テンプレ…まじで?(リメイクしてみた) ※現在このすば!編    作:onekou

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やおやお!(錯乱
ゲフンゲフン、どうもonekouでございます。

遅くなって申し訳ありません。


『stage19:バーサーカーは見た?』

 

 

「おやおや、それは戦闘の意思有りと取っても良いってことかねぇ?」

 

 くふ、と漏れ出るように笑みを漏らすコウジュ。

 しかしその瞳は獰猛な肉食獣のようで、セイバーを見つめている。

 

「おかしなことを言う…。戦うことが運命(さだめ)の筈だが?」

 

「はっ、タイトル回収どうもありがとさん。けど、足手纏いが居て俺と戦えるかい?」

 

 そのコウジュの問いに、セイバーは無言で剣を構え直す。

 

 足手纏いとは間違いなく俺の事だろう。

 情けないことにそれは事実。俺にはサーヴァントの様な本物の英雄達と戦う術は無い。

 覚えている魔術も初歩の初歩だ。

 今の俺では何の役には立たない。

 

「はぁ…、ったく、何を情けない顔してるんだか…」

 

 コウジュが何故かこちらを見ていた。構えるセイバーを越えて、その後ろに居る俺をだ。

 その瞳には既に先程の獰猛さは無い。

 あえて言うなら、大人が子供を見るような、そんな目。

 

「士郎、良いことを教えてやるよ。とある英雄が言っていた言葉なんだが『英雄とは名詞ではなく動詞』なんだってさ。これを聞いたとき、俺もそう思ったよ。だから、折れないでくれよ?」

 

 そう言うと、コウジュは踵を返した。

 そのまま、背後にあった扉へと手を掛ける。

 

「待てバーサーカー! 何のつもりだ!」

 

「元々戦うつもりは無かったんよ俺は。ちょっと昂ぶっちゃったけど冷めちゃったしね。だから、もう俺を挑発はしなくても良いぜ?」

 

「…何のことですか?」

 

「流石は騎士。いや王様? まぁどちらにしろその間が物語ってるじゃん。とりあえず駆け引きが苦手なのは分かった」

 

 こちらも見ずに答えるコウジュだが、おそらく苦笑しているのだろう。

 

「騎士って言うのとは無縁だったからよく分かんないけど、そのあり方はカッコいいけど面倒そうだ。俺には無理だな、うん」

 

 それだけ言うと、コウジュは扉を潜りその姿を消した。

 不思議なことに扉が閉じた瞬間に気配が消えたことから何らかの魔術を使ったのかもしれない。

 

 それにしても、さっきの言葉は何だったのだろうか?

 コウジュとは敵対しており、実際に戦闘に至ったこともある。

 しかし、何故か俺は彼女を敵と認識できないで居た。

 容姿からして英雄らしからぬというのもあるだろうが、それとは別に何かが違うのだ。

 それに先程の言葉も、俺たちを敵として見ていないような…。

 勿論見下して眼中にないという意味ではない。

 

 そう、あれは何かを期待している…?

 

 はぁ駄目だ。分からない。

 ともかく、助かったのは確かなのだろう。

 おそらくだが、コウジュなら慎二たちを悪くは扱わないだろう。何故だかそんな気がする。

 

 いや、何を言ってるのだろうか俺は。

 メンタリストでもあるまいに、歴戦の戦士であろう存在の内心を感じたつもりになるだなんて。

 

 さておき、俺たちも帰ろうかとセイバーに声を掛けるため近づいていく。

 なんだろう。何か様子がおかしい。

 取り乱すほどではないが、何かに驚き動揺しているようだ。あのセイバーが、だ。

 

「どうしたんだ?」

 

 そっとしておくべきか悩むが、やはり気になり声を掛ける。

 だが、俺の声に反応することもなく何かぶつぶつと思案しているようだ。

 

「何故…知られてしまっている…?」

 

 そう呟くセイバーの声を何とか聞けたが、そこでセイバーがやっと気づいた。

 

「士郎、無事ですか?」

 

「いや、そっちこそ大丈夫なのか? 何だかかなり悩んでる様子だったけど」

 

「特に何も……、いや、これはあなたに話しておくべきことですね。一度屋敷に戻りましょう。少し気になることがあります」

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

「お待たせー。どんなかんじ?」

 

 持っていたネギをしまい込んだ後、氷塊を見つめているイリヤへと近付く。

 ネギ持ってるのにシリアスするのは疲れた。

 

「遅いわよ。さっきからひびが入り始めてるわ」

 

 マイルームへと戻ってきたわけだが、なんだか最近イリヤが冷たい。

 氷属性は白レンなんだよ。カラーは似てるけど、イリヤは天真爛漫が似合うよ。

 まぁ原因俺だけどもさ。

 

