【完結】迷子の友人は羨望する 作:シキヨ
『暇つぶしになりそうだから、来ただけ』
それだけだった、此処に来た理由なんてものは……。
海鈴が前に言っていた孤立をしたくないからそういう理由じゃない。ただもう一つだけ理由があるとすれば、自分の中で鉄線の向こう側に行くと決めたのなら立ち止まるつもりはなかった。それは「にゃむち」のこともそうだが、「アモーリス」としての自分もそうだった。
「こんな感じでいいでしょ?」
確認をする、ウミコがやらかした分の修正分を利かせた方法で……。
自分でも一応確認したが、今度はちゃんとに出来上がっていると自覚はしていた。ウミコみたいに塩を思いっきりぶちまける投げ方じゃない、なによりも穴の大きさも大体20mmぐらいで掘り直した奴のなかに種を入れ直していた。今度は丁寧かつ確実に……。
「大丈夫……」
「っそ」
ムーコから了承の返事を得る。
私のやり方に関心を示していたのか若干首を縦に振って認められていた、こいつに……。それは悪い気分じゃないけど、こいつにこんなことで認めてもらっても全然嬉しくない。
「祐天寺さん、流石は熊本出身ですね」
「熊本関係ないでしょ」
トンチンカンな言い回しをしてくるウミコ……。
こいつもしかしてマニュアルがないと、まともに動けない感じか……?そもそもこの家庭菜園やるにあたって、本気で戦力になりそうなのがムーコとハツコしか居ない。サキコとウミコはそもそも絶対にやったことがないだろうから絶対に戦力にならない。ハンデ二人分か、面倒だな……。
「にゃむちゃん、熊本の実家では何作ってたの?」
「トマトとかスイカとかその辺。熊本はトマトの生産量は一位だし、まあ当然でしょ。フルーツ王国って呼ばれるだけはあるし、後はたばことかじゃないの?」
「マスコットの県ではなかったんですのね」
「祐天寺さんって吸ってそうですよね」
「貧乏お嬢様とマニュアルウミコは喧嘩売ってるわけ!?吸ってる言うなら、ウミコの方が全然吸ってそうじゃん」
両者の意見にイラっとしながらも、私は足を上下に動かす。
確かにサキコの言う通り、熊本と言えばクマのマスコットの印象がかなり強いのは認めるしかないけど……!!いや、熊本城とか阿蘇山とかあるけどなんか絶妙に古さを感じてならない。
「なんですか?吸う訳じゃないですか、未成年ですよ。それに健康に悪いじゃないですかあんなもの」
「それは認めるけど……」
ビジュアル的にも全然吸ってそうにも見えるんだよねウミコ……。
まあ、未成年喫煙だから遠慮なく警察に突き出して「じゃあね」してくるけど……。その場合、ムジカのメンバーで未成年喫煙してましたとか言われたら最悪だし。それこそ、週刊誌の恰好の的でしかないでしょ。
と言っても、自分から話を振っておいてマジレスされるとなんか腹立つことに変わりない。それでも、こいつらに熊本の魅力なんて伝える気もサラサラないけど。別に馴れ合うつもりじゃないし。
「見てないで手伝って欲しいんだけど?やり方ならハツコから聞いて」
ウミコはハツコの方へ行く、やり方を聞いてるようだったけど……。
「祐天寺さん、やり方を聞いてもよろしいですの?」
「……マジで?」
この二日間で何度こういう反応になりそうになったことか……。
サキコはどうせハツコの方へ行くだろうと思っていたけど、まさか私の方に来るなんて……。はぁ、今度こそお祓いに行った方がいいかもしれない。私、三峯神社に行ったから厄払いちゃんと出来ているはずなのになんでこうなっているのか意味が分からない。
いや、そもそもあいつと出会った時点で厄払いしたんじゃなくて厄を引き取ったようなもんでしょ……。
『お婆さん、荷物持ちますね』
『あら、ありがとう……』
神社の境内であいつの行動を思い出す。
アホみたいに優しさ振りまいてて、当時はなんかマジで変な奴だなと面白がっていたけど今となっては本気でウザいと思うほど嫌になっている。奇妙すぎる関係に私は「ダルい」という反応すらしそうになった。まあ、あいつは放そうとはしてこないのが厄介なんだけど……。
「そういえばさぁ、なんでムーコはあいつのこと好きなわけ?別にどうでもいんだけど」
「私みたいな存在でもお前はお前でいいと言ってくれたから……」
あーどうせそんなところだろうとはなった。
ハツコは睦の名前を何処か感情深く呼んでいて、ウミコはニヤッとした表情を一瞬だけ浮かべていた。サキコの方はハツコとほぼ同じ。……もしかして、今気づいたけどこいつら全員あいつの影響受けてんの……?
