近所のクールお姉さんポジの英雄が俺の前だけ甘えてくるんだが? 作:だけたけ
二次創作、しばらく書いてなくてシリアスが書けなくなっているだけたけです。さて、あと数話で終わるこの章、そしてアフターストーリーに兄との行方。それを控えているまだまだ休めない私ではございますがちょくちょく更新していきます。最近、ダレて来ているこの物語、ここらで潮時かなと。相変わらず蛍メインヒロインの小説は増えませんし、ここらでキリよく終わります。
では言い訳は済んだので本編どうぞ
「おーい。凪ぃ〜!」
「うるっせぇよ!!耳から数センチで叫ぶな!!!」
そして稲妻城、その城下町にて仮面が売ってる場所の前で珍しくフィルタが元の姿ではしゃいでいた。
「まさか祭り中なんてね。もしかしてナギ、狙った?」
「あのぉ、俺にそんなことできるとでも?」
「まぁ考えてないよねぇ、ナギだもん。」
ちょっとそれお兄さん納得できない。俺だってなんとかなるって信じてるんだよ?ほら、信じれば何とかって言うし....うん。具体的には祭りを邪魔しない方向で....
「凪ってさ、こんな状況でもいつも通りだよねぇ?」
「こんなってなんだよ....」
「ん〜....」
そう少し考える表情をしたフィルタは予備動作無しで俺の右腕に抱きついてくる。
「両手に花....的な?」
「....へぇ、どうなの?ナギ」
そして反対側に蛍が抱きついてくる。うん。なんだろ....
「蛍の方にしか意識が行かない....」
「うっわ、ひっど....」
「なんて答えりゃいいんだよ?!男の煩悩が爆発中ですってか?!勘弁してくれ....」
ハーレム作りたいわけじゃねぇんだよこちとら!
あとフィルタの方は普通に重いからどけろ。
「そう言えば、いつも通りって何?」
ふと思い出した様に蛍がフィルタに問を飛ばした。
「ねぇ、それ掘り返す?ねぇ?ねぇってばよ」
「いや、だって璃月では胡桃と蛍ちゃんで.....今回は私と蛍ちゃん?」
「どっちも片方姉じゃねぇかふざけんな。」
フィルタが口を拗ねたように尖らせる。
「凪はお姉ちゃんのこと可愛いとは思ってないんだ。」
「うん。そりゃそうだ。」
いや、容姿は可愛いと思うよ?というかフィルタの場合、美人も若干入ってるから微妙だが、見てくれがいいのはそうだ。胡ねぇも、フィルタも....
「....蛍と比べると2人とも霞むとは言わないけどタイプでは無いんだよなぁ....」
「うっわ、言っちゃいけないこと言った!蛍ちゃん慰めて〜!」
「私としては自分が可愛いって言うのはまだ納得いってない部分もあるんだけど....」
「無視かぁい!二人の世界に入るなよ〜!」
有事とは思えない程の呑気な雰囲気が辺り一面を覆っている。祭りとは言えどやはりこの雰囲気は異常だ。
「容姿の良さは自覚あると思ってたんだけどな....」
「まぁ、それなりにね。でも私と同じくらい可愛い娘なんていっぱい居るしさ」
何かを期待するような目でこちらを見てくる蛍に俺はどう返答するべきか考える。
①え?1番可愛いのは蛍だろ。と全力肯定
②俺にとっては蛍が1番なんだ。とクサイセリフ
③必殺技☆
俺は....迷いなく必殺技を選んだ。
その行動に移す為に一芝居打とうと視線をあげた。
「なぁ、あれ、ヤバく無いか?」
「むぅ....」
「え?どれどれ?」
なるべく深刻そうな声色を意識して顔を真顔に変える。我ながら上手くいったと思う。まぁ蛍から不満そうな声が聞こえたけれど....
