SEED DESTINYに00要素を混ぜ込んでみたら、より一層gdgdになった件について   作:種再燃祭

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そして深夜アップに戻ると。
というか、前回のラストに出たこの世界線の”GNZ”、”アルケー”ネタだったので、速く公開したかったというのが本音ですw

ただ、今回明らかになるのは”基本ボディ(ベーシック)”なようですよ?
それでも……





第49話 キラ・ヤマトは、とんでもない”化物モビルスーツ”をコーディネイトしたようですよ? 【挿絵入り】

 

 

 

 さて、プロジェクト”アルケー”プロジェクト”GNZ”シリーズ。

 00原作では『同じくイノベイドによって制作された疑似太陽炉搭載モビルスーツ』である。

 しかしながら、共通項は多いが本質的には別の機体と思っていい。

 

 しかし、この世界線では技術的エポックメイキングな事象が起き、この二つの系列の機体が大きく距離を縮める事となる。

 

 

【挿絵表示】

「やっぱり、コックピット・ブロックの変更だけで大部分のコンポーネントは供給化できそうだ。イノベイド用のコックピットは僕には手出しできないけど、人間用のそれなら”デュアルモード・クォンタム・サイコフレーム”込みで”テスタメント・マッシモ”のコックピット設計を流用できそうだ」

 

 そう、姉のカガリ・ユラ・アスハがリボンズ・アルマークの色々な意味で”弟子”であり、その伝手でキラ・ヤマトが正式に開発計画に参加する事になったのだ。

 まず、キラが着手したのは文字通りの(コア)の部分。

 リボンズ命名の、”GNコアブースター”という宇宙世紀臭漂うバックパックとコックピット・ブロックが一体になった大型コア・ユニットだった。

 宇宙世紀の古めのモビルスーツに詳しい方なら”RX-99 ネオガンダム”や”RX-78GP01/Fb フルバーニアン”のコアファイターと同じ構造と書くと分かりやすいだろうか?

 コックピット・ブロックを含めた機首部(=コア・ユニット)を直角に折り曲げモビルスーツ本体に挿入され、残りのブースター部分がそのままモビルスーツのバックパックとして機能する。

 キラは”GNZ”シリーズと”アルケー”シリーズの最大の相違点を、この機首(コア)部分に集約させようとしていた。

 ブースター部分には、搭載される全てのGN-Tを全力稼働させても余剰電力だけでモビルスーツを戦闘ステータスで機動させられる複合核動力”HHCRD(Hyper Hybrid Combined Reactor Drive )パワーパック”、機体は損時の脱出ユニットにもなるので、起動時に炉心融解を起こすオーバーブースト”TRANS-AM(トランザム)”をあえて非搭載としたGN-T×1基。

 これがベーシックなのだが、ここに”GNバリア・フィールド発生器”と”GNキャノンⅡ()()()()()()”×2門が組み合わされる。

 

 まず驚異的なのは”GNZ”、”アルケー”双方のシリーズ共に機体を球体状にGN粒子エネルギーフィールドで覆う”GNバリア・フィールドを()()()()しているということだろう。

 これに加えて、キラの妻、マリュー・ヤマトが原案を出した”GN Multipurpose Variable Phase Shift Armor、略して”GN-MVPS装甲”を採用している。

 これは00原作でソレスタルビーイングのガンダム達が驚異的な防御力をみせた「Eカーボン外皮装甲()()に張り巡らせた不可視の薄いGNフィールド」、この世界線ではGNバリア・フィールドと区別する為に便宜上”GN表層フィールド”と呼ぶが、それとVTPないしVPS装甲を組み合わせたものだ。

 しかもただ組み合わせたのではない。

 表面にGN表層フィールドを展開できるEカーボン、そして装甲の隙間にGN粒子を結束させて防御力を高める”GN複合装甲”としても機能するGNキャパシタ群、その際奥に豊富な余剰電力を活かしたVPSあるいはVTP素材がインサートされる三重異素材(コンポジット)装甲だ。

 この装甲の”GN-MVPS装甲”の恐ろしいところは、三種の異なる装甲にそれぞれ役目があり、その機能を補完し合うところにある。

 この装甲は、GNコアブースターのみならずモビルスーツ本体にも全面作用され、防御力強化と同時に『装甲材をGNキャパシタにできる』事から、重装甲のみならずGN粒子チャージ量も大きく増大させている。

