天獅教テレサ・シンヴレス司祭は、自他ともに認める才媛である。
容姿端麗(自認)
才気煥発(自認)
性剛直にして上に逆らう(その上がアホばかりなのが悪い、主よ貴方は間違っています)

そんな彼女は『何故だか』上に煙たがれ、突如として僻地への赴任を命ぜられる。
そこは西の果て。東の武士たちより自治を勝ち取った、獣人たちの荘。

主の威徳など、決して届かない未開の地の一端へ招かれた彼女を待ち受けていたのは、二人の若き士。

灰色狼の頭と、英主たる資質を備えた小領主『ルフ』。
そして目のみが獣である一介の衛士『ラン』。

彼らとの問答の日々の裏で蠢く陰謀、思惑。
そこに巻き込まれた聖女は、いずれこう呼ばれることになる。

『北から来た白い魔女』
『獣憑きの謀主』

『灰狼の宰相』と――

※ちょっと前にカクヨムに投稿してた作品です
※元ネタが漏れててヤバかった箇所をゴリゴリ削って体裁を整えたものになっています
※一部表記・役職名を変更いたしました