私はワカモ持ってないのでもし彼女の口調がおかしかったら指摘してください。
一応イベントを復習したり絆ストーリーをようつべで視聴したりはしたのですが、完璧と断言するのはちょっと難しいかも。
通常イズナは任務頑張ったから持ってるんでけどねぇ……あとツクヨも。
ツクヨを引いたのはたしかセイアピックアップの時だっけ
あっ制服アスナ引けなかった記憶が蘇りそうなので一旦ガチャの話をするのやめましょう(PTSD)
(リオは2回来たのに何故なんだうわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!)
「先生、それ本当!?」
イズナを発見したと先生からの電話で聞いたミチルはホッと一息吐いた。
万が一何かヤバい事に巻き込まれた可能性もあり得たのだから。
学園都市キヴォトスではそのような事例も決してないわけではない。
しかし……続く言葉で再び不安を覚えることになる。
"うん。でもちょっと……いや、かなり問題があってね……"
「問題?」
"電話で説明……するのもいいけど、来てくれた方が早いかも?"
そう、そうだ。
シャーレのオフィスに集合と決めてやって来たのだ。
目の前の状況を理解できず、ミチルは記憶を少し遡っていた。
ツクヨも当然戸惑いを隠せなかった。
「ね、ねぇ先生……イズナに見えるあの子はどちら様なの???」
「横にいる人も、その、格好が似ている気がしますが……」
「「……」」
酷く機嫌が悪そうな状態でワカモとイズナはソファーの対面に座っていた。
間に入っただけでも圧力で潰されてしまいそうな程の威圧感を醸し出していた。
アウトロー組織のトップ同士が会談しているかのようだ。
二人とも無言のままお互いを睨め付け合っている。
この間に入ることができる人間はキヴォトスを探し回ってもそうそういないだろう。
少なくとも、この場にはいなかったしすぐにできるようにもならない。
遠巻きに行く末を見守るのが精々だろう。
"……取り敢えず、ミチルとツクヨにも事情を説明するね"
半ば呆然としながらミチルは先生の話を聞いた。
「えっと、話は分かった……と言うか、滅茶苦茶過ぎて目の前で見せられても信じるのがちょっとアレだけど……」
およそ信じられるわけのない話ではあった。
別の世界、異なる可能性を辿った人格。
イズナのあり得たかもしれない姿。
そして元に戻す方法。
それが今優先して解決方法を考えるべき最優先事項だ。
そうなのだが……
「その横の人は誰!? なんか、今のイズナに雰囲気とかがそっくりなんだけど!?」
ツクモも同意するようにこくこくと頷いている。
やはり気になってしまうのだろう。
だって……この場における存在感が物凄いんだもの。
「着物を着てるからもしかして百鬼夜行連合学院の生徒……? いや、でも見たことない人だよね。凄い雰囲気あるし、まさか陰陽部のお偉いさん……? 待って、よくよく見ると服装とか何処かで見たことがあるような……」
"……ええっと"
流石に馬鹿正直に「七囚人の一人である災厄の狐こと狐坂ワカモだよ。仲良くしてね」と言ってしまうのは躊躇われた。
下手に騒がれても面倒なだけだろうし。
ただでさえ厄介な事になってるのだからこれ以上を考える事は増やしたくない。
かと言って何も言わないままだと勘違いが膨らんで行ってしまいそうだ。
少し悩んだ結果……先生は最低限だけ教えると言う選択肢を取った。
"今のイズナと同じ立ち位置に居る生徒……かな"
「別の世界の別の人だけど、同じ立ち位置に居る人かぁ……」
感慨深そうにそう呟いたミチルだが、そこまで話を理解しているわけではない。
ただ口にしてみただけである。
その方が格好良いだろうと思ったから。
「え、えっと……これからどうすればいいんでしょうか……?」
ツクヨが戸惑いを強く含んだ表情で弱々しく声を出した。
どうすればいいか……より正確に言うのなら、どうすればイズナは元に戻るのかである。
元に戻らないとこの怖い雰囲気のイズナのままなのは受け入れ難いらしい。
先生はともかく他の生徒との関係に深い溝が生まれてしまう。
だから、解決しなければならない。
生徒を見守る『大人』として。
"大丈夫、前の時と同じなら……解決方法は分かってるから"
「そう、なんですね……」
「うんうん、流石先生っ! んで、解決方法って?」
先生は簡潔かつ分かり易く説明をした。
何度も関連する書類に触れたりしている所為で慣れてきているらしい。
元から誰かと会話する能力は高い方だったのが更に向上したかもしれない。
"……と言うわけなんだ"
「手鏡、ですか?」
「……そう言えばそんな噂もあった気がする」
先生は説明を終えるとメンチ切り中の二人に声をかけた。
"二人とも、ちょっといいかな?"