「ヤバッ……あいつ」
サキコはともかく、ウミコの方は色々とあいつのおかげということで合点が普通に行った。
あーもういいや、あいつのことなんて考えたらイライラする。これじゃあやっていることウミコとほぼ一緒だけど。
「んで?元お嬢様は何が分からないワケ?お嬢様には畑仕事が務まるとは思えないけど」
「そうですわね、水やりはどの程度の頻度でやればいいんですの?」
「……基本的原則水やりは毎日」
間が空いてから、答える。
どんな質問が返って来るのか割と想像しながらも、待っていた。そもそもシャベルの持ち方が分からないとか撒いた後はどうするのか?とかそういうものを思い浮かべていたら、全く違う方向から変な質問が来て答えるのに時間が掛かる。
「なんでそんなこと聞くわけ?」
「私達で当番してやりませんこと?」
「絶対嫌」
馴れ合うつもりで来たわけじゃない。
それにわざわざムーコの家に必要以上に来るなんて面倒極まりない。それはみなみさんに会うのが嫌だとかムーコに会うのが嫌だとかじゃない。必要以上に関わりたくないだけ。
「それとウミコに伝えておくけどさぁ、ニンジンの種まきするなら力いっぱいでするのは絶対にダメ。土が締まり過ぎると、発芽しにくくなるし強く踏んだり深く掘ってから押し固めると、表面が硬くなって芽が出にくくなるから。絶対にやらないで」
「……え?」
「えってなに……ムーコ?」
顔をこちらに向けて、予想外の方向から疑問の言葉を飛んでくる。
「知らなかった……」
「嘘でしょ……」
今度は熱が熱いという誤用をしたくなる。
使えるのが全くおらず、お手上げと言いたくなる。しかも、やりたいと言い出した当事者がこれだから私は本当に「めんどくさ」と言いたくなってきて……。
「ハツコにやり方聞いて、ちょっと休憩してくる」
なんでよく調べもせずに、始めたわけ……?と思いながらもシャベルを土の上に強めに突き刺して私は立ち上がるとウミコから「クーラーボックスの中に飲み物がありますのでどうぞ」と言われて、私はそっちの方へと向かうことにした……。
「ったく……」
暇つぶしに来たはずが、とんでもない事態に巻き込まれた……。
最悪としか言いようがない……。
「はぁ……」
クーラーボックスを見つけて中に入っていたペットボトルを手に取って、私は蓋を開けて飲む。喉には数時間ぶりの潤いで満たされて、自分という人間がどれだけ水分を補給していなかったという事実が分かる。
このままやっていたら、熱中症じゃなくて頭痛もしくは過労で倒れていた可能性が高い。そうなったら、あの病室にまた逆戻りの生活になる。それは流石に正直ごめんとしか言いようがない。それに今度はムジカ全員で乗り込んで来そうだし、ウイコにも煽られる。結人はこういうときどうせ来ない。あいつはそういうの空気読んだりしたがるから、そういうところが苛々する。人の地雷は踏み抜くくせに……。
『本当は睦を放っておけないんだろ?だから、そうやって自分の手の震えよりも俺の忠告を優先し
た』
最悪のタイミングであいつの言葉を思い出した。
いや、あいつのことを思い出していたのだからこうなることは予期するべきだったはずなのに普通に自分の記憶のページを開いた途端にこれだから不快な気分になる。
「戻るか……」
飲み物も飲めたことだし、あいつのことをこれ以上思い出したくないから一旦菜園の方に戻ろうとしたときだった。誰かが私に声を掛けて来ていたが、その声は聞き覚えのある声であり、私はその声を聞いて、すぐに……。
「あら……」
「にゃむちゃんじゃない」
身震いがするほどの寒気がしていた。
