※注意 本小説には私の闘い1話の内容が少し含まれています、しかし、影響は少ないので、興味のある方は連載小説をご覧くださいませ

色朝に宵を殺され、早1年、家族を失った瑛翔と美佳は慧という存在に拾われそこで新たな生活を始めている
瑛翔と美佳が進む道とはいかに

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キャラ紹介
慧-かなり大きい家を持っている、大きい被害により、逃れてきた避難民を匿っている



結局は1人だけ

瑛翔(なぜこうなった...)

「............」

???『ほんとにこれで終わりでいいかい?』

瑛翔「だ、誰だ!?」

???『そんなことはどうだっていい、もう一度聞こう、これで終わりでいいかい?』

瑛翔「それ...は....ダメに決まっている...」

「こんなのは...ダメだ....」

???『そうか、それでこそだ、君にやり直させるチャンスを与えよう』

瑛翔「チャンス...だと...?」

???『君が望む力を与えよう、君が思い描く未来を掴み取るんだ』

瑛翔「は...?」

「ア"ッ....な...なんだこれ....身体が...!」

???『君がこれから歩む道をじっくり見させてもらうよ』

瑛翔「ハァ...ハァ...誰だかわかんねぇが...この力ありがたく使わせてもらうとしよう...」

ーーーーーーーーーーーー

瑛翔「....ハッ!?」

「あ、あれ...?さっきまで起きたのは...夢か...?」

「にしては妙にリアル感あったが...」

美佳「おはよう、瑛翔」

瑛翔「あ、おう、おはよ、姉貴」

美佳「さっきまでうなされてたけど大丈夫?」

瑛翔「うなされてた...?」

美佳「そうよ?」

瑛翔「あ、悪夢でも見てたんじゃないかな...」

美佳「....あ、あの後だもんね...」

瑛翔「あ、すまねぇ、思い出させちまったな...」

美佳「それは瑛翔もでしょ」

瑛翔「まぁ...な...」

ーー宵姉たちがいなくなって数日が経った、騒ぎに気づきいろんな人たちが寄ってたかって俺たちはあの家を置いていくことにしたのだが...どうやら俺たちはそこで力尽きて倒れてしまっていたらしい、その後、善意あるらしい人に拾われ俺らはそこで部屋を貸してもらっている、ここを取り付けたのは姉貴が起きたあと家主にうまく説明したらしいそうだ、姉貴にそんな能力があったのは正直驚いたが今はその話は置いておくことにしようーー

美佳「さ、瑛翔、起きたらさっさと朝食とかいろいろ済ませてきて」

瑛翔「あ、あぁ...」

ーーーー

瑛翔「いただきます」

ーーどうやら、ここに住んでる人達は俺たちと同じような状態の人たちばかりらしい、紛れもなく宵姉が起こしたあの暴走に巻き込まれたそうだと姉貴から聞いている、そんで家主も俺たちをその人の1部だと判断して快くこの部屋を貸してもらっているわけだーー

???「やぁ、みんなおはよう、朝食の味はいかがかな?」

村人A「とても美味しいですよ家主様!」

村人B「ほんとに美味しいです...あんな被害が起きたのに、それでも私たちを保護し、このようなお食事をいただけるなんて...」

???「君はその事を引きずりすぎだな〜、あの事件からまぁまぁ経ってるけど」

村人C「それでもですよ」

瑛翔「確かにな、俺たちは家主様のおかげで今生きてられる」

ーーと、たわいもなく他人に便乗しておく、ことの元凶が俺の家族のせいだと悟られたくないからなーー

ーーそういえば紹介するのを忘れていた、この家主は慧、中性的な顔立ちをしている、名前と声色から察しておそらく女性の方だろう、実際の性は知らないがーー

瑛翔「ごちそうさまでした」

慧「瑛翔くーん、今日の皿洗いは君だからね〜」

瑛翔「分かっていますよ」

ーーとは言うが、家主はかなり食べるのが遅い、1時間後に洗いに行くとしようーー

瑛翔「ただいまー」

美佳「ただいまーって、ここ家の中でしょ?」

瑛翔「そうだけど...俺が言う家って家族がいる場所だと思うんだよな、それに家主に悪いが...ここを本気に家だと思えねぇ」

美佳「それは....そうね....」

瑛翔「っと、朝から暗くなるべきではないな、姉貴はこれからどうする?確か、ここにいる間は好きにしていいって家主が言ってたよな?」

美佳「そうね...昨日と同じかな」

瑛翔「わかった、じゃあ俺もそうしようかな、てことで今日、俺が皿洗い当番だから少し待っててくれ!」

美佳「分かったわ」

ーーーー

ーー昨日と同じこと、それは俺たちの本来の家に戻り、宵姉や望美が残した書類を持ち帰ってそれを研究することだ、遺品整理はもう済んであるが、宵姉達のものは極力あの家に置いてきた、誰もいない家はすぐ取り壊されるだろうと思っていたが、運良く危険な場所だということにされたので誰も手をつけていない状態だったーー

瑛翔「さて、そろそろ皿洗いしてくっか」

美佳「瑛翔、宵姉さんの資料ほとんど読みつくしたからまたあの家に行こうと思うの」

瑛翔「わかった、ついて行くよ」

美佳「ありがとう」

ーー少年移動中ーー

瑛翔「や...家主様、そろそろ食べ終わりごろと思ってきたのですが...」

慧「い、いやー...私、かなり少食なものでね...すぐ食べ終わると思ったんだけどね〜...」

瑛翔「そ、そうですか...それはそうと家主様」

慧「ん?何かな?」

瑛翔「私たち姉弟で少々実家に帰りたいと思っているんですが」

慧「あー、またホームシックってやつかな?」

瑛翔「ま、まぁそんなところです」

慧「うーん...あそこ爆心地のほぼ中心あたりだし、なにが起きようか分からないしねー...前回は傷一つもなく帰ってこれたけど今回もそうなるとは限らないし...それに...そもそも入ることすら禁止されてるしなー」

瑛翔「そこをなんとかお願いします!」

慧「家族のいないホームシックは家族の思い出しか治す方法はないから...仕方ない、上手く誤魔化しておく、誰にも気づかれんなよ〜?」

瑛翔「あ、ありがとうございます!」

慧「それで、私は少し...いやかなりきつくなってきたけど〜?」

瑛翔「分かりましたよ、家主様の食事は食べ終わったということにしておきます」

慧「よし、それで手打ちね〜」

ーー少年皿洗い中ーー

ーーそういえば、ここに来てから変わったことがある、主に姉貴だ、宵姉のことを今までしー姉とか言ってたのに今は宵姉さん、そしてなかなかの幼口調だったが今では大人びている...なにより、人見知りを克服している!?あのめちゃくちゃアホっぽそう姉貴がだぞ!?.....大切な人がいなくなるだけでここまで人も変わらせるものなんだな...とは言いつつも俺も変わったところがある、一つだけだがな、敬語を身につけた、今まで荒々しい口調だったんだが、少し大人びてきたんじゃねぇか?って誰に聞いてんだ俺は、まぁ少しは社交的になってきたから外ではまぁまぁ通用している、にしても皿多いな、多くの人がここに来たからそりゃ多いんだろうが...頭の整理のために考え事してたのに終わる気配がない、まぁただただ淡々に終わらせるために無駄なことは考えず皿洗いに集中するとしようーー

ーー5分後ーー

瑛翔「...皿洗いで15分もかかるとは思わなかった...家主様、俺たちを養ってくれるのは本当にありがたいんだが...ここまで皿が多いと食洗機を買ってくれと思いたくもなるな...まぁ、その金も俺らの食費に当ててると思うが...まぁ、いいや、出かける準備しておこう」