「「はい、なんでしょうかあなた様(主人様)?」」
一転してニコニコと笑顔になった二人の変わり様を見て、ミチルとツクヨは思わず後ずさった。
情緒不安定な怖い人はとても怖い。
当たり前ではあるが、実際に目の当たりにしないと分からない事でもある。
"ここ数日で、鏡……もしくは、見慣れない箱とかって見た? 見た目はこんな感じなんだけど……"
先生の質問と差し出された写真を見て二人は考え込んだ。
十秒程経過した時、ワカモがスッと手を挙げた。
「あまり不確かな事は言いたくないのですが……よろしいでしょうか?」
"うん、勿論だよ"
ふと、先生はアルの時を思い出す。
あの時はアルの発言からゲヘナ学園に訪れた。
しかし、今はこの世界のワカモから何かヒントが貰えそうだ。
この差は大した物ではないのか……?
「一昨日、ブラックマーケットで出所が不明の品を扱っている場所があるのですが。そこに写真の箱に似た物があった……気がするのです」
「気がするとは本当に不確かですね。気の所為ではないのですか?」
「正直自信はありません。何せ、大部分が載せられていた布で隠れていたもので」
信頼性にはかけるかもしれないけれど……それでも。
手掛かりはそれしか無いから。
なら、たとえ無駄になってしまうかもしれないとしても行くしかない。
"よし、行ってみよう。ワカ……ええと、そこまで案内できる?"
「ええ、勿論です! ……私にお任せを」
自分の名前を言いかけたのを察して、ワカモも自分の名前を知られないよう気を配った。
一方イズナは嫉妬の籠った視線でワカモを見つめていた。
今のイズナが発するオーラは怪異の放つそれである恐怖を伴っていた。
"……ミチルとツクヨも行くよね?"
「え、あ、うん。もも、勿論よ!」
「……は、はい」
ミチルは即座に頷いた。
……若干どもったけど。
「(数少ない部員の為だもん、どんなに怖くなっていても諦めるわけにはいかないんだから……!)」
ミチルの思考を知ってか知らずか、ワカモとイズナはチラリとミチル達を見つめた。
視線をぶつけられたミチルはビクッとしてそっと目を逸らした。
そんな彼女の様子をジーッと見つめた二人はやがて視線を先生に戻す。
「イズナと二人きりで行きませんか、主人様?」
「いいえ、ここはワカモと二人だけで行くべきでは?」
「「うふふ……」」
お互いに浮かべているのは笑顔なのに。
ミチル達にはまた紫色のオーラが出始めている気がした。
下手に近付けばそれだけで醸し出される威圧感に押し潰されそうだった。
"……全員で行こうね"
「……あなた様がそう言うのでしたら」
「主人様がそう言うのなら……」
渋々といった雰囲気で二人は了承した。
しかしミチルは居心地が悪そうにしている。
二人の返事からして嫌々なのがハッキリしているからだろう。
……今のイズナとワカモはその程度で悪びれる程度の生徒ではないけど。
「何か文句でもあるのですか?」
「この方の知り合いらしいですが……何者でしょうか?」
"二人は忍術研究部なんだよ"
先生がそう答えた時。
ワカモは「ふーん」としか反応しなかったが。
イズナは違った。
「……」
目が細くなって顔が強張り……やがて、静かに視線を逸らした。
直視に耐えないとでも言うかのように。
不快な物を見てしまった時に似ていると感じたのはワカモだった。
"……イズナ?"
当然、先生もイズナの反応に気が付いたが……
「……何でもありません。行きましょう、主人様」
すぐになんてことないいつもの雰囲気に戻ったイズナ。
先程の反応は気の所為かとも思われたけど。
……やっぱり先生の中で引っかかったまま。
「そうしないと先生が困るのでしょう? 私も元の世界に戻れるのでしたら……その方が良いでしょうし」
"……いや、ちょっと違うかな"
「えっ?」
イズナの言葉に一つだけ訂正しなくちゃならない箇所があった。
先生はそれを否定する。
"私は別に困っていないよ。今目の前にいるイズナも異なる世界の出身だけど……それでも、生徒であるのは変わらないから"
「……」
"元に戻って欲しいと願うのは、あくまで他の生徒との関係が壊れて欲しくないからだよ。だから、邪魔者扱いしているわけじゃ決してないからね"
「……主人様は、本当に変わりませんね……本当に」
"そ、そうかな?"