肌を通して感じるこの寒気が私を支配しようとしているが、私は必死に抵抗する。ただ抵抗するだけじゃ駄目。何故、私がこの人に今立ち向かうという強さが必要なのかは思い出さなくちゃいけない。
『そうねぇ、貴方があのバンドで……一番やっていけなさそうだからじゃないかしら?』
弱いと言われた、自分が弱すぎると言われた。
何も出来ない、他の奴らに劣っていると……。それは認めたくなかったけど、現実でしかなかった。どれだけ、私が……。
『誰よりも誰よりも……人を魅了できるような人物になって人から愛されていっぱいお金稼いで家族を養えるぐらいの人間になりたいんです。だから、今更立ち止まることなんてできないんです』
どれだけ信念があると言っても、言葉では意味を為さなかった。
自分という人間に本当に信念があるのかどうかを試すなら、それはみなみさんとの会話で示すことになるけど、私はもうそれをあの人の前以外で示した。
「にゃむちゃん、貴方も来ていたの?」
「はい、ムーコに呼ばれて」
厄払いを越えてもういっそのこと誰かを呪ってやろうとすら吐き捨てたくなりたくなっていたけど、私はそれを反骨心に変えてみなみさんの瞳を強く視線を送りつけていた。それはアンタなんかに屈したりしないという目つきだった。
みなみさんはそれを面白いと思っているのか、鼻で笑った後にこう聞いてくる。
「私の忠告覚えていなかったの?」
「覚えていますよ、私みたいな凡人はムジカではお荷物でしたっけ?」
「そこまでは流石に言ってないわよ?でも、半分は正解ね」
嫌味たっぷりめで私に再度忠告しに来たと言いたそうにしているみなみさんにこう返す。
「私の方は進むと決めました」
「そう?それは修羅の道よ?前にも言ったけど、後悔することになるわよ?」
そう返って来るのはお見通しだった。
なら、私は言葉という武器を強さの証明と信念の為の武器として扱う……。ぐっと目を開いて私は宣言し始める。それはまるで選手宣誓のように……。
「例え、それが地獄だとしても私は進むことを諦めたりはしません。喰らいつきたい奴が居るから、背中を押してきた復讐姫がいるから、私は自分を殺すつもりもなければ、此処で終わるつもりもない」
ウミコの口車に乗せられた、ハツコに可能性を見せられた。
ムーコという乗り越えるべき存在。そして……。
「それがどれだけ危険な向こう側だとしても、私は自分という人間を終わらせるつもりはないです。一度終わらせてしまったからこそ分かる。這い上がるのは大変だって……。だからこそ、これからの私は……」
サキコという自分と似た者であり、対等なライバルでありたいと願い続けたい存在がいる。
「この信念を曲げるつもりはないです」
それだけで私の信念を語る上での覚悟と強さというものは充分だった。
私は既に鉄線の向こう側に立つことを選んだのだから。そこにもう鉄線はないからこそ進むしかない。
戻ることは許されてないのだから……。
「そう……」
「そうするわけね」
みなみさんは何処か……苦虫を噛まされたような表情をしている。
それはまるで……。
自分にとって面白くない結果でしかないと……。
祐天寺にゃむちゃん……。
まさか、この短期間で此処まで変わるなんて思いも寄らなかったわね。所詮、田舎者のお山の大将でしかないと認識していたけど、それを改めなくちゃいけないみたいね……。
───今更立ち止まることなんてできないんです。
かつての彼女は自分の首を苦しめる為に活用していた、体は震えているのに無理に心だけ保とうとするから自分の心もとっくに限界だということを知らない。哀れな人形だったはずなのに、今目の前にいるあの子は違う……。
