ハイスクールC×P~駒王の騎士乙女~   作:マルク

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何故か思いついてしまった。没にするのも勿体ないので、とりあえず書いてみました。少しでも楽しんでいただければ幸いです。


清廉なる乙女

私立駒王学園。

 

そこは幼少中高大一貫の進学校で、女子校から共学となって日が浅い為に女子学生の比率が圧倒的に多い。要領がよければ在学中に複数の女子と交際する事も夢ではないだろう。男の理想を詰め込んだような学園である。現在フルマラソン中の男子学生——兵藤一誠もその恩恵にあやかろうとした1人だ。

男子より女子の方が多いという事は、単純計算で一組ずつカップルが成立しても女子が余ってしまう。つまり灰色の青春を送りたくない女子は自然と数少ない男子を取り合う構図になる。時間が経てば経つほど女は焦り、男を求める訳だ。この事実に胸と股間を膨らませない男はいない。これを利用してハーレムを作る事が一誠の夢だ。たとえ出来なかったとしても童貞だけは捨ててみせると学び舎に誓った。

 

だが、現実は厳しい。

 

思春期真っ盛りというのも生やさしい咽返るような性欲を女子は受け入れられず、一誠は汚物の如く扱われてしまう。更に時期が悪かった。同学年に一誠から見ても何処の王子様だよと突っ込みたくなる美男子がいたからだ。しかも容姿だけでなく、成績優秀、性格温厚と非の打ち所がない。自分と比べれば恐竜とミジンコぐらい男としての性能(スペック)に差がある。上級生から下級生にかけて、その男子に夢中だった。

 

勝ち目なんて無い。

 

入学して早々絶望する一誠だが、そんな出来事があったからこそ同じ苦しみを持つ男子達と出会えた。互いに愚痴を言い合い、趣味を共有して無二の心友となれたのだから人生とは不思議だ。

 

「急げ、イッセー! 追いつかれるぞ!!」

 

「おう!」

 

その心友の1人である元浜から檄が飛ぶ。抑えきれない性欲を発散させる為、自分達を煙たがる女子への嫌がらせの為、一誠達はいつの間にか覗き、盗撮の常習犯になっていた。厳重注意されていた上での犯行。今度捕まったらタダでは済まないだろう。

 

「こらー! 待ちなさい、この変態ども!!」

 

後方より聞こえる被害を受けた女子達の怒声に、恐怖心と僅かな達成感を2人は感じていた。しかしそれも終わりを告げる。あらかじめ鍵を開けておいた窓から校内に入った2人は足を止めざるを得なかった。

 

「そこまでだ! 大人しくお縄につくんだな!!」

 

「ま、松田…」

 

そこに待ち構えていたのは互いに心友と認め合った男、松田だった。

 

「バカな! 10個も用意していた逃走ルートの中で、どうしてここだと分かったんだ!?」

 

「フッ、甘いぞ元浜。お前達の思考パターンを考えればルートは絞れる。あとは特定のルートに追い込めばいいだけの話だ」

 

とどのつまり一誠と元浜はその動きを誘導されたわけである。長い付き合いである松田だからこそできる芸当だった。

 

「松田、見逃してくれよ! このままじゃ俺達、退学になっちまう!!」

 

一誠の悲壮な叫びも松田は冷静に対応する。

 

「じゃあやるなよ! イッセー、とにかく落ち着け! 元浜もだぞ。お前達の処分は…」

 

「松田、お務めご苦労。後は私がやろう」

 

『風紀』と書かれた腕章 を付けた1人の女子生徒が現れた。切れ長の瞳を釣り上げ、一房の三つ編みにまとめられた長い金髪を揺らしながら一誠達の間に割って入った。

 

「はっ! ヒルダ先輩、お疲れ様です!」

 

少女に向かって松田が頭を下げる。背筋をピンと伸ばして45度の角度で上体を倒す。社会人のお手本に出しても恥ずかしくない見事なお辞儀だ。

 

「さて…再三注意した上での犯行なのだが、何か言いたい事はあるか? 聞くだけ聞いてやる」

 

「お、俺達は『男の浪漫』を追求しただけだ! それに結局失敗したんだから良いだろ! ノーカンだ、ノーカン!」

 

「貴様達が『男の浪漫』とやらで免罪を訴えるというならば、こちらも『女の浪漫』で断罪しても構わんとみて良いな。女という生き物はな、好きな男にだけその柔肌を見せたいものなんだ。それを穢そうとするお前達の罪は重いぞ」

 

ヒルダと呼ばれた少女は底冷えのする声で元浜の言い訳をバッサリと斬って捨てる。追いついた女子達からもそうだそうだと囃し立てられ、味方の居ない一誠達は恐怖で体を震わせた。

