閑話らしく終末後の話です
山梨と岩手での結婚式を終え、そろそろ子供を…となった時にいい買い物をしました
そう、三宝荒神型ストーブを!
これを北上派出所の託児所と併設された孤児院の中。それも子供達が触らないように上手く位置を調整して設置した時、俺は閃いた!!
前世で東日本大震災に被災した際に停電し、ガスも使えない時にこういうタイプのストーブで煮炊きして寒さとこの状況を乗り切った事を。嫌な話だが大災害で家族を喪うのはつきもの。生き残った者達が肩を寄せ合う場所としての竈、ここなら竈の神と孤児の守護者ヘスティアの守護も得られるかもしれん、と
シスターミュウネキのメシアン被害者の孤児を集めた孤児院ならヘスティアとの相性も悪くないだろうし。うち、子供の状態に合わせて複数の孤児院あるんだよね
うちの守護天使レリーが守護する、シスターミュウネキが仁奈ちゃんの保護をきっかけに始める事にした派出所併設の第一孤児院
半終末になって子供の数が一気に増えたところにマリア観音への信仰により遂に顕現した地母神や慈母観音の性質を持ったマリア観音が守護する第二孤児院
メシアン被害者の中でも天使等にトラウマを持つ子供達を預かる鬼子母神の分霊(当然?どちらも使役者はシスターミュウネキだ)特別孤児院と。マリア観音は鬼子母神と同一視も一部ではされてるらしい
そんな話をしたらイオリンネキが「それなら売れるかもしれん。やってみろ、利益が出たら返してね」と組み上げ前から完成品まで複数台分買ってくれたよ。金出す案件なのを嗅ぎつけたとはいえ、いつも支援ありがとうございます。その時に生産元からこっち仕様の生産販売の許可とライセンス使用料金の話し合いもして来た。地元で頑張ってる水や氷を扱う黒札仲間の田舎ニキにもプラスになってほしいからね
結果イオリンネキへのストーブの借金を返し終わるまでストーブの利益は俺に入って来なくなったが大丈夫です
話は戻るが、ヘスティア由来として供物にする動物の脂を使って火を保てってのがあったので、インドから持ち帰った羊をはじめとする日本では忌避される他神話向けの動物の獣脂や、羊達を育てる異界で自然発生した覚醒食材の鹿の獣脂を纏めて専用の染料に混ぜて、ヘスティアを示す暖炉を意匠に使ってそれを燃焼筒に…
うん!上手くいかん!!分からないから人に聞くぞ!?分からないなら他人に聞く!猫又でも知ってるぞ!!
北上派出所内で助けを求めたら教授ネキとシキニャンネキ、意外なことにシスターミュウネキが来た。結婚式以来か
「先日の岩手での結婚式には出席いただきありがとうございます」
「いえ、こちらこそ名誉店長ネキの友人枠で呼んでいただきありがとうございます。結婚式と言えば山梨でショタおじに言葉で一撃入れるって言ってましたけどできました?」
「俺には無理でした。招待状持って行ったら泣きながら「前世から仲間や友人の結婚式に参加したこと無いからそういう形で結婚式の参加って初めてなんだ」って言われたら何もできません。式本番もちひろネキと一緒に泣いてたし」
「ちひろネキというか、アイマスの会で何度も名誉店長ネキの愚痴を聞かされてましたからね」
「その節は本当にご迷惑をおかけしました」
全力の土下座。謝意を示す以外俺には許されない
「で、助けを求められたのはこれですか?」
「ええ、このストーブをの改造です」
「匂いとしてももう少しっぽいけどどこがおかしいかな〜?」
「炉のマークの位置は中心より下の方がいいですね、それに…」
「塗料は大丈夫そうですね。あー、でも塗料の保護剤が…」
割と正解には近そうだがそれなりに酷い言われような気がする
「多分ここを治すのが良いかと」
皆に指摘されたところを修正してみたら…動いた!!
「うん、上手く行ったみたいだね〜」
「その建物の中心部に設置すれば起動すると建物全体に守護の結界を張れるようになってるわね。常に快適な温度になる効果もついてるわ」
「ありがとうございます。これを量産化出来るようにすれば」
「では孤児院がメインで設置するものですし、私がやってみますね」
完成品を比べると、ミュウネキが俺と同じ事をやってるのに明らかに俺のより質が良いんだが、何故だ?