 さておき、凍らせたライダーをマイルームへと先に送っていたんだがもうすぐ解除されそうだ。

 普通なら捕獲なんてリスクのあることをするべきじゃないんだろうが、これも俺たちの目的のため。

 そしてハッピーエンドの為だ。

 

「ねぇ」

 

「はいな?」

 

 自分の中で決意を新たにしていると、イリヤがニヤニヤしながら声を掛けてきた。

 

 

「ちょっとあっちに行かない?」

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

「う、あ……」

 

 何かが砕ける音と共に、意識が覚醒する。

 アイマスク越しに、強い光が目に痛い。

 

「部屋? 私は…」

 

 まるで止まっていた時が突然動き始めたかのように記憶が飛んでいる。

 何故こんな場所に居る? バーサーカーとビルの上で戦っていたのではなかったか?

 周囲を確認する。

 下は畳。壁紙なども日本らしい落ち着いた趣。ですが置いてあるものは乱雑と言って良いほどに統一感が無い。

 抱えなければならないほど大きい人形のようなものがあると思えば、ただの段ボールのようなものが置いてあったり、鳥は放し飼いで、何かのモンスターを象ったものだと思われる像は無駄に威圧感を放ちながら壁際に安置されている。

 

 この捉えようのなさはどこかあのバーサーカーを思わせる。

 

「バーサーカー!?」

 

 そうだ彼女だ。

 彼女が現れてから全てが崩れた。

 だが、彼女は一体どこに…?

 

 どうやら自分は囚われているようだが、拘束は無く命の危険性は現状感じられない。

 気を抜けるわけではないが、行動指標もなくどうするべきか。

 

 

「イラッシャイ!」

 

「!?」

 

 突然響く声。

 反射的に釘剣を出して投擲……出ない!?

 手を振り出したはいいが、何故か自らの武器がいつものように出てくる気配が無い。

 

「ユガミネェナ! ユガミネェナ!」

 

 虚しく投げ出された腕を降ろし、声の発生源へと目を向ける。

 

「鳥?」

 

「鳥ちゃうし」

 

「っ!?」

 

 しゃべった!? 

 

 後方へと跳躍…するも背中が壁へとぶつかる。

 地味に痛いが、この鳥のようにしか見えない生物を警戒する。

 置かれた木の上に止まっている青い色を基調とした九官鳥の様な生物。

 首をキョロキョロと動かし、辺りを見ている。

 しかしその場からは動かず、よく見れば生物としてはどこか不自然だ。

 ゆっくりと近づき見てみればやはり、動物特有の無駄な多動など無く、決められてパターンをなぞるだけの置物だと分かる。

 

「イラッシャイ!」

 

 また鳥がしゃべった。

 だが、これはひょっとすると…、

 

「特定の言葉を繰り返しているだけ?」

 

「特定の言葉を繰り返しているだけ?」

 

「!?」

 

 思わず口に出ていた疑問を鳥に真似をされてしまう。

 とはいえ、これでこの鳥が聞いた言葉を真似する九官鳥に似せた置物だということが分かった。

 それから暫く聞いていると、やはり同じ言葉を繰り替えすばかり。

 最初のは偶々タイミングよく言っただけなのでしょう。

 

「…私は何を真剣に考えているのでしょうか」

 

 馬鹿らしい。何を真剣に考察しているのでしょうか。 

 いくらあのバーサーカーが規格外で理解しがたいとはいえ現実逃避などしている場合ではないというのに。

 

「私は何を真剣に考えているのでしょうか」

 

 また言葉を真似される。

 しかも変な言葉を覚えられてしまった。

 

 チラリと、改めて周囲を確認する。

 

「ふむ…」

 

 変な言葉を覚えられたままでは私の沽券に関わりますね。

 となれば、何かを言って上書きしてしまいましょうか。

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

「ふ、ふふっ、くっ、み、見なさいコウジュ。ライダーが可愛すぎるわ…。隠れて正解だったわね」

 

「いやまぁ可愛いとは思いますがね? ちょっと性質悪くない?」

 

 イリヤの提案により、ドアの向こうからライダーを見ている俺たち。

 態々『どこでもドア』で扉を別の場所に繋げ、その外から覗くことで空間として断絶していることを利用して気配を隠している。

 

 ライダーが今必死に話しかけている物の正体はマイルームグッズの一つ、『モトゥブパパガイ』だ。

 今のライダーのように暫く接すると簡単にわかるが、パパガイは聞いた言葉を覚えて繰り返す。

 大体は頻度の高い言葉なのだが、ちょくちょくそんなの関係ねぇと言わんばかりに微妙な言葉を覚える。

 

