SEED DESTINYに00要素を混ぜ込んでみたら、より一層gdgdになった件について 作:種再燃祭
今回は久しぶりのメカ回になります。メカ回らしく、かなり長めですw
あと、原作ホアキン隊が大暴れ?
”NストライクE”とはどういう機体なのだろうか?
一言で表現すれば、本体は『
厳密に言えば、ストライクEのボディに両肩部分が原作外伝に登場した”ゲイルストライク”に酷似した大型のフレキシブル・スラスター搭載の物に換装されている。
だが、細かく見ていけば、スターゲイザーのストライクEとも外伝のゲイルストライクとも異なる機体だということがわかる。
まず、主機が先の大戦中としてキラ・ヤマト技官が開発した複合核動力”NBSC”がチョイスされている。
表面装甲はMTVPSではなく標準的なVPS装甲で、フレームの高負荷部分やコックピット周辺や動力炉周辺にはVTP素材が積極的に導入されてていた。
このボディ/フレームの構造や出力だけを見れば、原作ストライクフリーダムやインフィニットジャスティスと比べても遜色は無いだろう。
両腕にはモノフェーズ光波防御シールドがガントレットと一体化する形で搭載されている。
そして、大きな識別点は両腰で、そこには核動力機用に出力向上調整を受けたES04B-NビームサーベルのラックとIWSPパックに搭載されていた”115㎜レールガン”を
また両肩はゲイルストライクのそれに酷似しているとは書いたが細部を見るとかなり異なっており、まずスラスターのノズル部分がフレキシブル・マウント化されていて、真後ろや前方、上方にも指向できる。
また、シンの愛機”テスタメント・マッシモ”と同じく、簡易式ドラグーンの”マイダスメッサ―Ⅱ”ビームブーメランと指向性高周波振動ブレードナイフである”アーマーシュナイダー”を肩部にマウントしていた。
逆にオリジナルと同じ部分はと言えば、頭部の機銃が”M2M5トーデスシュレッケン12.5㎜機銃だ。
ちなみに原作では”M2M5トーデスシュレッケン12.5㎜
この世界線では銃自体は同じで、名称がシンプルになっただけだ。
そして、もう一つは”ストライカーパック・システム”対応(バックパックのみ)ということだ。
☆☆☆
そして、ストライカーパックの選択にスウェン、シャムス、ミューディーの個性が出ていた。
スウェンの”NストライクE
先の大戦でキラが愛機とした”ジャスティス・ソーディアン”のバックパックを参照して開発されたストライカーパックで、ジャスティスのバックパックは元々は分離独立式の”ファトゥム00”というユニットで、その為に設計の流用が比較的容易だったらしい。
搭載武装は、無線受電アンテナも兼ねた主翼の前縁部分に、取り外して対艦刀としても使えるビームブレイド”フラガラッハ3 ”を内蔵し、パッセルビーム砲を参照に開発されたビーム砲を原型の”M9M9ケルフス旋回砲塔機関砲”のように
”ファトゥム・ストライカー”は、NストライクEに空戦能力を付与し、火力と機動力を大きく引き上げるというコンセプトだろう。
原型が原型だけに核動力機専用のストライカーパックとして制作されている。
シャムスの”NストライクE
この二つの系譜のストライカーの特色は受け継がれ、パワーシリンダーを用いた高出力フレキシブル・アームを介して、350mmガンランチャー&94mm高エネルギービーム砲は連結した状態でオリジナルバスターと同じく長射程の手持ち武装としても、分離状態でヴェルデバスターのように半固定砲としても使用できる。
また、核動力対応の改修を受けた為に「数珠つなぎのバッテリーラッチ」は廃され、代わりに220mm多目的ミサイル6連装ポッドが、エールストライカーから派生したスラスターポッド4基にそれぞれ追加されている。
火力の強化を第一に考えられながら、機動力の増強(性能は高くないが飛行能力も一応はある)にも気を使われている装備だ。
ある意味、原作から一番装備の変化があったのが、ミューディーの”NストライクE
NストライクEには増加装甲”フォルテストラ”は設定されておらず、その為に防御力を引き上げる(無論、飛行能力が付与され機動力も火力も向上するが)為に選択されたストライカーパックだろう。
基本となっているのは、まさに”フォビドゥン”の装備をストライカーパック化した物で、実は核動力機対応に合わせて細かいアップデートはされており、例えば誘導プラズマ砲の”フレスベルグ”は、”エクリプス初号機”と同じ”フレスベルグN式改”に変更され、またサーカスアーム可動式ゲシュマインディッヒ・パンツァーのシールド部分はインサートがTP→VTP素材に変更されている。
他にも個性が出ている部分は手持ち武装で、
・スウェン→ビームライフル・ショーティー×2(未使用時は腰部後方の汎用ラッチにマウント)+両手首内側にオリジナルのアンカーランチャーから変更されて『
