8月下旬。
夏合宿も終わりが近づいてきた頃。
ハーツ達は合宿所の近くにある神社で行われている夏祭りに来ていた。
近所でやっているレンタル着物を着てお祭りに来たウマ娘達。
もちろんハーツも……
「師匠メッチャ素敵ッス! もう最強ッスよ!」
自称一番弟子のワンアンドオンリーにベタ褒めされていた。
ハーツが着ているのは黒地にタンポポのように明るめの黄色のラインが入った着物。
対するオンリーは甚兵衛さんを着ている。
曰く、自分にはまだ早いとの事。
同じチームのローゼンクロイツは黒地に赤い薔薇模様の着物を、ユートピアは薄い水色の生地に花柄の着物を着ている。
他のチームメンバーは一足先に祭りを来ており、文三から貰ったお小遣いをやりくりしながら楽しんでいる。
ハーツはオンリーの言葉を流しつつ近くにあった店でラムネを購入。
残りはオンリーに好きに使えと言って渡すやさっさと人ごみの中へと消えて行ってしまった。
そんな彼女からお小遣いをもらったオンリーは……
「師匠ー! 焼きそば一緒に食べましょー!!」
ハーツを見付けて突撃していた。
「なんでいんだよ」
「弟子ッスから!」
「理由になってねぇよ……」
「それに好きに使えと言ったのは師匠ッス! だから自分、師匠と食べたい焼きそば買って来ました! 一緒に食べて下さい!」
と迫るオンリーに返す言葉が見つからないハーツは
「肉と人参はやらねぇからな」
「あっ! ズルいッス師匠! 好き嫌いせずに他の野菜も食べるッスよ!」
と一緒に焼きそばを食べる事に。
渡された自分の分にオンリーの焼きそばから肉と人参を取ると、お返しというようにモヤシやキャベツを向こうに送り込む、
そんなハーツから奪われた肉と人参を取り戻しつつ、送り込まれた野菜をお返しするオンリー。
そんな二人を、打ち上げられた見事な花火が照らした。
その横顔はどちらも、楽しそうなものだった。
7月と8月を使って行われた夏合宿が終わる。
ここから始まる秋シーズン。
ひと足先にデビューした者も翌年のクラシックに向けてトレーニングを再開する。
ハーツはキングが出る神戸新聞杯に向けて。
デルタは兵庫特別に向けて。
ダイワメジャーはオールカマーに向けて。
それぞれが調整をしていた。
そんなある日の事。
「これなら近い内にデビューいけそうだな」
ハーツのチームメイトのローゼンクロイツの走りを見て、文三は頷いた。
「やった!」
その言葉に全身で喜びをあらわにするクロイツ。
というのも、チームに入れたからと言って安心はできない。
必ずデビューできる子なんて、いないのだから。
夢を諦めて退学し、出身地に帰る子だって多いのだ。
そもそもトゥインクル・シリーズに出るためにはトレーナーと契約をする必要がある。
そしてトレーナーの指導を受け、デビューをする。
デビューしたら終わりではない。
デビューしても勝てるとは限らない。
ハーツのように同世代に、しかも得意な距離にキングのような猛者がいる事だってある。
デビューしたは良いが勝てず、同期との力の差を自覚し、引退する者だっているのだ。
レース後に行われるウイニングライブ。
ダービーのように注目されるレースの前に組まれる特集番組。
取材。
一見すると華やかだが、その数だけ夢破れた者達がいるのだ。
デビューしてまだGⅠを取れてはいないがGⅡを取っているハーツは、まだ良い方なのだ。
つまり、本当に大変なのはこれからなのだ。
そして、クロイツもそれは理解している。
理解したうえで
「目指すはクラシック三冠! 絶対に取ってみせます!」
夢を口にした。
そしてそれは、他のウマ娘も同じである。
「しっかり走れ〜」
と言うのは諒太トレーナー。
その視線の先ではハヤテエンペライザがダートコースを走っている。
夏合宿明けの彼女の予定はトレーニング。
9月はレースに出ず、次走は10月のデイリー杯ジュニアステークス。
