ここからは独自設定ぐるぐるぐるぐるどかーん!!でお送り致します(n回目)
『……この録音が届いているという事は、この超天才清楚系病弱美少女ハッカーである私があの濁り切った堅物下水女に軟禁されたという証左になるでしょう』
『嘆かわしい……えぇ、実に嘆かわしい事態です。ビッグシスターにまで登り詰めたその頭脳を自分の中でのみ完結させるような女が、
『簡潔に言いましょう———天童アリスは調月リオに誘拐されました。『名も無き神々の王女』、『Divi:Sion』、『ATRAHASIS』、『キヴォトスの滅亡』……話すべき事は山程ありますが、1番の問題は『私達の可愛い後輩が誘拐され、殺害されそうになっている』という事です』
『調月リオ……彼女は自分の演算をに絶対の自信を持っています。ですが……不可解とは、遍く総てに潜む物。その不可解が一つ混ざるだけで、演算は予測できない、新たな「解」へと向かいます』
『C&Cのアカネちゃんからは話を聞いております。雨宮蓮さん……貴女のその『力』は、必ずあの女への「変数」となりうるでしょう。シャーレの先生も……そしてきっと、お二人もそう。私の推測が正しければ、全員が『変数』たりえる存在』
『ですので……貴女方、異聞録学部に依頼します。調月リオに誘拐された天童アリスの奪還、そして調月リオの頓知気な計画の阻止……軟禁されるであろう私の事など二の次で良いのです。何故なら私はミレニアムが誇る超天才清楚系病弱美少女ハッカーであり、「全知」の学位を持つ眉目秀麗な乙女であり、そしてミレニアムに咲く一輪の高嶺の花である「特異現象捜査部」部長、明星ヒマリですよ?この程度、千年難題のせの字にも勝りません』
『ですから……どうか。アリスを、私の大切な後輩達を……助けてください』
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その通信が来たのは、自由行動だった日の翌日だった。
モモトークのグループチャットに会長から「大大大至急」と急かされ、生徒会室に集まった矢先にこの音声を聞かされた。
「……そもそも「特異現象捜査部」って?」
「キヴォトスにおける科学的に解明できない都市伝説や噂を調査する部だよ。今はキヴォトス各地で存在しているであろう『デカグラマトン』の調査を主にしてるの」
その特異現象捜査部と今回の依頼になんの繋がりが……と思ったが、すぐに結論が見えた。
「……そうか、アリスの存在がそのデカグラマトンに繋がっていたのか」
「十中八九そうだろうね。アリスちゃんの居た所とは別の廃墟には通信ユニットAIを乗っ取ってデカグラマトンになった「ホド」が居るから、アリスちゃんもほぼその類になる」
「……え、アリスって廃墟に居たんですか」
「え?…………あ」
蓮の言葉にあれ?となり……自分の共有不足に思い至った。
「ごめん、共有忘れてた……今度ご飯奢るよ」
「もー、ちゃんとしてよね?……とはいえ、私も先生から聞いたっきりだったから私もごめんかも」
「……いや、大丈夫。俺も今ので理解できたし」
悠も頷いて、続きを促す。
「良いかな?……じゃあ、進めるよ。この依頼はやる前提で、今回の
そう言った会長が、ペルソナ全書を取り出して開いた。
「相手は他校の生徒会長であり、科学数学に関しては最高峰。当然、彼女の部下含めてかなりの妨害を受けるだろうということで———」
捲られていたページが止まり———「
「———選出は問わない。全力で、殺す事なくやり遂げなさい」
「「「
短い号令の後、僕達は現場に急行する事となった。
車の運転を自動化させ、僕達は各々静かに待つ。
今のうちに、僕達全員のペルソナ構成を考えているのだ。
「属性魔法ビルドは」
「「ナシ」」
「んー……まぁ予想の範疇だね」
「正直キヴォトスで特大威力の属性魔法は危険だろう……特に停電、延焼。調月会長の事だし対策はあるだろうけど、自分達のペルソナは十中八九その領域を越していく」
「流石に物理ビルドで行こうかな……属性魔法で壊すよりも物理で壊した方がまだ良いよね?」
「自分もそう思う。ちなみに、蓮はどうするんだ?恐らく君が一番アドを取られていると思われるが」
「それなんだよなぁ……二人以外はほぼ全員がデータを取られてると考えたら、俺が一番不安なのがな……まぁでも、あの時のデータなんて本気の1%ですらないんだから大丈夫でしょ多分」
「それ言ったら自分達は0%なんだよね」
「それはそう」
ポロン、とナビが目的地への到着を知らせる。
「……さて、行こうか。先生にはもう連絡してある」
聳えてなお重々しい雰囲気を醸すビルの中に、悠然と僕達は入っていった。
「———ならよぉ、正面からぶっ飛ばしてやるしかねぇだろ?」
「それは!……そう、だけど……」
会議室の中は、膠着状態が続いていた。
正面から蹴散らして正々堂々取り返せ、というネルと無謀だと唇を噛むミドリ。
その口論の裏には、リオから言われた言葉が残っていた。
『———貴女達がアリスを取り返そうとするなら、自由にすれば良いわ。私はそれに抗う為の術を用意しておくから。…………その術は、あの異聞録学部の
今このメンバーで突撃して、アリスを解放しリオを説得するには不安が残る。
そうして先生は打開策を考えて、考えて———モモトークの通知に、微笑んだ。
"———皆"
一言で、言い争いに発展しそうだったミドリとネルの動きが止まる。
"どうにか、なりそうだよ"
そう言って入口に視線を向ける先生。
追従するように全員がその視線を追い、入口に視線が集まって———扉が開く。
そこから青い制服の三人組が、静かな部屋に足音を響かせて入ってきた。
「———異聞録学部、鳴上悠以下三名。ただいま合流しました」
「……まさか」
「ッハ、そーかよ」