「はぁ....ヘタレ。誤魔化されてあげ....」
その先の言葉が続くことは無かった。
口に柔らかい感触を感じる。頭の中にミルクのような優しい匂いが充満して痺れるような感覚。幸せの一言。スキンシップが激しい俺と蛍でも数えて数回しかした事の無い特別なそれ。
相手の口は驚きからか少し固くなり、その後すぐに柔らかくなる。それにどこか嬉しさを感じながらその口を離した。
「どうすればいいか分からなくて....これでどうでしょ....うわっ?!」
自信満々に俺は言う。
しかし俺の予想とは違い、蛍は少し意地悪な顔をして少し舌で上唇を舐めて飛びついてきた。
「い"っ....あ、えっと....蛍?」
「んふふ....知ってた。」
何が?とは聞けず、すぐに離れた蛍は振り向くことなく、フィルタに声をかけてズンズンと先に進んでいく。
その姿を呆然と見ながら俺は痛みを感じた肩に手を置く。
「....それ、ずるくね?」
襟を正して心が落ち着かないまま2人の後を追うためフラフラと前へと進む。
蛍がチラッと振り返った気がした。
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今にして思えば意地悪な質問だったかもしれないと反省している。
私と同じくらい可愛い子が沢山いるなどと言われて反応に困る姿を見たかったのは確かだが、まさかあそこまでナギが攻めて来るとは思わなかったのだ。
この前まで手を繋いだり、少し恋人っぽいことをするだけで気絶したり鼻血を出したりしていたのに、自分から....その....
「〜〜ッ!!!/////」
顔が熱い。それはもう触ったら火傷しそうな程に、自分の顔など今は見たくないという程に暑い。手で顔を覆いたい。
なんであそこで私、強がったの?!
そんな後悔に似た何かが頭を埋め尽くす。浮かんだ情景はキスの後の舌なめずりだ。あれはやりすぎた。自分でもキャラじゃないとは思っている。それでもあの時はそれを考えられないぐらい頭を焼かれていたのだ。
困らせる質問をしたのはこちらなのだからどんな回答が来ても良いように心の準備はしていたのだ。でも、それでも....
『これでどうでしょうか』
聞くまでもない。私の予想を遥かに超えた最高の答えだ。望んでいた回答を軽々しく飛び越えるほどの答え。
それに嬉しくなってその後やった行動も今、少し冷静になっている頭で考えれば....
「ぁぁぁぁあ....ッ///あついあついあついっ、あつすぎるって....ほんとに....ぇ....」
少し振り返ってみる。
残っている。証が。自分のやった行動が形で残っている。
「....」
いや、もう....それはくっきりと....赤い跡が彼の首筋と肩の境目ぐらいの場所に残っていた。
「....ッ」
それを隠すように彼は襟を持ち上げる。
「....ッッ」
ぼーっとした様子で心ここに在らずの状態でこちらに歩いてくる。
そんな傍から見ると情けないような様子も私にとってはかっこいいと可愛いが同居した1枚の絵のように輝いて見えていた。
「....あ"〜〜〜ッ、ダメだ。ほんとに好きだ私、本当に好きすぎる....どうすればいいのか分からないのはこっちだって////」
「蛍ちゃん?大丈夫?」
「うひゃぁう?!....フィルタ....うん、大丈夫。」
心配の言葉に頷きながら後ろをもう1回振り返ってみる。
まだ呆然と歩いている彼氏の姿があった。
なんか腹が立ってきた。こんなにいっぱいいっぱいになってるのにナギは呆然とついてきている。
今ならナギが私に対して奇行に走っていた気持ちが少しはわかると思う。この行き場の無い感情の行き先を決めれないことがこんなに苦しいなんて知らなかったから。幸せと苦しいが両立することも、何もかも....
そんな一つ一つのことを教えてくれた彼に無性に腹が立った。だから....もうひとつ、後で自分自身で悶えるだろうことをしてみる。
「....ばーか」
駆け寄って耳元で囁いてやった。ビクッと体を跳ねさせたのを見て満足した私はフィルタの手を握って走る。
その様子は単純に祭りを楽しむ集まりで、
もうすぐ、この国に喧嘩を売るとは到底思えない。
まぁ、そんな所も私たちなんだろうけど....
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神の目がはめ込まれた像、その目の前で俺は立ち止まった。
「....なるほどね......目狩り令で集めた目はここにあるってか....」
目の前には様々な色彩の目が所々にはめられた巨大な像がある。七天神像のものに似てはいるが、それも違うだろう。ならば何か?