京都レース場で行われる、芝1600mのGⅡレースである。
7月のデビュー戦。
8月の未勝利戦。
そして、3戦目にしてGⅡ挑戦。
早いかと思われたが、彼女の実力ならと諒太が選んだのだ。
そんなデイリー杯ジュニアステークスにすでに出走を表明しているウマ娘もいる。
7月のデビュー戦を勝利で飾るも、先日行われた新潟ステークスにて2着だったショウナンパントル。
6月のデビュー戦は2着だったが7月の未勝利戦で勝利し、翌8月に行われたクローバー賞で1着こそ逃したが4着と掲示板入りを果たしたアドマイヤムサシ。
8月のデビュー戦は6着だったが、つい先ほど行われた未勝利戦で1着をもぎ取ったシルクタイガー。
6月のデビュー戦を2着スタートし、7月に未勝利戦ではなくオープン戦のラベンダー賞に出走して勝利。
続く8月にて出走した函館ステークスでは4着という結果を出したオーヴェール。
この4人が今の所表明しており、諒太は諒太で彼女達の資料を集めている。
が、デビューしてそのまでレースに出ていない事から、その資料の内容はトレーニングの様子が大半となっている。
(ま、それは向こうさんも同じか……)
ハヤテもそんなに走っていない以上、相手が得られるデータも主にトレーニング時の物になる。
(そもそも2戦しか走ってねぇけどな)
と思いつつガムを口に放り込む諒太。
(奈瀬さんとこの子も最近調子が良いみたいだし……)
先日楽しそうに走るディープインパクトの姿を見た諒太。
自分の担当ではないが、デビューしたらどんな走りをするのかが楽しみで仕方がない。
もちろん、自分の担当がディープと当たっても負ける気は無い。
が
(……油断、できねぇな)
油断したら負けるだろう。
(あいつ以上に、俺にも気合い入れねぇとな)
勝負する担当ウマ娘。
彼女が本番で、練習通りに走れるようにする。
デビュー戦で負けた時、自分の力不足を実感した。
クビ差での2着。
一番悔しいのはハヤテだから、泣きたかったけど堪えた。
続く未勝利戦では2バ身半差をつけての勝利だった。
嬉しかった。
勝たせてあげられて。
それと同時にほっとした。
勝たせてあげられて。
考え過ぎ、と言われたらそれまでだろう。
だが、彼はそう思わなかった。
担当のウマ娘の数だけファンがいる。
それはみんな知っている。
忘れられがちだが、担当の数だけ親もいるのだ。
ラジオ、テレビ、配信等で我が子の活躍を見る親もいるだろう。
その親に、胸を張って娘さんのレースを見せたい。
そして、先頭でゴールする姿を見せたい。
そのためにできる事はなんでもする。
そのつもりでハヤテのトレーニングをして来た。
そして先述のデビュー戦の敗北だ。
失念していた。
考え過ぎの考えを、自分以外にも思っている者がいたのだ。
(黒星スタートにしちまった……)
もちろんレースの仕組み上、勝者は一人だけ。
その他は全員敗者である事は十分理解している。
つもりだった。
ちゃんと理解していたら、クビ差で負けなかった。
きっと勝たせてあげられた。
1着を取ったパーフェクトマッチは100点満点の走りをした。
違いはおそらく
相手のトレーナーは100点満点を出せたが、自分はそうじゃなかった。
その差だろう。
その差がレースの結果に出た。
だからこそ、トレーニングメニューを見直した。
記録映像を見直した。
寝る時間を削ってメニューを組んだ。
長所を伸ばして短所を補う。
そのメニューをハヤテはこなし、未勝利戦にて2着に2バ身半つけて勝った。
それでもまだ諒太は満足していなかった。
かつて自分は、ダービーウマ娘になったアグネスフライトのトレーナーをしていた。
その次にチームに来たのは、4度のレースで4度の勝利を収め、そして光のようにターフを去ったアグネスタキオン。
足の負傷による離脱。