・シャムス→前述の”テスタメント・マッシモ”が以前のアセンで装備していた核動力機対応改修をした連結分離型ビームライフル”M9009
・ミューディーは、フォビドゥン系のストライカーパックとはいえ大鎌型の武装は持たず、”テスタメント・マッシモ”の現行アセンの一つ、”M7G2改リトラクタブル・ビームガン”×2で、両腕への搭載位置も搭載方法も同じだ。というか、ミューディーの愛機の方がオリジナルだった。原型に比べ核動力機に最適化された為、威力、発射速度、射程などがそれぞれ増強しているようだ。
3機のそろって火力は原作に比べて向上しているが、これだけの武装をコントロールする為に”クォンタム・インタラクティブ・フィードバック・システム(Q-IFS)”がサブコントロールシステムとして組み込まれている。
これもスウェンたち三人が、ライトチューンとはいえ”ナノマシナリー・チルドレン”であるために、”Q-IFS”が有効的に作用し、武装や機能が増えても有益に使えるのだろう。
☆☆☆
正直に言えば、同じくストライカーパック・システムに対応しているとはいえ、複合核動力もフェイズシフト装甲材も(現在のオーブ水準なら)一世代前、コントロールシステムも脳量子波フィードバック・フルコントロールの”クォンタム・サイコフレーム”搭載していない、コックピットのコンソール/インターフェースレイアウトも全周囲モニタ-やリニアシート導入前の『先の大戦のオーブ標準仕様のコックピット周辺』と大差ないなど『”テスタメント・マッシモ”の下位互換』という印象は否めないが、性能的には『原作C.E.73年代のハイパーデュートリオン機関搭載モビルスーツ』に引けは取らず、必要十分な戦闘力を持っていた……というか、『オーブが異常すぎる』だけだろうこの場合。
オーブの話が出たついでに言うと、”テスタメント・マッシモ”との比較がやたらでるのも、アセンやら機体特性やらにどことなく共通点があるのも偶然ではなく、その契約が表に出ることはないだろうが……
この『NストライクEの製造元は”
ついでに言えば、原型機はカナード・パルスの愛機である”Nストライクカスタム・カナード”だったりする。
そう、『ユニウス条約違反のNストライクEは大西洋連邦の制式採用機
まあ、これも”高度な政治取引”の一環というものだろう。
おそらくだが、カナードが大西洋連邦に教官職として長期出張で派遣され帰ってこないのも、これらの事情と無関係ではないはずだ。
というか、間違いなく裏でコソコソ『ステラ達を含めた”ファントムペイン”を教導していた』のはカナードだろう。
そして、オーブを除外する世界水準では最新鋭といってよい機体と、おそらくはオーブ国営PMC”カタロン”の中でも「2番目の技量と強さ」を持つパイロットに鍛えられた者達が、今、”アーモリーワン”へと迫っていた……
「電波妨害、強度上昇。たっぷり連中がばらまいた”ニュートロンジャマー”に上乗せしてやれ」
”その船”で「全体の長」らしい”ネモ”を名乗る漢はニヤリと笑い、
「よーし、いこう。エレガントにな」
いや、それは声的に”虎の人”のセリフじゃないだろうか?
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そして、時系列は”アーモリーワン”中央部の港湾ブロック急襲まで戻る。
「行動と判断が遅い」
何やら某”鬼斬りの育手”みたいな事を呟きながら、手際よくあるいは小気味よく慌てて出動してきた港湾守備隊のザフトモビルスーツを始末する。
何というか、両手のビームライフル・ショーティー、ファトゥム・ストライカーの旋回式ビーム砲、両腰のレールガンをそれぞれ別の目標に向けた『お手本のようなマルチロックオン・ファイア』に実に器用さを感じる。
あと何気に隙を見ればヒートアンカーを放って敵機を誘導電流で動けなくし、
「使い捨ての盾だな」
言葉通りザフト艦やザフト機の盾に使ったり、投擲武器に使うあたりが巧いがエグい。
「吹っ飛べザフトォーーーーッ!!」
対照的に、手持ちの”M9009N改ビームライフル”を連結高出力モードで、薙ぎ払い射撃の横一線で、港湾ブロックで大慌てで出航準備をしていた複数のザフト艦にまとめて豪快にダメージを与えるのはシャムスだ。
無論、投射する火力は連結ビームライフルだけでなく、分離状態の半固定砲モードの350mmガンランチャー&94mm高エネルギービーム砲、両腰のレールガン、背部スラスターの6連装ミサイルポッド×4の全弾発射まで含めた大盤振る舞いだ。
そう、ビームの横薙ぎから外れていた船も次々と命中弾を浴び、小破、中破、大破へと変わってゆく……ただ、『一撃で港湾ブロック丸ごと消し飛ばすモビルスーツ』があるオーブに比べると少々物足りなく感じてしまうの、毒され過ぎだろうか?
