レグルスの初恋の人脳破壊TS転生者概念 作:ノミの心臓
レグルスくん可愛いヤッター派閥をここに設立します。
絶対に、何があろうと自分の価値を担保して認めてくれる存在が居たら自己肯定感実は激低いノミ以下も人間未満程度には成れると思うんですよね!!!
筆者「おっ、ルーキー20位か。やったな! ほーれ、もっと見ろぉ! レグルス派よ、もっと感染したまえ」
筆者「ん??? ルーキーからなくなってるやんけ! くそぉ! おのれアンチレグルス派めぇ!」
筆者「ふぁ!? 日刊8位やんけ! Yeah!!!!!!!」
緑に包まれた自然のさざなみが耳に届く。
悪くない風だ。
清涼な風が森の中を駆け抜け、僅かに髪を揺らして木漏れ日に温まった身体を心地の良い温度に冷やしてくれる。
穏やかに目を閉じ、筆者のクソみたいな思想が詰まった本の内容を整理する。
どうして僕がこんなボロ切れに脳みそを使う羽目になる。僕は筆者の思想の話なんて聞いてない。僕はただ平穏に静かに妻と暮らすための知恵を求めているだけだ。恥ずかしげもなくしっぽを巻いて逃げ出した肉女を今度こそ肉片も残らないようにしたいだけ。なのになぜ高い金まで払って筆者の気持ちの悪い親ルグニカ思想なんてものを読ませられないといけない。厚かましく自分の知識をひけらかして評価を得ようとする強欲で蒙昧なクズどもが。まともに使えそうな知恵なんて2割もないのに良くもまぁ《魔女教の勢力図に対する考察とルグニカ親竜国との相関性》なんて大層なご題目をつけられたものだ。恥ずかしくないのか? 猿ですらもう少しまともな文章を書けそうだ。こんなゴミに値段を付けて売るなんて正気の沙汰じゃない。こんなものを売る店主も店主だ。これは妻と細々と平凡な暮らしをしている無欲な僕たちの財産権の侵害だ。僕たちの権利を侵害するってことは僕たち夫婦を下に見てるってことだろう? ふざけるなよ。大方ゴミを売り付けて僕たち夫婦を馬鹿にして悠々自適に良い暮らしなんて強欲な真似をしているんだろうが。そんなの人としてどうかしてる。人未満だ。僕はか弱くてちっぽけであることを自覚しているけど、そんな僕から、僕たちから数少ない私財を騙し取ろうだなんて__それは如何に無欲な僕でも許せないなぁ。
訂正。全く穏やかに目を閉じてなど居なかった。眉間には血管が浮き出そうになっており、ピキピキと擬音語が聞こえそうだ。
出版元の名前がここからそう遠くないヴォラキア帝国のとある都市であることを確認した後、即座に丁寧に装丁された厚めの書籍を握り潰す。パラパラとハンモックから本だった物を撒き散らして、そして植物で覆われた地面を歩く音が聞こえてきた。
「ねーレーくん! 暇でしょ暇だよねうんうん暇だって私わかってるよだって何もしてないもんね」
一言でそう言い切った笑顔の最愛の人__ユノ・コルニアスを面倒くさそうに顔を歪める白髪の男。何かを払う動作をしている右手のほかに、妻によって作られた特製スムージーが握られている。
「あのさあ。親しき仲にも礼儀ありって言葉があると思うんだよね。たとえ本当に僕が何もしていなかったとしても、もう少し言い方というか礼儀を考えた方がいいんじゃないかな。前にも言ったと思うけど、それは君の価値を下げてしまう勿体ない行為だ。人との対話を諦めない君だからこそしっかりしておくべきだと僕は思う。僕の感覚としてはいまいちピンとは来ないけど、でもそんな優しいところも僕は愛しているからね。人間誰しも欠点は持つ。それは僕でさえ例外じゃない。大事なのはその欠点をどう改善するのか、どう対外的に取り繕っていくかだ。慎ましやかだった頃の君をもう少しだけ思い出して欲しいところではあるけど、でも結婚というのはそういうものだとわかっているからね。文句は言わないさ」
「むー、文句たらたらじゃんねー。あーやだやだ。でねー? ちょっとお願いがあるんだけどさ!」
むっ。と形の良い頬を膨らませたかと思えば、何度か見た覚えのある表情になる。何も考えていない、好奇心のみで動いているときの顔だ。
それにレグルスは怪訝な顔を崩さない。
「君がそういうことを言うときは大抵ろくな事がない。前回は何だったか? プラズマと言ったかな? 蒼白い雷鳴が僕の手の中で暴れるし、前々回は僕たちの周辺の森がごっそり吹き飛んだことを忘れていないよ。前もって断っておいたけど、一応君のお願いを聞いておこうか。対話もせずに一方的に却下するのも夫として恥ずべき姿だからね。で、どうしたのかな?」