ーーーー

美佳「遅い!」

瑛翔「ごめんって...あそこまで皿多いもんだからかなり時間かかんだよ...姉貴も洗ったことあるからわかんだろ?」

美佳「私はあの量5分でこなせたわよ」

瑛翔「うぇ!?は、早すぎねぇか...?」

美佳「あんたの手先が不器用なだけでしょ?」

瑛翔「そ、そうかもしれんが...だとしてもあの量を5分は無理があるって!」

美佳「ふふーん、あんたができないことは私はやれるのよ!」

瑛翔「あっそ...」

「そういえば、家主に実家に帰るっていいつけておいたぞ」

美佳「そう、ありがとう」

瑛翔「んじゃ、行くか」

ーー少年少女移動中ーー

瑛翔「...ただいま」

美佳「ただいま」

瑛翔「なんていうか...前に遺品整理した時もそうだったけど...やっぱり、色々なくなってんな...」

美佳「そうね」

瑛翔「それで、...美佳今日はどこを調べるんだ?」

美佳「そうね、私はそこ調べるから瑛翔はあっちをお願い」

瑛翔「おう」

ーー少年移動中ーー

瑛翔「あの家に行って1年、少しずつ違和感というものを感じ始めてきているんだが....やっぱりまずは....」

「あれ...というよりも......姉貴...じゃねぇな、あいつは何もんだ?」

「ここに来ては色々と調べるしかしてねぇし、なんなら1.2階しか調べてねぇ、本来、重要な書類な地下にあるってのにそこを知らねぇような素振りだ...本来の姉貴はここに来ては俺よりも感傷に浸るって言うのに...それに...わざと姉貴じゃなく美佳って言ったのに反応無し...最近は淡々と....ちょいとしかけ続けるか」

(あと、今度は1人で来るか)

「やっぱり、何もねぇな、適当な書類に偽造して渡すか」

ーー少年移動中ーー

瑛翔「なぁ、美佳なんか見つかったか?」

美佳「何も、めぼしいものは特になかったわ」

瑛翔「あ、そう、俺はよくわからんから良さそうなもん一つだけあったから渡しとくぜ」

美佳「ありがとう」

瑛翔「んじゃ、戻るか」

美佳「えぇ、そうね」

ーー少年少女移動中ーー

瑛翔「ただいま」

美佳「ただいま帰りました」

慧「お、おかえり〜、なにか発見はあったかい?」

美佳「いえ...」

瑛翔「前回の時に結構持ってきたのでもうほとんど残ってなかったんですよ」

慧「そうか...あ、そういえば、今日は美佳が夕食担当だったよね〜、帰ってきてそうそうで悪いけど早速取り掛かってくれたまえ」

美佳「わかりました」

瑛翔「じゃ、姉貴、手に入れたもんは部屋に置いとくぜ」

ーーーー

瑛翔「さてと...これからどうすっかなー、確証がない以上、派手に動けねぇし...うーむ...」

???「________け__て」

瑛翔「?」

「なんか聞こえた気がするが.....気のせいか」

「それにしても....家に帰るためにはどうすっか....あと場所、一人で行くには危険すぎるって言われるから家主に許可求めても突っぱねられるし...姉貴では無いと思う何かにはバレないように出るためには...あ、そういえば、宵姉との戦いの後によくわからんやつから力もらったんだっけ.....でも使い方も分からなければ能力の詳細も知らねぇ...あれ?この力なんのために貰ったんだ?.....まぁ、いつか使う時が来るか...」

ーー数時間後ーー

美佳「ご飯できたよ」

瑛翔「ん、わかった」

ーー食堂ーー

慧「やぁ、先にいただいてるよ」

瑛翔「家主様はかなり遅いですからね...」

村人A「瑛翔さん、家主様に対して侮辱的発言は許しませんよ!」

瑛翔「え、えぇ?」

慧「こらこら、ここは食事の間だ、それにそんなことだけで怒るほど私は器は小さくないとも」

村人B「か、寛大でございます...!」

村人A「家主様がそう言うのであれば、私はこれ以上言いませんが...瑛翔さん、今後誤解を招くようなこと言わないでください」

瑛翔「はいはい...」

(誤解になるようなことなんも言ってねぇ気がするんだけど...てか、ここに移住してきたヤツら、異常に家主のこと好きすぎないか?いや、拾ってくれた身としてはそりゃ返しても返しきれない恩はあるかもしれんが...)

美佳「.....なんか、変なこと考えてない?」

瑛翔「変なことだぁ?美佳からしたら俺の考えてることにはいつも変なことだと捉えてんじゃねぇか」

美佳「....そ、そうね」

慧「ほらほら、そんなにカリカリとしないでくれたまえ、せっかく作ってくれたご飯が不味くなってしまう」

美佳「も、申し訳ありません、すぐ新しいものを変えてきます」

慧「いやそういうのいいから...てか...いや、なんでもない」

瑛翔「それじゃ、いただきます」

美佳「いただきます」

瑛翔「....?」

慧「どうかしたのかい?」

瑛翔「あ、いえ、なんか食べたことないような食感でして」

慧「あぁ、ちょっと珍しい食材を手に入れてね、少しお願いして入れてもらったんだ、どうかな?」

瑛翔「え、あ、はい、美味しいです」

村人D「急に食材持ってきてびっくりしちゃいましたよ」

慧「ごめんね〜」

村人D「美佳ちゃんがいなかったら捌けなかったよ〜」

慧「さすがだね〜」

美佳「恐縮です」

瑛翔(硬い肉かなんかかな?)

(....................にしては、俺が今まで食べたものとは全然違う...むしろ食ったことないような...いや、考えるのは後にしよう)

美佳「ごちそうさまでした、先におさげしておきます」

慧「じゃあ、私も...」

美佳「いくら家主様といえどもお残しは許しませんよ」

慧「く....せめて、私の量を減らしてくれないか...?」

美佳「全員同じ量にするようにと申したのは家主様ですよ?」

慧「く....わかったよ...」

瑛翔「ごちそうさま、じゃ、俺は部屋に戻っておくよ」

ーー自室ーー

瑛翔「今日はもう何もすることないな、抜け出す方法....抜け出す方法......夜中しかないよなー...怪しまれちゃ困るし......よし、決行は今日の2時、その間に仮眠でもとっておこう」

美佳「ただいま」

瑛翔「おかえり、美佳」

美佳「つーかーれーたー、先に寝させてもらうわ〜」

瑛翔「おう、おやすみ...俺も寝るか」

ーー瑛翔達が寝る1時間前ーー

???「それで、どうだった?」

??「これでもダメなようです」

???「彼に人肉を食わせて狂わせようとしたけどね〜、無駄に終わったか」

??「では、こうするのはどうでしょう?」

???「ほう?秘策があると?」

??「はい、贄に毒草を既に沢山食わせています、もう身体中の肉体には毒が巡っているでしょう、それを食べさせては?」

???「君も中々えぐい事考えるね〜、美佳?」

美佳?「家主、いえ、慧様のためでございます」

慧「ここではそう呼ばないでくれ、誰かに怪しまれては困る」

美佳?「ふふ、そうでしたね」

ーー数時間後ーー

美佳「Zzz...」

瑛翔「...よし、美佳は寝ているな」

「.......玄関から行くのはさすがに目立つな、仕方ない、ここの窓を使って...ん?開かない?もしかして、開けないタイプの窓か?不味ったな...トイレに行く程で流石にトイレの窓は開かないと匂い的にキツイしな、そこから飛び出せばいけるか...そうと決まれば、そろりそろりと....」

ーーお手洗い場ーー

瑛翔「よし、ここまで誰にも見つかってねぇな、ここの窓は開けたままにして行くか、運がいいことに風は吹いてないし、よっと」

ーー少年移動中ーー

瑛翔「ただいま、ごめんな、こんな時間で、そして、また来たりして....…地下に行こう」

ーー地下ーー

瑛翔「宵姉、俺らすっかり変わっちまったよ、そして、すまねぇ、宵姉の力を借りたい」

ーーと、触れようとした時ーー

???「シャ--!」

???「キキ-!」

瑛翔「ん?て、お前らは宵姉の動物達!?」

「どうしてここに...てっきり宵姉と一緒に消えたかと思ったんだが....」

子竜「くるるる...フンフン...」

瑛翔「ど、どうしたんだ?」

子竜「!」

ーー子竜、ねぇ、みんな、この人、宵様と同じような匂いがするよ!

蛇、宵様と...?てことは、瑛翔様?

猫、き、きっとそうだよ!あれ?でも美佳様は?