「そういや、モンドにも似たようなのあったな。」
「神がいる所には必ずあるのかな。ほら、璃月には岩王帝君がもう居ないわけだし。」
辻褄が合うような合わないような。神も立場が同じなら思考が似るものなのだろうか?
「いや、多分これは先代の雷神だな。もう1人の雷神だって聞いたことが....蛍?」
ボーッと巨像を見つめる蛍を怪訝に思い、声をかける。
「....なんか、ナギに似てない?あれ」
「え、どこが....?」
蛍にツッコミを入れるフィルタを尻目に俺はもう一度視線を戻し考える。
「うん。無いな。改めて見ても似てるとは思えない。」
「でも、その雰囲気が似てるというか....」
「蛍が言うなら似てるんだな。うん。俺は先代雷神に似てる!やったね!!!」
おい、手のひらクルクルだからって俺にその目線を送るのはやめろ。フィルタ。
あと本心からは思ってないからな?蛍には申し訳ないけど、いつもふざけてる俺と先代の統治者。どこが似てるのだろうか?
「....じゃあおチビちゃん探しに行ってくるね。」
俺が思考に沈んで無言になったのを勘違いしたのか気を取り直させるような口調で話題を変える。
「....頼むわ。あいつがいなきゃ平常時、アイツと戯れる蛍を見ながら酒も飲めな「ナギ?....」はい。飲みません。」
革命軍が戦闘を開始するまでのタイムリミットが迫っている。しかしパイモンも探さないといけない。そこで二手に別れる。俺と蛍は稲妻城に行く。そんな判断だった。
「ま、まぁ、とりあえずこの先、どうするかじゃない?」
「そうだな、ちゃんと作戦を立てないと....」
「え?突っ込めばいいでしょ。」
「お願いっ☆」と可愛く言われた俺は階段をのぼりながら俺は否定の思考を放棄して案外脳筋なことを言う蛍のYesマンになった。
門の破壊はさすがに無理がある。この人前で元素を使うこともあまりしたくない。巻き込みたい訳では無いからだ。ならば....
ならば........
どうすりゃいいんだろう?
いや、わかってるよ?裏口からの侵入とか、崖下の空洞から侵入するとか色々方法があることは。でもさ革命軍がそこまで迫ってんのよ。革命軍が戦闘を始めるまでに中に入らなきゃ俺らは終わり。つまりだ....
俺は焦ってた。
たのもぉぉおおお!と大きな声を上げて門を剣で切りつける。門番が慌ててるのが見えるがそんなのお構い無しに門に体当たりやら何やらをかましていく。
「....ちょっと楽しそう。」
「蛍もやる?」
「やらないけどね」
半ばやけくそ気味に門を攻撃する俺を流し目に蛍はこちらを見てきた。
ーこれ以上やったらどうなるかわかってるよね?ー
そんな幻聴が聞こえた気がした。その瞬間
「はい。すいませんでした。」
「よろしい。とりあえず.....これ、どうしよう....」
気づけば門番が呼んだのか、周りを兵士に囲まれていた。
「おい!お前ら!!!何が目的だッ!!!!」
「うるせぇ!!!」
シーンとあたりが静まり返る。あまりにも子供っぽい反撃をした俺に皆が予想外過ぎて固まってしまったのだ。
「う、うるせぇって....」
ほ、ほら、作戦通りだぜ....!!!敵さんも困惑してらァ。この隙を狙って倒せば....
「うわぁ........こんなにカッコつかない勝ち方初めてなんだけど....我が彼氏ながら残念すぎる....」
「う、うるせぇ!!!」
「それ1本で行くのはもう無理だと思うよナギ。」
はい。すいません。
偶然倒しちゃいました。後ろではある程度騒ぎになってるし....
「と、とりあえず行こうか」
「....」
無言の視線が痛い....いや、でも俺悪くないよね?正面突破できると思ってやったんだし、見張りだって一般兵が2人だったから余裕だろうし....そもそも騒ぎになっても俺らならやり過ごせ....
