翔平の体が光始めた。

 

「あれ?時間ですか?」

 

「あぁ。今日は学校初日で疲れたろ?」

 

「ゆっくり休んで、明日に備えておきな」

 

「了解。じゃあまた」

 

翔平は光に包まれ、その場から姿を消したのだった。

 

to be next episode




今回はここまでです!!

次回は戦闘訓練になります!
次回も是非読んでください!
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