テンプレ…まじで?(リメイクしてみた) ※現在このすば!編    作:onekou

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どうもonekouです。

イリヤの「やっちゃえばーさーかー(ゆらゆら」がものっそい可愛かった件について!




『stage15:やっちゃう!バーサーカー!!』

 

 

 私は今、病院に居る。

 ほんのさっきまでは路地裏に居た…らしい。

 

 らしいというのは、あまり記憶が無いからだ。

 

 今隣で居る少女、きれいなプラチナブロンドに紅い眼の自称魔法使い、だけど着ているのは白いセーターにジーンズ姿なコウジュ。彼女が発見してくれたらしく、路地裏の更に奥の方で私は倒れていたと教えてくれた。

 

 コウジュは私を発見してすぐに、治療(意識が朦朧としていたからよく覚えていない)をした後、救急車を呼んでくれたそうだ。

 

 コウジュは救急車が着いたからどこかに行こうとしていだが、救急隊員から事件の可能性が高いから一緒にきてほしいと言われていた。

 そして今、外傷はないが精神的に衰弱が見られる私に、念のため一日入院するようにとのことで宛がわれた部屋にコウジュと2人で居る。

 

 というか、室内のテレビでサッカーの中継を見ている。

 個室だから良いけど、かなり熱い応援の仕方だ。 

 ただ、行け、そこだという声にあわせて、ストレートパンチやフックを繰り出しているのが気になる。

 競技が違うんじゃないか?

 

 そんなコウジュをぼーっとみながら、どうして私がこうなっているのかを考える。

 

 話を聞くと、私は運良く家に帰れなかった次の日に発見されたらしい。

 だから私が覚えてる記憶は昨日のものということ。

 

 昨日の私も普段と別段変わり無い生活を送っていた。

 いつも通りに朝から自分が部長をつとめる弓道部の朝練をし、学校が始まり授業をうける。

 確か、珍しく衛宮が休んでるなと考えたっけ。

 そういえば、遠坂も休んでたな。

 真面目と優等生が同時に突然休む……。いや、考えすぎだな。

 そしていつも通りに学校が終われば再びの部活。

 やがてその部活も終わって、片付けをしていたらあいつが話しかけてきた。

 

 間桐慎二。

 

 何かと問題を起こすやつで、この間なんか新入部員をいびったりしていたいけすかないやつだ。

 妹の桜とは性格が天と地ほども違う。もちろん桜がいい方だからな?

 

 ともかく、その慎二が話しかけてきたんだ。

 最近何かと迷惑を掛けたから、何か奢る…と。

 あまりにも怪しい誘いにジト目になった私は何も悪くないはずだ。

 それでも、私は奢らせることにした。

 弓道部といえども体力は結構使うから、部活が終わってすぐはかなりお腹が空いていたりする。

 食い意地が張ってるとか思った奴は前に出ろ。撃ち抜いてやる。

 

 コホン…。

 

 それでまぁ、奢らせることが決まったから慎二と一緒に町に出た。

 本当に怪しかったんだが、最近は物騒だからって部活も早く終わってたからまだ辺りは明るいし変なこともできないだろうってタカをくくってたんだ。

 それで、普段から軽薄な行動が多いこともあるからだろうが中々に良い店へと案内してくれた。勿論色々奢らせたとも。

 

 問題はその帰りだ。

 逢魔が時。夜と夕方が混じったあやふやな時間。

 

 歩いていたら、横からトンっと慎二が押してきて私は路地裏に入ってしまった。

 もちろんすぐ戻ろうとした。

 けど、大通りから軽く押されただけなのに、すでに私は路地裏のさらに奥、人気などまったくない場所まで移動していた。

 ケラケラ笑う慎二がまだそこに居たから、よく分からないがこいつの仕業だろうと問い詰めようとしたんだが、とても長い紫髪の目隠しをした女が現れた。

 手には杭のような短剣を鎖でつないだ明らかに人を害するのが目的の武器を持っている。

 すぐに私は走って逃げた。

 幸いにも、この辺りの路地裏はそこまで大通りまでの距離があるわけでもないし、陸上部には負けるが走りもそれなりに自信がある。

 けど、どれだけ走っても、出口が見えるたびに紫の髪の女は絶対に出口の手前に居る。クスクスと笑いながら私を追いかけてくる。

 完全に篭の鳥状態だった。

 走って、走って、でもすぐに追い込まれて……。

 

 そして、最終的には首に噛みつかれて何かが一気に抜けていく感覚と共に私の意識は途絶えた。

 

 

 

 

 

 

「もう大丈夫なのですよ…」

 

 コウジュがいつのまにか私を撫でていた。

 なんで、と聞く必要はなかった。私は震えていたんだ。

 ははは、友達から男まさりだって言われる私がだ。

 

 でも、不思議と落ち着く。

 

 

 

 

 震えは気づけば止まっていた。

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 あの、思わず撫でちまったんですけどね…。

 この人お持ち帰りして良い? めちゃくちゃ可愛いのですよ?