「....ごめんなさい。」
俺は学んだのだ。一瞬責任逃れしそうになったが、こういう時、悪いのはだいたい俺なのだと。そう過去に学んだのだ。だから俺は謝った。
なのに....
「ナギ、とりあえず私が前行くから後ろから着いてきて」
「女子に守られる男とはこれいかにッ?!」
「うるさい」
「はい。」
これがホントのうるさいの使い方。俺、間違ってたんだな....
「感動しました。師匠」
「彼女だけど?」
「負けました。」
照れました。
閑話休題
閑話休題とか初めて使っちゃったよ俺。どうしよ。なんかイキってるとか思われないかな?
閑話休題☆....なんちって!!!いやぁ、うん。それっぽいよね。それこそほらちょっと前の二次創作でよく見た文法だよね。使いやすいよね。これ。便利でさ....うん....
「....あのぉ、俺のやることは....」
「大丈夫。」
「ひぃん」
トテトテと彼女の背中を追ってはや15分。見覚えのある場所や幼い頃の記憶にある場所など幾つかあったが止まることなく進み、はや15分。15だぞ?
「ぐすっ....ぐすっ」
「....なんで泣いてんの?凪」
「情けねぇなぁって思って。俺、こんなの望んでない....」
演技だとわかっているのか、蛍はチラッとこちらに目を向けて無視を決め込む。え?君、俺のこと好きなんだよね?冷たくない?
「もう暴走しない?」
「はい。しません。」
「....」
「え?これ、前、譲ってくれる流れじゃないの?」
無視。違ったらしい。なにこれ、女の子心むってムズい。何がどうなってこうなったんだろう、そうなったんだよ、察せ!
無理です☆!!!
「....その、怒ってる?」
「....なんで?」
あっ、これ違うわ。いつになく本気な蛍さんなだけだ....
「なるほど、緊張してるだけか....」
「っ....」
ビクッと肩を震わせる蛍。
言動がおかしいのも、なんか動きが硬いのも緊張してるからだ。剣を抜いていない時点で気づくべきだった。警戒してるならば剣を抜いてるはずだし、怒っているなら蛍はきちんと話をするタイプだ。だから気付けた。俺、凄い。
カタコトで内心の言い訳を済ませてとりあえず蛍に向き直る。
「....ナギの親についに挨拶ってなると....初対面があれだったし改めてってなるとね」
「そんな蛍が気負うシチュエーションじゃないと思うんだけど....ほら、まずは俺と親の仲直りからだし....」
そこまで言うと軽くおでこに衝撃を感じた。
「ていっ....そこはちゃんとするんだよ。真剣に付き合って、仮の婚約までしてるんだから。ちゃんとするの。わかった?」
「お、おう....その、蛍のお兄さんにもちゃんと挨拶しなきゃな....」
どこか満更でもないような顔で小さく頷いた蛍は俺の手を取って隣に来て歩き出す。
「正直ね?私は割とあっさり終わるんじゃないかって思ってるんだ。実は勘違いでした〜みたいな。」
「んな事あるか....?だとしたら何年越しのって話だろ?」
「ナギはその時、まだ小さかった訳だし、可能性はあるよ。多分、ナギからふっかけなきゃ戦いもないと思う。」
勘、なのだろうか。ちょっと真面目に考えてみるから話しながら繋いだ手をニギニギするのやめて欲しい。
ほら、なんか敵さんもこの雰囲気で出てっていいのか悩んでるから!角の方でチラチラとこっちを覗いてるから!