 無論、GNバリア・フィールドもGNキャノンⅡシンプライズも「モビルスーツ部分が破損してGNコアブースターのみの状態でも使える」仕様だ。

 また翼状の部分は多くのオーブモビルスーツがそうであるように各種無線式の外部受電のアンテナとして機能を有している。

 

 重要事項なのだがイノベイド用のコックピットと人間(ヒューマン)用のコックピットとの大きな違いは、『ヴェーダへのダイレクトリンク・システム』があるかないかだ。

 以前にもリボンズは、「ヴェーダのバックアップが無ければ戦えないパイロットなど使い物にならない」という趣旨を何度か公言しているが、かといって『使える物は使う』主義でもあるので、ヴェーダとのリンクが使えるうちは使えという感じだ。

 そして、キラにも流石に「ヴェーダ」に対する権限だけは何も与えられていなかった。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 さて、意図的に説明を後に残した”GNキャノンⅡ()()()()()()を解説したいと思う。

 ”シンプライズ”とは文字通り『簡易版』の事だが……これにはちょっと面白いエピソードがある。

 当初、計画その物の最高責任者であるリボンズ・アルマークは搭載するGNキャノンを全て『ティエリアの新たな愛機”セラヴィーガンダム”に4門搭載される”GNキャノンⅡ”を搭載する』と公言していた。

 

 しかし、ここでキラは泣きつかれたのだ。

 誰にってソレスタルビーイングの整備スタッフ(含むイノベイド)にだ。何故って……

 『五本指のマニピュレーターがある大砲を対象全機に装備するなんて死んでしまいます! ”セラヴィー”1機だけでもメンテの悪夢だってのにっ!!』

 

 そう、00原作でも僅かに登場したが……セラヴィーのGNキャノンⅡは『隠し腕』としての機能を持ち、格闘戦モードではにょきっと手が出てきてGNビームサーベルを握りビュンビュン振り回すというギミックがあったのだ。

 だが、言われてみれば『砲身の内部に引き込める手首』とか普通のマニピュレーターよりはるかに機構が複雑だし、繊細な造りにもなるだろうから整備員泣かせなのは間違いない。

 そこで納得したキラは、なんとカガリを通してアポを取り、”()()”片手にリボンズに直談判したのだっ!!

 

 

【挿絵表示】

『君も面白いね。僕に談判しようなんて来た者なんて、カガリ以外は何年ぶりだろう? いや、むしろその役割を本来は部外者である君に押し付けた”軟弱者”達に(かつ)を入れるべきかな?』

 

『やめてあげてください。(整備隊の皆さんが)死んでしまいます』

 

『イノベイドには原則、生物学的な死などほとんど存在しないよ?』

 

 全く無いと言わない辺りは、まさにリボンズであった。

 

『精神的にでも死ぬんです。人もイノベイドも』

 

 何やらこの問答が変に気に入られてしまい、キラはソレスタルビーイング……というかイノベイド施設の端末なども使えるように『()()()()()()()』のだ。

 つまり、姉弟共々イノベイドたちからは『リボンズのお気に入り』認定だ。

 いや正直、これがキラにとって禍福のバランスシート判断は大変難しいものになったんだと思う。

 少なくとも人の心があるのなら、「大出世じゃん! キラ、やったね!」とか茶化せない事態だ。

 そしてこれだけは確実に言えるのは……リボンズ、絶対に『(仮称)リボーンズ・ガンダム』の開発、手伝わせる気満々だろう。

 

 

 

 それはともかくとして、かくてセラヴィー搭載の”GNキャノンⅡ”は”隠し腕”ギミックが取り外ずされ、純粋な『フレキシブル・ターレット式で水平方向にも垂直方向にも可動範囲の広いGN粒子単装ビームキャノン』として”シンプライズ”されたのだ。

 また、シンプライズ化にともない全体的にコンパクトになり、オリジナルより細い印象になっている。

 とはいえGNビームキャノンとしての性能はオリジナルと比べても全く劣っておらず、四門同調集束砲撃(クアッドキャノン)モードにも対応できる。

 ちなみに上記のキラが談判に持参した”代案”とは、『砲口部にGNロング・ビームサーベル発生器を搭載する』事だった。

 

 もはや死に設定になりかかってる気もするが……キラの戦技教官が戦技教官(サーシェス)なだけに、いざ実戦となると生身でもモビルスーツ戦でもキラはかなり「足癖が悪い」。

