【完結】ごきげんよう、オレは海軍〝大佐〟のフルボディだ。 作:SUN'S
ワノ国にて〝太陽の神〟の能力を覚醒させたルフィにオレとジャンゴは敗北し、百獣海賊団の逮捕には成功したものの完全勝利とは言い難い気持ちでマリンフォードに帰っている途中、沢山の魚影や船艦を引き連れたホーディに出会った。
「ジャハハハハッ!!辛気臭い奴らに別れの挨拶をしに来てやったぜ!!」
「ホーディじゃねえか、どうした?」
「別れの挨拶?」
「とうとうオレの悪運も尽きるが、お前らに出会えた奇跡に感謝を伝える。ありがとう、人間の友達!お前達の事は絶対に忘れねえ…!」
なにやら感動的な事を叫ぶホーディにアイボリーや他の部下達は涙を流す……こともなく、ほんとうに困惑した様子で海面に浮かぶホーディを見下ろしている。しかもアイボリーに至っては侮蔑の眼差しを向けている。
……そういえば魚人島でホーディの嫁さんに会ってるんだったな。
そんなことを考えながらジャンゴに視線を移すと艦隊や魚影を見て、それはもう見事なエネル顔を披露している。
「コイツ、
その言葉の意味を察したのはオレだけだが、なんとなく雰囲気を察した女性海兵は更に侮蔑の眼差しを強め、ガープ中将には劣るが中々のコントロールで砲弾を投げつけていく。
「死ね!浮気者は死ね!」
「責任は果たしなさい!」
「不倫は悪い文明でしょう!」
そう言って騒ぐ女性海兵とは裏腹に咽び泣く男性海兵にオレとジャンゴは困惑する。いや、まあ、ホーディがモテるのは仕方ないことだろうと思うぞ?と言えば更に号泣し、ジャンゴも「性格はドブカスだが、大海原みたいに懐は深いからな」と言う。
「ホーディ、逃げるのはダメじゃないのか?」
「ジャハハハハッ!!よく見やがれ、アイツら鎖や枷を持ってるんだぜ?あんだけ付けられたら、二度とステキな出会いが訪れねえじゃねえか!!」
「真性のクズですね、フルボディさん」
「アイボリー、オレは浮気しないぞ」
「知ってますよ?いつも一緒にいるんですから」
アイボリーの言葉にそれもそうかと納得し、強面には似つかわしくない爽やかな笑顔で海面を泳いでいくホーディに投げ縄のごとく鎖や首輪、手錠や網などが次々と投げ込まれる。
変態ゴリラにもモテる期間はあるんだな。
「しかし、次の仕事は誰だろうか」
「もう戦うこと考えんのかよ」
「そんなの当たり前だろう。こんな退屈しない世界、面白可笑しく生きてこそだ」
「確かに、そりゃあ言えてるな」
オレとジャンゴはニヤリと笑い、作中最強のカイドウを倒した事より、もはや原作の知識なんて無い未知の冒険や強敵の存在に楽しみを感じるのだった。
「総員、目指すのは〝麦わら〟のルフィだ!」
「「「はっ!」」」
オレとジャンゴの
ホントに、この世界は飽きないなァ…!
~FIN~
今回のお話で最終回です。
六ヶ月と二十六日間、ご愛読ありがとうございます!
私の書いてきた二次創作で最長の作品になり、未完にならずとても嬉しい気持ちです。まだ返信できていない感想には、ゆっくりと返信しますね。
今まで詠んでくれて、ありがとう!!!!