秘めたる想い・交わる心   作:Ciel@1999

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壱輝は、この前行った洞窟が気になり、再度行ってしまう、その途中で綾奈と出会い、洞窟で謎の欠片を見つける...そして後ろから音がして、振り返る、その先にいたものとは...!?


秘めたる想い・交わる心 Ⅶ

僕は思い出した、そうだ僕の親はガメラに殺されたんだ!ガメラ...ガメラァ!僕は...ガメラを絶対に許さない!

 

 

 

「ん...なんだったんだろう。」

 

 

 

僕は目が覚めた。

 

 

 

 

「なんか怖い夢見た気がする...気のせいかな?」

 

 

朝ご飯を食べ、身支度を済ませて家を出る。

 

 

 

 

今日も普通の1日だ。

 

 

何事もなく一日が終わった、みんな帰るか部活をしている。

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、この前行った洞窟はどうなっているんだろう。

 

 

 

 

 

 

「良し、行くか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は洞窟をめざして記憶を頼りに森の方へと歩いで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「こっちだったかな...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分歩いていると、洞窟に入ろうとしている綾奈さんを見つけた。

 

 

 

「綾奈さん、どうしてここに?」

 

 

 

 

 

 

 

「壱輝くんこそ、どうしてここに?」

 

 

 

僕と綾奈さんは、ライトをつけて木の扉を押し中に入り、石だらけで不安定な足場を歩いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここに来るのは2回目だけど、この雰囲気には中々慣れないなぁ...」

 

 

 

 

「私はもう慣れてきたかも」

 

 

 

そんなことを考えながら足を進めていると、一番奥に着いた。

 

 

 

 

 

 

 

「綾奈さん」

 

 

 

 

 

 

「うん、着いたみたい」

 

 

 

 

 

周辺をライトで照らしていると、残骸のようなものを見つけた、あれはなんだろう?

 

 

「あれはなんだろう...」

 

 

 

 

 

 

考えていると、綾奈さんが何か見つけたようだ。

 

 

 

 

 

「なにか見つけたの?」

 

 

 

どうやら足元にあったらしい。

 

 

 

「うん、見つけた、何かの欠片?みたいな」

 

 

 

 

 

綾奈さんは拾った深緑色の欠片を見せてくれた。

 

 

 

「あ、僕が着けてるアクセサリーと一緒だね」

 

 

僕は首元に着けているアクセサリーを綾奈さんにみせた。

 

 

 

 

「なんか、この2つ組み合わせられそうじゃない?」

 

 

 

綾奈さんが呟いた。

 

 

 

 

「確かに、組み合わさりそうだね」

 

 

 

僕は自分のペンダントと綾奈さんが拾った欠片を合わせた、なんとも不思議な形だ。

 

 

 

「何これ?、勾玉?」

 

 

 

 

「どうなんだろう...分からないや」

 

 

 

 

 

何なのか考えていると、勾玉?が光り出した。

 

 

 

 

 

 

「「!?」」

 

 

 

 

 

ドサッ パラパラ...

 

 

 

どこかで音がして、僕はライトで周辺を照らした。

 

 

 

 

 

 

 

ドサッ...ドサドサ...

 

 

 

 

 

 

後ろで音がした!...僕と綾奈さんは振り返り、ライトで後ろを照らした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「兄ちゃんばあ様に呼ばれて、何言われとんの?」

 

 

「あぁ?僧侶の心構えやないか?」

 

 

 

 

「そんなら僧侶なれへんの?」

 

 

 

 

 

「僧侶言うたらそりゃ御堂の事やろが。」

 

 

 

 

 

ばあちゃんが俺に向かって言う。

 

 

 

 

 

 

「柳星張のお守りをするんは守部の務め、次にあそこを守るんは叔母はいや」

 

 

 

 

 

 

「柳星張って一体なんなんや?」

 

 

 

 

 

前から気になっとったんよなぁ...柳星張、一体どんなもんなんやろか。

 

 

 

 

「儂が叔母はん程の時にな、大きな災い言うて聞かされてな、あれが蘇ったら、この世滅ぶ言うてな、そやけど、あの石動かん限り、そんな事起こらへんで」

 

 

 

 

ばあちゃん...あの石動いてもうた...

 

俺は、ばぁちゃんから顔を逸らした。

 

「江戸の終わり頃に、勧進相撲の相撲取りが来て、あの石持ち上げようとしたら、どねぇいしても動かんかった。」

 

 

 

 

「伯母はんがこの家積む時に、十束剣を持ちなはれ、剣は柳星張を封印する道具や」

 

 

 

 

 

俺はその夜、おばあちゃんの話を思い出しながら、ライトを持って、柳星張が眠っている洞窟へ向かった。

 

 

 

扉が開いてる!

 

 

 

俺は覚悟を決めて洞窟を進んで行った。

ヌチャヌチャ...

 

 

何か音が聞こえる。

 

 

 

数分歩いて着いた先には、比良坂と壱輝がいた、2人のそばに、謎の生物がいた。

 

 

 

 

 

まさか...生まれてもうたんか!

 

 

 

 

 

俺はライトで柳星張と思われる生き物をライトで照らしながら、2人に近づいた。

 

 

 

 

 

 

「やめて!」

 

 

 

 

 

 

 

「やめてくれ、怯えるから」

 

 

 

 

俺は震えた声で言った。

 

 

 

 

 

「生まれたんか」

 

 

 

 

「そいつがなんなんか、分かってるんか」

 

 

 

少し強ばった声で二人に言った。

 

 

「イリス...」

 

 

 

 

 

比良坂が言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?」

 

 

 

 

 

 

俺は一瞬戸惑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「決めた...イリス...この子は私と壱輝君で育てる、育てて...仇を取ってもらうから」

 

 

 

 

 

 

比良坂がそう言い、壱輝が頷いた。

 

 

 

 

 

 

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