【完結】跡に残るは雪ばかり。   作:朝日橋立

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読み飛ばしでも大丈夫です。
二章の若干の振り返りと、それプラス先の展開を少し出そうと思っただけなので。


閑話六 昔についての日記

このような日記を書くというのも何とも不思議なものです。

以前も同じように書いたことはあるのですが、やはり慣れないもので何だか違和感があります。

けれども、寝る前のちょっとした余暇を有効に使おうと思いました。

 

本を読むというのも良いのかも知れませんが、何だか日記に興味が湧いたのです。

それに日記を書くことで、昔のことをよく思い出すことが出来て、帰ったときにも知合いの名前を忘れるということが少なくなると教えて頂きました。

 

そういうことで再び日記を書こうと思いました。

ちなみに、この日記帳は貰いものです。

 

さて、まず何を書こうかと考えれば、学校でのことを記そうと思いました。

学校でのことでまず思いつくのが、友達のことでしょう。

そもそも、皆さん私よりも年上で、私の事を友達と思って頂けたかは微妙なところではありますが……。

近所の子供を相手するようなものだ、と考えられていたのなら、少し悲しさがあります。

 

……いえ、このような書くべきではありませんね。

さて、私の友達は以下の三名です。

まず、レイラ・クロージャーさん。

次に、ルナ・ジェイムズさん。

最後に、ソフィア・フランクさん。

 

この三方は、まさに類は友を呼ぶというものでした。

皆さん優しくて、そして少し頑固者です。……ソフィアさんは、少しではありません。

 

けれど、私は彼女らは本当に良い人なのだと考えます。

そもそも、私と仲良くしてくれたという点も有りますが、それ以上に話しかけてくれました。

間違いなく、あの学園での私は触れるべきではない爆薬でした。

ですから、話が出来ただけで嬉しかったのです。

 

……少し感傷的になりました。この話は終わりにしましょう。

 

さて、少しだけ今のことを書きましょう。

現在時刻はそうですね……。分からないので記しません。

しかし、外は既に墨で塗りつぶしたように真っ暗です。

一寸先もよく分りません。

 

徐々に空気は冷たいものに変わっています。

これは物理的にも精神的にもです。

多々体調不良の方が出ています。

……たぶん壊血病でしょう。

 

他人を疑うというのも好きではありません。

ですが、何か酷いレモン汁を掴まされたのでしょう。

この船はこのまま進路を進むそうですが、無理があるだろうと思えます。

まだ死人は出ていません。

けれども、いつ死人が出ても可笑しくはありません。

 

 

 

……少し船が揺れました。

そして、インクを零しました。

不味いことになりました。

頑張って落とそうにも、これはすこし無理があるでしょう。

 

もう終わります。

……それに、扉を叩く音が聞こえます。

何かあったようです。




抱えていた爆弾を捨ててきました。純文学という名の!
ですから、これから頑張って執筆していきます! 待っていてください!
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