ちゃんと地盤を作るまで仲間に黙って異世界へ行くことにした。
なんせ、彼らは地球とは相性がいいとは思えないから。
地球は彼が生きていた故郷。
※アニメ一期、二期のみの知識しかありません。
解釈の程度は低いです。
転スラで現代地球で転スラキャラが暴れるの文字を見かけて、猛烈に書きたくなりました
リムル・テンペスト。
彼はとうとうやり遂げた。
地球への繋がりを、つなげた。
かなり時間がかかったが、ついにだ。
その日、リムルは開通式をする前に先に地球の様子を見るために一人で活動する。
バレるとあれやこれやと騒がしくなるからだ。
リムルは帽子を深く被り、目立つだろう髪色を隠す。
元は地球人。
髪色さえ隠せば紛れることなど朝飯前だ。
鼻歌が自ずと出てくる。
曲名はさながら、再会。
ピッタリだ。
穴が空いたようなブラックホールを彷彿とさせる異世界のゲートを通る。
内なるナビゲーターにも何度も確認して、安全は一応確保されていた。
「よし、地球へ行くぞー」
スキップをしながら穴を通る。
「ふっふっふ。この日のために俺は、がんばってきたんだ。あの漫画の続編、アニメ化した小説。好きなだけ呼んでやる!」
リムルは一国の主。
たくさんの部下達がいるが、どいつもこいつも、我慢というものを知らないので、連れていけやしない。
とんでもない。
ゲートを潜ると、やがて、地球の太陽と久々に会う。
──ドカーン!
「そうそう、ドカーンと歓迎の大砲、を……?」
ゲートを潜って直ぐに聞こえた、地球からすれば耳慣れぬ音に男は、音が聞こえた方向に目を反射的に向ける。
「は?え?嘘だろ!?」
なんだか目に優しくない光景がある。
「げえええええ!な、な、なにやってんだよおおお!」
目が飛び出たのはスライムゆえのご愛嬌。
幸い、人がいないので目が飛び出たところは見られなかった。
幸いじゃないのは、ソウエイ達が黒服を着た地球人だろう大人を人外宜しく、持ち上げているから。
なんちゅーことを。
「や、やめろやめろ!お前達なにやってんだぁ!」
リムルが主らしく、一喝しつつ近づけば、気付いていたらしくニコッとした。
やっていることと違う表情を浮かべる。
「リムル様!お待ちしておりました。少しお待ち下さい。いきなり武力行使してきたこいつらを片付けて直ぐにそちらへまいりますので!」
望んでない、望んでないぞぉ。
「おれの最初の一歩を挫くなぁ!!今直ぐこっちへこい!」
ベニマルが黒服の男を乱暴に放り投げ、疾風のようにこちらへ来て、服従の証である姿勢になる。
もう手遅れだ。
「あれ?これ、おれ、まるで魔王じゃないか?」
しかし、リムルは自他共に、世界にも認められた正式な魔王。
だが、言いたいことはそうじゃない。
地球で魔王は不味い。
どんなに説明しても悪い方に取られるシチュエーション。
既に攻撃してしまっている以上、リムルは魔王として対応して、苦心しながらも地球を歩まねばならなくなったことを悟り、絶望に青い体ながら、白い肌を持つ人肌を青く染める。
「だれか夢だと言ってくれえええっ」
リムル・テンペスト。
この世界でも、どうやら魔王を名乗ることになりそうだ。
リム「お前らやってくれたなぁ」
ランガ「主!あの高い大きな丸いものを転がしていいですか!?」
リム「ダメだダメだっ。あれがなくなったらどうテレビ会社に詫びることになる」
シオン「リムル様!あれを切ってみたいです!あれはお菓子ですよね?」
リム「あれはお菓子会社のビルで、菓子じゃない!切るな!」
大賢者「告。今ある戦力でこの国の覇権を可能にする時間を計算します」
リム「しなくていいから!覇権もしないからっ」
シュナ「あらあら、皆さん、リムル様が困っているでしょう」
リム「シュ、シュナぁ。お前が最後のとり」
シュナ「こういうときは静かにことをなし、全てが終わった後でリムル様に差し出すのが真の忠誠というものです」
リム「シュナータス、お前もか〜!」