その時諒太は思った。
もし自分が気付けていたら。
離脱後、タキオンはターフに戻りはした。
だが結局は元通りの走りはできず、今は故障したウマ娘の未来を助ける研究をしている。
自分が100点だったら。
タキオンの故障に気付けただろう。
今でもそう考えてしまう。
思ってしまう。
そして、今でも夢に見る。
もしもあの時、タキオンの脚が完全に壊れていたら。
あの皐月賞のゴール前で、タキオンが倒れた光景を。
そんなifを見ては飛び起きてしまう。
だからこそ100点を目指してしまう。
担当が勝って、無事に帰って来れるように。
そう思う彼の視線の先では、ハヤテがチームメイト達とコースを走っている。
(さて、と。切り替えねぇとな)
今考えるのは、今担当している子達を勝たせてあげる事。
(次のデイリー杯。頑張らねぇとな)
それと、ハヤテ以外の3人も早くデビューさせてやりたいなと思うのだった。
その日の夜。
文三はチームに所属する担当ウマ娘達の練習風景の記録映像を見ていた。
(ふぅむ……)
全員悪くない。
デビュー済みのハーツクライ、ユートピア、ダイタクバートラムはもちろんの事、近くデビューできそうなローゼンクロイツ。
デビューを目指すメンバー。
全員全力でトレーニングに打ち込んでいる。
中でもハーツの勢いが凄い。
今月行われる神戸新聞杯に対するモチベーションも高い。
(まぁ、だいたいの理由は想像つくが……)
打倒キングカメハメハ。
今のハーツのモチベーションの源はそれだ。
なので文三もキングのレース映像を見返したりして研究し、対策を立てている。
立てているのだが
(完成度が違い過ぎるんだよなぁ……)
現状、ハーツは弱くない。
担当だからというわけではないが、そう言える。
が、キングはもっと強い。
(ダービーで見せた最後の末脚。あれをどうにかしねぇとハーツは勝てねぇ……)
それこそ、世紀末覇王テイエムオペラオーがやられたように、包囲網を敷くぐらいしなければ勝つ事はできないだろう。
(いや、無理だな……)
結局レースは個人競技。
あの時も最後の最後までバ群の中にオペラオーを閉じ込めたものの、最後の直線にて包囲している者が仕掛けた瞬間、生まれたわずかな隙間を突き抜け、オペラオーは勝利した。
そう。
包囲網が成立するのは最終コーナーまで。
(まぁ、決して褒められた戦法じゃねぇけどな……)
ファンもレースを見ながら不満を口にしていた。
が、結局はコース取りの一環として見なされる。
(グラスやライスがやったような徹底マークも、今のハーツじゃ振り切られるだろうしな)
結局はそこなのだ。
が、あるトレーナーはこうも言っていた。
精神は肉体を超越する。
ライスシャワーがメジロマックイーンに勝った春の天皇賞。
その時のライスは、まるで鬼が宿っていたようだと言われている。
現在まで自分を追い込み、鍛え上げた彼女は、まさに修羅と表された。
(そこまでやっ……たら壊れちまうな。今のハーツじゃ)
鬼を宿したと言われた時のライスはシニアクラス。
今のクラシックのハーツとは完成度が段違いだ。
かと言って
(勝てない、とは言い切れない)
正確には、言いたくない、が正しいだろう。
(やっぱり、領域の有無か……)
そこで文三は領域という言葉を思い出す。
現在彼女にハーツの事を鍛えてもらっているのだが、その中でトニビアンカがこぼしたのだ。
領域という言葉を。
その言葉に聞き覚えはあった。
一部のトレーナーやウマ娘の間で噂になっている領域という言葉。
偉大な功績や時代を築いた者が辿り着く境地。
それに辿り着いたと思われるウマ娘を過去に一人だけ、文三は担当していた。
そのウマ娘の名前はダンスインザダーク。
ある年の12月にデビューし、翌年の菊花賞を最後に引退したウマ娘。
戦績としては8戦5勝。