「あ、見て見て。自分が覚えてほしい言葉を覚えてくれなくてちょっと拗ねてる」

 

「…昨日どこかの誰かもやってたような…」

 

「何?」

 

「ナンデモアリマセン」

 

 ほほ笑むイリヤ(眼は笑ってない)から目を反らし、ライダーを再び見る。

 

 ライダーは徐々に楽しくなってきたのか、慎二の悪口だとか、どこぞの爺に対する愚痴だとか言い始めた。

 色々溜まってるんすねライダーさん。

 

 うん、でもなんだか懐かしいなぁ…。

 ゲームの時はオンラインで部屋に集まって馬鹿話をしたりしたなぁ。

 アウトな言葉は発言できないようになってたけどすり抜ける言葉が生まれていったりしてたし、パパガイテロも今となっては良い思い出だな。

 

「はぁ、センチメンタルになるのは合わねぇよな…」

 

「ん? 今何か言った?」

 

「いーや、ほらほらこのまま見てても仕方ないから入るよ。ノックノーック」

 

「あ、こら!」

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 突如ノックと共に入ってきたバーサーカーとそのマスター。

 入ってくる気配がした瞬間に離れたためバレてはいないと思うが、あとはこの鳥が余計なことをしゃべらなければ…。 

 

「そういや、自己紹介まだだったね、俺はコウジュ。んで、こっちが俺のマスターの…」

 

「イリヤよ」

 

 微妙に情けないことを考えていると、二人が自己紹介をしてきた。

 イリヤと名乗った少女は何故か不満気だが、バーサーカーは笑みを浮かべながら好意的に握手を求めてきた。

 しかし油断してはいけない。

 バーサーカーは慎二をどこかへやり――未だ令呪があることから命は無事だと思われるが――、私を拉致した。

 

 私の騎英の手綱(ベルレフォーン)を真正面から防ぐ宝具、底を見せない多彩さ、魔法をも思わせる強力さ、その根底は同じなのかもしれないが油断できないことは確かだ。

 サーヴァントは本来その知名度によって力が増減する。

 しかし全くの無名でありながらあれだけの力を行使するこの少女は計り知れない。

 

 私を拘束していないことから、もし私が何かをしても鎮圧できるということを現しているのだろう。

 おそらく、先程の釘剣が出せなかったのもその原因の一つ。

 

 一先ずは下手に出て様子見をするしかないのだろう。

 

「私は――」

 

「メデューサだろ」

 

「…!? どうして私の真名を!?」

 

 ニヤリとした笑みを浮かべながら私の真名を言うバーサーカー。

 何故知られた? 

 私の正体を知るための情報は何処にも無い筈。

 

「内緒~。あ、それからさ。この部屋ではあらゆる攻撃が許されないからそんなに身構えなくてもいいよ?」

 

 手玉に取られている。

 だが、絶望的なこの状況とはいえ私にはやらなければならないことが、やりたいことがある。

 だから隙を伺っていたのだが、その内心すらもさらりと読まれてしまった。

 

「こんな感じで…」

 

 徐にバーサーカーが剣を取り出しこちらへと投げてくる。

 愛剣が出せないため左手を犠牲に防ごうとするがその前に、私に当たる寸前でまるで見えない壁に当たるかのように剣は弾かれ床へと転がる。

 

「ね?」

 

「……」

 

「ちなみに、攻撃の意思が無いのなら武器を出したり振ったりできるけど、明確な攻撃意志があれば武器の取り出しすらできなくなったりします。そのほかでダメージを受けそうな場合は勝手にレジストされる。今みたいに」

 

「…分かりました」

 

「えっと、その、なんというか、だからここは物騒な話を抜きにして、腹を割って話したいんだ」

 

 たはは、と苦笑しながらそういうバーサーカー。

 その姿には先ほどまで私を手玉に取っていた雰囲気は無い。

 むしろその姿は戦闘などとは縁もない普通の少女のようだ。

 

「まず、俺はライダーの本来のマスターが間桐桜であることを知っている」

 

「馬鹿な…」

 

 唐突に切り出された言葉は、私が守るべき秘密。

 バーサーカーが事も無げにまた言うが、それこそ最も知られるわけにはいかなかった事。

 

「はぁ、ライダー。何故かとかどうやってとか考えてるのなら無駄よ」

 

 そう切り出したのはバーサーカーのマスター。

 やや疲れた表情で続ける。

 

「コウジュについて深く考えるのは建設的じゃないわ。あなたについて何故知ってるのかっていうのもね。疲れるだけよ」

 

「失敬な」

 

 自らのマスターに対し心外ですと反論するが、ギロリと睨まれすぐに縮こまってしまった。 

 なんだろう、この二人のやり取りを見ていると警戒している自分がとても滑稽に思えてきます。

 

 そんなわたしの雰囲気を察したのか、バーサーカーのマスターは続けた。

 

「はぁ…ってまた溜息が出ちゃった。さておき、警戒するのも馬鹿らしいから止めておく方が良いわ。端的に言えばコウジュの目的は間桐桜の救出よ」

 

「桜…の…?」

 

 恥も外聞もなく動揺してしまう。

 

 訳が分からない。

 桜を救う? 何故?