犬、この時間だ、訳あってきたんじゃねぇか?

トカゲ、まぁまぁ、なんだか久々にあった気がするんだ、それに...もう、宵様はいない...ならば瑛翔様についていくことにしねぇか?

全員、異議なし!ーー

瑛翔「おわ!?なんか、急に服従するようなポーズを取りだしたぞ...?もしかして...ついてきてくれるのか?」

犬「ワオーン」

瑛翔「...そっか、ありがとな!」

(宵姉、すまねぇ、宵姉の動物たちも連れていく、だから、見守っててくれ)

子竜「くるる!」(みんな、瑛翔様の中に入るよ!)

瑛翔「...あれ?なんか嫌な予感が...?」

「わ...!?動物達が俺の中に....俺を主と認めてくれたのか....?....ありがとう、宵姉が見てたお前たちの面倒は今度は俺が見てやるよ」

猫「よろしくお願いしますにゃ!」

瑛翔「うわ!?勝手に出てくんのかよ!?」

「てか、喋れんのかよ!?」

猫「あれ?ほんとですにゃ!主様と話せるにゃ!」

子竜(ズルい!猫さんだけ独り占めよくない!)

犬(まぁまぁ、我らも後に主と話せるがゆえ、しばし待とうとしましょう)

瑛翔「な、なんかよくわかんねぇが...これからよろしくなお前たち!」

猫「はいですにゃ!」

ライオン(我々も忘れないでくれよ!)

狐(その子だけ溺愛しないでよー)

瑛翔「わ、わかったよ、それじゃ、行くか」

ーーーー

猫「あ、主様、少しお待ちくださいにゃ!」

瑛翔「ど、どうした?」

猫「スンスン...なんだか...血なまぐさい匂いがしますにゃ...」

瑛翔「え、俺は何も匂わないけど」

猫「猫は嗅覚に優れてますにゃ!」

瑛翔「え、嗅覚と言えば犬のイメージだったんだけど」

猫「そ、そうですかにゃ...これを気に覚えてもらっておいて欲しいですにゃ...」

瑛翔「ご、ごめん...て、それより、血なまぐさいって言ったか?」

猫「あ、はいですにゃ」

瑛翔「それって、どこら辺かわかるか?」

猫「えっと....そこを右に曲がったあたりですにゃ!」

瑛翔「わかった」

ーーーー

瑛翔「.....お、おい...これって」

猫「どうかしましたかにゃ?」

瑛翔「おい!C、大丈夫か!....て...顔以外のパーツがほとんどない、それに...冷たい...もう結構時間が経ってるのか...」

猫「その方は主様のご友人ですかにゃ?」

瑛翔「友達...とまでは言わないが...親しい方だ...しかし...何故こいつがここに....昨日の朝まではいたのに....」

猫「主様、どうなさいますか?」

瑛翔「ここへは秘密で来たんだ、そう長くは構ってられんが....弔っておいてやろう...蛇、お願いできるか?」

蛇「もちろんよ〜、シャ-!」

瑛翔「あとは、土をかぶせて....ゆっくり、眠ってくれ....」

「家主に色々聞きてぇが...秘密裏に抜け出したからな...チッ...動物達、5匹ほどここらを調べてくれ、それで明日の昼頃に知らせに来てくれ」

5匹「わかりました!」

瑛翔「それ以外は....俺の中に隠れるか?」

猫「もちろん行けますにゃ!」

瑛翔「じゃあ、そうしてくれ」

猫「はい!」

瑛翔「1度帰るか.....気になることはあるが...仕方ねぇ...」

ーー少年移動中ーー

瑛翔「よし、どうやらバレてねぇな.....でもどうしよ、こっから飛ぶにしてもまあまあ距離あるし...」

鳥(主!主!)

瑛翔「お、どうした?」

鳥(私たち動物達はあなたの中におります、それゆえ、私たちのそれぞれ動物の能力が使えるのです!ですので、私の翼の力をお使いください!)

瑛翔「そうか!ありがとよ!」

鳥(お褒めにいただきありがとうございます!)

瑛翔「よし、これで...届いた!」

「あとは、抜き足差し足忍び足と...」

「よし、美佳も起きてねぇな、寝るか」

(漠、頼む)

漠(はいよ〜)

ーー朝ーー

美佳「ふわぁ〜...おはよ,...あれ?瑛翔はなんで床に...寝相が悪かったっけ...まぁいいや、さて、家主様のために今日も動きましょう」

ーー???ーー

美佳「さ、これが今日のあなたの朝ごはんですよ」

???「ん!んんー!!」

ーー縛られて何も話せないーー

美佳「暴れないでくださいよ〜、美佳の役目はもう私なんですよー?」

美佳?「んーー!!」

美佳「そんなに暴れなくてもすぐにあなたの弟さんと同じ場所に向かわせてあげますから」

美佳?「ん....?」

美佳「あーあ、すぐ放心状態になって、仕方の無い食料ですね〜、そうやってずっと黙っておいてくださいよ〜、それじゃさようなら」

美佳?「.........」

ーーーー

瑛翔「ふぁぁ....もう朝か.....あれ?あn...いや、美佳がいねぇ...早いな...」

「にしても寝みぃ...あれのせいかもしれんが....まぁ、収穫はあったんだ、よしとしよう、お前たち起きてるか」

猫(主様ー...早いです〜....私たち動物達は人間と違い沢山寝ますので....まだ休ませてくださいー.....)

瑛翔「お、おう、悪かったな」

猫(能力は扱えるままなのでお構いなく〜.....すやぁ...)

瑛翔「......1階に行くか」

ーー少年移動中ーー

瑛翔「ふわぁ....寝みぃ.....」

慧「やぁ、おはよう」

瑛翔「家主様...おはようございます....」

慧「あぁ、おはよう、それにしても眠そうだね」

瑛翔「朝弱いんですよ...て、今更じゃないですか...」

慧「あぁ、そうだったね、それじゃ、ご飯は既に用意してある、食べる準備をしようじゃないか」

瑛翔「わかりましたー...」

ーー食堂ーー

慧「やぁ、みんなおはよう」

村人A「おはようございます家主様!」

村人B「皆のものー!家主様が起きなさったぞー!」

村人C「沢山おつぎなさるのー!」

瑛翔(C!?なぜここに!?え、昨日俺が見たもの幻...?いやでも、あれば現実味を帯びてた...じゃあ、偽物?いやそうとは思えないし...)

「....あれ?そういえば、美佳は?」

慧「何を言ってるんだい?美佳は朝食担当だろう?」

瑛翔「あ、えと、そうでした...」

慧「大丈夫かい?かなり混乱してるように見えるけど、昨日本当に眠れた?」

瑛翔「あ、はい、それはもう」

慧「ならいいけど」

村人D「ささ、家主様、こちらへどうぞ」

慧「き...君たち毎度も言うけど...こんなに入らないよ...」

村人A「いえいえ、そういう訳にはいきません!」

村人B「家主様のおかげでここにいるんですからこれくらいさせてください!」

村人C「私たちの感謝を形にしてると思ってください!」

慧「そ、そうか....ありがたく受け取るよ...」

瑛翔(家主も大変だな、ん?)

慧(あ、瑛翔、今日も...)

瑛翔(....今日も皿洗いだな、ついでに要求1つ叶えてもらおう)

「さてと、俺も食べるか、いただきます」

ーーそういや、何気に姉貴.....いや違うな、この感傷に浸るのはおかしいな、おそらくあいつは別人だからな、それになぜCもここにいるのかわからないし....あの5匹たちに任せよう、今日の昼に報告に来るだろうしな、にしても今日のは食べ慣れてる味がしてうめぇな、別人のくせに俺の味覚全てを知ってるような....うわ、ゾクッとしたぜ...何も考えずに食べようーー

ーー数分後ーー

瑛翔「ごちそうさまでした」

慧「瑛翔ー」

瑛翔「分かってますよ、一時間置いたら来ます」

慧「なかなか非情だね...」

瑛翔「わかりました、30分です」

ーー自室ーー

瑛翔「さて、30分か...何もすることねぇし、動物たちを愛で...いや、こいつらはまだ誰にも見せてないから出しすぎるのはやめておくべきか...でも暇だし....あ、そうだ、猫を出して拾ってきたということにすれば一匹くらいはなんとかなるかもしれねぇ、よし、そうと来たら」

(猫、出てきてくれねぇか?)