デビュー戦、弥生賞、プリンシパルステークス、京都新聞杯、菊花賞にて1着を取っている。
負けたレースでもホープフルステークスの3着、きさらぎ賞とダービーで2着と実力のあるウマ娘であり、シニアクラスを楽しみにされていた。
そんな彼女が領域に至ったと思われるのは最後のレースである菊花賞。
17人で行われたレースで彼女は、先輩達が達成できなかったクラシックタイトル獲得を目指していた。
というのもこの時点で文三の担当はまだ、皐月賞もダービーも菊花賞も取れていなかったのだ。
しかもダークとしては、出走予定だった皐月賞の6日前に風邪による発熱で取りやめ。
ダービーはゴール目前で差し切られてハナ差の2着。
あの時風邪を引いていなければ、もしかした、皐月賞で勝てたんじゃないか。
そう思う日々が続いた。
また、このダービーでの敗戦から文三は、イギリスで行われるキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスへの遠征を取りやめる事に。
これに関しては、まだ実力が足りないという文三の判断なのだが、ダークとしては自分がダービーに負けたからトレーナーの海外挑戦を無くしてしまったと責めてしまっていた。
そして迎えた夏合宿。
合宿明けの秋は当時は10月に行われていた京都新聞杯に出走して見事勝利を収めた。
これにより彼女は、クラシック三冠のトライアルレース全てで勝利した事もあり、トライアル三冠ウマ娘と呼ばれた。
なお、現在京都新聞杯の開催は5月に移行されている。
そして迎えた菊花賞。
ライバルの中にはダービーウマ娘にしてリベンジ相手でもあるフサイチコンコルド。
そんな相手を入れての菊花賞。
晴れの中行われたレースで彼女は中団にポジションしていた。
そして最終コーナーで先行勢が失速。
さらに彼女が最内にいた事もあってかかなり不利な状況に。
だが彼女は、前を走る4人を抜くためにあえてスピードを落として下がった。
それを見た文三は、掲示板入りは無理かと思った。
が、その直後だった。
彼女はペースを上げるや、まるで一人だけ早送りしているかのような豪脚で前を走る4人の脇を駆け抜けたのだ。
そしてそのまま先頭に躍り出た彼女は最後のクラシックタイトルを獲得。
2着のロイヤルタッチに半バ身差をつけての勝利となった。
が、話はここからだ。
ここで終わっていればただの逆転劇で終わる。
このレースでの上がり3ハロン。
簡単に言えばゴールまでの約600m。
ダークのタイムが推定ではあるが、33秒8だったのだ。
速く走ったすごいね。
ではないのだ。
忘れてはいけないが、このレースは菊花賞。
クラシック三冠最後のレースにして、京都レース場で行われる3000mのレース。
二度の坂越えをした後では体力も気力も限界な子が出てくる。
クラシッククラスの子ならなおさらだ。
そして上がり3ハロンという事は、既に2400mを走り切っているのである。
それだけ走ってからの33秒台。
ちなみにだが、ライスシャワーがミホノブルボンのクラシック三冠を阻止し、レコード更新した時の上がり3ハロンのタイムが34.6秒。
オグリキャップ、イナリワンと共に平成三強と呼ばれたスーパークリークのタイムが35.7秒。
皇帝シンボリルドルフが35秒。
ライスシャワーがレコードを更新した翌年に、その記録を塗り替えたビワハヤヒデが34.5秒。
そのまた翌年に記録を塗り替えたナリタブライアンが34.3秒。
そしてそのまた翌年に記録を塗り替えたマヤノトップガンが35.9秒。
そしてダンスインザダークが走った翌々年にレコードを塗り替えたセイウンスカイが35.1秒。
一人として33秒台はおらず、1番近くてもナリタブライアンの34.3秒と0.5秒差である。
0.5秒はハーツが走ったダービーで、1着のキングカメハメハと3着のハイアーゲームの着差である。
