22/7 時計の時間   作:友だち

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グループステージ第二節
グループステージ第二戦


第2戦が始まった。紡久が選んだ今回のスタメンは次の通り。

 

GK 丸山あかね

DF 若泉月渚

   佐藤麗華

   立川絢香

   柊つぼみ

MF 蓮沼巴

   藤間桜

   五十嵐真紀

FW 神木みかみ

   森鈴音

   東條悠希

 

 前回と違うのは、紫苑→鈴音という部分のみ。

 

 紡久は三日で、多くの練習をした。鳥かごを始め、様々なパス練習。対人も適度にしつつ、主に攻撃の練習をした。

 

 試合終盤、ビルドアップが全くできず、殆どがロングボールになってしまった課題があった。

 

 センターフォワードがニコルならば一つの手かもしれないが、前線は悠希だ。一旦ボールを預けて、攻撃の上がりを待つポストプレーはあまり期待できない。

 

 しっかりとボールを繋ぎ、ゴールを奪う。フォワードの技術任せな、適当なクリアにも似たロングボールは許さない。

 

都「さあ。今度も頼むで!」

 

巴「はい! しっかりと走り回ってチームに貢献します!」

 

桜「紫苑ちゃんもまた今度出番があると思うよ」

 

紫苑「そうですかね……」

 

悠希「また二人で点取ろうな」

 

鈴音「そうですわね」

 

 敵チームの名前はSANZYU(サンジュ)という名前だ。メンバーはどうやら30人近くいるらしい。5人ではない。

 

 第2戦だ。相手は第一戦では負けてしまったようだ。それも1−4とかなりの大敗。この大会ではグループステージ2位まで決勝トーナメントへ進むことができる。この試合に負けてしまったら厳しくなってしまうので、相手にとってはすでに崖っぷちと言えるかもしれない。

 

 さあキックオフ。

 

 相手のボール。敵もボールを持ちたいタイプのようだ。スリーバックになってビルドアップを始めている。

 

 こっちも3トップなので、数的同数かと思えばそうではない。ボランチ二人がセンターバックのパスコースにいるので5−3の数的不利が生まれる。

 

 もちろん紡久は、真紀と桜にボランチをマークをしろと指示をした。これで5−5となる。しかし、センターバックにはもう一つのパスコースがあった。

 

 相手のフォーメーションは3−4−3。中盤の4枚はフラット型だ。4のサイド二人がサイドに張っているので、そこにセンターバックが出すことができる。

 

 ではナナニジのサイドバック二人はそこの2人に行けないのか。いや、行かせる。基本的に相手の3トップを前線に張らせているので、ナナニジの4バックが後ろに貼り付けられる形になる。

 

 しかし、紡久はそうはさせない。相手は3トップとサイドハーフで5トップとなる。そこに、ボールがあるサイドから一人ずつマンマークをさせる。遠いサイドの一人は一旦無視をさせる。

 

 相手の真ん中のセンターバックが、右のセンターバックにパスを出した。

 

紡久「スライドーーーー!」

 

 紡久のその言葉とともに、つぼみがサンジュの右IHへプレスをかける。そこから絢香、麗華、月渚はつぼみに合わせて横移動。すなわちスライドをして、相手の前線に一人ずつマークをしていく。

 

 相手の右センターバックが右のサイドハーフへボールが出る。つぼみは後ろから敵にぶつかり、ボールに向かって足を出した。

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