 

「そんな事言っても性欲は三大欲求の一つ! 若い俺達には堪え切れなかったんだ。お願いします、許してください!!」

 

「……因みに三大欲求と言うが、意外とそれを堪能している動物はいないらしい。何故だと思う?」

 

謝罪するどころか正当化しようとする性犯罪者の態度に溜息をつき、ヒルダは言葉を続ける。

 

「野生という過酷な環境下において、欲求に従うほど動物は愚かではない。食べ過ぎれば腹が膨れて動きが鈍るし、寝込みを襲われればひとたまりもない。性行為は最も隙だらけな時間だ。三大欲求に満足に浸っているのは主に人間だ。いや、正確には人間だけが娯楽目的(・・・・)でやっているんだろうな」

 

その場にいる一誠達は絶句する。

もしそれが正しければ、欲求に抗えない自分達は獣以下だ。しかし少女から発せられる怒気に気圧されて反論は出来なかった。

考えれば文明という鎧に守られた人間はあまりにも脆弱で、恵まれた生き物だ。雨風を防ぐ家を作り、稼いだ日銭で食料を手に入れ、避妊できれば未成年ですら軽率に性行為をしようとする。それに比べて野生動物は無駄な事は一切しない。度が過ぎれば自身の死に繋がる事を本能で気づいているのだろう。

 

「そ…それじゃあ、どうやって彼女を作ればいいんですか!? 欲があるからこそ人間は行動に移せるんです。この人とエッチな事したいと思うからこそ、告白したり、付き合うんでしょ。俺達にはそれを考える事すら許されないんですか?」

 

苦し紛れに元浜が声を上げる。あくまで性欲を持つ事の正当性を訴える事で論点をずらそうという狙いだ。

 

「加減しろと言っている。貴様達は喫茶店に誘うノリでホテル行こうぜと言ってるんだ。外堀を埋めるのが面倒だからと本丸を狙い撃ちしてどうする。順序と道徳を守れ。さもないと相手にすらしてくれんぞ」

 

「でも先輩、そんな真っ当なやり方じゃあ木場に勝てません」

 

ヒルダの説教に一誠が堪らず不満を漏らす。

美醜無関係に、全方位の女子から好意を寄せられる男子——それが木場祐斗である。正直言って彼と友人になり、おこぼれを貰うという選択肢もあったがプライドが許さなかった。それに肝心の木場が恋人を作ろうとしないのだ。サッサと恋人を作ってしまえば女子は諦め、他の男に目を向けるだろうに不思議と彼はそうしない。一誠には理解不能な生物である。

 

「勝ち負けに拘ってる限り、既に負けてる気がするんだが…まあいい。私の見立てではあれはアイドルの追っかけみたいなもので、大半は本気じゃないと思うがな」

 

「え、でも告白した女子からは木場を理由に断られましたけど?」

 

「木場を口実にしたら諦めてくれると考えたんじゃないか? 普通に断れば傷つくだろうし、ストーカー化されると後が怖いだろう」

 

女側からの意見を初めて聞いて愕然とする一誠。まさかそこまで嫌われていたとは思わず膝をつく。落ち込む一誠を見兼ねてヒルダが言葉を投げる。

 

「卑怯者と思うかもしれないが、相手の事を気遣ってくれる優しい子じゃないか。その子がくれた思いを無下にしない為にも、女子へ配慮できる男になってみせろ」

 

「…ふぁい」

 

力無く一誠は応える。性格が最悪な女に振られたのではなく、自分を思っての行動だったと考えた方が精神的に救われるからだ。

 

「百歩譲って、貴様達に恋人ができたとしよう。それでも今のままでは決して長続きはしないぞ。犯罪行為をしたという自覚が薄い貴様達は、いつか、必ず、社会に出ても同じ事をやるだろう。さっき元浜が言ったように我慢ができないだろうからな」

 

不正と分かっていても、味を占めれば人は何度でも繰り返す。理性というタガが外れやすくなるからだ。それ故に犯罪行為をした者は社会から厳しく罰せられる。しかし、何故か学園側は一誠達に対して説教だけでとどめている。風の噂では理事長の意向みたいだが真偽の程は分からない。

 

「それに仮に子どもができたとして、自分の学生時代をどう話すんだ。覗きや盗撮をして沢山女の子を泣かせてきたけど、パパは一度も逮捕されなかったぞとでも言うつもりか? それを悲しいとは、申し訳ないとは思わないのか?」

 

ヒルダの言葉に一誠達はハッとする。

奇跡的に家族ができたとして、今の自分は彼らに対して誇れる人間だろうかと。

今まで心のどこかで諦めてはいなかったか、どうせ恋人ができないならいっそと自棄になってはいなかったかと。

 