そして、違うのは……睦ちゃんも……。
『私は私であり続けることは変わりたくない……!!』
降参と告げたのは睦ちゃんの前では初めてだった。
今まで睦ちゃんに自分が負けているということを自覚していてもそれを心の中でしまい込もうとしていた。睦ちゃんは本物であり、化け物であることに変わりない。だから、私は睦ちゃんのことを自分の娘だと思ったことはなかった。
ただそこにいる化け物だと思っていたのにあの子は本物となってみせた。
それは女優である森みなみとしても賞賛に値すべきものだった。今更、睦ちゃんと親子と言う関係に戻ることは不可能でも決意を表明した睦ちゃんを拍手するぐらいは私にも出来た。祝福したいという気持ちは人間には誰だってある。
睦ちゃん、にゃむちゃんこの二人は私の前に立ちふさがり、自分というものを確立した。
これはもう……。
「認めるしかないわね」
一人の女優としてにゃむちゃんの覚悟はそれ相応のものだった。
凄まじいほどの目力、言葉の節々から感じさせる強さという名の熱さ。聞いているこっちまで心を刺された気分になっていた。分からないものね、こんな若い子達が自分より強い存在なのだから。ただの青臭い子供であり……。
ちっぽけな存在だったと思っていたはずなのに……ね。
「本当、面白い子達ね……」
にゃむちゃんの後ろ姿を見送りながらも、私はその背中には燃える闘志のようなものを感じさせていた。彼女のことをこき下ろしたけど、今の彼女は間違いなく立派な……。
女優……ね。
みなみさんと話すのは……滅茶苦茶怖かった。
今度は何を図星突かれるかと怯えていたわけじゃないけど、こっちの痛い所ばかり突いて来るから苦手と言うのが本音だった。まあ、あの様子だと認めたって感じだろうけど……。
『認めるしかないわね』
ちょっとばかり気味が悪かったけど、それよりも今はマシな方の場所に逃げようとしたときにウミコがペットボトルを片手で持ち上げて水分補給をした後に変なことを言ってくる。
「名演説でしたよ、祐天寺さん」
「アンタ聞いてたわけ?」
「なんのことでしょうか?」
「はいはい、そういうのいいから」
露骨に嫌そうな顔をしながらも、私は話を終わらせようとする。
ウミコ、これ絶対に私とみなみさんの話を聞いていた感じじゃん……。
「いえ、私は本当に流石だと思っただけです。自分の弱さを認めて、自分というものを確立させる。それは並大抵の人では出来ない事ですよ」
それはまるで知っているかのような反応っぷりだった……。
『祐天寺さん……信頼ってなんだと思いますか?』
サウナに誘われたときは何かと思ったけど、ウミコはウミコで何かを悩んでいた。自分が決断するための向こう側に行くことが出来ないでいた。結局、私が信頼なんてものはないと教えてあげたけど……。
『貴方の言う通りですよ、私は信頼を知ることが出来ました』
信頼というものを知ることが出来たと私とムーコの前に現れたウミコが言っていた。
それがどういうものなのかはぶっちゃけどうでもいいけど、ウミコには強さがあったのはそうだった。あのときのウミコにはもう自分という人間を折ることはない。
そういう目をしていた……。
だから、私は呆れながらも返す言葉がある。
「アンタはアンタで結構変わったじゃん」
「なにがですか?」
サウナでの出来事がまるで覚えていないのか、それともすっとぼけているだけなのか。どっちにしても、ダルいことには変わりないけど……さ。