「誰でも作れそうだけど、この違いは何だろう?」
「たしかになんででしょうね?」
「あー、分かった。この完成品二つとミュウネキにどこか似てる匂いがするから、本霊にヘスティアと繋がりがあるんじゃないかな?」
「仮にそうだとしても、この話は表に出すのは禁止ですね」
「…(実は本当に本霊なので触れられたくない)そういえば、お弁当ニキさんはどうしてこのストーブにこんな魔改造を施そうとしたのですか?お弁当ニキさんの子供達なら救護ネキに用意してもらった人魚ネキの結界の設置された病院で産むから母子共に無事に産まれるのは決まってますよね?」
「ヘスティアの領域なら子供を狙う変態悪魔であってもゼウスレベルでも手出し出来ないかもしれないって考えたのと…」
「考えたのと?」
「インドからの避難民の中に避難中に嫁子供や大切な人達と逸れてしまって、連れてこれた子供達だけでもと子供をここにおいて帰ってこなかった人達の子供達みたいな子供がこれから更に増えると感じたからですね」
「そういえばラクシャータさんも来た時は日本基準で子供でしたもんね。お父様も帰って来なかったですし」
「今だとヴァンツァーとナイトメアフレーム作ってヒャッハーしてるけどね。ナイトメアフレームは飛べる機体を作りたいのに三次元起動する為の適正がないと乗せれないから生産数が少ないって文句言ってたわよ」
「だったら空戦がメインになる機体より地上戦強いナイトメアフレームを開発するように言っておいて」
ラクシャータさんは無事に二種類とも開発を完了させ、現在ヴァンツァーはキャニオンクロウ隊と地獄の壁隊の2部隊を用意し防衛戦力として活用している。ガンハザードのように短時間だがホバリング可能にアップデートしてもらった
ちなみに飛べるタイプのナイトメアフレームは戦闘機のような三次元起動できる機体を操る適正がないと乗れないようになっている。黒札なら体が闘争を求めている奴らなら適正が無くともレベルの暴力とオカルト的才能により適性無視できるが、一般人には無理である。
「たしか飛び級で外国の大学に留学中にエジプト失陥して、きな臭くなって来てインドに戻ったらあの事件でしたっけ?」
「ええ、その時にギリギリ成人していたお兄さんとお兄さんの婚約者さんとお父さんと避難してきて、科学者のお母さんは逸れてしまったから探しに行くってお父さんは戻って行って、そのまま帰って来なかった」
「その留学中に仲の良かった人達ってどこに居ますか?場合によっては彼女に間に入ってもらって引っ張って来たい」
「多分無理ね。留学先のラボで"おやつに用意したプリンを毎回食われ、帰る日に仲間が用意してくれた特別なプリンもそいつに食われたからアイツは絶対に許さない"って言ってたもの」
「…多分ロイド伯爵とセシルさんですよね?」
「写真見せてもらったらそのままだったわ」
「お兄さんとお義姉さんにも似てるからかちょっと気にはしてたわよ。でも他で保護されてるみたいだから必要無いわね」
「じゃ不要ですね」
「そういえばさ〜、ヴァンツァーで思い出したんだけど、ホスピタルザクウォーリアを導入したら、警護と移動の足を兼任してヴァンツァーを同行させて展開するのはどうかな?」
「そいつは良いな。歩兵随伴運用でデータとってるマディオッターズと一緒に運用してみるか」
「インド避難民の医療従事者やラバセンニキの仕事の繋がりで来た人達の中に回復スキルが生えなかったけど戦場勤務を希望してる人達がいると聞いてますからその人達から選抜すると良いでしょうね」
「…さて」
柏手を一つ。皆セツニキと関わりがあるからこれで脱線から戻ってくれる
「教授ネキ、このストーブの量産化について意見はないか?」
「そうね…、…燃焼筒に刻む模様の形の絞りを入れてそこに塗料を流し込む形がベターかしら?固定の為に何を使うかが重要になるでしょうけど」
「…それをやってみるかな。…よし、加工の為の金型作りからやってみるか。上手く行けば他の機械の生産の為の金型造りにも応用できるぞ」
「そうね、早速やってみましょうか」
このストーブ無事に量産化し販売したらけっこう売れたとか何とか
後日このストーブで感謝のMAGを受けたヘスティア(ダン町仕様)が弱体化した
マリア観音
隠れ里での隠れキリシタンの信仰と言えばこれ。一部ではキリスト信仰に地母神信仰が混ざったものだとも言われています
派出所管内の隠れ里では天使が顕現した後に里に流れてきた隠れキリシタンには天使の存在は秘密にされていたので隠れ里の三分の二の家系がマリア観音のみに信仰を捧げていた
泣いたショタおじ
招待状を受け取った後チョロいな。と悪い顔していた
でも呼ばれたのは本当に嬉しかったらしいので、何年も愚痴につきあわされながらも無事に結婚出来た名誉店長ネキを見て喜びの涙を流すちひろネキと一緒に喜びの涙を流していた
シスターミュウネキだけ
この件で本霊がヘスティアなのが一部にバレた
この翌年北上派出所管内の黒札にベビーラッシュが始まり、子供が欲しくなったが、現地民や独身の黒札には散々セクハラを受けたので関係を持つのは嫌、既婚者で嫁含めて説得可能でそもそも自分や仁奈ちゃんに好意的な人物じゃないと…と条件をつけていたら、丁度いい所にお弁当ニキがいることに気がついて夫婦まとめて説得を狙いだすことに
特別なプリン
普通のプリンは何も考えずに食われていたが、最終日のセシルのお手製特別なプリンだけは最後にメシマズで入院した思い出を持って帰ってほしくないとわざと食べている。ラクシャータが出国したと連絡を受けてすぐに倒れ、三日入院した
ラクシャータの兄と兄嫁
ロイド伯爵とセシルに面影を感じる程度には似ている。兄は空戦可能なKMFの適正があり、ラクシャータの開発した機体のテストパイロットをしている
ヴァンツァー部隊
キャニオンクロウは初代フロントミッションの主人公の部隊。地獄の壁隊は同作の敵部隊から
マディオッターズは2作目の主人公の部隊名から
そっくりな現地民を何人か拾って来ている
一部の機体は時々明らかに何かが違う動きを見せる時がある