「あと気になってる点がもう一つ。ひょっとして貴様達……童貞というものを悪いもの(・・・・)と考えてはいないか?」

 

まさかの発言に一誠と元浜は戸惑いながらも首肯する。童貞など不名誉の称号でしかなかったからだ。男女問わず、脱童貞できた者は称賛され、持ち続ける者は蔑まれる。もはやこれは特級呪物と言ってもいい。

 

「生まれた時は誰しもが童貞、処女だぞ。人間とは生まれながらにして『悪』なのか? 違うだろ。この広い世界で、全く違う人生を歩んできた男女が出会い、共に生きていきたいと思うまでになった。その奇跡を祝福する為に『結婚』という制度はあるんだ。性行為などオマケにすぎない」

 

しかしヒルダは否定する。

あくまで男女が結ばれた事を祝う基準でしかなく、未経験である事に罪など無い。それを貶す者こそ、本質を理解していない真に哀れな人間なのだと。

 

「女子に告白する前に、己の童貞に誇りを持て。童貞を捨てるのではなく、捧げる(・・・)んだ。貴様達が要らないものは向こうはもっと要らないと思え」

 

捨てる——それは女子の体をゴミ箱扱いしているともいえる。恋人という最も大切な人になるかもしれない相手に対してだ。そんな無礼者に靡く女が世の中にどれだけいるだろうか。

 

「で、では先輩! もし先輩が誰かから童貞を捧げますとか言われたらどうするんですか?」

 

「……私のもう一つの顔を知ってるだろ? これでも修道女(シスター)だぞ。プライド持ってやってるんだぞ。神に仕える身で応じる筈がないだろ」

 

「それは卑怯ですよ! じゃあ先輩は高みの見物って事じゃあないですか! 部外者だから好き勝手言え…ハグッ!?」

 

「聖職者が貞潔で何が悪い? 言ってみろ。他人が新たな門出を迎える中、特等席で見送って、さらにその未来に幸あれと祈るんだぞ。何が悪い? 言ってみろ」

 

元浜の意見は『悪鬼滅殺』と書かれたハリセン(お仕置き用)で中断させられる。ただ顎下を軽く持ち上げられただけなのに、元浜は刀剣を突きつけられたように感じていた。

 

絶対絶命の危機に誰もが怯える中、生徒会役員の匙元士郎が慌てたようにやって来た。

 

「ヒルダ先輩! 会長がお呼びです! 至急、生徒会室までお越しください!!」

 

「…分かった、すぐに向かう。元浜、兵藤の両名は放課後、生徒指導室まで出頭する事。松田、すまないが後は任せる」

 

「はいっ! お任せください!!」

 

匙の言葉にヒルダはハリセンを引き、踵を返してその場を後にした。残された兵藤と元浜は腰が抜けたようにへたり込む。そんな2人に女子生徒を撤収させた松田が視線を合わせて話しかけてきた。

 

「さっきのはヒヤヒヤしたぞ。お前ら命知らずかよ」

 

「うっせー、裏切り者。男の友情より女を取りやがって…」

 

「なぁ、松田。今からでも考え直せよ。どう見ても無謀だぞ?」

 

女が3人揃えば姦しいというが、男にも当て嵌まるらしい。数分前の殺伐とした空気とは打って変わって、急に場の空気が明るくなった。

 

「…だって、あの人ぐらいじゃん。俺達を納得させようとしてくれるの。親父達も先生も、大人は頭ごなしにいけない事だからやめろの一点張りで、子どもの気持ちなんてガン無視だろ。俺は思ったよ。みんな自分の都合しか気にしてないんだなってさ」

 

松田の話に一誠達は心の中で同意する。覗きは悪い事だなんて言われなくても分かっている。分かった上で実行しているのだ。だから大人の言葉も何を今さらとしか考えられず、心に響く事はなかった。

 

「だけど先輩は違ったんだ。あの人って俺達の将来とか考えた上で話してくれるだろ。内容も説得力あるし、分かりやすいし、面白いし…」

 

頬を赤く染めながら語る松田の様子に一誠達は茫然とする。

 

「こんな俺にこれだけ労力を使ってくれるんだって考えたらちょっと嬉しくってさ。そんで急に自分が恥ずかしくなった。せめてあの人が頑張って良かったって思ってほしい。そう思ってくれるような男に、俺はなりたいんだ」

 

共に教師陣に叱られ、女子に追い回されていた問題児が今ではすっかり1人の女性に骨抜きにされていた。

 

「でも、できればワンチャンって思ってるんだろ?」

 

「ば、バカ言ってんじゃねー! この気持ちはプラトニックだ! 男、松田! そんな破廉恥な思いは断じてない!!」

 