猫(主様ー...?まだ眠いですにゃ....)

瑛翔(まぁまぁ、そう言わずに、俺の腕の中で寝ててもいいから)

猫(よく分かりませんがわかりましたにゃー...)

瑛翔「ありがとな」

猫(ふぁぁ....)

ーー瑛翔はそっと撫でるーー

猫(ふみゃ....気持ちぃですにゃ...)

瑛翔「そのまま寝てもいいからな」

猫(了解ですにゃ...)

動物達(猫だけずるいぞー!その役私が良かったのにー!)

瑛翔(ごめんごめん...あとでみんなやってあげるから...)

動物達(主様が言うなら...)

猫(猫の特権にゃ〜...)

瑛翔「あー、ほらほら煽らないっての...」

猫(ふみゃ....!?)

瑛翔「お、おいどうした!?」

猫(主様!お離れ下さい!なんだか...嫌な予感がしますにゃ!)

瑛翔「そ、そんなこと言われてもよ」

美佳「あー...つかれた...って、ん?」

瑛翔「て、美佳かよ...」

美佳「どうしたの?この子」

瑛翔「あー....拾ってきた」

美佳「拾ってきたって、あんた世話できるの?」

瑛翔「ここに来てから優しさってのも学んだんだ、俺でもできると思うぜ?」

美佳「ふーん...てか、家主様に言ったの?」

瑛翔「いや、まだだ、でもこれから言いに行くところだ」

美佳「そう、早く言いに行きなさいよね」

瑛翔「わかったわかった、皿洗いついでに行ってくるって」

ーーーー

瑛翔「家主様ー?食べ終わりましたかー?」

慧「見て分からないのかい...?終わってないに決まっているだろう...」

瑛翔「まぁ、そうでしょうね」

慧「て...おや?その猫は?」

瑛翔「ついさっき拾ってきたのです、そこら辺に捨てられていたので、それでお願いですけど」

慧「分かってるよ、その子を飼うことは認める、だから、分かってるわよね?」

瑛翔「分かってますって、でもそれとは違ってあと1つお願いが」

慧「えー?まだあるのかい?1つのお願いにつき、1つの私の要望だよ?」

瑛翔「家主様ー?お忘れではありませんよね?」

慧「な、何がだ?」

瑛翔「今日はわざと1時間ではなく30分早く来たんですよー?」

慧「........そうだった、わかったよ、聞くよ」

瑛翔「今日1日この子のお世話の時間を欲しいのです」

慧「なんだ....意外なお願いだね、てっきり...」

瑛翔「てっきり、なんです?」

慧「....また、実家に戻るのかと」

瑛翔「....まぁ、その気持ちはありますが、この子もありますから、今日1日自由にさせてもらいますよ」

慧「わかったよ、今日1日自由に過ごすといい」

瑛翔「ありがとうございます」

慧「じゃ、じゃあ、瑛翔誰も見てないうちに...」

瑛翔「はいはい...」

ーー少年皿洗い中ーー

ーーさてと....今日は一日自由になることができた、色々と動ける、それに...調査したいこともあるしな、C…あいつは確かに死んでた...でも、今日の朝はいた...じゃあ、あれはなんだ?もしかして、ここにいるヤツらってCみたいに...?それにCは元々家主家主言うようなやつじゃなかったし.....いやいやいやいや、それはないと信じたい....でも、なんだかアイツら家主家主ばっかり言うようになったし....それに美佳も....まさか....な....あ、やべ、皿落とすとこだった、変なことは考えず、皿洗いに集中しておこう...ーー

瑛翔「あれ?そういえば...おい、猫」

猫(どうかしましたかにゃー?)

瑛翔「そういや、美佳に対してめちゃくちゃ威嚇してたよな?あれはなんでだ?少なくともお前らって俺らが乳児の頃から見てたと思うが」

猫(そ、それはですね...いえ、後で話しますにゃ、ここで聞かれたらまずいですしにゃ)

瑛翔「そうか、わかった、よし、皿洗いは終わったな」

ーー皿洗い終了が早くなった気がする、少し器量さが上がったかもしれねぇなーー

瑛翔「今戻ったぞ」

美佳「おかえり、で、どうだったの」

瑛翔「あぁ、許可は貰えたぞ、それで、美佳、今日は付き合えねぇ」

美佳「...どうして?」

瑛翔(なんか、訝しげに聞いてきたな)

「あぁ、今日はこいつの面倒を見ようかなって、家主にはもう言ってあるから」

美佳「...家主様に既に言ってるのなら仕方ないわね、わかったわ、今日はすきにしなさい」

瑛翔「おう、それじゃあ、俺はもう行くぜ」

美佳「えぇ、わかったわ」

ーー???ーー

美佳?「マスター、そろそろ仕掛けても良いかと思います」

慧「ほう?それはどうしてだい?」

美佳?「餌としてもう十分に育ちましたし、何しろ、そろそろあいつも忠誠を捧げるべきかと」

慧「ふむ....あの状態の瑛翔、なかなか気に入ってたけど...そろそろ終わらせるべきか...それじゃあ、準備してくれたまえ」

美佳?「わかりました」

ーー森ーー

瑛翔「さーて、みんな出てこーい!」

猫「にゃー!」

小竜「くるるる!」

蛇「しゃー...」

狐「こーん!」

他それぞれ(鳴き声)

瑛翔「ん?蛇、元気ないな」

蛇「えと....私は夜行性なので...この時間は眠いんです...」

瑛翔「そ、そうか、起こして悪かったな、他に夜行性とかで眠いやつおるか?そいつらは俺の中に戻って寝ててもいいぞ」

蝙蝠「キキ-....」

フクロウ「ホー....」

瑛翔「お前らもか、わかったしっかり寝ておくんだぞ」

蝙蝠「おやすみ....」

フクロウ「なさい......」

瑛翔「よし、それじゃあ、唐突だが、猫、教えてくれないか?あいつは...あの美佳と勝手に名乗ってるアイツはなんなんだ」

猫「やはり、主様も気づいてたんですね」

瑛翔「いや、確証はねぇけどな、でも今朝のお前の反応でそう思っただけだ」

猫「はい...その通りですにゃ、あれは美佳様ではございませんにゃ....というよりも.......人間ではありませんにゃ....」

瑛翔「なに?」

猫「むしろ....あのお屋敷にいる人はほとんど人間ではありませんにゃ、主様を除いた人間は片手で数える程度しか...」

瑛翔「そうか....そういえば、前日食ったことねぇような肉を食らったが....まさか...!?」

「オェ...オ゛エ゛エ゛エ゛...」

動物達「主(様)!」

瑛翔「はぁ....はぁ......ざけやがって...なぁ...お前ら、解析に頭のいい動物はこの中にいるか...?そうでは無いと思いてぇが...確認だ...