アルもそう言ってたな……そう思い返して先生は苦笑した。
仮にこの先、また今回や前回のような事が起きても言われそうな気がする。
柔らかな微笑みを浮かべたイズナを見て先生は思う。
ああ、笑い方はワカモに似ているなぁ……と。
あの満開の花のような笑顔を思い出して先生は寂しさを覚えた。
そう感じたのは先生だけじゃなかったらしく、ミチルとツクヨも思うところがあるようだった。
⬛︎ ⬛︎ ⬛︎
ブラックマーケットに訪れたことの殆どない先生は、あまりこの辺りの地理には詳しくはない。
最後に行ったのはアビドス高校に皆と一緒に訪れた時だ。
ワカモがこの中では一番訪れた回数が多いので道案内を買って出ている。
イズナも負けてられるかと言わんばかりに案内役を奪い取ろうとしたが……
「……記憶の中とほんの少しだけ違いますね、街並みが」
どうにも別の世界線のキヴォトスとは街並みは異なっているらしい。
イズナは悔しそうにワカモを睨め付けたが、ワカモは寧ろ喜んでいるように見える。
また喧嘩にならないかと先生は不安な気持ちになったが、幸いにも今回は騒動にならずに済んだ。
と言うのも……
"……二人とも、いつの間に着替えたの?"
「ふふっ。そればっかりは乙女の秘密です、あなた様♡」
「気にしないでください、主人様♡」
綺麗な和服を着こなしている二人は、外見だけなら完璧な清楚美人だった。
因みに全く同じ服装だ。
手に持っている傘まで鏡写しのようである。
きっと赤の他人が見れば双子だと勘違いするだろう……二重の舌打ちと共に。
正体を隠す為の変装なのに普通に似合っている。
デートする時みたいな気合いの入れようだ。
流石に着飾った姿で騒ぎは起こさないらしい。
……二人とも心の中では周りの人間を、先生が止めなければ全員過激な方法で鎮圧したいと考えていた。
勿論、ミチルとツクヨも含めて。
先生との約束があるとは言えども苛烈な性格は勿論健在なので不安は残る。
両手に花な先生の後ろを着いて行くミチルは半目だった。
嫉妬や羨望とか軽蔑でもなく……感じている感情は憐憫だった。
いつかやばい事に巻き込まれないか真剣に心配した方が良いのかもしれない。
貴重なチャンネル登録者が一人減ってしまうし。
"それにしても、なんだか視線を感じるような……"
先生の言葉にミチルはハッとした。
たしかに妙な視線は感じる気がする。
視線の向く先は当然……
「先生、もしかしなくてもその、二人の服装が目立ってるんじゃ……ヒッ!?」
苦言を溢した途端、イズナとワカモの視線が発言者であるミチルの方へと向いた。
二人の眼差しに射抜かれたミチルは思わず近くの電柱の後ろに隠れた。
余計な事を言うなと……そう表情だけで語っていた。
"えっと……ミチル"
「せ、せんせぇ……たすけてぇ……」
昨日まで慕ってくれていた部員と知らない怖い人に恐ろしい視線を向けられたミチルは涙目になっていた。
……当然と言えば当然な反応ではあるだろう。
しかし、そんなミチルの心情も知らん振りかイズナは先生に話しかける。
「先生と共にデートをするのですから、それ相応の服装で望まねば失礼でしょうに」
「えっ、いつデートになって……な、なんでもないです!」
「その点は同意致します。まあ、私の方が可憐で美しくどうしても人目を引いてしまうのは仕方ない事ですが」
「中々面白い事を言いますね。どう見ても私の方が視線を惹きつけています」
一応繰り返すが……二人ともほぼ同じ格好である。
「「は?」」
またもや喧嘩腰になっている二人からこそこそ距離を取るミチル。
もっと忍び足の訓練をするべきだったと後悔しつつ、何とか先生の近くまで辿り着いた。
あの間に入れるのは上忍でも厳しいだろうと確信してしまった。
忍者とか関係なく怖い。
まるでヤの付く人みたいだ。
"うーん……三人とも聞いて欲しいんだけど。多分、目立っているのは……"
先生の視線の先に居たのは、どちらがより目立っているか張り合うワカモとイズナ——
ではなく、これまで会話に全く入って来なかったツクヨだった。
ハッとなって三人が周囲の視線を注意深く見ると……視線の先には大体ツクヨだった。
当の本人は恥ずかしそうに猫背になっていた。
なお、俯いていてもツクヨの身長はワカモとイズナよりも頭一つ抜けて高い。
「あ、あぅ……」
顔を赤くしているツクヨに対して注がれるのは決して奇異の視線ではない。
スタイル凄いなぁと単に感心していたり、大きいなぁと驚いている人が多い。
中にはモデルとして売り出せないだろうかと検討している人もいるかもしれない。
決してマイナスの感情を向けられているわけではないのだが……
「「……」」
ワカモとイズナは何故か負けたような気がして黙り込んだ。
二人の発していた威圧感はあっという間に霧散した。
最初から喧嘩なんてしていなかったのように。
……あの身体には勝てない。
排除しようにも、きっと先生に怒られるし。
先生はそんな二人の様子を不思議そうに見ながらどうやってツクヨを励ますべきか思考を巡らせた。
ツクヨは絶対に先生よりも身長大きいと思う(願望)
リンバスとブルアカのプレイ経験はありますか?
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リンバスだけプレイしている
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