茶化す元浜の発言を松田は顔を真っ赤にして否定する。それが怒りからなのか羞恥からなのか、2人には判別ができなかった。

 

「じゃあなイッセー、元浜。モテたいっていうお前達を否定はしないけど、一度誰かを本気で好きになってみろよ。人生変わるぜ」

 

手を上げて離れていく松田の背を一誠達は呼び止める事は出来なかった。

 

「あいつ…変わっちまったな…」

 

「なぁ、俺達…このままでいいのかな?」

 

「諦めるな、イッセー! 松田みたいに変わる必要なんて無い! いつか必ずありのままの俺達だからこそいい、そう言ってくれる女子が現れる筈だ!」

 

「でも、そうやって1年過ごしてきてどうだったよ? 嫌われるだけで何もなかったぜ?」

 

心に生じた虚無感。それを埋めようと一誠と元浜は肩を抱き合い、さめざめと涙を流すのであった。

 

 

 

「みんな頑張ってるなぁ…」

 

生徒会室を出てすぐの窓からは校庭を眺める事ができる。部活動に励む学生達の姿を眺めるヒルダの口からポツリと言葉が漏れる。

 

自分はどうだろう。

 

自分は何を成しただろう。

 

ヒルダはいわゆる転生者だ。

前世で自分がどのような人生を歩んでいたかは朧げながらに覚えている。あまり幸福とは言い難いものだった。だからこそ転生できると神に言われた時は喜んだものだ。転生先を告げられたら一気に気落ちしたが。

 

前世の男性としての視点を上手く活用し、一誠達の行動を先読みして女子生徒を守ってきた。しかしそんな奮闘も空しく、守り切れなかった女子はいた。そして彼女達の心に深い傷を残してしまった。

 

非才な我が身が怨めしい。

 

「おやおや、若者が何を黄昏れているんです。まだそんな年齢ではないでしょう?」

 

夕陽が差し込む廊下の奥から漆黒の背広を纏った長身痩躯の男がヒルダに話しかけてきた。

 

「別に、自分の立場を振り返っているだけです」

 

男は蠱惑的な笑みを浮かべながら少女の傍らに立つ。

 

「ふむ、テニス部ですか。そう言えば今年は凄い1年生が入ったと話題でしたね。全国も夢じゃないと顧問の先生が張り切っていましたよ」

 

「あの年齢でツイストサーブを打ったり、片足のスプリットステップを使いこなしていれば、そうもなるでしょうね」

 

ヒルダの冷たい反応とは対照的に、男は愉快そうに笑う。

 

「悪い事じゃないでしょう? 彼は活躍できて喜ぶ。学園はその功績で喜ぶ。事情を知る者がそれを語らない限り、皆が笑顔でいられるのだから」

 

男の語る理屈を否定できないヒルダは眉を顰める。

 

「そう仰るならば去年、風紀委員(わたしたち)に協力してくれても良かったのでは? 先生の御力があれば、被害者を0 (ゼロ)にする事だって…」

 

「どんな物事も『完璧』というものはありえません。完璧ならば必ずそれを不審に思う輩が現れます。それは貴方にとってあまり好ましくないのではありませんか?」

 

男の理屈は理解できる。

もし初めからヒルダが一誠達の一挙手一投足を読み切っていれば、何らかの裏工作を疑われていただろう。

 

(やはりこの人は苦手だ…)

 

数多の転生者の中で誰よりも早く接触してきた男。

それ故にヒルダも積極的に話しかけていたが、男の本質を理解し始めてからは避けるようになってしまった。

 

「ですから、そんなに自分を責めないでください。『外野組』からすれば、あの程度の被害で抑えた貴方に驚いていましたよ。完璧を目指すのは良いですが、先生としてはいつか折れてしまわないか心配です」

 

慰めの言葉をかけられても体を弄られているようで不快でしかない。不承不承としたヒルダの反応に対し、全く笑みを崩さないところにも不気味さを感じてしまう。

 

「それではツーベルクさん。私も(・・)会長に呼ばれているので、これで失礼します」

 

「ご忠告ありがとうございます。ミカエリス先生も、どうかご自愛ください」

 

ヒルダは軽く一礼すると足早にその場から離れるのだった。




ヒルダ・ツーベルク

転生者その1にして本作の主人公。転生時の願いは『強い心が欲しい』。与えられた特典はSAOのアリスの体。

ハイスクールD×Dには委員長気質のキャラっていないなぁと思って作りました。

委員長→真面目→女騎士と連想した次第です。あとはまぁ好きなキャラで群像劇をやりたいなって思いました。


追記>
誤字報告ありがとうございます。修正完了しました。
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