ビリビリ系元公爵令嬢(たぶん悪役)   作:激辛党

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復讐

「ずいぶんと連絡が遅れたじゃないか。君にしては」

 

「まことに申し訳ありませんわ、准将閣下。基地まで繋がる電話を探すのに、いささか手間取りました。なにぶん、降りた場所が地図にも載っていないような村だったものですから」

 

「それにしても、だよ。フライア君も一緒なのだろう? 移動手段には事欠かなかったはずだ。よもや三日三晩空を飛んでも、街明かり一つ見えてこない、地の果てまで旅行していたのかね?」

 

「お言葉を返すようですが、閣下。当司令基地における最高司令官たるあなた様が、部下の一人も連れずにどこぞをほっつき歩かれていることの方が、よほど重大な事案かと存じます」

 

「私だって、所用で執務室を空ける事くらいあるさ。今はとても優秀な秘書官が一人いるから、君の一報を受けてから、こうして折り返し連絡するまで、さほど掛かっていないだろう?」

 

「一時間と二十三分に及ぶ遅延を『さほど』と表すのは、閣下なりの冗句でしょうか? あまつさえ、将官の行先さえろくに知らない秘書官が優秀ですって? わたくし、おほほと口に扇子を当てて笑うべきかしら?」

 

「相変わらずの切れ味だね」 「閣下ほどでは」

 

 通信回線越しに、無音の睨み合いが十数秒ほど続く。

 

「堅苦しい挨拶はこのくらいとして、本題に入ろう。まず、君からの陳謝を聞き入れようじゃあないか。

基地五階にある指令室および執務室、駐車場設備の一角、そして武器保管区画では計三棟の建物。以上は、君と君の部下が此度の一件で損壊せしめた物品の、ほんの一部だ。君さえよければ、もう少し詳細にまで紹介しようか?」

 

「この度はたいへんご迷惑をおかけいたしました。閣下のご厚意により、隊長という立場にまで取り上げていただきながら、我が身の至らなさから非常な損失を生じてしまったこと、海より深く反省している次第でございます――」

 

 以降、五分以上に渡る、長い長い謝罪が一方的に展開される。

 

「けっこう。もうその辺でいい。耳が疲れた。君の謝意は良く伝わってきた」

 

「あら。さようでございますか。わたくし、この深き慚愧の念が僅かなりとも閣下に伝わりますよう、いま少し文面を推敲しておりましたのに」

 

「やっぱり敵わないな」

 

 軽いため息が受話器の口に吹きかかった。

 

「どうせ君のことだから、こういう時に備えて、さぞかし上手いでっちあげが用意してあるんだろう? 保管弾薬が手入れの不備で発火しただとか、射撃訓練時の誤射だとか。

 首都におわす役人連中は、そういった趣旨の報告書が上がってくれば、喜び勇んで飛びついてくれる。内部犯を疑うよりも、よほど後処理が楽だからね」

 

「お詳しいのですね」

 

「とても優秀な部下が、よく使う手口だ。嫌でも理解させられた。

最高司令官だなんてとんでもない、今やあのお偉方は、私が精魂込めて仕上げたレポートよりも、君の一報を重んじる始末だよ」

 

「お褒めに預かり、光栄ですわ。准将閣下」

 

「それを踏まえたうえで、あえて一つ言わせてもらおう。リ・ラ・テルミヌス大尉。

 それでも今回はやり過ぎだったよ。建物や兵器はいくらでも替えが利くが、人はそうでない。この一件で、下士官複数名が打撲や骨折などの重軽傷を負った。

上層部はどれだけ誤魔化せても、基地内の兵士が自ら経験した記憶は残り続ける。コンクリートを焼き溶かした砲撃や、家屋を押し潰した無数の石の欠片などは、なおさら。

 君の特務隊が、これまでのように大手を振って活動することは、現状では極めて難しいと言わざるを得ない」

 

「ええ、委細承知しております。それは当然の帰結ですわ」

 

「そうか。君が冷静でいてくれて何よりだよ」

 

 また十秒ほど沈黙が挟まる。

 

「一応訊くが……今後の展望はあるのか?」

 

 慎重に、相手の出方を窺う口調だった。どこか怯えているようでもある。

 

「と、言いますと?」

 

「しらばっくれるな。これから特務隊隊長の君はどうするつもりか、と訊いている」

 

「閣下こそ、これ以上のお戯れはよしてくださいまし。わたくしが、この次に何に取り掛かるかなど、火を見るよりも明らかではございませんこと?」

 

 唾を飲み下す音。

 

「いいや、分からないな」

 

「アクセル、レーダ。二名の隊員には、必ずわたくしの元へ戻っていただきます。火事場泥棒のごときは、仮初にも将軍の立場にある者の為すべからざるところですわ。わたくし、少々あなた様に失望していましてよ」