 いや、不謹慎だとは思うんですけど、こう心の中からもどかしい気持ちが…。

 

 原作だと姉御肌な感じだったけど、今目の前で私に撫でられてる綾子は、ちょっとうつむいて、撫でられるのが恥ずかしいのか微妙に頬を赤くしているのです。

 だからと言って撫でられるのが嫌なわけではなく嬉しそうにはしているといった感じなのですよ。

 

 こ、これがギャップ萌えというものなのですね!

 

 ゲフンゲフン…。

 あ、綾子、恐ろしい子!!

 

 ああ、そういえばお互いをコウジュと綾子で呼ぶようになりました。

 特段何かがあったわけではないのですけどね。

 普通に話をしてたらそれなりに仲良くなって、お互いがそう呼んで欲しい…っていう風な流れなのです。

 綾子は最初、コウジュちゃんと呼んできたのですがそれだけは阻止したのです。

 

 呼び方だけであそこまでダメージを受けるとは……綾子、恐ろし(ry

 

 

 というか、いつになったら私は帰れるのですかね。

 第一発見者ではあるけど、すべてを話すわけにはいかないのでそろそろお暇したいのですよ。

 というか病院に居るとドキドキするので離れたいのです。

 あ、ご存知ですか? 病院に行くと血圧が上がるのは白衣症候群とか白衣高血圧とか言うらしいです。

 お医者さんに何か言われるかもって思ってしまうせいで血圧が上がるそうですね。

 私? 私は捕まったら解剖されそうなのでドキドキしているのです。ほら、実質UMAですから。

 

「あのさコウジュ、最初に会った時、魔法使いとか言ってたけど本当?」

 

 私がどうやって抜け出すか唸っていると、綾子がそう聞いてきた。

 その表情は何をどうすればいいのかわからない迷子の小犬みたいなのです。

 ふむ、すべてを話すわけにはいかないですが、当事者である綾子にはある程度話した方が良いですかね? 

 さすがにこのまま放置して、また襲われては後味が悪いどころの話ではないですし、もう関わってしまった以上、どうにかしたいのですよ。

 

「一応、マジなのです。厳密には魔法っぽいのをを使える…ですけどね。あ、ウィッチじゃなくてウィザードでよろしくお願いします?」

 

「え?」

 

「いや、気にしないでください」

 

 基本的に、チートボディな私にできないことはほとんどないのですが(割りとある気もする)、やはりこの見た目なら魔法使いが一番なのです。

 魔女っ娘ではないのです。

 悪魔でも……間違いました。あくまでも魔法使いなのです。不可能を可能にするという意味で。

 自分の能力に振り回されてますけどね。現在進行形で!

 とりあえず、型月さんの作品だから自称魔法使いをやってみたかっただけというのもあるんですけどね。

 

 そんな私を見て、なぜか納得したといった表情をする綾子。

 

「そっか…」

 

「えらく簡単に信じるのですね」

 

「いや、私を襲った奴も吸血鬼みたいだったし…。居ても変じゃないかなぁ…と」

 

 あー、ライダーさんの場合、確かに噛みつくことで吸うんでしたっけ。

 あ、でも吸うのは血じゃなくて生命力みたいなものだから吸生鬼? なんか違いますね、吸精鬼? 

 おっと、この字面はなんか危ないのです。

 

「ひょっとして綾子がやられたのって紫の髪のボディコン目隠し?」

 

「知ってるのかコウジュ!?」

 

 いや、私雷電じゃないのでそんなに詳しくないんですが、ある程度は言わないとダメでしょうね。当事者ですし。

 

「えっと…何から説明しようかな……」

 

 それから今この町で何が起きようとしているかを簡単に説明した。

 聖杯戦争、サーヴァント、7人のマスター、その一人が間桐慎二と件の紫おねーさん。

 

「コウジュも関係者なのか…?」

 

「まぁ、そんなとこなのです」

 

「でも、なんで…?」

 

「綾子に話したか…ですか?