「いいぞ!もっと見ろ!!!うちの蛍は可愛いだ「な、凪様?!」へ?」
俺が蛍自慢をしようとした瞬間、横の襖が空いて声が飛び出てくる。その瞬間、蛍が素早く剣を抜いて相手に刃を突き立てていた。
「びっ、くりしたぁ....」
「いや、びっくりしたって蛍さん?剣を突き立てて言う言葉じゃないよ?」
びっくりした様子なく動いた蛍は英雄らしく、言動は俺の彼女の時のもの....うん。なんだろ、うちのパートナー、頼もしすぎる。
「凪様....凪様なのですね?!」
「お、おう....お前誰だ?」
「真理でございます!お、お助け下さい!こ、このようなこと、お頼み申すのも無礼と言うもの、しかしながら!伏して、伏してお頼みさせてくださいッ!!!」
半ば口調もおかしくなるほどに焦りきったその女性の顔は歪み、涙を流し、思わず同情しそうになるほどの風貌だった。
「....蛍、ごめんけど2人っきりはもういいか?」
「うん。ほっとけないし....それで真理さん、どうしたの?」
蛍の言葉を聞き、恐る恐ると言った様子で顔をあげる真理が話した内容はある意味予想通りのものだった。
曰く、結婚している。
曰く、子供もいる。
曰く、革命軍が迫ってきている。
雷電将軍が負けることは無いと信じきっているのが普通な稲妻の住民にしてはだいぶ偏った考えだが間違ってはいない。
「わかった。これから雷電将軍に会うんだけど、一緒に来る?さすがに人さらいに来た訳じゃないから許可も貰わないとだし。」
「ありがとう、ございますっ....でも、家族を迎えに行かなくては....その後合流というのは....」
「....家族はどこ?」
「その、城下に....」
早く連れてきて?と蛍はいい、俺の腕を引っ張る。いいなり様子の変わった蛍に俺は目を白黒させながらなされるがままついて行く。
「あの人、怪しい....警戒した方がいいよね?」
「え?そんなに怪しかったか?」
蛍が立ち止まり、こちらをジロッと見てくる。
「....ナギ、ファデュイだった頃は頭もキレて動きももっと良かった。最近、腑抜けてるんじゃないの?」
「ッ....」
「ナギに怪我とか、最悪死んで欲しくない私としてはもっとちゃんとして欲しい。私を1人にしたいなら別だけど」
珍しくちゃんと怒っている蛍に俺は首を縦に振る。
「よしっ....じゃあ....」
チュッと言う音と共にされるキス。鼻のてっぺんをペロッと舐められてそのまま顔が離れていく。呆然としている俺に蛍は顔を赤くして一言放った。
「キス、やばいね....癖になりそう....」
もうなってます。俺は
「飴と鞭のつもりでやったけど....」
「あの、蛍さん、兵士に見られてます。」
「ふぇ....?/////」
オーバーヒートした蛍を抱き上げてお姫様抱っこした後、近くの壁に持たれかかせて、俺は大声をあげた。
「テメェぇらぁぁあああ!!!俺の蛍を動けなくさせやがってええ!!!!」
「「「俺らのせいじゃなくないッ?!」」」
うん。違うよ?
でもごめんね。どっちみちやらなきゃなんだ。
『千氷舞花ッ!....ちょっとだけね?』
空中に2本だけ氷の剣が顕現する。体力がガクンと吸われる感覚を感じたあと、それを打ち出した。
相手の体に触れた瞬間、氷が広がるように体を侵食していき足を止める。
「なんだこれッ、動けないッ!」
「ごめんね、横通るよ。」
蛍が先に行き、俺は後を追うように歩を進めた。
「顔見せて?」
「....いやだ。」
「えぇ〜....この前、人前でやってたのに」
「意識してない時としてる時は違うの。それに....」
言葉を待たず、俺は顔を覗き込む。
そこには顔を真っ赤にしたままニヤニヤと笑う蛍がいた。
「ニヤケが止まらないからちょっと無理....」
はい。今、俺もそうなりました。
元々平均1万文字だったのに惰性で書いてるせいか今回、7400文字....ほんとに潮時だこれ....
ってな訳で蛍の新衣装(遅い)を眺めながらムフフしときます。
さて、例のごとく、感想への感謝の言葉をば....
猪狩の兄貴さん、あざます!
あと一つだけ....一応批判的なコメントがありましたがいつの間にか消されてました。批判も一応受け止めるつもりではいるので出来ればそのままでお願いしたいものです。(システムを理解してないだけかもしれない)
それではまた
追記:活動報告にて次回作の予定について軽く書いていますので興味ある方はご覧下さい
稲妻編の先、見たい?
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見たい!
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最近飽きてきたからいい
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とりあえず空救済まではやれ