リス「それなら私が...」

瑛翔「すまねぇ、リス俺が今吐いたやつ、少し解析してくれねぇか...嫌なのはわかるが堪えてくれ...」

リス「お任せ下さい!」

ーー???ーー

美佳「さて、あなたを解放する時が来ましたよ」

美佳?「ん....?」

美佳「えぇえぇ、驚くのも分かりますわ、あなたの役目はもう終わろうとしてるのです」

美佳?「ん、んんー!」

美佳「そんなに急かさないで、大丈夫、すぐ解放《解剖》してさしあげます」

美佳?「ん...んん...んんん....んんんんーー!!」

ーーーー

リス「キ-!」

瑛翔「分かったか...?」

リス「はい...主様が食べたもの....人肉でございます....」

瑛翔「なん....だと....?いや待て、人が人肉食った場合、少なくとも拒絶反応が出るはずだ...でも、俺は出てねぇぞ?」

リス「それは....」

蛇「あー....それはですね...」

瑛翔「蛇?眠くないのか?」

蛇「眠いは眠いですが...こればかりは私の説明が必要だと、猫に叩き起されましてね...」

猫「当たり前よ!」

蛇「えっとですね....主様の拒絶反応が出ませんように、私の毒で溶かして私が吸収するようにしたのです....しかし、全部そうすることができませんでしたが....ほとんど私が接種したので、主様の負担を少なくしたのです」

瑛翔「そうだったのか....ありがとな」

蛇「はい...それでは....私は引き続き寝させていただきます...」

瑛翔「おう、充分休んでくれ」

「これで、確信に迫った....でも、証拠がない....どうすべきか....」

???「あーるーじーさーまー!」

瑛翔「この声は...調査に出してた5匹たちか!?」

カラス「は!5匹がうちの一匹、カラスでございます、調査が終えたゆえ戻った次第でございます」

瑛翔「そうか、どうだったか」

カラス「それが...いえ、見てもらった方が早いでしょう、着いてきてください、案内します」

瑛翔「?わかった、言う通りにしよう」

ーーーー

カラス「ここより先はかなりグロテスクばかりです、苦手な方たちは主様のなかにお入り下さい」

瑛翔「おい、カラス」

カラス「どうかお許しください、主様は見て頂かないと行けませんし...我が動物たちが隠れる場所は主様のなかしかございません」

瑛翔「仕方ないな...わかったよ」

動物達「主様!ごめんなさい!」

瑛翔「....5匹以外全員かよ.....」

カラス「なんか....すみません」

瑛翔「いや、いいよ、人には得意不得意があるように動物にもあるからな」

カラス「ご理解いただき感謝します」

瑛翔「それじゃ、案内頼むよ」

カラス「了解しました」

ーーーー

カラス「それではこちらをご覧ください」

瑛翔「…やはり、こいつはCだな...間違いない.....にしても酷い有様だな、人に必要な器官がほとんど無い...」

カラス「主様、こちらもご覧ください」

瑛翔「ん?こいつらって......屋敷にいたヤツらじゃねぇか!いや、チラホラいねぇやつもいるな...てことは...確定だな、家主...いや、慧はこいつらの人格をコピーして、さらに自分のことを主として崇められるような形をとっている....てことは、まだ正気でいる人間がまだいるのか、いや待て.....確か、あいつも俺と同じように人肉を食ってたよな....おかしくなってるかもしれねぇな....おかしくなって暴れる...そして、ここに捨てられて、次々と食べれる部分を食料に.....おいおい....シャレになんねぇよ、まさか...食料賄えた理由って......」

「てことは姉貴も...!?」

「ふざけるなよ....それだけは許さねぇ....あいつは...唯一、最後の俺の家族だ!俺が守ると誓ったんだ!あの時、逝った宵姉とサタ姉に!俺が知らぬ間に殺されてるなんて...!姉さん達に合わせる顔も....」

「.....なぁ.....カラス...........嘘.......だよな...?」

カラス「....着いてきてください....」

瑛翔「.........」

ーー嫌な予感がした......この展開、どこかで見たことがあるからだ、漫画とか小説では案外あるかもしれねぇ、だがよぉ、リアルだ、それは話が違ってくる、だから、嘘だと,..言ってくれよ...ーー

カラス「こちらの洞穴です」

瑛翔「.....ここに、いるんだよな...?」

カラス「....はい」

瑛翔「そうか...そうか.........」

カラス「お供いたします」

瑛翔「いや、いい、お前らを怯えさせたくねぇからな」

カラス「し、しかし...」

瑛翔「黙って言うことを聞け」

カラス「ッ.....わかりました、美佳様は突き当たりにございます、そこに扉がありますので開いたらお会いできます...」

瑛翔「あぁ...」

ーーお願いだ...どうか...無事でいてくれーー

無意識に駆け出した

瑛翔「姉貴!」

美佳?「_________」

瑛翔「おい!姉貴!返事を....へん...じ...を...」

「お、おい....これが姉貴って言うのか...?なぁ、嘘だと言えよ、誰か...嘘だと言ってくれよ!」

ーー美佳は、顔だけ残されて、四肢ももがれて、肉のついてる部分はほとんど削がれている状態だったーー

美佳?「あ....き........と........?」

ーー掠れ掠れだが若干聞こえるーー

瑛翔「姉貴!教えてくれ....誰にやられた!」

美佳「わ......た.....s…」

瑛翔「え.....?」

「そうか..........」

美佳「ご.....め.....ん..........ね.....」

瑛翔「わかった....分かったから.....もう喋んな......どうか.....安らかに眠ってくれ......」

美佳「う.......ん.......________」

瑛翔「...完全に....死んでしまったか.....」

「......クソがァ!クソがクソがクソがクソがクソがァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!!!」

ーーなぁ...なんで、俺達がこんな目に遭わねぇといけねぇんだ?俺たちが何をしたって言うんだ...?教えてくれよ、なぁ、俺に力を与えたヤツよ、わざわざ嘲笑うために力を渡したのか?応えろよ....ーー

瑛翔「応えろよ!!」

「あの時、ジジイについて行けば...色朝について行けば...楼刀閣に帰れば...!俺は姉貴だけでもずっと家族でいられたんだ...なぜプライドを捨てなかった....なぜ....楼刀閣に戻らなかった....なぜ..............なんで.....誰か.....俺を......俺達を救って...くれよ.....」

「......姉貴、仇を__討ってやる...ここまでしたヤツを...どうか、待っていて欲しい、吉報を...持って帰ってくるからよ...」

ーーーー

カラス「我が主....」

瑛翔「....すまない、聞こえてたか?」

カラス「無理もございません...主様にとって唯一の」

瑛翔「もういい、喋るな」

カラス「ッ...とんだ失言を申し訳ございません...」

瑛翔「…......」

カラス「しかしこれだけは言わせていただきます、敵は主の行動を知りません、どうか、すぐに行動を起こさぬよう...」

瑛翔「あぁ...わかってる...わかっているさ」

ーー頭ではわかっているとも...でもなぁ、唯一の家族を殺されて理性が働くとても思っているのか?俺はそんなに立派な人間じゃねぇんだよ、だから...まずはアイツだ...明日、蹴りをつけるーー

ーーーー

瑛翔(猫、出てきてくれ)

猫「みゃー....」

瑛翔「ただいま...」

美佳?「おかえり、遅かったね家主様以外もう全員食べ終わったよ」

瑛翔「あぁ、すまねぇ、あと勝手で悪いが飯入らねぇ」

美佳?「はぁ?」

瑛翔「あ、いや、ちょっと猫と遊びすぎて疲れてすぐ寝そうなだけだよ」

美佳?「ご飯くらい食べなよ」

瑛翔「いいじゃねぇか、元の家だって俺が食べなかった日何回かあっただろ」

(....なんてな)

美佳?「そ、そうだけど...ここともとの家は違うでしょ!」

慧「まぁ、いいじゃないか」

美佳?「し、しかし...!」

慧「眠いのなら寝させるほうが1番だ、起きたらしっかりと食べてくれるさ」

瑛翔「話のわかる家主様、ありがとな」

慧「あぁ、気にしないでくれ、そのうち、精神的に返してくれればいいから」

瑛翔「わかってますよ」

美佳?「....よろしいのですか?」

「今ここで殺さずに」

慧「あぁ、食べると約束したんだ、そのうち食べるだろう、食べなかったら明日の朝食にでも混ぜるさ」

美佳?「...わかりました」

ーーーー

瑛翔「はぁ.....もう覚悟は決めた....んだが...何だこの心臓の高鳴りは、急にバクバクと...いや、そうだな、決着が迫るんだ、仕方ないか...」

美佳?「...?」

「なに、まだ起きてたの?」

瑛翔「あ、いや、眠る頃だけど....でも良かった」

美佳?「良かったって?」

瑛翔「明日、俺に付き合ってくれよ」

美佳「なんで」

瑛翔「いいじゃねぇか、弟の頼みだぞ?」

「前は沢山聞いてくれたのに、最近の美佳はなかなか構ってくれなかったし」

美佳?「.....仕方ないわね、許可は私が取っておくわ」

瑛翔「ありがとな、美佳」

(そうだよな、聞いてくれるよな、怪しまれずに、昔姉貴がしたとでもホラを吹けば、美佳はそれに飛びつく)

