古代から生けし狐の大妖   作:紡縁永遠

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第八章 鬼の宴、風中の鬼の母
陽月の激怒


Side木槿

 

 「逃げろ椛、そして、守りきれ!」

 「父様!」

 「妖怪の山・ 白狼部隊総隊長、犬走木槿、参る!」

 

 なぜ今になって……いや、いい、余計なことを考えるな。いまは目の前の鬼を、喰らうことだけ考えろ。紫殿がここの状況を知り、陽月に届けば……

 

 「無理だな」

 「そうだな、無理だなテメェみたいなワンちゃんじゃ」

 「そうではない、ここは死んでも守り抜く、貴様ら鬼には通させん」

 「は、はは、ははははは、どうせ無理だよこの私にすらその牙は届かないのだから」

 

 大きな赤い角に大太刀、届かない確かに天狗としても弱く、周囲の鬼にすら劣る俺だが、それでも守るものがある!

 

 

Side伊吹

 

 「鬼が何のようだ。しかも乱戦とは」

 「山を明け渡してもらおうと思ってな」

 「断る、妖怪の山・鴉部隊総隊長、射命丸伊吹」

 「……茨木童子相手になりましょう」

 「先行くよ華扇」

 

 茨木童子、鬼の四天王の一人か、勝てるか?いや勝たなければな、帰らなければな、その理由に俺は戦う気がある。

 

 「飯綱丸様すみませんな二人そちらに行きました」

 

 

Side飛天

 

 

 「鬼の総大将……古代妖怪、鬼子母神、」

 「母様、どうやらまだ上がいるみたいだ私にやらせてくれ」

 「いいや萃香私だ」

 「同時に相手取ろう、勝てる戦ではないが儂には貴様らを止める立場にある、」

 

 鬼の四天王二人の足止めか、果たさなければな陽月が来るまでに。

 

 

Side陽月

 

 

 「ちょっと待て!落とされただと!」

 「ええ、すでに山は鬼が管理し始めてるわ」

 「……そうか、鬼の四天王は?」

 「全員負傷してるらしいわ、ごめんなさい深くはわからないわ」

 「…わかった木春、炎夏、秋金、冬水は四天王を相手しろ総大将は古代妖怪だろう俺が行く、」

 

 飛天、伊吹、木槿、待ってろ!

 

 「お父さんのあんな声初めて聞いた」

 「うん、怒ってる」

 「恥をかかぬように確実に仕事をしますよ」

 「春ねぇ」

 

 付いたか、さてと隠れ里はどこだったかな鬼に占拠されても戦えない奴らはそっちにいるはずだから……あった。

 

 「こっちだ!……?!黄華さん!」

 

 飯綱丸の奥さんがいるってことは、

 

 「……そうか、三人は」

 

 隠れ里にはそれぞれが使っていた武器とともに簡易な墓があった。鬼は残る天狗の服従のためにここを探しているらしい。三人をここにつれてくる間にも数十人散っていったらしい。そうか、ちゃんと守ったんだな。飛天、伊吹、木槿後は任されたよ、だからもう少しそこで待っててくれ、ちゃんと供養するそれまでは、そこで待っててくれ、




永遠 「久しぶりにて、こんにちは」
陽月 「そうだな、本当に久しぶりだなストーリーもこのコーナーもそして、今するべきことじゃないな」
永遠 「六章は軻遇突智がメインでしたから、他の物語で慣れてもこの物語の文字数が変わらないことに驚きです」
陽月 「それはそういうふうに最初からなってるからだよ、それとまた一つ増やしやがって」
永遠 「詐欺師の幻想入り、東方欺心録これは結構難しいやつですが個人的に好きなやつなので失踪はしないと思います」
陽月 「どうだか」

二人 「それじゃあ、次回も縁を待ちに!」
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