「レーくんのビタロックで高速で空飛ぶ方法が思いついたんだけどね!」
「もう聞きたくないここら辺でこの話は終わりだビタロックって前々回の力を溜め込むやつだろうが何回同じミスを繰り返すつもりなんだい君は! 馬鹿なのかな!? いいやこと実験に限っては君は理性のタガが外れるからねえ! どんな人が相手であれ心遣いを欠かさないようにしている僕だけど、ここは敢えて言葉を飾らずに率直に言わせてもらうよ。君は馬鹿だよ! あれは本当に危険だということがわかってないよねぇ! 予測不能の災害みたいなものをどうしてわざわざ僕が引き起こさないといけないんだ」
前々回の”獅子の心臓”の実験。
ユノは前世で遊んだとある伝説のゲームから着想を得て、時間停止の新たな使い方をレグルスに伝えた。その力の応用でレグルスは宙に立って、歩けるようになったがその際の被害は凄まじかった。
実験の一環で、己の肉体が時間停止している物理法則を越えた状態。その状態で、ユノ曰く”ビタロック”と言われる力の使い方をした大木に軽く触った。このとき軽くバチッと弾かれたのは時間停止してるレグルスにとって初めての経験だった。
問題はここからだった。”ビタロック”の時間停止が解けた瞬間にまるで10tの爆弾でも爆発したかのような衝撃が走り、大木を中心としたそこそこの規模のクレーターが出来上がったのだ。
念の為お互いに2秒だけ時間停止していたので怪我はなかったが、このとき爆速で1kmちょっと吹き飛ばされたレグルスは普通に失神しそうになったので軽くトラウマである。
ぶっ飛びながら隣で笑うユノにブチギレたのは言うまでもない。
ユノ曰く時間停止状態の全ての抵抗を無視できる状態で、時が止まった不変であるはずの大木を触ったことで矛盾が発生。
”ビタロック”式の時間の止め方が悪さをしたらしい。とりあえずレグルスはよほどの事がない限り”ビタロック”の時間停止はやらないことに決めた。
「むー。無敵だから実験し放題なのに……まぁ危ないしね。仕方ないかー。あ、そうそう! そろそろ私も働きに出るときが来たっぽい」
無念そうに口をすぼめるユノ。レグルスの中では一応分類としては思慮深いに入っていたユノだったが、この件で一気に見直された。できることならできるだけやってしまうのがこの女なのだと。
その危機感がレグルスをさらに安定させているのは偶然の産物である。
「働きに出る? 僕たちは別に食事を摂る必要もないだろうに。君も中々に酔狂だね。もちろん健康な精神で居るためには社会に参加しなければならないという一般的価値観は知っているけど、僕たちの力を考えるとその尺度は正しくないんじゃないかい?」
「結婚してからもう結構経ってるでしょ? 色々料理作ったり、今レー君が飲んでるそれ作ったり、日用品を買ったりして貯蓄がもうない! というわけでヴォラキアかルグニカかどっちかで就職します! 私! 森の中もそろそろ飽きたでしょ? レーくんも」
「花嫁がそこまで言うなら、家長として認めないわけにも行かないか。良いよ。ただ__」
「わかってる。ルグニカはカペラが居るかもしれないもんね。逆に潰しにいくのもありか……? この恨み晴らさないでおくべきか!」
「ストップだ。ヴォラキアにしよう。ルグニカだと別行動もそこそこ危ないしね。それについさっきヴォラキアでやることを思い出した」
僕は僕たちに許された僕たちの権利を侵害する何者も許さない。
原作読んでねーからよ。二次創作でとりあえず補完するしかないンゴねぇ。
そろそろ読もうと思いますマジで。ヴォラキアならエキドナの……なんだっけ。なんかそんな感じのやつと絡めたりもできそうなイメージ。
もしも次投稿されたときは筆者がリゼロを読んだりアニメ見たりして余韻に浸ったあとだ。
ちなみにプラズマは刃牙のダイヤモンドと同じ仕組みです。時間停止による何者にも邪魔されない不変のベクトルで手の中に空気を圧縮し続けることで__
セロリ「呼んだかよォ、三下ァ。グダグダうるせェな。お前も愉快なオブジェになりたいみてェだな。圧縮、圧縮ゥ、大気を(以下略」
こういう仕組みです。
筆者の好きなキャラは今この場すぐ出るのだと一方通行、レグルス、球磨川禊、味山只人です。白髪キャラ好きなんか俺。
皆もレグルス二次創作、書こう!