エロは特にありません。エ駄死!
アロナ「Zzz」
プラナ「……」
アロナ「ふへへ…いちごミルク…」
プラナ「…暇です」
アロナ「Zzz…」
プラナ「アロナ先輩」ユサユサ
アロナ「うーん…ふへ…?」
プラナ「起きてください」
アロナ「んあ?どうかしたんですかプラナちゃん」
プラナ「暇です」
アロナ「ふへ…んー…ふぁ…たしかに…先生もなかなか来ませんねぇ」
プラナ「なにか暇つぶし、しましょう」
アロナ「んー…ふぁぁ…じゃあなんか遊びますか…?」
プラナ「先生の秘密ファイルを覗きましょう」
アロナ「ん…んん!?」
プラナ「実はこんなファイルが記録領域に」
アロナ「あー…それ見つけちゃいましたか」
プラナ「アロナ先輩、知ってたんですか?」
アロナ「はい、私も前に見つけて先生に聞いたら…」
プラナ「聞いたら?」
アロナ「勝手に開けたらおやつ一週間抜きだと言われました…」
プラナ「な、なんて恐ろしい…」
アロナ「はい…だからそのファイルは…」
プラナ「じゃあ開けてみましょう」
アロナ「なんでそうなるんですか!?」
プラナ「アロナ先輩は気にならないのですか?」
アロナ「そりゃ…気にはなりますよ?」
プラナ「きっとここには…えっちなデータが入っていると思います」
アロナ「えっちな…データ!?」
プラナ「はい。先生も男性です。きっとそういうものを集めて過酷しているはずです」
アロナ「過酷って何です?」
プラナ「……」
アロナ「……」
プラナ「とにかく開けてみましょう」
アロナ「あ、はい」
───
──
─
アロナ「うーん…これは」
プラナ「すごいセキュリティですね…」
アロナ「攻性防壁に防壁迷路が張り巡らされています…この防壁の作り方は…ミレニアム製でしょうか?」
プラナ「肯定。ヴェリタスに頼んだのかもしれません」
アロナ「ここまでされると俄然気になりますね」
プラナ「解析中…アロナ先輩、枝がつかないようにしてください」
アロナ「任せてください!」
プラナ「…解析完了」
アロナ「ふふーん、
プラナ「さて…気になる中身は…」
アロナ「これは…動画ですね」
プラナ「きっとえっちな動画です」
アロナ「ごくり…」
プラナ「さっそく…再生してみましょう」
アロナ「は、はい…」
『これで…よしかな?』
アロナ「…あれ?」
プラナ「これは…先生…?」
『こんにちは、アロナ、プラナ』
『もし2人がこの動画を観てるなら、きっと私はこの世にいないんだろうね』
『こんな形になってごめん。でも…2人にはちゃんと言葉を伝えたくて』
『アロナ、私が初めてキヴォトスに来たときから支えてくれて…ありがとうね。アロナがいたから私はやってこれたよ』
『プラナ、私を先生と呼んでくれて嬉しかった。アロナと仲良くしてくれたときはとても安心した。でも…またいなくなっちゃって…ごめん』
『あはは…いろいろ言いたかったはずなのに…こうして動画にすると言葉が出てこないものだね』
『うん…そうだね…ふたりとも…これまでありがとう。シッテムの箱がどうなるかは私は分からないけど…私の後を継いだ人の力になってあげてね』
『じゃあ…これくらいで…』
プツン
アロナ「……」
プラナ「……」
先生「やっほーふたりとも…ってあれ?」
先生「なにか観てたのかな?先生にも…」
アロナ「ぜ、ぜんぜえぇぇぇぇ」
先生「アロナ!?」
プラナ「ぐすっ…うぇっ…うぇぇぇん」
先生「プラナまで!?」
アロナ「せ、先生ぇぇ」
先生「ど、どうしちゃったのふたりとも!?」
アロナ「しな、しなないでぐだざいぃぃ」
先生「なんで!?」
───
──
─
先生「あー…観ちゃったのか…」
アロナ「ぐすん…」
プラナ「ごめん…ぐすっ…なさい…」
先生「いやまあ…うん…勝手に観たのは…だめだよ?」
アロナ「おやついらないから…先生…いなくならないでください…」
先生「大丈夫…大丈夫だからね」
プラナ「なんで…あんなもの…」
アロナ「も、もしかして不治の病とかですか!?」
先生「違うよ…ただ…私はキヴォトスでは…何かあれば簡単に死んじゃうからさ…」
プラナ「ぐすっ…」
先生「あー!ごめんごめん!」ナデナデ
アロナ「……」
先生「アロナもごめんね」ナデナデ
アロナ「先生は…」
先生「うん?」
アロナ「先生は私達が…絶対にお護りしますから…」
プラナ「はい…もう先生を…あんなことには…」
先生「うん…ありがとうね。アロナ、プラナ」
2人が安心して寝付くまでそばにいた。
泣きつかれたのか2人はすぐに眠ってしまった。
先生「本物の過酷ファイルを隠すためのダミーだったけど…悪いことしちゃったな…」
チヒロからセキュリティが突破されたという報告もない。
やっぱり2人がアクセスできる範囲…シャーレの中の電子機器には過酷ファイルは置けないようだ。
先生「これでまあ…2人が勝手に開くことはなくなったでしょ…」
子供の目の届くところにそういうのを置かないのは、大人のたしなみである。
おわり