呟く二人に悠が笑みを深め、言い切る。
「これより、貴女達と共に戦います。———そして」
タッタッタッタッ、と足音が次いで響く。
「っ、あ……!」
ミドリが息を呑む。
そう、だってこの足音は……
「モモイ……復ッ活!!」
元気な姉が帰ってきた音だから。
「……んで、異聞録学部の三人とモモイが来た訳だが」
お前らはどーして急に、という視線を受けて悠が言う。
「特異現象捜査部部長、明星ヒマリ先輩から依頼されました」
「———ハァ!?アイツから!?」
そうしてざっくりと通信の内容を話す。
"……つまり、そのヒマリも幽閉されてるんだね"
「えぇ。『全知』*1を持つヒマリ部長なら、そのような事態に遭ってもおかしくは無い筈です」
紅茶を並べながら呟いた室笠アカネのお茶を一口頂き、唇を湿らせてからまた喋る。
「……そして、少なくともうちの蓮に関しては『
「オイそれ良いのかよ、
"外由来……"
「?なにそれ、蓮先輩ってなんか隠された力とか持ってるの?」
「お姉ちゃん、今真面目な話」
ガタッと立ち上がったモモイを抑えるミドリに悠の口から苦笑いが溢れた。
やはり彼女にとって
「あはは……それは突入する時に多分見せられると思うから、その時にね……まぁでも、特にそこに関しては警戒する必要も無いかと。何故なら———」
「ジョーカーちゃんが、本気を出してなかったってこと?」
「です、一之瀬先輩。そして、自分と湊に至っては恐らく同じ力を持っている事すら知らないでしょう」
「ジョーカーちゃんって何……?」
「私も知らない……お姉ちゃん、変にその呼び方しないでよね?」
「信頼が皆無……!?」
「へぇー!ジョーカーちゃんって本気じゃなくて
「うーん……うーーーーむ…………?」
「……え、そんなに悩むのか?」
「ちょーっと待ってくださいね?……えーと、ヒートライザランダマイザチャージリベリオン……」
"何言ってるか分からないけどなんだかとても物騒な気配がする"
一之瀬アスナの好奇心満載な言葉に、蓮がバフを諳んじる……あれは自分でも分からないからどうなるか脳内でシミュレーションしているのだろう。
「……蓮、結局どうするか決めたかい?」
「…………ん、カジャ積みダブアタ*2で行く予定」
"かじゃ……?"
「だぶ……」
先生とユズが首を傾げる。
「あ、こっちの話。俺ともう一人火力源になれる人が居るところが良いかなーって」
"なら……蓮はC&Cと一緒に行動する方が良いかもね"
「おう……リオの部下に五人目のC&Cが居る。あたし等はそいつに当たるぞ。そんで…………ゲーム開発部と先生、エンジニア部でそれぞれ分かれるべきだろうな」
「そっちには湊と自分が居ようと思ってます。その五人目のC&Cが蓮に行くなら、こちらには別の戦力……ロボなどで対応してくる可能性が高い」
調月リオはミレニアムの生徒会長であり、優れた頭脳により『ビッグ・シスター』という通り名すらある存在。
彼女の持つ戦力が相当であることは目に見えてい
「
……エリドゥ?メソポタミアの古代都市?
キヴォトスに『外』の都市が?
「エリドゥって何?」
「は?」
「え?」
"えっ"
つい口からこぼれた疑問に、ネル、ミドリ、先生が揃って素っ頓狂な声を上げる。
"……私から説明するよ。エリドゥっていうのはね"
"という訳なんだ"
「…………????」*3
「ミレニアムの予算を横領!?!?生徒会長がァ!?!?」
「」*4
「驚くのは分かっけど
"あはは……"
そうなるよねぇ、と苦笑いする先生。
「…………悠」
「ダメだよ湊」
「なんで」
名前を呼んだだけなのに中身を察されて言い切られてしまった。
でもよく考えて欲しい、未来予知に等しい演算能力に対して属性魔法使えないとかショートソード通常攻撃縛りで物理耐性持ちの敵を倒す位の苦行。
「悠、ほんとに、割と本気で」*5
「……………………だ、ダメ」*6
今回に関しては流石に許可が欲しい、悠も揺らいでるからもう一押し……
"よく分からないけど危なそうなのはダメだよ"
「……はい」
ダメだった。
その後は恙無く話が進み、纏まった所で先生が手を叩いた。
"よし、それじゃあ…………行こう!!"
▽ここまでの物語を記録しますか?
>はい
いいえ
ネルパイセンがツッコミ役をやってくれるから楽すぎる
お仕事の疲れで執筆が進まない
他の人の作品を読みまくってモチベを保ってます
次は戦闘シーン、やりたい事全部やりますので
主人公ズのブルアカ風解説書くか……
随時更新の主人公ズのデータベース(更新に時間が掛かります)↓
https://syosetu.org/novel/357916/1.html
なんか主人公ズにして欲しい事を書き込む活動報告↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=332370&uid=276197
刈り取るさんの方の話(完結済)↓
https://syosetu.org/novel/349213
現地オリ生徒(覚醒者)とのストーリーが浮かんでしまいました。このストーリーについて意見をお聞きしたいです。
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見たい(本編同時空で)
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見たい(本編別時空、Ifストーリーで)
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見たい(全く別の作品として)
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見たくない