更には、
「そう簡単に
思う存分、火力とそれに比例した破壊を撒き散らしているシャムスの”NストライクEバスターⅡ”は、当然一番目立つので狙われやすい。
スウェンの”NストライクEファトゥム”は迎撃に向かってくるザフトモビルスーツを片っ端から落としているが、それでも飛んでくるのはモビルスーツからの銃撃・砲撃だけではない。
まだ生きている艦砲、あるいは港湾の防衛砲台やら機動砲やら何やら様々な火器があり、それを全て短時間で破壊しきれるものではない。
だが、同時にそれが”NストライクEバスターⅡ”に届くことはない。
ミューディーの”NストライクEフォビドゥン”が、2枚のゲシュマインディッヒ・パンツァーシールドを振りかざし、その火線のことごとくを防いでしまうのだ。
無論、それだけではない、NストライクE本体の火器だけでなく、”フォビドゥン・ストライカー”には”フレスベルグN式改”にオリジナルと同じ88㎜レールガン×2、更に両腕にはリトラクタブル・ビームガンまで備えているのだ。
それらを用いてカウンター気味の反撃で射点へ向けて発砲、「雉も鳴かずば撃たれまい」とばかりに次々と叩き潰していた。
☆☆☆
「足止め工作には、もう十分だろう。そろそろ引き時だ」
攻撃開始から5分きっかり。スウェンがそう判断すると、
「あいよっ!」
「りょーかいっと!」
そして、最後の一撃、3機揃っての全力一斉射を置き土産に、あっさりと撤収する。
この世界線のスティングたちも含めた6人の”ファントムペイン”、『ロックバンドではなく戦闘部隊として』の”恐ろしさ”は、原則として理知的・理性的であり、『退き際を誤らない』ことにあると思う。
もしかしたら「何を当り前なことを?」というかもしれないが、先代のオルガ達三人も含めて、原作の”ブーステッドマン”たちの末路は、半ば自滅に近い形で『退けなかった故に消耗して摺り潰される』ケースが多いのだ。
もっと言えば、この世界線では心身共に健常を保てる”ナノマシナリー・チルドレン”として登場した先代を含めた9人は、『生還することの重要性』をきちんと認識してるっぽいのだ。
これは厄介だ。
こういう兵は、原作の『戦闘力は高いが、儚く散る』描写とは正反対に総じてしぶとく粘り強く、パイロットなら撃墜されにくい。
「無理や無茶を可能な限り避けて作戦を実行する頭と腕のある兵士」というのは、そこまで厄介になる。
しかも、3人2チーム体制でも6人チーム体制でも、この世界の”ファントムペイン”は連携が中々に上手い。
先代のオルガ、クロト、シャニが力連携攻撃でクルーゼに一泡吹かせた伝統と技術は、しっかり受け継がれているようだ。
言うなれば、”モビルスーツ強奪からこの戦闘”に至るまでの一連の活動は、まさに『原作と一味も二味も違う”ファントムペイン”6人の特色と強み』が強く出たものだった。
☆☆☆
NストライクE(”ファントムペイン”仕様)
動力:複合核動力”NBSC”パワーパック×1(機体内部)
固定武装;M2M5”トーデスシュレッケン”12.5㎜機銃×2(頭部)
”マイダスメッサ―Ⅱ”ビームブーメラン×2(左右肩部。簡易式ドラグーン)
”アーマーシュナイダー”指向性高周波振動ナイフ×2(左右肩部)
115㎜フォールディング・レールガン×2(左右腰部複合兵装ユニット)
ES04B-Nビームサーベル×2(左右腰部複合兵装ユニット。ウィンダム等と共通装備)
手持武装:N/A(腰部後方に汎用ラッチマウント×2があり多くの手持兵装に対応)
防御装備:”アルミューレリュミエール・バックラー”×2(両腕)
装甲素材:VPS装甲、VTP(フレーム補強、重要区画内部装甲に採用)
特殊装備:”Q-IFS”、ストライカーパック・システム、近距離レーザー秘匿通信装置
個人個人のチューニングやカスタムは、ストライカーパック・システムと、手持ち武装のアセンで行う方針の『”ストライク”ベースの核動力モビルスーツ』。
ただし、このストック状態でも、『原作のC.E.73~74年登場のハイパーデュートリオン機関搭載モビルスーツ』と同等かそれ以上の出力と基本性能があると考えられる。
いや、「エレガント」は言う人が声的に違う(挨拶
という訳で、この世界線での”ファントムペイン”の標準機、”NストライクE”の華麗なるデビュー戦ですが……ぶっちゃけこの機体、”Nストライクカスタム・カナード”の発展量産型ですw
作中にも出てきました、基本スペックは「原作ストフリ&インジャス並み」で、個性はストライカーパックと手持ち武装のアセンで出すって感じですね~。
両手にモノフェーズ光波シールドは標準装備で持ってるわ、基本的にエネルギー切れはよほどのことが無いかぎり動かないわで、「オーブ以外なら、かなりの脅威になる機体」です。
しかも基本、”ナノマシナリー・チルドレン”専用機ですからね~w
さて、次回は……少しづつ原作と異なる「ネモ達の思惑」が見えてくるかも?
次回もどうかよろしくお願いします。
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