「私にメンヘラみたいに信頼がどうのとか聞いていた時期もあったのに、今ではちゃんとしてるってこと。まあ暑苦しくてやかましくなってるから、それはそれでよくないけど」
「褒め言葉として受け取っておきますよ」
「褒めてないんだけど……はぁ……」
訂正したい……。
ウミコは強さを手に入れたんじゃなくて、マジで馬鹿になっただけなんだって……。
「そういえば、終わったら銭湯でも行きませんか?」
「行く訳ないでしょ、土仕事終わって銭湯って年寄りじゃん」
「流石に言っていいことと悪いことがあると思いますが……。まあ、それでしたら構いません……他の皆さんに聞いてきます」
地味に年寄り扱いされたことが不服だったのか、表情には全く出ていなかったが眉が下がっていたような気がしながらも、ウミコは菜園枠の方へと行って他の奴らに聞いていた。
「え!?銭湯!!?行きたい!!!」
ムーコ……いやあっちの方の声がしている……。
いつ変わったのか、知らないけどはしゃぎながらもジャンプしていると……。
「いったぁい……」
あっちの方が足を挫いて土の中へと上半身を倒していた。
「モーティスちゃん、大丈夫!?」
「モーティスさん、大丈夫ですの?」
「えへへ……だ、大丈夫……」
立ち上がりながらも、土をサキコとハツコに払って貰っているが完全にジャージは土まみれになっている。犬みたいにその場でブルブルし始めなかっただけマシか……。
「傷の功名だね、初華ちゃん」
「それを言うなら、怪我の功名ですわ……」
「あっ、でも傷も怪我も一つもなかったから功名かな?」
「確かに文字的な意味合いなら違うかもしれませんね……」
マジでどうでもいいことわざの使い方で話をしている。
因みに使い方は全然合ってない。怪我の功名って失敗とかそういうものが結果的にいいことに繋がったとか、そういうのだし……。まあ、結果的にまだ何も弄ってない方にあの馬鹿が落ちたから良かったけど……。私は腕を組みながらも、アホみたいな現場を視線を送っていた。
「なに?」
あっちの方が私の方へと……近づいて来た。
真面目になに?また私に喧嘩でも吹っ掛けて来たのかと警戒していると……。
「今度……」
「今度……函館連れて行ってあげてもいいけど?」
函館……?という疑問とは?という感情が鬩ぎあう。
まず何処から突っ込めばいいのか分からなかった。こいつ本当に芸人の娘なの?ってぐらい意味不明なボケをかましてきたからどう対処すればいいのか悩んでいた。いや、よくよく考えなくてもこいつは私のことを明らかに嫌っているし、それをどうこう言うつもりはないけど誘う気はないけど上から目線なら誘ってあげると言いたいに違いない。
そして、なによりも……。
『ねぇねぇ、今度函館来たときはちゃんと観光して行かない?』
愛音の話を覚えていた。よくもまあ、あんな話を覚えてるじゃん……。
此処で断るのは簡単なことだけど粘って来る可能性が高い。なら……。
「気が向いたらね」
「……!?じゃあ、じゃあ行くんだね!!連れて行ってあげる!」
「えっ!?なんでそうなるわけ!!?」
行くとも一言も言っていないのに、了承の意味に捉えられた。
最悪な状況がまた一つ出来上がったじゃん……。
「ありがとうございますわ、祐天寺さん」
「はいはい、嫌味なら受け付けてないから……」
実際に嫌味多めで言われていたとかはどうでもよかったけど、それでも今このタイミングでその発言をされるのは嫌味としか思えなかった。そして、私は溜め息すらつきたくなるこの状況の中で菜園仕事に悪戦苦闘している
「ムジカってめんどくさい奴らばっか……」
どうしようもない現実を地面に吐き捨てることになる……。