 

「悪いが」

 

 一旦、呼吸を置いて。

 

「それはできない相談だ」

 

「理由をお伺いしても?」

 

「逆に訊きたいが、なぜ許されると思うんだ? 両名の能力は、どちらも個人所有にはそぐわない。一個師団であっても手に余すほどの火力と機能性だ。今までそれを、たかだか大尉の地位に留まる者が、二つ同時に運用していた方が異常だったんだ」

 

「今更過ぎる指摘ですわね。誰からの横やりですか? あのぼんくら大臣どもが、賄賂が足らないと騒いでいますの?」

 

「誰も、君の献身さを否定しちゃいないさ。ほんと頭が下がるよ。あの老獪な連中を一挙に手玉に取った士官は、後にも先にも君一人だけだろう」

 

「では、准将閣下が欲しいと申されるのですか? ええ、良くってよ。あなた様がその気なら、わたくしいくらでもこの身を――」

 

「止めろ!」

 

 いまだ貧弱な通信回線はこの怒声を到底拾いきれず、酷いノイズが出力された。

 

「そういうことが言いたいんじゃない。君の努力が足りないと責めているんじゃないんだ」

 

「話がいささか、回りくどいですわね」 相手の怒気など露も気にせず、女は平然と言う。

「可能であらばもう少し、率直に言っていただけませんこと?」

 

「君は間違っているからだ」

 

 またしても無音が流れる。ただし今度は打って変わって、張り詰めて緊迫に満ちたもの。

 

「どこがでしょう?」

 

「全部だ。君のやっていること、やろうとしていることは、何から何まで徹頭徹尾、間違っている。全く正しくない。そんなことはすべきじゃない」

 

「やっぱりですか」

 

 女の声が、諦観の籠った声で答えた。

 

「やっぱり准将閣下が、あの騎士の老人をけしかけたのですね? 道理で、図ったようなタイミングで、あまりにも的確な批評をぶつけてくるものですわ」

 

「ああでもしないと、君の本音は聞けないと思った。だが、騙し討ちをしたことについては謝ろう」

 

「本音? 悲しいことをおっしゃいますのね。わたくしはいつも、内心を包み隠さず閣下にお伝えしておりますのに」

 

「君は過去一度でも、私の前でガルシアを殺したいと口にしたか?」

 

「准将閣下とのやりとりで、あえて故人の名を出す必要がありますか?」

 

「准将閣下じゃない。ブライト卿としてだ。……公爵令嬢だった君と、男爵の息子だった僕が出会った時から遡っても、君は一度だって父さまを殺したいなどとは言わなかった」

 

 ここからの静寂はかなり長いものとなった。どちらも何も語らないまま、茫漠とした時だけが過ぎていく。部屋の片隅に置かれているのだろう、秒針の刻む音すら聞こえてくるようだった。

 

 やがて女が言った。

 

「分かるだろう。仮にあの男が生きているとしたら、絶対に生かしてはおけない。地の果てまで追い詰めて、確実に血まつりに上げる。その頭蓋骨に自ずからの血を注いで、祝杯にしてやる。貴様がどう言おうと、決して邪魔はさせない」

 

 懐かしい口調だった。実際に耳にしたのはごく短い期間だったが、本性では女がそういう喋り方をするのを、男はよくよく憶えていた。

 

 それだけに残念だった。ぜひとも外れていて欲しい予想だったが、彼女は裏切らなかった。

 

「では部下二人を君の元へ返すのは、やはり不可能だ。結局、君の特務隊はそういう情念の元にあったんだから」

 

「っ! 違う、今のは――」 「違わない!」

 否定を遮って、男――ジェパード・ブライトは断言した。

 

「リ・ラ・テルミヌス公爵令嬢。そろそろ茶番劇の舞台を降りる頃合いだ。腐り切った上層部はまだしも、職務に勤勉な下士官たちや、未来ある少女らを君個人の感傷に巻き込むことは、たとえ復讐の女神が許そうとも、この私が認めない」

 

「今どこにいますの!?」

 これは完全に、なりふり構わない追及だった。

「直接会ってお話ししましょう、准将閣下!」

 

「いいだろう。もう一度、機会をあげるよ。私だって、夜道でいきなり荷電粒子砲に貫かれては堪らないからね」

 

 一転して、ひょうひょうとした雰囲気を取り戻したジェパードは答えた。

 

「テルミヌス公爵家跡地。またの名を貴顕血統配合実験場。君の思い出さぞ深き地だ。大事な大事な部下二人もそこで共に待っている。なるべく早く来てくれよ、今日はあいにくの雨模様だから、風邪をひかれては忍びない」

 

「きさまぁっ!」

 

 最後はもうほとんど悲鳴だった。その先を聞く前に、ジェパードは受話器を置いた。

 