 記憶を消すために、何故その必要があるかを知ってもらうためなのです。一般人に知られた場合、記憶を消すのではなく口封じに殺そうとする者も居るのですよ」

 

「……」

 

「だから……」

 

 思い浮かべるのは一本の長杖(ロッド)

 大鎌を思わせるフォルムを持ち命を刈り取る禍々しさを感じさせながらも清らかな白い刃を持つそれを取り出す。

 

「来るのです。ホワイトディザスター」

 

「それ…は…?」

 

「こいつは戒めを与えることができるものです。これで綾子の記憶にロックを掛けます。記憶を消しちゃうとどんな影響が出るかわかりませんから」

 

「コウジュに関する記憶もなくなるのか?」

 

「私はただの第一発見者になるのです。何かがあったはずだけど、何があったかまでは覚えてない、その程度まで記憶があやふやになると思います」

 

「そっか……」

 

「綾子…」

 

 何かを考え込むように俯く綾子に、私は声を掛けられません。

 むしろ、加害者側である私が声を掛けてはいけないのかもしれません。

 

 イリヤを助ける、ただそれだけを思ってこの聖杯戦争に参加しました。

 だから、私はそれ以外を無視してやっている部分もあります。

 物語の裏で、綾子のように被害にあっている人は居るのに、です。

 救いたい、とは思います。その為の力もあるのかもしれません。

 しかしその結果イリヤを救えなくなるなんてことになってしまうかもしれない、そう考えると怖いのです。

 

 よくある問答です。

 1の為に他を切り捨てるか、他を助けるために1を切り捨てるか。

 私は1を選びました。

 元一般人である私が出来ることなどそんなものだと、諦めているから。

 チート? 一度持てば分かりますよ。スペックが高くたって、中身が伴わなければ意味が無い。

 私には主人公補正なんてないのです。主人公は士郎ですから。

 

 私は、その陰でイリヤを助けるだけ。それだけ。

 だから綾子を守ることはできない。無かったことにするしか…。

 

 

 駄目ですね、今の私は何故か感情がむき出しになりやすい。

 今は綾子のことを考えなければ…。

 

 

「あーもう!! 止めた!」

 

「ぬぁ!?」

 

 俯いていた綾子は突然声を上げながら頭をガシガシと掻きました。

 思わず変な声を上げてしまたのですよ。

 

 そんな私を、手を留めた綾子は真っ直ぐ見る。

 その性根を現すように、本当に真っ直ぐな瞳で。

 

「コウジュ。やっぱり記憶を消すのは無しって訳にはいかないかな?」

 

「無し…ですか?」

 

「ああ。正直に言うと消したい記憶ではあるけどさ、無かったことにするのは何か違う気がするんだ」

 

「違う…?」

 

「えっと、口では言い表しにくいんだけど…。もう知ってしまったことを無かったことにするのは何か違うというか、やられたままは性に合わないというか…、はぁまったく、私は何が言いたいんだか…」

 

 正直な話、綾子が何を言いたいのかよくわかりません。

 でもどこかわかる気がします。

 いや、すこし違いますね。

 今まで言い訳して、自分の中にあるものを封じ込めて、自分に嘘をついて、イリヤを言い訳にしていたものが“ソレ”だっただけですね。

 

 何を小利口に纏まっていたのでしょうか私は。

 男であった時から、主人公に憧れはしませんでしたが誰かを助けるお助けキャラにはなりたいと思ってきたじゃないですか。

 

 折角のチートなんですから、限界なんて自分で決めずに脇役がはっちゃけたって構いませんよね?

 

 

「フフ、アハハハ! そう! そうですよね!!」

 

「な、なんだよ」

 

 突然笑い始めた私に、訝しんだ眼を向ける綾子。

 自分のことが笑われていると思ったのか、照れながら拗ねるというような器用なことをしています。

 

 でも違うのですよ綾子。あなたを笑いはしません。

 あなたはすごいですね。とっても眩しいのです。

 男であった()よりもすごいよ。

 いや、男だとか女だとか、そんな問題じゃないですかね。

 男らしい…と言うと怒られそうですが、カッコいいとは言わせてください。

 

 仮にも英霊として呼ばれたのなら、こんな情けないこと考えていないで原作ブレイクなりなんなりやっちゃいましょうか。

 

 なにせこの身は、神様見習い(仮)で、英霊(サーヴァント)で、宇宙を救ったガーディアンですから!

 

「ダメですよね。自分の気持ちを無かったことにしちゃダメですよね。綾子の言う通りなのです」

 

「あれ、解ってくれたのか?」

 

 拗ねていた綾子は、今度はきょとんとした顔をこちらに向けました。

 まぁ、さっきまでとは真逆のことを言っているようなものですからね。殺されるかもしれないなんて脅すようなことを言っておいて。

 

「綾子には負けました。完敗です完敗。さすが女の子にモテるだけはあるのですよ」

 

「何故それを知っている!?」

 

「まぁ、魔法使いですから」

 

「そんな個人情報を知る魔法はなんか嫌だ! ファンタジーじゃないことは分かったけど、夢を壊す発言だからな」

 

「おや、さり気に少女趣味だけど周りの視線もあってそれを前に出せない綾子は言うことが違うですね。夢を壊すですか」

 