 蹴り技を多用するって意味でもあるが、そのせいで先の大戦での愛機”ジャスティス・ソーディアン”には、原作に先駆けて『脛ビームブレード』が装備されていた。

 そして、”GNキャノンⅡシンプライズ”は、”GNZ”だけでなく”アルケー”シリーズにもバックパックの2門だけでなく、両ひざにも標準装備予定なのだ。キラ曰く、

 

『背中から切りかかろうとしたらビームサーベルが伸びてきたり、組みつくみたいな格闘戦仕掛けようとしたら膝からビームサーベルが伸びてきたら、結構な不意打ちになると思うんだよね?』

 

 とかなり無自覚に殺意が高い。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 そして、続けて”GNZ”シリーズと”アルケー”シリーズの共通項をあげていきたいと思う。

 メインリアクターは前述のとおり、”GNコアブースター”に内蔵される複合核動力”HHCRD”による豊富な電力で、同じくコアブースターに搭載されるGN-T×1基と、加えて『両脚ふくらはぎ部分に搭載された”()()()()()()()()()のGN-T”』×2基を稼働させる。

 前話においてキラが『()()()のGN-T(疑似太陽炉)』と言っていた理由がこれだ。

 つまり、”HHCRD”は「トランザム機能を有したGN-T×3基を稼働できる発電量」を有している。

 これはちょっと意味が変わってくる。現行のGN-Tでトランザムを発動させると「炉心融解による機関破損(オシャカ)と引き換えに、短時間通常の3倍のGN粒子を発生」させるが、トランザム発動時には(少なくとも)「粒子量に比例して3倍電気を消費する」のだが、それに耐えられるのが”HHCRD”ともいえる。

 厳密には設計上、”GNZ”も”アルケー”も『2基のふくらはぎのGN-Tが同時にトランザムを発動させる事は無い=2基同時破損で使用不能になるのは戦場でリスクが高すぎる』ので、あくまで『トランザムはGN-T1基ずつで行う”緊急高出力モード”』という扱いで、現状だと「瞬間最大でGN-T×5基分の電力を賄える」という計算になる。

 これが基本となる機体のエネルギー構成で、フレーム自体はGN粒子伝達部分は第3世代ソレスタルビーイング・ガンダムが元設計になってるので万全だが、豊富な電力を持つ核動力機らしく関節などの高負荷部分等はVTP素材等で補強し、増力装置として”テスタメント・マッシモ”同様にパワーシリンダーが随所に採用されていた。

 つまり”GNZ”も”アルケー”も、純粋な骨格……ムーバルフレーム部分は『00原作と種原作の()()()()()()()()()()だ。

 加えてそのフレームに被さる前述の”GN-MVPS装甲”も、合わせ目に『分割超電導リニアスライド機構』が取り入れられており、動きの柔軟性や追従性はかなり高い。

 

 さて、情報量が多くなってきたので、少しスペックシートをまとめてみよう。

 

 ”GNZ”、”アルケー”共通スペック

・主機:複合核動力”HHCRD”(GNコアブースター)+トランザム非搭載GN-T×1(GNコアブースター)+トランザム搭載GN-T×2(両脚部脹脛)

・装甲:”GN-MVPS装甲”(超電導リニアスライド機構連結)

・武装:両シリーズ標準搭載

    GNバルカン×2(頭部)

    GNビームサーベル×2(両手首内側、刀身長調整可能)

    GNカッター×2(両肘部、原作GNZシリーズと共通)

    GNクロー(GN-XⅡと共通装備)

    GNキャノンⅡシンプライズ×4(GNコアブースター×2+両膝部×2。”クアッドキャノン”モード対応)

・防御装備:GNバリア・フィールド(GNコアブースター標準搭載)

 

 こう並べてみると、00原作より随分と防御に気を使ってる設計な気がする。キラらしいと言えばらしいが。

 加えてキラらしいと言えるのは、GNキャノンⅡシンプライズの搭載位置で、パッと見”セラヴィー”と同じに見えるが、フレキシブル・ターレットマウントのお陰で射角が広くバックパックの2門は背後全域、膝の2門は宇宙や空中で下方から来る敵を狙いやすい。つまり、この配置は『死角を作らない』事を前提の配置だ。

 全体のイメージとしては、『上半身は原作GNZ、腰部や脚部は原作アルケー』というこっちもハイブリッドな感じで、どちらのGNコアファイターよりも大型の”GNコアブースター”がバックパックとしてひっついてる事も相まって、かなりマッシブな印象だ。

 いや、実際に『火力の確保は乗り手の判断に委ねる』方針で、ベーシックな部分は多分に”ブラックサレナ的”というか……『重防御の高機動機』というコンセプトかもしれない。