 

―――――

 

 

 

 二度と足を踏み入れまいと誓った地を、自ら進んで目的地とした。

 フライアの力を借りれば、到着まで時間はそう掛からなかった。

車両でもって半日のところ、空中飛行による直線軌道は僅か一時間足らずという驚異的なスコアを叩き出した。

 

しかも、途中で何度か進路が逸れて、無駄な引き返しを挟んでうえ、でのことだ。仮に、運転手のフライアが、指示された通りの道筋を完璧に再現できていたなら、湯を沸かすより早く着いたに違いない。

 

 更に付け加えるなら、途中から降り出した雨も、移動速度を減じる要因となった。服が濡れるのを嫌ったフライアが、水滴を弾くためという余分な重力場を、終始頑なに維持したためである。

 

 リ・ラ・テルミヌス大尉は当初、これを甘えと断じ、「軍人たるもの、少々の降雨で動揺していかがしますか」と叱咤した。事実、雨脚はさほど強くなかったし、よしんば体温が低下しても、リバイブがいれば体調はどうにでもできる。

 

 だが、そのリバイブから「この移動速度だったら、たとえ一滴の雨粒でも眼球などの局部に当たれば重傷になり得る」との指摘を受け、すぐさま撤回した。

 怪我はすぐさま戻せるとはいっても、覚えた痛みは取り消せない。もし、フライアが制御を誤れば、想像を絶する大惨事になり得る。

 

 そういった諸々の事情込みで、大尉と部下二名からなる特務隊の面々が、テルミヌス公爵家跡地に辿り着いたのは午後三時頃。黒雲の濃さは一層増して、雨打つ音が鼓笛隊さながらになった時分だった。

 

 荒れ果てた庭園の中央部分、噴水前に三人は着地した。

 さっそく、ぬかるんだ泥の地面に足を取られたフライアが「うへっ」と情けない悲鳴を漏らす。

 

「もうやだぁ。私こっからずっと浮いてく」

 

「我慢なさい。傘替わりに使うだけでも、目立ってしょうがないのですから」

 

 呆れたことに、降りてからなお引き続き、フライアは重力の傘を展開していた。三人を中心として、円柱状の不思議な晴れ間が広がっている。しかもその円柱は、歩行に伴って移動した。

 

「無駄に汎用性高いわよね、フライアのそれって」

 

 三人連れ立って、本館跡に向かう道すがら、リバイブが極めて投げやりな口調で言った。他にもっと指摘したいことはあるけれども、どうにも気が乗らない――そんな風。

 

「そうかな。アクセルもたぶん、同じことできるんじゃない?」

 特務隊最年少の少女は、滅多にみられない謙遜をした。これもやはり、本当はえっへんと胸を張りたいけれども、なんでか興が乗らない――そんな感じ。

 

「以前、その現場に遭遇いたしましたが、ろくなものではございませんでしてよ」

 頭上で、綺麗なアーチを描いて方々へ飛んでいく雨粒を見上げながら、大尉は答えた。

 フライアの造る重力場なら、このようなシャワー程度で済むが、アクセルのそれは悲惨なものだった。

 無数の雨粒に対し、加速度変化をそれぞれ適切に調整するのが面倒だったらしく、いい加減な値を入れて返した結果、全方位に向けて殺傷力を持った水弾を連射する機関砲の誕生に至る。

 

 怪我人が出る前に、電撃による処置が間に合って良かった。金輪際するなと厳命したが、まさか今日はやっていまい。

 

「まぁ、レーダがいるなら大丈夫でしょう……たぶん」

 

「どうだろ。苦手だったもんなぁ、雨」

 

 先を行く少女二人が交わす雑談を耳にして、大尉は自然と頬を緩めた。

 任務や所用において、隊を二つに分けることは常だが、その度に彼女らのこういった――その場にいないメンバーについての話を聞ける。

 

 その内訳は愚痴が三割、やっかみが三割、賞賛が三割といったところか。残りの一割は……まぁ、その他でまとめておこう。

 

「アクセルとレーダに、早く会いたいですか?」

 

 ふと思い立って、少女らに問いかける。さっそくフライアが勢いよく振り返って、「うん!」と大声で首肯した。

 

「とにかく心配だから! 大尉がいないと、二人とも何しでかすか分かんないし」

 

「そればっかりは同感」 

リバイブも、前方の廃墟を見上げながら言った。「まさかこれ、あいつらの仕業ってんじゃないでしょうね」

 

「この屋敷が倒壊したのは、革命戦時の折りにですわ。辺りの植生から見て、長い年月が経っていることは窺えますでしょう」

 

「分かっているわそんなの。冗談よ。……けど、姉さま」

 