「だから何故それを知っている!?」

 

「今度のはカマをかけただけですよ」

 

「……もうやだこの自称魔法使い」

 

 ああ、うん、これが私ですね。シリアスなんてごめんなのですよ。

 綾子には申し訳ないですが、元気も調子も出てきました。

 

 そんな綾子にお礼なのです。

 

 私はホワイトディザスターを手から消し、違うものを呼び出します。

 

「来い、クラッドバストーネ」

 

「今度のやつはきれいだな」

 

 長杖(ロッド)系の翼が生えた白いこの杖は、輝く光の力を増幅させて暗闇を撃ち抜く希望をくれると言われています。

 元々は課金アイテムだったのですが、以前倉庫内の物を整理していた時に見つけ、ゲームをやっている時は持っていなかったので覚えていました。

 

 綾子はこの杖から目が離せない様ですね。

 しかしそれも仕方ないでしょう。

 希望をくれるというその説明文に嘘偽りない神聖さをこの杖は放っていますから。

 

 かくいう私も、この杖も含めて各種武器を出すたびに目を奪われては確認作業の手を止めたものです。

 

「綾子、あなたの記憶を消すのは止めておきます」

 

「本当か!?」

 

 私の言葉に、飛び上るように喜ぶ綾子。

 その様子を見て、選択を間違えなかったことに私自身も嬉しくなります。

 もし記憶を消していたら、私は綾子の矜持を傷つけていましたね。

 

「ええ。でも流石に何も対処無しという訳にはいかないので、あなたに加護っぽいものを持っておいてもらおうと思います」

 

「ぽい?」

 

「ぽいものです。やるのは初めてなので」

 

「え」

 

 どことなく顔が引きつっているような気がしますが気のせいですね。

 そういうことにしておいて、私は杖を綾子に向けてやることをさっさとやることにします。

 

 先程私は綾子を見て眩しいと感じました。

 それはきっと綾子の在り方で、そしてその魂の輝きなのでしょう。

 そういえば男は夢見がちで女は現実主義なんて言われたりしますが、女の子化している今でも私はくっさいことを考えてしまうようです。

 だから私は、綾子の魂が曇ることなく、この先困難にぶち当たっても乗り越えられることを願います。

 綾子の未来が輝きに満ちて希望が多からんことを!

 

「ん? んん? 今コウジュが何かしたってことでいいのか?」

 

「はい、ちょっとしたお祈りなのですよ」

 

「魔法使いじゃなかったの?」

 

「実は神様見習いでもあるのですよ」

 

「何なのその滅茶苦茶な設定は…」

 

「ふふ、私自身も思うのですよ」

 

 ジト目をする綾子に、私は笑みを向ける。

 だって残念ながらほぼそうなのですから仕方がないのです。

 

「あ、あとこれ私の電話番号とアドレスなのです」

 

「急に現実的になった!?」

 

 存在はファンタジーでも今の時代は機械位は扱えないといけないと思うのですよ。

 あ、どこぞの紅いのに他意がある訳ではありませんよ?

 綾子がボソッと『遠坂にも見習わせたいよ…』なんて呟いてるのなんて聞こえませんとも。

 

 

「さて、私はもう行くのです」

 

「もう行くのかい?」

 

 綾子が無事だと知って、あのわかめが何かするかもしれませんからね。早めに調理…、もとい処理しなければいけません。

 あのわかめも被害者と言って良いのかもしれませんが、許してはおけないのです。

 偉い人は言いました。やられたらやり返す、倍返しだ!

 被害者は私じゃありませんが、まぁ誤差ですよ。

 

「やることが出来ましたから。思い立ったが吉日とも言いますからね。警察の人には申し訳ないのですが、もうそのレベルではないのですよ」

 

「そっか」

 

 綾子が少し寂しげにしますが、私は杖を倉庫に戻し出口へと向かいます。

 

「あ、そうだ」

 

「何ですか?」

 

 扉に手を掛けた私に、綾子が思い出したというように声を掛けてきました。

 聞くために振り向くと――。

 

 

「私も一発殴りたいから、残しといてね」

 

 とっっても良い笑顔で、綾子はそう言いました。

 

 

 うん、手を出す相手を間違えたのですよわかめ君。

 というかバレバレでしたか、綾子恐るべし。

 

 




イカがだったでしょうか?

あ、いや今イカ焼きが食べたい気分だったものでw


さておき、コウジュにもっと頑張ってもらうための理由となった今回。
やっぱりハッピーエンドが良いですよね!
自重なんてシマッチャオウネー。


P.S.
【朗報】美綴さんが主人公補正っぽい加護を獲得。

三咲町の幸薄そうな子からヘルプメールを貰って美綴りさんが乱入まで妄想した。

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