 逆に外見からわかる明確な二つのシリーズの識別点は頭部だ。”GNZ”も”アルケー”もそれぞれベーシック・モデルは00原作のデザインに寄せていた。

 

 もはやこの時点で、アレな機体の気がするが……

 更に拡張性が恐ろしく大きく、例えばアセンの要となる”ハードポイント”は

 ・モビルスーツ本体:両肩部、両腕部、腰部左右、両脚部外側の合計8ヵ所。腰部後方に武装携行用マウントラッチ

 ・GNコアブースター:2か所。専用のドロップ・タンク型オプション。GNキャパシタとGNマイクロミサイル×8を内蔵

 ・両腕は、装備によっては換装可能

 と個人仕様の合わせた装備変更(アセン)が自由自在にできる。

 つまり、上記のスペックはあくまで”標準(ストック)状態”のそれで、大幅なカスタマイズにも対応できる……つまり、”GNZ”はイノベイド用の、”アルケー”はヒューマン用の特殊機ではなく()()()なのだ。

 事実、”GNZ”も”アルケー”もそれぞれ10機前後の製造が予定されていた。

 

「うーん。あと、他にやるべきことは……あっ、アプリで”マルチロックオン・シーケンス”とか、近接防御用の”自動迎撃シーケンス”とか入れたら、イノベイドのパイロットも喜んでくれるかな?」

 

 ……お前、マジでそういうとこやっぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いずれ登場するだろう個性的な個人仕様は、その時に譲るとして……

 完全に蛇足ながら……案の定、キラはソレスタルビーイングの施設内で先のリボンズへの直談判以降、妙に整備班を中心に『イノベイドのお姉さん』たちから構われるようになってしまった。

 彼女たちがチョロインというより、どちらかと言えば『自分たち(イノベイド)と方向性の違う異能』を持ってる感じのキラに知的好奇心が刺激されたのかもしれない。いわゆる興味津々という奴だ。

 それにキラは意外と母性を刺激するタイプだし。

 とはいえ、

 

「ええーい。散れ散れ! キラ君墜とそうってんなら、アンタらには胸部装甲の厚みが圧倒的に足りないのよっ!」

 

 そうなれば、ニコルの嫁さんであるヒリングが割とケア、いやフォローに入ってくれてたりする。

 キラは旦那の友人だし、下手に”喰われ”でもしたら大惨事につながりかねない。

 もっともそこまで事態は深刻ではなく、、イノベイドは『肉体の機能美(?)』を優先してるせいかスレンダーな御仁が多いので、迫ったところでキラを”撃墜”するのは至難の業だと思う。

 思い余って力技を使おうもんなら、下手をしなくても”綱紀粛正担当の監査役(ハナヨ)(前作第122話あとがき参照)”がいつの間にか出てきて「(異能込みの)武力鎮圧」しそうだし。

 

 

【挿絵表示】

「それでもキラ君狙おうってんなら、せめてトランザムでもして乳を3倍盛ってきなさいよね」

 

 愉悦の心(あおり)を常に忘れないのが実にヒリングだった。

 まあ、ボリューム的には3倍盛りでもキラには刺さらない気がするが……嫁さんが嫁さん(マリュー)だけに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ティエリアと”セラヴィーガンダム”は泣いてよいと思う(挨拶

というか、このベーシック・モデルの元ネタってオリジナルのGNZ()シリーズやアルケーに加えて、セラヴィーと疑似太陽炉仕様だったラファエルだったりしてw

基本的に、コックピット・ブロック部分を中心とした”GNコアブースター”の「折れ曲がってモビルスーツに挿入される機首部分」以外は共通仕様だったりします。
むしろ個性が出るのは、ハードポイントに装着する装備や手持ち武装とかかもしれないです。あと頭部が違いますね~。
ただ、設定的にアホ強いですw 冗談抜きに敵役で出てきたらと思うと……
立ち位置的には旧版FSSの”LEDミラ○ジュ”級かも?

”アロウズ”の中でも乗り手がいるので、それなりに出番はあるのですが、バランスブレイカーにならんように注意しないとなぁ~と。
いや、今更かw

そして、実は割と面倒見のいいヒリングさんというネタでした。
キラがぺったん好きだったら、もしかしてハーレム作れてた?
さて次回は50話、それになるべく相応しい内容を書こうかと思っています。

次回もどうかよろしくお願いします。
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