「それじゃおやすみ」

美佳?「えぇ、おやすみ」

ーーーー

美佳?「マスター、お願いがございます」

慧「なんだい?」

美佳?「明日、瑛翔と一緒に休暇を取りたいと思っています」

慧「ほう?今日殺す予定なのにか?」

美佳?「念の為です、あれ食べて死ななかった場合の保険です」

慧「ふむ....なるほど、そこで殺すつもりか、確かに前例で人肉食っても狂わなかったからね、それを踏まえてるのか毒を混ぜた人肉でもトドメさせなかった場合のためか、うむ、いいだろう、瑛翔の精神的な借りをそこで買えそう、しっかりと仕留めるんだ」

美佳?「お任せ下さい」

ーーーー

瑛翔「ふわぁ....美佳は...寝てるか、て、深夜だもんな、しょうがない、起きたんだ食べてやるか」

ーー少年移動中ーー

慧「やぁ、よく眠れたかい?」

瑛翔「え、あ、はい、眠れましたが....家主様、いつまで起きてるのですか?」

慧「せっかくのご飯だ、食べずに残すなんていけないからね」

瑛翔「う....それは疲れてたからで...」

慧「わかっているとも、だから君が食べ始めるまでずっと待ってた」

瑛翔「それは、なんか申し訳ないですね、俺の行動で主様が夜更かしなんて」

慧「いいよいいよ、気にしないでおくれ」

瑛翔「では、いただきます」

慧「いや待っておくれ」

瑛翔「え?」

慧「せっかくのご飯なのに冷めたままだと美味しくないだろう?レンジでもしてきたらいい」

瑛翔「レンジって...家主様、俺らの家にそんなものありました?」

慧「それがね、じゃじゃーん、どうだい?そう言うと思ってせっかくだ、買ったんだよ」

瑛翔「え!?」

慧「ちょっとね、せっかくだし温め直して暖かいまま食べてもらおうとね」

瑛翔「そんな、家主様、その家具を使うのを最初は家主様自信ではなく俺だなんて」

慧「まぁまぁ、いいからいいから」

瑛翔「ありがとうございます!」

(なぁ、蛇、おそらく裏がある、変なものが入ったら処理しておいてくれ)

蛇(わかりました)

ーーチン!ーー

瑛翔「あ...あたたけぇ...」

慧「だろぉ?」

瑛翔「あ、すいません、敬語で言うべきでした」

慧「いいっていいって、君と私の仲だ、2人の時は敬語なんてなしにしようじゃないか」

瑛翔「あ、えっと...わかりました」

慧「抜け切れてないよ」

瑛翔「そんな、ずっと家主様に敬語だったのにいきなり直せと言われましても」

慧「まぁ、そうだね、でも、慣れてくれ」

瑛翔「は、はい」

慧「さて、じゃあ、食べ進めてくれ私は、もう寝させてもらうよ」

瑛翔「は、はい、おやすみなさいませ!」

慧「だから敬語」

瑛翔「あ...」

慧「あっはは、まぁ、早めに慣れておいてくれよ」

(最後の晩餐だ、これくらいの無礼許してやるよ)

瑛翔(...やっぱり、家主は良い奴だよな......俺たち全員に理由も聞かず身を置かせてくれるし、個人的としてもちゃんと接してくれる.....信頼できる人間だったはずだ......この食事に毒さえ入ってなければ!)

(蛇、どうだ?)

蛇(毒なのは間違いありません....しかし...)

瑛翔「しかし?」

蛇(この肉、おそらく人肉です...経過からして、恐らく美佳様かと...)

瑛翔「…...もう、クロだな」

蛇(はい...)

瑛翔「決着は明日だ、絶対に勝つ...ところで蛇、毒っていける?」

蛇(もちろんです)

瑛翔「じゃあ、肉以外頼んだ」

蛇(お任せを)

ーー明日ーー

瑛翔「ふわぁ....」

美佳?「…おはよ」

瑛翔「あぁ...おはよう.....それで、どうだったの?」

美佳?「許可は取れたわ、だから朝ごはん食べたあとあなたの行きたいところに連れていって」

瑛翔「ありがとよ」

ーー少年少女移動中ーー

瑛翔「いただきます」

美佳?「いただきます」

ーー瑛翔:今日でこの生活とさらばだ、この腐った日常、ぶっ壊すーー

ーー美佳?:結局、死ななかったのね、瑛翔が行きたい場所に行ったあとそこで殺すわーー

ーー少年少女食事中ーー

瑛翔「ごちそうさまでした」

美佳?「ごちそうさまでした」

瑛翔「では、行ってきます!」

美佳?「家主様、行ってきます」

慧「あぁ、行ってらっしゃい」

(さて、どうしようかな.......この量...食べ切れるのに何時間かかるんだろ....)

ーーーー

美佳?「それで瑛翔、どこに行くの?」

瑛翔「それは着いてからのお楽しみということで」

美佳?「はぁ、わかったわよ」

(これじゃ、すぐ殺せないじゃない、さっさと着きなさいよ)

瑛翔「よっと」

美佳?「この方向って」

瑛翔「あぁ、実家だよ」

美佳?「急ね、最近行ったって言うのにもう恋しくなったの?」

瑛翔「ま、そんなとこ」

美佳?「ふーん...」

ーー少年少女移動中ーー

瑛翔「よし、着いた....ただいま」

美佳?「....」

瑛翔「ただいまって、すぐ言わなくなったな」

美佳?「あ.....えっと、ただいま、それで、急にここに来てどうしたのよ、もう資料は無いはずよ」

瑛翔「あぁ、知ってるさ、ただ思い出話をな」

美佳?「思い出話って?」

瑛翔「なぁ、美佳、覚えてるか?」

美佳?「?」

瑛翔「宵姉たちがいなくなってから俺たちはしばらく一緒に寝たよな」

美佳?「え、えぇ、そうね?」

瑛翔「俺はずっと泣いたままで姉貴の腕をずっと濡らして、あの時は少し恥ずかしかったなって、それで、姉貴が決断して周りに助けを求めようとなってずっと俺と一緒に助けを求めてたよな」

美佳?「そ、そうだった...わね?」

瑛翔「なぁ、美佳も話してくれよ、宵姉たちがいなくなってからの俺たちとの思い出をよ」

美佳?「そ、それは....そう、その後は家主様に拾われてそこでずっと暮らしたわよ?」

瑛翔「そうか....思い出話にもとうとう家主しか出てこなくなったか...いや、そもそも、俺らの思い出、知らないな?」

美佳?「ッ.....」

瑛翔「それで話の続きなんだがそれでも、俺はずっとそれを否定していた、それは何故かわかるか?」

美佳?「それは...か、家族の思い出を忘れないため...じゃないの?」

瑛翔「まぁたしかにそれもあるが.....1番は違うな」

美佳?「そ、それは何よ」

瑛翔「あぁ、1番は..."お前みたいなやつに姉貴を殺させないため"だ」

美佳?「な!?」

瑛翔「気づいてないとでも思ったか?」

「ずっと、俺に人肉食わせて、挙句の果てには毒を.....そして、姉貴を俺に食わせようとしたな?」

美佳?「そ、そんなこと」

瑛翔「そうそう、さっきの話は嘘だ、腕をずっと濡らして泣いていたのは美佳、姉貴の方だ、それに、お前の事一言も姉貴なんて言ってなかっただろ?」

美佳?「な...さ、最初は言ってたじゃない!」

瑛翔「それは、まだ俺がお前を姉貴だと思ったからだ、だが、急に人格改変、姉貴じゃない姉貴になった、突然だ、疑わずにはいられんだろ?それに、俺が姉貴って言わずにずっと美佳だって言ってたろ?それでも否定しなかった、本来の姉貴はお姉ちゃんって言いなさいって言うのにな」

美佳?「ッ....」

瑛翔「だから言うぞ、お前、何者だ?」

美佳?「......はぁ......もう騙せないか.....ま、マスターに殺すように言われてるし問題は無いか」

瑛翔「もう一度聞くぞ、お前、何者だ?」

美佳?「ずっと私を騙してたその褒美だ、冥土の土産として、教えよう、私は、ロア、全ての忠誠ををマスターに捧げ、マスターのために動き、マスターのためだけに生きるもの」