人にもよるが、
つまり3ハロンはその3倍の36秒。
ラストスパートとなるとペースが上がるので、34秒から35秒台。
実際、先述した7人のウマ娘の平均は約35秒。
3000mを走り切るスタミナと二度の坂を越えるパワーを兼ね備えていても、そのタイムなのだ。
そんな中でダークが出した上がり33秒8という記録は凄まじかった。
その時の事をダークはこう言う。
まるで、世界が自分一人だけになったように静かだった、と。
それほどまでの集中力が彼女の素質を全て引き出したのだ。
が、代償は大きかった。
翌日、彼女はトレーニング前に文三に左脚の痛みを訴えた。
何かあってはマズイと、トレーニングを中止して病院に行った彼らを待っていたのは、屈腱炎という診断だった。
そのまま彼女は引退。
今は文三のチームでサポートをしている。
が、時折走っている後輩を寂しそうな、羨ましそうな目で見ている所を、文三は見かける。
その事を文三はトニビアンカに話した所、彼女曰くダークは領域に達したと推察した。
トニビアンカも領域に達していた事もあり、ダークの言葉からそう思ったのだ。
本人が持つ素質を全て引き出し、文字通りの全力を引き出す領域。
だがそれは同時に、自身の全力でその身を壊しかねない諸刃の剣でもあった。
だってそうだろう。
本来ならばこれ以上の力を出したら骨や筋肉が耐えられないと本能がリミッターを設け、自身の力で体が壊れないようにしている。
だが領域は、そのリミッターを外して全力を出させる。
トニビアンカはダークの体が領域が引き出す力に耐えられなかったのだろうと考えた。
そしてそれと同時に、キングカメハメハの走りを見て彼女が領域に達しているとも言った。
(領域……)
到達する方法は不明。
到達できたから使える物。
そういう物らしい。
それと同時にトニビアンカはこうも言った。
自分が壊れるほどの力を出してでも、トレーナーにクラシックタイトルを持って帰りたかったのかもしれない、と。
そしてその気持ちは自分も痛いほど分かると。
(……くっそ)
椅子に座り、天井を見上げる。
もしそうなら。
仮にそうだとしても。
(走れなくなったら……)
「意味ねぇだろうが……」
「何が意味ねぇんだ?」
「……あ?」
どうやら声に出ていたらしい。
そしてそのタイミングで文三の元に来たハーツに聞かれてしまった。
「あー、まぁ気にすんな。レースの展開について考えてたんだよ」
「……なるほど?」
どうやら忘れ物を取りに来たらしいハーツは、棚から足首に巻き付けるタイプの重りを持ってさっさと出て行った。
そんな突然の乱入者に乱れた思考を戻す。
(ただまぁ、ダービー2着取れてるからなぁ……)
領域を発動したキングを追いかけ、まるで襲いかかるように駆け上がったハーツ。
忘れてはいけないのが、ハーツは領域を使えない事。
(領域を使えないあいつが、領域を使っているキングに1バ身半差まで迫った……)
それだけ実力があるのだ。
(まぁ……前例あるしなぁ)
それはとある年の秋の天皇賞。
領域を発動したオグリキャップから、領域を持たないスーパークリークが逃げ切ったという前例があるのだ。
つまり
(領域が無くとも勝てる)
あくまで可能性ではあるが。
それよりも
(問題はアイツだよな……)
アイツとはハーツの事。
彼女のモチベーションの元がキングカメハメハに勝つ事。
つまり、勝った後どうなるかが分からないのだ。
最悪、燃え尽きてしまう可能性もある。
そこをどうケアするか。
それが今の
(俺の課題だな……)
担当のメンタルをケアし、維持するのもトレーナーの大切な仕事。
トレーナーは、大変な仕事なのだ。
お読みくださり、ありがとうございます。
気付いたらこんなに長くなっちゃいました…
さぁ、秋シーズンが始まります。
トレーナーは、大変なのです。
次回もお楽しみに。