 瓦礫と雑草だけが覆う、荒廃しきった跡地。しずしずと降り注ぐ雨を遮るものはほとんどなく、付近には小規模の川が幾筋も生まれている。

 

「こんなところに、本当に二人がいるの? なにも姉さまの言葉を疑うってわけじゃないけれど、何の用事があったらこの廃墟へ来るのよ」

 

 真っ当な疑問をぶつけられ、大尉はしばし返答を迷った。

 ジェパード准将との通信内容は、リバイブとフライア両名ともに、一切明かしていない。ここへ飛んできた理由は単に「特務隊全員の合流のため」としか伝えていなかった。

 

 しかし、この惨状を目の当たりにしてしまえば、それが説得力を大いに欠くのは明白である。果たしてどう誤魔化したものか。

 

 熟考の末に、大尉は言った。

 

「こういった緊急時に備え、准将閣下と取り決めを交わしていましたの。わたくしに何か変事があれば、ここへ隊員を避難、および隠匿するようにと」

 

 口から出まかせの言い訳だったが、二人は比較的素直に聞き入れてくれた。

 

「あのスケベオジサンが……ね。にわかには信じがたいけれど……。ま、確かに作戦としては上々かもしれない」

 

「それで、結局どこにいるの? レーダなら、私たちが来たのなんて、とっくに気づいてるはずだよ」

 

 フライアのこの指摘は、唯一事情を与り知る大尉からすると、心胆を寒からしめるものだった。

 彼女の言う通り、レーダは大尉たちの到着を必ず察知している。にもかかわらず、めぼしい反応はいまだに無い。現状、周りで動いているものといえば雨によって生じた、せせらぎ程度だ。

 

 待ち伏せ、計略、罠といった不穏な単語が脳内を飛び交う。

 通信の終わり際の准将の話しぶりも、それらの推測を強く補強していた。彼は確実に、ここで何かを企んでいる。

特務隊を――というよりリ・ラ・テルミヌス大尉を破滅させるような、何かを。

 

「しばらく、ここで待機していなさい。わたくしが先遣として、様子を探って参ります」

 

 吹き曝しで、雨の降りしきる中での命令である。少女二人はすぐさま非難の声を上げたが、何度かの言い合いの後、最終的には半ば力尽くで黙らせた。

 

 仲良くおでこを押さえてうずくまる二人をしり目に、大尉は邸宅内へと歩を進めた。目指すはかつて正面玄関のあった地点だ。

 

 懐かしきエンブレムの刻まれた支柱、その元に目を下ろせば、すぐさま異変は見つかった。

 石畳の一枚に、右手のひらの痕跡が、べっとり型取られていた。雨によって湿った砂埃によるものだろう。

 

 大抵の人から見れば、何と言うことは無い汚れだったが、その模様が真に意味するところを大尉は了知していた。

 地下階段へ繋がるゲートを、直近で何者かが操作している。

 

 厭な予感が、背筋をじわじわとせり上がってくる。この邸宅の地下に広がる空間、すなわち実験場の存在を知る人物は、大尉の知る限り、現在たった一人しかいない。

 

 ジェパード・ブライト准将。革命戦に際して、反王宮側に着いた彼は、大軍を率いてテルミヌス公爵の一派を攻め滅ぼした。この時、テルミヌスの穢れた歴史の数々は、彼の知るところとなっている。

 

 しかし本当に彼が? 確固たる物証を目にした今となっても、受け入れがたい。

 大尉にとって、ジェパード准将は間違っても味方ではないが、決して敵でもない人物だった。

 自分と同じよう、彼はテルミヌスを、ひいては貴族的な思想そのものを激しく憎んでいる。父親であるブライト男爵を討ち、その成果をもって現エルヴァンディア軍の将軍という地位に就いた。

 

 互いに相容れることはないが、信念の源流を一つとする身。そういった風に彼を評していた。

 だが、特務隊のパーティキュレータ二人を拉致し、よりにもよってこの地を訪れるなど、それを真っ向から否定して余りある行為だ。

 

「ガルシア……」

 

 そういった矛盾を、一言で解決してくれる魔法の言葉を大尉は唱えた。

 仮に、父さまが生きていらっしゃるならば、准将のふざけた態度にも説明がつく。

 可能性は様々考えられるが……例えば、父さまの戦力に対抗すべく、パーティキュレータを味方に引き入れたとか。……とはいえ、これは通信した内容と適合しないか?

 

 分からない。結論が出ない。だが、これ以上時間を浪費するのは下策だ。

 大尉は一度深呼吸を挟むと、石畳を押し込んだ。たちまち震動が沸き起こって、地下への入り口が開かれる。

 

 黒炭を溶かし込んだような、深い闇が覗く。その凍てつく寒々しさから、しかし目を逸らさず、大尉は地の底へと歩を進めた。

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