瑛翔「お前が何者かって聞いただけで、どういう存在かはどうだっていいんだよ、聞くぞ、俺の姉貴を殺したのはお前か?」

ロア「いかにも、助けを求めるあの声、とても滑稽だったぞ」

瑛翔「楽しかったか?」

ロア「えぇえぇ、もちろん!今度はあなたの悲鳴を聞かせてくださいませ?」

瑛翔「ふざけるな、今度、悲鳴をあげるのは貴様だ」

ロア「ぬかせ、小僧!」

ーーロアのかぎ爪が瑛翔を襲うーー

瑛翔「貴様程度に、負けるつもりなんてサラサラねぇんだよ、愚図がぁ!もうな、怒りがよ、湧き続けてこの勢い、もう止まれねぇんだよ、俺の怒りがお前を殺せお前を殺せとずっと騒いでいる」

「動物たちよ!仇はすぐそこだ、俺と一緒に戦ってくれ!」

猫(主様、私、あいつ憎いですにゃ)

瑛翔「だろうな、俺もだ」

猫(もちろん、私だけじゃなく他の動物達全員にゃ)

瑛翔「だろうな、たった一人だけの最後の家族を殺されたんだ、だったらな、やることは一つしかねぇよなぁ!」

ロア「何さっきからゴチャゴチャ喋っている、さっさと去ね!」

瑛翔「黙れよ」

ロア「な!?これは...」

ーー瑛翔の周りに禍々しいオーラが漂っているーー

瑛翔「...これは....確か、宵姉と同じような...」

猫(私たちの憎しみが1つとなっていますにゃ、これなら宵様は扱えなかったのですが、主様...いえ、瑛翔様は完全に扱いこなせますにゃ!)

瑛翔「なんで、ここで宵姉が出るかわかんねぇがよ、今は使えるものは使わせてもらう、俺は災厄にでも成り下がってやるよ!」

ロア「死ねぇぇぇぇええ!」

瑛翔「うるせぇよ、黙れよ、煩わしいんだよ!」

ロア「ガア゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ァ!?」

「な....何が起こった...!?」

瑛翔「人を殺す快楽に溺れちまった愚図には理解できねぇだろうなぁ?」

ロア「何をしたって言うんだ!」

瑛翔「うるせぇな...このままずっと騒ぐのも煩わしい...仕方ねぇ教えてやるよ、なんもしてねぇ」

ロア「...は?」

瑛翔「強いて言うなら俺のオーラに触ったそれだけだ、今度はこっちから行くぞ」

ーーすぐさまロアに駆けつけ首を持ち上げるーー

ロア「ガ...ガハッ......」

瑛翔「お前の言うことは聞かねぇ、有無も言わず殺す」

ロア「や、やめ......」

瑛翔「お前も姉貴や、他の奴らを殺すとき、同じようにやめてと言われたはずだよな?それなのに次は自分がやられそうなときに使うとは、都合がよすぎるんだよ!」

ロア「ガハッ....」

美佳(ロア)「お願い...やめて...瑛翔....」

瑛翔「ッ____」

「その顔で!その声で!その仕草で!俺の姉貴を汚すんじゃねぇ!!!」

「なぁ、さっきから直に俺のオーラを触れ続けているお前は今後どうなるんだろうなぁ?壊れるのか?それとも、死ぬのか?」

「なぁ?教えてくれよ?どんな感覚だよ?どんな気分だよ?どんな気持ちだよ」

ロア「ぐ...ぐるじ....」

瑛翔「だろうなぁ?でもよぉ?お前が行った他の奴らもこんな感触だったんだぜ?いや、肉を削がれた分、お前はまだ苦しくないか」

「じゃあ、これから俺が行うこと、お前にはわかるよなぁ?」

ロア「や、やめ....」

瑛翔「ヒャハハハハハ!!最っ高の気分だよなぁ!」

ロア「い、いや........」

瑛翔「いいか?これが、お前にAやB、Cそして、姉貴達をいたぶったお前の気分だ」

ロア「おねが...い...します.....ころさ....ないで........」

瑛翔「なんでだ?」

ロア「しに...たく....ない......わた...しが....しぬ...とき....は.....ます....たーが.....しぬ...とき....」

瑛翔「それを聞くほど、俺は愚かじゃねぇよ、さっさと死ね」

ロア「や...だ......いやだーー!!」

瑛翔「お前の死に方は俺が決めるんだよ、じっくり殺してやる」

ロア「やだ.....やだ...!」

瑛翔「まぁ、俺のオーラに沢山浴び続けて死ぬか、首を潰されて死ぬか、へし折られて死ぬか、大して違いはないだろうな、同じ死だ!」

ロア「ヒッ...クソッ......コノッ.....!」

瑛翔「そんなにじたばたすんなよ、いてぇじゃねぇか、お前もあれらを潰すのに時間をかけたんだろう?だったら、俺だって同じように、ゆっくりじっくり殺ってやるさ、お前もこうやって殺しを楽しんだんだろ?ならば俺も楽しまなければ損だというものだろう?」

ロア「い....いや.....」

瑛翔「死ね」

ロア「ガァッ......____」

瑛翔「死んだか、じゃあ、とりあえずあいつに、土産としてこいつの首と胴体を分けて、首をやるか、ふん!」

ーー首のみにしたーー

瑛翔「........姉貴....気づいてやれずにすまなかった....ごめん.....ごめんなさい......姉貴を守ると誓ったのに.....それに...決戦をこの家にしちまって...悪かった...って....こう言っても、誰にも聞こえてねぇんだったな....復讐を続けよう、次は家主....いや、慧だ」

「と、その前に、動物達、気を取れないようにこれを解いてくれ」

動物達「はい!」

ーーーー

瑛翔「....戻ったぞ」

慧「おや?おかえり、早かったね、てか、美佳はどうしたのかな?」

瑛翔「美佳?ロアの間違いだろ?ほらよ」

ーー慧の元にロアの首を転がせるーー

慧「...これはどういう意味かな?」

瑛翔「そのままの意味だよ、もうわかってんだよ、本来の人間を型どって、ロアみたいな化け物に性格を学習させ、生き長らえさせるために人を食料にする、目的はわかんねぇがよ、なぁ、なぜそんなことをするんだよ」

慧「..........はぁ、流石にアイツらが私に崇めるような事ばかりしたから気がつくか」

瑛翔「なぁ、慧、俺とお前の仲って昨日言ってくれたよな?そんなの嘘だって言うのか?」

慧「これから死に行く者に甘いこと言うのは当然のことだろう?」

瑛翔「なんだと...?」

慧「まぁ、個人的意見としては君を気に入っていたから数々の無礼を許していたところもあるが」

瑛翔「....どういうことだ?」

慧「知らなかったのか?私が気に入らなかったやつは少しでも無礼を働いた場合 、即食料だ」

瑛翔「な...!?」

「お前...人の心っていうものがないのか!」

慧「そんなものないさ、そもそも人間ですらないからな、君も知っているだろう?人肉食っても君と他数人以外拒絶反応でなかっただろう?」

瑛翔「...........なぁ、聞きたいことがあるんだがよ」

慧「何かな?」

瑛翔「姉貴がお前と初めて会ったあと、その後の姉貴をどうした...?」

慧「あぁ、そんなこと、彼女の幼口調に少しイラついてね、ずっと拉致していたよ、その時の声は可愛かったからすぐ食料にするのはやめておいたのさ、そうそう、こんな感じだったかな?「瑛翔だけは...瑛翔だけは殺さないで....」とずっと叫んでたから最初は可愛かったけどねぇ、直にウザく感じて口をずっと封じてたんだ」

瑛翔「てめぇ....」

慧「それで、最初の可愛さに免じてお前を食料にするのはやめて置いたんだよ、そしたら当たりだ、君は私をかなり満足させた、ゆえに本物の美佳はずっと、生かしてたんだ、でもねぇ、可愛かったのは最初だけだ、その後はずっとウザイと感じてきた、でも、殺すのはまだじゃないと思ってねぇ、そ・れ・で、思いついたんだよ、この子を瑛翔に食わせようって、そのシナリオを思いついた時は心底笑ってねぇ、それ以降ずっと毒草を美佳に食わせるようにロアに命令していたのだよ」