 それが本当なら確かに警戒する必要もなく、むしろこちらから手伝う。

 しかしその理由が思い浮かばない。故に信じられない。

 

 偽臣の書。

 あれの所為で私は慎二に従っては居ましたが、確かに私を召喚したのは桜です。

 そして私は個人的に桜へと好意を抱いている。

 あの子は私にどこか似ているのもあって放って置けないというのもありますが、私はあの子の運命を認めたくはない。あの子を取り巻く環境を許容することができない。

 しかし今の私はサーヴァントであり、桜との直接的なつながりを奪われている状態。

 生前からの儘ならない運命に憎しみすら覚えるが、抗うことすらできなかった。

 

 だから、聖杯など関係なく、ただただ願い続けたことを眼の前に提示され揺らいでしまった。

 

「それで、私の本来のマスターを救うというのは本当ですか?」

 

「モチのロン」

 

「古い」

 

「う、うるしゃい! うあ…、ひゃんじゃったじゃん……」

 

 何とか自分を取り戻し聞くも、真剣な表情でふざけるから事の真偽が掴めない。

 

「あの…」

 

 自分ながらとても不安げな言葉が出てしまった。

 

「ああ、ごめんなさい。私もこの子に聞いただけなんだけど、あなたの本来のマスターは間桐桜っていう子なんでしょ?」

 

「ひぇど、コホン……けど聖杯戦争自体には偽臣の書を使って慎二が参加。まあ、それは今はいっか…。とりあえず、問題は爺だな?

間桐臓硯、300年前のまとう家がまきり家で在った時から生きていて、虫と融合してまで命を永らえている老害。あいつをどうにかしないと、桜を救えない」

 

「確かに、それはそうですが…」

 

 本当にどこまで彼女は知っているのだろうか。

 今なら彼女が未来から来たと言っても信じられる。

 

 魔術師とは基本的にその成果を秘匿する。

 勿論、それは一般人に対してだけではなく、同じ魔術師たちに対してもそうだ。

 だから本来ここまでの情報を持っているバーサーカーは異常だ。

 しかもそのマスターの言い草では、バーサーカー本人がその情報を得ていたということになる。今見ている限りではそこに嘘は無いのであろう。偽る理由も思いつかない。

 

「全て知っているのですね…。一段と何故知っているのかを知りたくなりました」

 

「あきらめなさい」

 

「そ、そうですか……」

 

 遠い目をしたバーサーカーのマスターに気圧されてしまい、そんな言葉しか出なかった。

 あれは悟った目だった。

 確かに一つの境地だった。

 

「ライダーはどうしても桜を助けたいんだよな?」

 

「はい、勿論です」

 

 その問いには即答できる。

 

「じゃあ、桜を助けたら…仲間になってくれる? ああ、ちなみに桜が真のマスターのままってのはできないけど、事が終われば近くに居られるようにするから」

 

 仲間。

 これはまた私に似合わない言葉ですね。

 何を以て仲間とするのか、どこまで求められるのか、全くわかりませんがバーサーカーの瞳は本気だ。

 桜を救う自信があり、恐らく私がいなくてもことを成し遂げるであろう気概がうかがえる。

 

「それなら…構いません。私は命を賭してでも桜を助けたい」

 

「どんなこともする?」

 

「勿論です」

 

 本当に桜を助けてくれるなら、私は私の全てを掛けてあなたに協力しましょう。

 そこに否やはありません。

 

「え、まじで? 良いんすか?」

 

「自重」

 

「あい」

 

 

 だ、大丈夫なのでしょうか。少し不安になってきました。

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?

いつもながらシリアスしようとして結局できなかったであろう痕跡がそこら中にあるとおもいますが、今回無駄に時間かかりました。
理由は職場の勉強会の資料作ったり、SSの資料探しててそのまま違うSS読みに行ってしまったり、書き直したり、まぁ色々とありました…。ほんと申し訳ないです。

と、とりあえずライダーエロ可愛いよライダー!

たぶん、私のSSではイリヤから紛失した萌え成分はライダーに行ってると思います。

ちょっとでも可愛く書けていたら嬉しいです。

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