「初めて毒草を食わせた時の顔、あれはもう傑作だったよ!」

瑛翔「貴様..........もういい、黙れ、そして、今すぐにでも去ね」

慧「おいおい、急に暴力は振るわないでくれよ〜」

瑛翔「黙れ!もういい、さっさと死ね」

村人A「家主様!?どうなさいましたか!」

慧「みんな、瑛翔に襲われている!助けてくれー!」

瑛翔「な!?こいつ....!」

村人B「お前!家主様に拾われた御恩を忘れたか!」

村人C「家主様のために!」

瑛翔「揃いも揃って家主家主うっせぇんだよクソが!黙れよ!煩わしいんだよ!」

「偽肉共が!変に人間に化けてんじゃねぇよ!化け物共が!」

村人A「なにぃ?」

村人B「もうバレてんのかよ」

村人C「なら、もう元の姿に戻ってもいいよな」

瑛翔「ちっ、こいつら全員ロアみたいな奴らかよ、動物たちよ、出力最大だ、俺のオーラ触れるだけで死ぬようにしろ」

動物達( 了解!)

村人A「....今、ロアをやったって言ったか?」

村人B「え、どうしよ」

村人C「俺ら、ロアより弱ぇんだけど」

瑛翔「そこを退け、死にたくねぇんだったらな」

村人A「う....」

村人B「や、やべぇよ...」

村人C「こ、これでもマスターのお傍についてるんだー!」

村人A「あ、おい」

瑛翔「馬鹿が!」

村人C「ギャァァァァァァ!いてぇ....いてぇよぉ!」

瑛翔「はぁ....まぁ、どちらにせよ殺すがな、あの世でロアと苦しく過ごすんだな!」

村人A&B&C「ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!!!」

瑛翔「ちっ、雑魚どもが、いくら度重なっても無駄なんだよ!」

「アイツはどこに行った...猫、犬、匂いであいつの元を探せ!」

猫「スンスン...」

犬「スンスン....」

猫&犬「こちらです(にゃ)(わん)!」

ーーーー

瑛翔「慧!」

慧「そんなに大声で呼ぶなよ、聞こえてるよ」

瑛翔「お前、非道に堕ちるのか?」

慧「何を言ってるんだい?これが非道に見えるのかい?」

瑛翔「非道にしか見えねぇんだよ、だからこれ以上被害が及ばないように止めてやる」

慧「くっくっく、やれるものならやってみろよ!」

瑛翔「な、こいつ....」

(さっきから、オーラを当ててるのに全然ひるみもしねぇ....)

慧「なぁ、どうしたんだよ、そっちから来ないのなら、私から行くよ」

瑛翔「くっ....あ"ぁっ...!」

「んだよ....こいつ...最初から身体能力エグイぞ.....どうすれば....」

慧「あっはは!どうだい!こうやって、美佳を嬲り遊んだのを思い出すよ!とても気持ちぃなぁ!」

瑛翔「き....様ぁ"!」

慧「アッヒャヒャヒャヒャヒャ!!」

瑛翔「う"....ぐぅ........はぁ......はぁ....きちぃ......まさかここまでとはな.....」

慧「終わりさぁ!君はここで終わりだよ!」

???『させないよ』

慧「な...!?」

「何者だい?」

瑛翔「お前は....なんだよ....俺を嘲笑いにきたのか?」

???『そんな事ない、と言うよりも、いつまで油を売るつもりだい?』

瑛翔「お前から貰った力使えねぇんだよ、力がどうこう言って結局は人は浅ましいと言って俺らを嘲笑ってんだろうがぁ!」

???『それに関しては申し訳ない....まさかここまで開花するには時間が必要とは思っていなかったのだ』

慧「さっきから私を無視していい気になるなよぉ!」

???『うるさいなぁ、雑種のくせに』

慧「雑種...?私が...?いや、そんなはずがない!私はお前らなどふざけたヤツらを超えるために生まれたんだ!」

???『仕方ない、私が後押ししてあげよう、さぁ、瑛翔、こちらに手を貸すのです』

瑛翔「こ、こうか...?」

???『えぇ、それでは始めます、瑛翔の能力を強制的開花発動、代償私自身、

生成として【〈{0}〉】を開花』

瑛翔「な...!?」

???『私のこの行動でどうか、君の認識を変えて欲しい、神は人間を嘲笑う為だけにいるのでは無いと』

瑛翔「....わかった、お前の行動を見直して俺の見解を正そう」

慧「いつまでも私を無視してんじゃねぇ!」

瑛翔「うるせぇよ、黙れよ、煩わしいんだよ雑種がぁ!」

慧「私を雑種呼ばわりするなぁぁあ!!」

瑛翔「もう、消えてろよ、能力発動、【〈{0}〉】を機に発動、慧を対象とし存在を消去、カウントセット10」

慧「私が....消える...?」9

瑛翔「あぁ、お前はやってはいけない事を犯し続けた」8

「お前はこれ以上生きては行けない存在と俺の能力が判断した」7

慧「ありえない....有り得てはならない!」6

瑛翔「もう決定事項だ、覆すことはできない」5

「己の行為に悔いながら消えゆくのだ」4

慧「私が.....この程度で....終わらせるとでも思うな...!」3

瑛翔「いや、終わりだ、お前はもうここにいない存在になるからな」2

慧「置き土産だ...!これでお前もろとも...!」1

瑛翔「一応言っておく、お前が完全にいなくなるのだからお前の力そのものも無くなる、置き土産すらも無意味なのだ、タイムアウト、じゃあな、悪さはもうできねぇよ」

慧「ばかn......_______」

ーー慧は消滅したーー

瑛翔「終わったよ....姉貴、全て終わったんだ.....墓が増えちまうな....はぁ、余計なこと....増やすなよ....だから、俺はずっとあの場所で過ごそうと言ったんだ.....だが....もう遅い....」

ーー涙が一筋流れているーー

瑛翔「....涙か、久々に流したな.......今はやるべきことをやろう」

ーー色々と後処理を済ませて、数日後ーー

瑛翔「よし、これでいいな、姉貴、宵姉やサタ姉の隣で良かったか?いや、ちゃんと喜ぶか、あいつは姉さん達の隣が大好きだったしな」

(あいつって言うなー!)

瑛翔「ん?なんか聞こえた気が....まぁいいや、姉貴ー!宵姉やサタ姉とても会えたかー!俺はまだそこに行けねぇかもしれねぇが待っててくれよー!」

「さて、第2の家に帰ろうか.....あのジジイにどの頭下げて謝ればいいんだ....ま、きっと何とかなるか!あそこにいれば魔希弄りもできっしな」

「それに、あの神が言うようにいつまでも油を売るつもりは無いからな、あそこにいながらその調べもするか、これから精神的に忙しくなるかもな、だが、危ない目は無い、平和が保たれたあの場所でな!」

ーー瑛翔If endーー




瑛翔「あとがきコーナーは、そりゃそうか、俺がやるのか」
猫「もちろんですにゃ」
瑛翔「あーじゃあ、えっと」
(どうしよ喋ることなんもねぇよ)
「あ、そうだ、猫」
猫「なんですにゃ?」
瑛翔「内容の方でオーラを出した時、宵様がーって、言ったろ?」
猫「あ....」
瑛翔「あれってどういう意味だ?」
猫「そ、それはですね...秘密ですにゃ!」
瑛翔「ちょ、それはないだろ!」
猫「少なくともあとがきで言うような内容じゃないですにゃ!」
瑛翔「ちょ、メタいメタい」
猫「あとがきにメタいもどうもないですにゃ!」
瑛翔「確かに、フリースペースみたいなとこあるけどさ!?」
「まぁ、わかったよ、いつか触れてくれるだろう」
猫「そうですにゃ」
瑛翔「それじゃ、きりも良くなったし、ここで締めるか」
「ss俺だけの闘いをご覧いただきありがとうございました!」

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